カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ

コンピューター保護のリモート管理

このセクションでは、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールを使用した、お客様の組織のコンピューターの保護の遠隔管理について説明します。

このセクションの内容

コンピューター保護のリモート管理について

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントについて

コンピューターをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールに接続する

ファイルサーバーにリモートアクセスする際のパスワード強度の検証を設定する方法

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コンピューター保護のリモート管理について

組織のコンピューターにカスペルスキー スモール オフィス セキュリティがインストールされている場合、そのコンピューターの保護をリモートで管理できます。コンピューターの保護は、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールから遠隔管理することができます。

コンピューターの遠隔管理の設定の一連の流れについては、次のとおりです:

  1. カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールから管理者アカウントを登録する。
  2. カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのWebサイトからカスペルスキー スモール オフィス セキュリティのライセンスを登録する。
  3. 管理者アカウントで、保護を遠隔管理するデバイスをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのWebサイトに接続する。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのWebサイトでは、組織のコンピューターのセキュリティに不可欠な次のタスクが実行できます:

  • コンピューターのセキュリティ上の問題を表示し、リモートで解決
  • ウイルスなどの脅威についてコンピューターをスキャン
  • 定義データベースと機能のアップデート
  • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの各コンポーネントの設定

コンピューターのスキャンをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールから開始した場合、検知したオブジェクトは、お客様に操作していただくことなく、自動で処理されます。ウイルスなどの脅威が検知された場合、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは、コンピューターを再起動せずに駆除を試みます。コンピューターを再起動しなければ駆除できない場合、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールにあるセキュリティの問題のリストに、駆除を実行するためにコンピューターを再起動する必要があるというメッセージが表示されます。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールの検知されたオブジェクトのリストに、11 個以上のオブジェクトがある場合、オブジェクトはグループに分類されます。この場合、検知されたオブジェクトはグループごとにしか処理できず、個々のオブジェクトを確認することはできません。個々のオブジェクトを表示するには、コンピューターにインストールされた本製品のインターフェイスを使用してください。

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カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントについて

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールにログインして管理コンソールと特定のカスペルスキー製品を使用するには、アカウントが必要です。

アカウントをお持ちでない場合は、Webサイトまたは管理コンソールセクションでアカウントを作成できます。

アカウントを作成する際は、有効なメールアドレスの指定とパスワードの設定が必要です。パスワードは8文字以上で、数字、大文字、小文字をそれぞれ少なくとも1つずつ含める必要があります。空白スペースは使用できません。

パスワードが弱すぎるか単純すぎる場合、アカウントは作成されません。

アカウントの作成後、アカウントを有効化するための(本登録を完了するための)リンクが記載されたメールが届きます。

メールのリンクからマイ カスペルスキーアカウントを有効化してください(本登録を完了してください)。

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コンピューターをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールに接続する

コンピューターをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールに接続するには:

  1. 保護を管理するコンピューターに、コンピューターをカスペルスキー スモール オフィス セキュリティをインストールします。
  2. メインウィンドウを表示します。
  3. 管理コンソール]をクリックします。
  4. 管理コンソール]ウィンドウで[管理コンソールに接続]をクリックします。
  5. パスワードによる保護]ウィンドウで、管理者のパスワードを入力します。このステップは、アプリケーション管理へのアクセス保護が有効の場合に表示されます。
  6. カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールに接続]ウィンドウで、次のいずれかの操作を選択します:
    • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティですでに管理者アカウントを登録済みの場合、メールアドレスとパスワードを入力してカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールにログインします。
    • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールでアカウントをまだ登録していない場合は、[アカウント登録]をクリックして開く[管理者アカウント作成]ウィンドウで、登録手順を完了してください。

既定のブラウザーに、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールの[端末]セクションが表示されます。これで、このコンピューターの保護が、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールから遠隔で管理できるようになります。

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ファイルサーバーにリモートアクセスする際のパスワード強度の検証を設定する方法

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは、ファイルサーバーへのリモートアクセスに使用されているWindowsアカウントのパスワード強度を検証します。

パスワード強度の検証には、次の基準が使用されます。

  • 前回パスワードが変更された日時
  • パスワードに含めなければならない最低限の文字数

パスワード強度の検証を設定するには次の操作をします。

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. 詳細]セクションで[クラウド保護と管理ツール]を選択します。

    クラウド保護と管理ツールの設定]ウィンドウが表示されます。

  4. Windowsのパスワード強度の確認]セクションで、次の操作を行います:
    • 次の期間以上変更されていないパスワードについて警告する]をオンにして、期限が終了するパスワードについて通知されるまでの期間を選択します。
    • 次の期間ごとにパスワードの変更を促す]ドロップダウンリストで、パスワードを変更するように通知されるまでの期間を指定できます。
    • そのデバイス用にWindowsポリシーで設定された最低限のパスワードの長さを検証する場合は、[次の文字数に満たない長さのパスワードがWindowsの設定で許可されている場合に警告する]をオンにします。 Windowsポリシーによるパスワードの長さがこの画面で設定された値よりも短い場合、Windowsポリシーの最低限のパスワードの長さよりもパスワードを長くするよう通知が表示されます。
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