本アプリケーションの旧バージョンからのアップグレード
Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent(5.2.1 アップデート版)へのアップグレード
次のバージョンの製品を、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent(5.2.1 アップデート版)にアップグレードできます:
- Kaspersky Security for Virtualization 5.1 Light Agent。
- Kaspersky Security for Virtualization 5.1.1 Light Agent (以降、「Kaspersky Security アップデート 5.1.1」とも表記)。
- Kaspersky Security for Virtualization 5.1.2 Light Agent (以降、「Kaspersky Security アップデート 5.1.2」とも表記)。
- Kaspersky Security for Virtualization 5.1.3 Light Agent (以降、「Kaspersky Security アップデート 5.1.3」とも表記)。
以前のバージョンの Kaspersky Security からバージョン 5.2 へのアップグレードは提供されていません。
製品のアップデート開始する前に、次を実行します:
- 製品のインストールに必要なファイルを準備します:
- カスペルスキーの Web サイトから、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを実行するために必要なファイルをダウンロードします。
- Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、カスペルスキーの Web サイトから SVM イメージファイルと SVM イメージ記述ファイルをダウンロードします。
- 自動的に作成されるインストールパッケージを Light Agent のインストールに使用しない場合は、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、Light Agent for Windows と Light Agent for Linux のインストールに必要なファイルを解凍します。
- Web インターフェイスを Kaspersky Security Center との対話に使用するには、Web プラグインのインストールに必要なアーカイブをカスペルスキーの Web サイトからダウンロードします。Web プラグインのインストールに必要なファイルは、Web コンソールでもダウンロードできます。
- サポートされている Kaspersky Security Center のバージョンがインストールされていることを確認するか、Kaspersky Security Center をサポートされているバージョンにアップグレードしてください。
Kaspersky Security Center のアップデート手順については、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
- トラフィックの監視に使用されるネットワーク機器またはソフトウェアの設定で、製品の動作に必要なポートが開いていることを確認してください。
- 本製品のインストールと動作で必要なアカウントの設定を指定済みであることを確認します。
- 仮想インフラストラクチャによっては、追加の準備手順が済んでいることを確認してください。
本製品のアップデートは、次の手順で実行します:
- Kaspersky Security 管理 MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールをアップデートします。
MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールのインストール後、リポジトリへのアップデートのダウンロードタスクを Kaspersky Security Center 管理コンソールで実行して、タスクが正常に終了することを確認してください。詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
- Web インターフェイスを Kaspersky Security Center との対話に使用するには、Kaspersky Security Web プラグインをインストールします。
アップデートは、Web コンソールを使用して新しいバージョンの Web プラグインをインストールすることで実行されます。前のバージョンの Web プラグインは、新しいバージョンの Web プラグインのインストール後も引き続き動作します。これらの旧バージョンの管理プラグインを使用して、旧バージョンの SVM と Light Agent を管理できます。
すべての製品コンポーネントがアップデートされたら、前のバージョンの Web プラグインをアンインストールできます。Web プラグインは、Web コンソールのインストールされたプラグインリスト([コンソールの設定]→[Web プラグイン])で削除できます。
- Protection Server をアップグレードします。
- 保護対象仮想マシンで Light Agent for Windows をアップグレードします。
- 新しいバージョンの Light Agent for Linux をインストールします。それには、次の操作を実行する必要があります:
- Kaspersky Security Center で旧バージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクを、新しいバージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクに変換します。Kaspersky Security 5.1(5.1.1、5.1.2、5.1.3 を含む)で設定されたポリシーやタスクは、アップデート後の製品バージョンと互換性がありません。
Light Agent は、Light Agent のバージョンと互換性のあるバージョンの Protection Server がインストールされた SVM にのみ接続できます。Light Agent と Protection Server が Kaspersky Security の単一のバージョンに属する場合に、両者は互換性があります。
Kaspersky Security 5.2.1 アップデートのインストール
Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent がアップデートされていない場合、Kaspersky Security 5.2.1 アップデートをインストールできます。
アップデート 5.2.1 では、TIONIX Cloud Platform、OpenStack Platform、ALT Virtualization Server Platform、または Astra Linux プラットフォームで管理される仮想インフラストラクチャに、アプリケーションの標準ツールを使用して、Kaspersky Security のコンポーネントをインストール、削除、または設定できます。
5.2.1 アップデートのインストールでは、新しいバージョンの Integration Server と Integration Server コンソールをインストールする必要があります。インストールは、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードまたはコマンドラインを使用して実行できます。このインストールプロセスでは、Integration Server と Integration Server コンソールのみがアップデートされます。管理プラグインをアップデートする必要はありません。
Kaspersky Security のバージョンを 5.2.1 へアップグレードする時、Light Agent と Protection Server コンポーネントをアップデートする必要はありません。
5.2.1 アップデートのインストール後も、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent で設定していたポリシーとタスクを引き続き使用できます。ポリシーとタスクの変換は不要です。