目次
Kaspersky Security Center からの本製品の管理の概要
Kaspersky Security Center は、Kaspersky Security をリモートで管理できます。Kaspersky Security Center を使用して次のことができます:
- 仮想インフラストラクチャに本製品をインストールする
- 保護対象仮想マシンで Kaspersky Security を起動、停止する
- 本製品の一元管理を実行する:
- 仮想マシンのセキュリティを管理する
- 製品タスクを管理する
- 本製品のライセンスを管理する
- 定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートする
- 実行時イベントに関するレポートを作成する
- 仮想インフラストラクチャから本製品を削除する
次の管理コンソールを使用して、Kaspersky Security を Kaspersky Security Center で管理できます:
- Kaspersky Security Center 管理コンソール(以降、「管理コンソール」とも表記):Microsoft 管理コンソール(MMC)スナップインです。管理者のワークステーションにインストールされ、管理サーバーのユーザーインターフェイスとネットワークエージェントの管理サービスが使用可能になります。
- Kaspersky Security Center Web コンソール(以降、「Web コンソール」とも表記):Kasperskyアプリケーションで構成される保護システムを管理する Web インターフェイスです。Kaspersky Security Center Web コンソールは、管理サーバーへアクセス可能な任意のデバイスからブラウザーを使用して操作できます。
使用可能な製品機能は、使用するコンソールの種別ごとに異なる場合があります。
Kaspersky Security Center で使用する 本製品の機能は、管理コンソールでの操作時にすべて使用可能であるため、このヘルプでは管理コンソールを使用した Kaspersky Security の諸機能の使用方法について説明します。Kaspersky Security Center Web コンソールを使用した本製品の操作は、「Kaspersky Security Center Web コンソールを使用した本製品の管理」セクションで説明しています。Web コンソールのインターフェイスに関する詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
Kaspersky Security Center による本製品の管理には、ポリシーとタスクが使用されます。これは、管理コンソールと Web コンソールで共通です。
- 「ポリシー」は、仮想マシンの保護設定、および Light Agent と Protection Server の動作設定を定義します。
- 「タスク」は製品のアクティベート、仮想マシンのスキャン、定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートなどの機能を実装します。
ポリシーとタスクを使用して、管理グループ内のすべての保護対象仮想マシンまたは SVM に Kaspersky Security の同一のパラメータ値を設定できます。
ポリシーとタスクに関する詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
Kaspersky Security 管理 プラグイン
Kaspersky Security Center から本製品のコンポーネントを管理するには、次の管理プラグインを使用します:
- Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows
- Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux
- Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent – Protection Server
Kaspersky Security 配布キットには、次の種別のプラグインが含まれています:
- Kaspersky Security 管理 MMC プラグイン(MMC ベースの管理コンソール用。以降、「MMC プラグイン」とも表記)。これらのプラグインを使用すると、Kaspersky Security を Kaspersky Security Center 管理コンソールで管理するためのインターフェイスを使用できます。
- Kaspersky Security 管理 Web プラグイン (以降、「Web プラグイン」とも表記)。これらのプラグインを使用すると、Kaspersky Security を Kaspersky Security Center Web コンソールで管理するためのインターフェイスを使用できます。
Kaspersky Security Center 管理コンソールを Kaspersky Security の管理に使用するには、Kaspersky Security Center 管理コンソールがインストールされたデバイスに、MMC プラグインをインストールをインストールする必要があります。Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、MMC プラグインをインストールします。ウィザードの実行に必要なファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードできます。
Web コンソールを Kaspersky Security の管理に使用する場合、Web コンソールを使用して、 Web プラグインをインストールします。
ブラウザーを使用した Web コンソールへのアクセスが可能なすべての管理者が、Web プラグインを使用して Kaspersky Security を管理できます。
ページのトップに戻る本製品で使用可能な機能リスト(管理コンソール、Web コンソール)
Kaspersky Security で使用可能な機能は、管理コンソールと Web コンソールで異なる場合があります(下の表を参照)。
本製品の機能リスト(管理コンソール、Web コンソール)
機能 |
管理コンソール |
Web コンソール |
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全般的な機能 |
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Integration Server コンソールの起動と、起動後のコンソールで使用可能な機能 |
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自動的に作成された Integration Server の管理者アカウント(admin)に許可された接続のみ |
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Light Agent for Windows と Light Agent for Linux のリモートインストール |
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インストールパッケージは事前に準備したアーカイブからのみ作成可能 |
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手動でのみ、除外リストと信頼するアプリケーションのエクスポートとインポートが可能 |
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アプリケーション権限コントロールのためのアプリケーションコントロールルールとファイアウォールのためのアプリケーションまたはアプリケーショングループのネットワークルールの設定 |
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SVM のステータス監視の設定 |
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アプリケーション権限コントロールの設定中の、保護対象リソースリストのアップデート |
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本製品のプロパティウィンドウの[アプリケーション設定]タブにあるセクションの表示 |
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システム変更監視イベントと仮想マシンのシステム変更ステータスのセクションのみ |
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製品コンポーネント |
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ルールは、手動でのみインポート、エクスポート可能です。また、テンプレートからのルールも手動でのみインポート可能です。 |
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タスク |
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