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バックアップからのファイルの復元
Kaspersky Security for Windows Server では、発生する可能性がある危険から保護対象デバイスを保護するために、ファイルは暗号化された形式でバックアップフォルダーに保存されます。
すべてのファイルをバックアップから復元できます。
次の場合に、ファイルの復元が必要となる可能性があります。
ファイルの復元時に、復元したファイルの保管場所を選択できます。選択できるのは、元の場所(既定)、保護対象デバイスの復元したオブジェクト用の特別なフォルダー、アプリケーションコンソールがインストールされている保護対象デバイスやネットワーク上のその他のデバイスのカスタムフォルダーです。
保護対象デバイスで復元されたオブジェクトを保管するためのフォルダーを指定できます。このスキャン対象のオブジェクト用に、特別なセキュリティ設定を設定できます。このフォルダーへのパスは、バックアップ設定 で指定します。
既定では、Kaspersky Security for Windows Server でファイルを復元する時に、バックアップにそのファイルのコピーが作成されます。ファイルの復元後に、ファイルのコピーをバックアップから削除できます。
バックアップからのファイルを復元するには:
アプリケーションコンソールツリーで、[保管領域 ]フォルダーを展開します。 [バックアップ ]サブフォルダーを選択します。 [バックアップ ]フォルダーの結果ペインで、次のいずれかの操作を実行します:1 つのオブジェクトを復元するには、復元するオブジェクトのコンテキストメニューから[復元 ]を選択します。 複数のオブジェクトを復元するには、Ctrl キーか Shift キーを使用して復元するオブジェクトを選択し、選択したオブジェクトの 1 つを右クリックして、コンテキストメニューから[復元 ]を選択します。 [オブジェクトを復元 ]ウィンドウが開きます。
[オブジェクトを復元 ]ウィンドウで、選択したオブジェクトごとに、復元するオブジェクトの保存先のフォルダーを指定します。オブジェクトの名前は、ウィンドウ上部の[オブジェクト ]に表示されます。複数のオブジェクトを選択した場合は、選択したオブジェクトのリストの最初のオブジェクトの名前が表示されます。
次のいずれかの処理を実行します:オブジェクトを元の場所に復元するには、[元のフォルダーに復元 ]を選択します。 この設定で復元したオブジェクトの場所として指定したフォルダーにオブジェクトを復元するには、[既定の復元用フォルダーに復元 ]を選択します。 アプリケーションコンソールがインストールされている保護対象デバイスの別のフォルダーや共有フォルダーにオブジェクトを保存するには、[ローカルコンピューターのフォルダーに復元 ]を選択して目的のフォルダーを選択するか、そのフォルダーのパスを指定します。 ファイルの復元後にファイルのコピーをバックアップフォルダーに保存するには、[復元後にオブジェクトを保管領域から削除する ]をオフにします(既定では、このチェックボックスはオフです)。 指定した復元条件を残りの選択したオブジェクトに適用するには、[選択したすべてのオブジェクトに適用する ]をオンにします。選択したすべてのオブジェクトが復元され、指定された場所に保存されます。[元のフォルダーに復元 ]を選択した場合、各オブジェクトは前の場所に保存されます。[既定の復元用フォルダーに復元 ]または[ローカルコンピューターのフォルダーに復元 ]を選択した場合、すべてのオブジェクトは指定したフォルダーに保存されます。
[OK ]をクリックします。選択した最初のオブジェクトの復元が開始されます。
指定した場所に同じ名前のオブジェクトが既に存在する場合は、[同じ名前のオブジェクトあり ]ウィンドウが開きます。次の Kaspersky Security for Windows Server 処理のいずれかを選択します:既存のオブジェクトを復元されたオブジェクトに置き換えるには、[置換 ]を選択します。 復元したオブジェクトを別の名前で保存するには、[名前の変更 ]を選択します。入力フィールドに、復元された新しいオブジェクトのファイル名と完全パスを入力します。 オブジェクトのファイル名に接尾語を追加して名前を変更するには、[接尾語を追加して名前を変更 ]を選択します。入力フィールドに接尾語を入力します。 復元するオブジェクトを複数選択した場合は、[選択したすべてのオブジェクトに適用する ]をオンにして、選択した処理([置換 ]または[名前の変更 ])を選択したオブジェクトの残りに適用します。[名前の変更 ]を選択した場合、[選択したすべてのオブジェクトに適用する ]は使用できません。 [OK ]をクリックします。 オブジェクトが復元されます。復元操作に関する情報がシステム監査ログに記録されます。
[オブジェクトを復元 ]ウィンドウで[選択したすべてのオブジェクトに適用する ]を選択しなかった場合は、[オブジェクトを復元 ]ウィンドウがもう一度開きます。このウィンドウで、選択した次のオブジェクトの保存場所を指定できます(この処理の手順 4 を参照してください)。
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