カスペルスキー製品による誤検知はなぜ発生しますか?誤検知が疑われる場合はどうすればよいですか?
更新日: 2022年09月12日
Article ID: 1870
誤検知とは、カスペルスキー製品が悪意のあるコードを含まないファイル または Web サイトを誤って検知したことを指します。
アンチウイルスベンダー各社は、誤検知の発生を低く抑えてはいるものの、残念ながら完全にゼロとするには至っていません。カスペルスキーは製品テストを行う内部システムを改良し、誤検知の割合を低く抑えるよう努力しています。しかし、刻々と発生する新たな脅威へ迅速に対応する必要があるため、誤検知を完全に回避することは不可能と言えます。
カスペルスキーは、定義データベース (脅威のシグネチャ) を 1 時間ごとに更新することで、新しい脅威に迅速に対応しています。
このアプローチの代替手段として、新しい脅威に対する反応速度を下げる方法があります。しかし、ユーザーの皆様に必要な更新を配信したときにはすでにマルウェアがコンピューターに浸透し、被害 (銀行口座やクレジットカードの情報が盗まれるなど) をもたらしている状態となる可能性があり得るため、そのような対応に問題がないとは言えません。カスペルスキーは、保護の信頼性の向上と誤検知を減らす取り組みをこれからも継続していきます。
誤検知が疑われる場合
- OpenTip にアクセスし、対象のファイル または Web サイトを確認します。脅威が含まれているかを確認できます。
- 確認結果に同意できない場合は、カスペルスキーのスペシャリストにオブジェクトを送信して更なる分析を依頼します。依頼するには、分析結果が掲載されているページでページで [ Submit to reanalyze ] をクリックします。
- 必要に応じてカスペルスキーからご連絡を差し上げます。次の画面が表示されたら、メールアドレスを入力して [ Send ] をクリックします。
ファイルをアップロードできない場合は、別のブラウザを使用するか、シークレットモードで OpenTip を開いてください。