トレースファイルの作成

2024年2月6日

ID 59664

カスペルスキーのカスタマーサービスにお問い合わせいただいた場合、カスペルスキー(アプリケーション)の動作に関する情報を含むレポートを作成し、そのレポートをカスペルスキーへ送信することをお客様にお願いすることがあります。また、トレースファイルの作成をお願いする場合があります。トレースファイルを使用すると、本製品が行った各コマンドを順を追って詳細に確認し、エラーがいつ発生したのかを確認できます。

追跡は、アプリケーション活動の詳細情報を記録する効果的な手段です。カスタマーサービスでは、問題の解決にトレースファイルを使用します。

トレースファイルの作成

重要:トレースは、カスタマーサービスから指示された場合にのみオンにしてください。

トレースファイルは、ハードディスクの容量を大量に使用することがあります。トレースファイルが不要になった場合は、トレースをオフにしてください。

トレースをオフにする

トレースファイルは、お使いの端末内の次のローカルフォルダに保管されます:~/Library/Logs/Kaspersky Lab/ and /Library/Logs/Kaspersky Lab/

トレースファイルには、次の情報が保存されます。

  • 端末およびオペレーティングシステムに関する情報(一意の端末識別子、端末の種別、ネットワーク機器のMACアドレス、オペレーティングシステムの種別、オペレーティングシステムのバージョン)
  • 本製品およびそのモジュールの動作に関する情報
  • 定期購入に関する情報(定期購入の種別、地域)
  • 言語ロケールに関する情報、製品の識別子、製品のカスタマイゼーション、製品のバージョン、一意な製品インストール識別子、一意な端末の識別子
  • マルウェア対策による端末の保護の状態、処理または検知されたすべてのオブジェクトおよびその対処(検知されたオブジェクトの名前、検知日時、ダウンロード元の URL、感染したファイルの名前とサイズ、それらのファイルのパス、攻撃元コンピュータの IP アドレスとネットワーク攻撃の標的になったポートの番号、マルウェアによる活動のリスト、望ましくない URL)、製品およびユーザによる関連する操作および決定
  • ユーザがダウンロードしたアプリケーションに関する情報(Webサイトのアドレス、属性、ファイルサイズ、ダウンロードプロセスに関する情報)
  • 起動したアプリケーションおよびアプリケーションモジュールに関する情報(サイズ、属性、作成日、PEヘッダーの詳細、地域、製品名、場所、パッカー)
  • インストールされているカスペルスキー製品のインターフェイスのエラーや使用に関する情報
  • ネットワーク接続に関する情報:リモートコンピュータおよびユーザのコンピュータのIPアドレス、接続の確立に使用されたポート番号、接続のネットワークプロトコル
  • ITおよび通信ネットワークを介してコンピュータから送受信されたネットワークパケットに関する情報
  • 送受信されたメールおよびインスタントメッセージに関する情報
  • 閲覧したWebサイトのアドレスに関する情報:オープンなプロトコルを使用して接続が確立された時刻、Webサイトのログインおよびパスワードに関する情報、クッキーの内容
  • サーバの公開鍵証明書

トレースファイルには、本製品の検知内容を修正するために必要な情報のみが含まれます。カスペルスキーは、カスペルスキー(アプリケーション)の動作中に発生したエラーに関連する事象を調査するためにトレースファイルを使用します。

既定では、トレースファイルの作成はオフになっています。本製品の設定で、トレースファイルの作成を有効にできます。

トレースファイルのカスペルスキーへの送信は、手動でのみ行われます。本製品がカスペルスキーに自動的にトレースファイルを送信することはありません。

トレースファイルをカスペルスキーに送信する方法を選択できます。

カスペルスキーにトレースファイルを送信する前に、ファイルに含まれるデータを確認してください。

重要:トレースファイルには個人情報や大切な情報が含まれることがあります。カスペルスキーにトレースファイルを送信することで、送信されるトレースファイルに含まれるすべてのデータをカスペルスキーに提供すること、およびそれらを送信するために使用される方法に同意することになります。

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