プライバシークリーナー

2024年7月2日

ID 70902

ユーザーがコンピューターで行った処理は、オペレーティングシステムに記録されます。記録される情報は、次のとおりです。

  • ユーザーが入力した検索クエリやアクセスしたWebサイト
  • 起動したプログラム、開いて保存したファイルに関する情報
  • Windowsのシステムイベントログ
  • ユーザー操作に関するその他の情報

侵入者や権限のない人物が、過去にユーザーが処理したデータに含まれる機密情報にアクセスできてしまう可能性があります。

本製品には以下の機能が含まれています。

  • プライバシークリーナーウィザード。このウィザードは、オペレーティングシステム内にあるユーザーの操作履歴を消去します。
  • 設定の復元ウィザード。以前にプライバシークリーナーウィザードが行った変更をロールバックします。以前にウィザードによって操作履歴を削除した場合に利用できます。

プライバシークリーナーウィザードを開始するには、次の操作を行います。

  1. 本製品のメインウィンドウを開きます。
  2. プライバシー]セクションを開きます。
  3. プライバシークリーナー]ブロックで、[検索]をクリックします。
  4. すべてのブラウザーのウィンドウを閉じて続行するように求められます。
  5. ウィザードは、コンピューター上の操作履歴の検索を実行します。これには時間がかかる場合があります。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
  6. 操作履歴の自動削除をオンにする場合は、[操作履歴の自動削除]トグルスイッチを[オン]に切り替えて、消去するセッションのスケジュールを作成して、Windowsアカウントとパスワードを指定します。
  7. 処理を選択してください]ブロックで削除するデータを指定して[保存して削除]をクリックするか、操作のリストを変更していない場合は[削除]をクリックします。

    グループに追加された操作を表示するには、選択したグループのリストを展開してください。ウィザードで特定の処理を実行するには、処理の横にある該当するチェックボックスをオンにします。既定では、「推奨される処理」と「強く推奨される処理」がすべて実行されます。特定の処理を行わないときは、該当する項目のチェックボックスをオフにします。

    既定でオンになっているチェックボックスはオフにしないでください。コンピューターが脅威にさらされます。

  8. 前のステップで選択された処理が実行されます。操作履歴の整理には、時間がかかる場合があります。特定の操作履歴を消去するには、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。その場合は通知されます。

設定の復元ザードを開始するには、次の操作を行います。

  1. 本製品のメインウィンドウを開きます。
  2. プライバシー]セクションを開きます。
  3. プライバシークリーナー]ブロックで、[設定の復元]をクリックします。
  4. ウィザードは変更された設定の検索を実行します。これには時間がかかる場合があります。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
  5. 復元する設定を選択し、[復元]をクリックします。
  6. 操作が完了した通知が表示されます。操作には時間がかかる場合があります。特定の操作履歴の復元には、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。その場合は通知されます。

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