トレースファイルの作成
トレースファイルの作成
2022年2月14日
ID 59664
追跡は、アプリケーション活動の詳細情報を記録する効果的な手段です。テクニカルサポートでは、問題の解決にトレースファイルを使用します。
重要:トレースは、サポートエンジニアから指示された場合にのみ有効にしてください。
トレースファイルは、ハードディスクの容量を大量に使用することがあります。トレースファイルが不要になった場合は、トレースを無効にしてください。
トレースファイルは、お使いの端末内の次のローカルフォルダに保管されます:~/Library/Logs/Kaspersky Lab/ and /Library/Logs/Kaspersky Lab/
トレースファイルには、次の情報が保存されます。
- 端末およびオペレーティングシステムに関する情報(一意の端末識別子、端末の種別、ネットワーク機器のMACアドレス、オペレーティングシステムの種別、オペレーティングシステムのバージョン)
- 本製品およびそのモジュールの動作に関する情報
- 定期購入に関する情報(定期購入の種別、地域)
- 言語ロケールに関する情報、製品の識別子、製品のカスタマイゼーション、製品のバージョン、一意な製品インストール識別子、一意な端末の識別子
- ウイルス対策によるコンピュータの保護状態、処理されたすべてのオブジェクトおよび検知されたオブジェクト(検知されたオブジェクトの名前、検知の日時、ダウンロード元のWebサイトのアドレス、感染したファイルの名前とサイズ、それらのファイルのパス、攻撃元コンピュータのIPアドレスとネットワーク攻撃の標的になったポートの番号、マルウェアによる活動のリスト、望ましくないWebサイトのアドレス)、ソフトウェアおよびユーザによる関連操作と対応
- ユーザがダウンロードしたアプリケーションに関する情報(Webサイトのアドレス、属性、ファイルサイズ、ダウンロードプロセスに関する情報)
- 起動したアプリケーションおよびアプリケーションモジュールに関する情報(サイズ、属性、作成日、PEヘッダーの詳細、地域、製品名、場所、パッカー)
- インストールされているカスペルスキー製品のインターフェイスのエラーや使用に関する情報
- ネットワーク接続に関する情報:リモートコンピュータおよびユーザのコンピュータのIPアドレス、接続の確立に使用されたポート番号、接続のネットワークプロトコル
- ITおよび通信ネットワークを介してコンピュータから送受信されたネットワークパケットに関する情報
- 送受信されたメールおよびインスタントメッセージに関する情報
- 閲覧したWebサイトのアドレスに関する情報:オープンなプロトコルを使用して接続が確立された時刻、Webサイトのログインおよびパスワードに関する情報、クッキーの内容
- サーバの公開鍵証明書
トレースファイルには、本製品の検知内容を修正するために必要な情報のみが含まれます。カスペルスキーは、本製品の動作中に発生したエラーに関連する事象を調査するためにトレースファイルを使用します。
既定では、トレースファイルの作成は無効です。本製品の環境設定でトレースファイルの作成を有効にできます。
トレースファイルは手動でカスペルスキーへ送信します。本製品がカスペルスキーへ自動的にトレースファイルを送信することはありません。
カスペルスキーへトレースファイルを送信する方法を選択できます。
カスペルスキーへトレースファイルを送信する前に、ファイルに含まれるデータを確認してください。
重要:トレースファイルには個人情報や大切な情報が含まれている可能性があります。カスペルスキーへトレースファイルを送信することで、送信されるトレースファイルに含まれるすべてのデータをカスペルスキーに提供すること、およびそれらを送信するために使用される方法に同意することになります、
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