サポートに関する声明に基づくデータ提供
2023年3月27日
ID 94807
カスペルスキーのテクニカルサポートに問い合わせいただいた場合、カスタマーサービスの担当者は、本製品の動作に関する情報が記録されたレポートの生成、およびカスタマーサービスへの送信をお願いする場合があります。また、トレースファイルの作成をお願いする場合もあります。トレースファイルを使用すると、本製品が行った各コマンドを順を追って詳細に確認し、エラーがいつ発生したのかを確認できます。
本製品の動作中いつでも、アプリケーションイベントの記録を有効または無効にすることができます。カスペルスキー セーフキッズのダウンローダーおよびインストールのトレースファイルまたは本製品のアップデート中に作成されたファイルは無効にできません。
カスタマーサービスにオペレーティングシステムのデータを送信する場合、カスタマーサービスにお問い合わせいただく際のデータ処理に関する声明に同意する必要があります。
）からコンテキストメニューを開いて、［カスペルスキーは、受信したすべての情報を、法律およびカスペルスキーの規定に従って保護します。受信した元の情報は、サポート期間が終了すると削除されます。
ダンプファイルの内容について
ダンプファイルには、端末の物理メモリ、読み込まれたドライバー、物理メモリの一部のコピーが含まれます。これらの情報は、本製品の問題が発生した個所を特定するのに役立ちます。
ダンプファイルはローカルで作成されます。ダンプファイルには個人データが含まれる場合があります。送信されたファイルは本製品の問題解決に役立ちます。
オペレーティングシステムのデータの自動送信が無効にされており、製品からのカスペルスキーにデータを送信する要求も無視すると、ダンプファイルは端末上で21日間のみ保存されます。その後、削除されます。直近の21日間で作成されたダンプファイルを手動で送信することもできます。
カスペルスキー セーフキッズのダウンローダーとインストールウィザードのトレースファイルについて
トレースファイルには、次の場合に発生するイベントに関する情報が含まれています。
- カスペルスキー セーフキッズのインストールパッケージのダウンロード
- カスペルスキー セーフキッズのインストール
カスペルスキー セーフキッズのダウンローダーとインストールウィザードのトレースファイルには、インストールパッケージがダウンロードされたサーバーのアドレス、インストールされたファイルのフルネーム、およびショートカットが含まれることがあります。
カスペルスキー セーフキッズのダウンローダーとインストールウィザードのトレースファイルは、%TEMP%フォルダーに次の名前で保存されます。
- kl-preinstall-<日付>-<時刻>.log.
- kl-install-<日付>-<時刻>.log.
- kl-setup-<日付>-<時刻>.log.
トレースファイル「kl-preinstall-<日付>-<時刻>.log」およびkl-install-<日付>-<時刻>.logは、本製品のインストール開始時からお客様の端末に保存され、インストールの完了時に完全に消去されます。
トレースファイル「kl-setup-<日付>-<時刻>.log」は、本製品のインストール開始時からお客様の端末に保存され、本製品の削除時に消去されます。
本製品のアップデート中に作成されるトレースファイルについて
アップデート中にカスペルスキー セーフキッズによって作成されたファイルには、本製品のパッチアップデート中に発生したイベントに関する情報が含まれています。ファイル名は「patch_<作成日>.log.」です。ファイルは本製品のアップデート開始以降にお客様の端末の次の場所に保存されます。
- 32ビットのオペレーティングシステムを使用している場合：%PROGRAMFILES%\Kaspersky Lab\Kaspersky Safe Kids <プログラムバージョン>\log\
- 64ビットのオペレーティングシステムを使用している場合：%%PROGRAM FILES(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky Safe Kids <プログラムバージョン>\log\
このファイルは本製品の削除時に完全に消去されます。
本製品の動作に関する情報が含まれているトレースファイルについて
トレースファイル「GUI.log」および「SRV.log」には、次の場合に発生するイベントに関する情報が含まれています。
- マイ カスペルスキーに接続
- マイ カスペルスキーから設定を取得
- マイ カスペルスキーに統計を送信
- 受け取った設定をコンピューターに適用
- マイ カスペルスキーのパスワードを確認
- コマンドプロンプトから実行アプリケーションを実行
トレースファイル「GUI.log」にはオペレーティングシステムのアカウント名、Webサイトアドレス、ブラウザー名、ユーザーによって開始されたファイルの完全な名前が含まれることがあります。
トレースファイル「SRV.log」、「ALL.log」および「BL.log」には、アプリケーションファイルの完全な名前、プロキシサーバーの名前およびIPアドレス、ユーザーの制限、閲覧したWebサイト、オペレーティングシステムのアカウント名、サーバーの公開鍵証明書、暗号化されていないプロトコルでWebサイトにサインインする際に使用したユーザー名およびパスワードが含まれることがあります。
トレースファイル「HST.log」には、アプリケーションファイルの完全な名前、プロキシサーバーの名前およびIPアドレス、ユーザー制限、閲覧したWebサイトのアドレス、オペレーティングシステムのアカウント名が含まれることがあります。
トレースファイルは、%ProgramData%\Kaspersky Labフォルダーに保存されます（Windows XPの場合はC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Kaspersky Labフォルダー）。
トレースファイルの名前は次のとおりです。
- safekids.<バージョン>_<作成日>_<作成時刻>_<プロセス ID>.GUI.log.
- safekids.<バージョン>_<作成日>_<作成時刻>_<プロセス ID>.SRV.log.
- safekids.<バージョン>_<作成日>_<作成時刻>_<プロセス ID>.HST.log.
- safekids.<バージョン>_<作成日>_<作成時刻>_<プロセスID>.ALL.log.
- safekids.<バージョン>_<作成日>_<作成時刻>_<プロセスID>.BL.log.
トレースファイルは端末に21日間保管されます。その後、削除されます。アプリケーションイベントの記録を無効にしている場合は、トレースファイルはコンピューターから完全に削除されます。
インターネット使用管理機能が本ソフトウェアで有効になっている場合、ダンプファイルにはユーザー名、パスワード、支払いの詳細やその他の個人情報を含むWebページおよびWeb要求の一部が含まれることがあります。