Kaspersky Security Center のアップグレード後、kladminserver サービスを実行できません。
対象製品:
- Kaspersky Security Center 13.2 (バージョン 13.2.0.1511)
問題
Kaspersky Security Center を バージョン 13.2 へアップグレード後、kladminserver サービスの実行が失敗する場合があります。ログには、次のエラーが記録されます:
The service' kladminserver 'was stopped due to an error #1950 (102) Generic db error: "102 'Incorrect syntax near '('.{42000};' LastStatement='EXEC grp_sync_subgroups'".
原因
本エラーは、Microsoft SQL Server で指定されたデータベースの互換性レベルが正しくない場合に発生します。
解決方法
次のコマンドを Microsoft SQL Server Management Studio で実行し、データベース互換性レベルを変更します:
Microsoft SQL Server Express Edition を使用している場合は、Microsoft SQL Server Management Studio の無料版をダウンロードしてください。
使用中の Microsoft SQL Server のバージョンに応じた互換性レベルを指定します;
Microsoft SQL Server のバージョン | 互換性レベル |
---|---|
2014 (12.x) | 120 |
2016 (13.x) | 130 |
2017 (14.x) | 140 |
2019 (15.x) | 150 |
SQL Management Studio のインターフェイスを使用してデータベースの互換性レベルを変更することもできます。詳しくは Microsoft の Web サイト をご参照ください。
解決しない場合
カンパニーアカウント 経由でカスペルスキーのテクニカルサポートへお問い合わせください。お問い合わせの際は、発生している問題について詳しく記載してください。お問い合わせの前に、こちらのページ に記載の内容をよくご確認ください。