データベースのサイズが上限を超えています(Kaspersky Security Center)
更新日: 2023年11月27日
Article ID: 15731
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security Center 14.2 (バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14 (バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2 (バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13 (バージョン 13.0.0.11247)
問題
Kaspersky Security Center で使用される SQL Server Express(KAV.mdf)の定義データベースのサイズが 10 GB を超えています。
原因
この問題は、データベースがイベント数の上限に達した場合に発生します。
解決方法
現在インストールされているデータベースが、ご利用の組織に適しているか確認します:
上記の内容に従っても解決しない、または既に従っている場合:
- データベースのあるディスクに十分な空き容量があり、データベースのサイズが制限を超えていないことを確認します。
- 全管理対象アプリケーションのポリシーで 不要なイベント を全て無効にします。
- データベースに保存される イベントの量 を制限します。
- こちら に記載の手順で、管理コンソールから不要なイベントを削除します。
データベースのサイズ制限が原因で管理サーバーを実行できない場合:
- 管理サーバーの最新のバックアップコピーがあるかどうかを確認し、未作成の場合には作成します。
- 管理サーバーを削除します。
- 管理サーバーを再インストールします。
- klbackup ツール を使用してバックアップからデータを復元します。
- 不要なイベントを無効にして削除します。
問題が解決しない場合
- .sql ファイルを含む all_tables_sizes.zip アーカイブをダウンロードします。
- ダウンロードした .sql ファイルと klsql2 ユーティリティを使用して SQL クエリを作成します。詳細については、お使いの Kaspersky Security Center のバージョンの手順 を参照してください。
- 作成されたファイルをアーカイブに追加します。
- こちらの推奨事項 を使用し、カンパニーアカウント 経由でカスペルスキーのテクニカルサポートへお問い合わせください。作成したアーカイブをリクエストに添付してください。