カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ

バックアップと復元について

コンピューターが正しく動作しなくなったときや、盗難に遭ったとき、誤ってデータを削除してしまった場合や、ハッカーにより破損させられた場合など、データの紛失からお使いのデータを保護するために、データのバックアップが必要です。

データをバックアップするには、バックアップタスクを作成し、開始します。タスクは、スケジュールに従って自動的に実行することも、手動で実行することもできます。完了したバックアップタスクの情報を確認することもできます。

データのバックアップコピーは、外付けデバイスまたはオンライン保管領域に保存してください。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティはMicrosoft Windowsオペレーティングシステムがドライブ上で動作している場合はドライブの完全コピーを作成することはできません。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティでは、次の種別の保存領域でバックアップコピーを作成できます:

  • ローカルドライブ
  • 外付けデバイス(外付けハードディスクなど)
  • ネットワークドライブ
  • オンライン保管領域

ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを作成する

バックアップタスクは、ローカルコンピューターのファイルに対するユーザーのアクセス権限に基づいて作成されます。

ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したタスクのみにアクセスできます。ローカル管理者権限がある場合、すべてのタスクを表示できますが、他のユーザーが作成したタスクは変更できません。

以前にユーザー権限を設定しないで作成したバックアップタスクには、そのコンピューターを使用するすべてのユーザーがアクセスできます。ただし、このようなタスクを変更した場合、そのタスクはタスクを変更したユーザーの権限に基づいて実行されます。

ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを復元する

ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したバックアップタスクから自分がアクセス権を持つフォルダーに対してのみデータを復元できます。ローカル管理者権限がある場合、どのバックアップタスクからでも任意のフォルダーにデータを復元できます。

フォルダーに含まれるコピーされたファイルのサイズの合計は、他のフォルダーへのリンクが含まれている場合、そのフォルダーのサイズを超える可能性があります(たとえば、ドキュメントフォルダーをコピーする場合、ドキュメントフォルダーにミュージック、ピクチャ、ビデオのフォルダーへのリンクが含まれていると、それらのフォルダーもコピーされます)。

OneDriveでのバックアップと復元について

コンピューター上のOneDriveフォルダーにファイルをバックアップする場合、クラウドファイルがOneDriveフォルダーにダウンロードされているかどうかによって動作が異なります。

  • ファイルがクラウドとコンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
  • ファイルがクラウドになく、コンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
  • ファイルがOneDriveフォルダーに表示されているが、コンピューターにではなくクラウドにのみ保存されている場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
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バックアップタスクを作成するには

バックアップタスクを作成するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. バックアップと復元]をクリックします。
  3. バックアップと復元]ウィンドウで、次のいずれかを実施します:
    • バックアップタスクを作成していない場合は、[バックアップするファイルの選択]をクリックします。
    • 既存のバックアップタスクがあり、さらに新しいタスクを作成する場合は、[他のファイルのバックアップコピーを作成]をクリックします。

    バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。

    ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。任意のステップでウィザードを中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。

    ウィザードのステップは次のとおりです。

このセクションの内容

ステップ 1:ファイルの選択

ステップ 2:バックアップするフォルダーの選択

ステップ 3:バックアップするファイル種別の選択

ステップ 4:バックアップの保管領域の選択

ステップ 5:バックアップのスケジュール作成

ステップ 6:バックアップコピーを保護するパスワードの設定

ステップ 7:ファイルのバージョンの保管領域の設定

ステップ 8:バックアップタスクの名前の入力

ステップ 9:ウィザードの完了

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ステップ 1:ファイルの選択

このステップでは、ファイルの種別を選択するか、バックアップするフォルダーを指定します:

  • 設定を簡単に行う場合は、あらかじめ設定されてあるファイルの種別(マイ ドキュメントとデスクトップのフォルダーのファイル、画像と写真、ムービーと動画、音楽ファイル)を選択します。このオプションを選択すると、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」に進みます。

    「デスクトップ」と「マイ ドキュメント」のフォルダーがネットワークドライブ上にある場合、これらのフォルダーにあるファイルのバックアップコピーは作成されません。

  • バックアップするフォルダーを手動で指定する場合は、[フォルダーを指定してファイルのバックアップコピーを作成]をオンにします。
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ステップ 2:バックアップするフォルダーの選択

前のステップで[フォルダーを指定してファイルのバックアップコピーを作成]を選択した場合、[フォルダーを追加]をクリックして[バックアップするフォルダーを選択]ウィンドウでフォルダーを選択するか、[バックアップするフォルダーの選択]ウィンドウへフォルダーをドラッグします。

選択したフォルダーでバックアップするファイルのカテゴリを指定する場合は、[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにします。

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ステップ 3:バックアップするファイル種別の選択

前のステップで[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにしている場合、このステップでは、バックアップするファイルの種別の横にあるチェックボックスをオンにします。

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ステップ 4:バックアップの保管領域の選択

バックアップ保管領域を選択します:

  • オンライン保管領域:オンライン保管領域のDropboxにバックアップコピーを保存する場合は、このオプションを選択します。Dropbox を使用するには、先にアクティベートしておく必要があります。オンライン保管領域にデータをバックアップする場合、Dropbox の利用規定で制限対象となっている種別のデータのバックアップコピーは作成されません。
  • ローカルドライブ:ローカルドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するローカルドライブをリストから選択します。
  • ネットワークドライブ:ネットワークドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するネットワークドライブをリストから選択します。

  • 外付けデバイス:外付けデバイスにバックアップコピーを保存する場合は、該当する外付けデバイスをリストから選択します。

データを安全に保護するために、オンライン保管領域を使用するか、外付けデバイスにバックアップ保管領域を作成してください。

ネットワーク保管領域を追加するには

ネットワーク保管領域を追加するには:

  1. ネットワーク保管領域を追加]をクリックして[ネットワーク保管領域を追加]ウィンドウを開き、ネットワーク保管領域を選択します。
  2. ネットワーク保管領域への接続に必要なデータを指定します。
  3. OK]をクリックします。

保管領域として外付けデバイスを追加するには

バックアップ領域に外付けデバイスを追加するには:

  1. 既存の保管領域を接続]をクリックして[保管領域を接続]ウィンドウを開きます。
  2. 外付けデバイス]セクションを選択します。
  3. 参照]をクリックし、表示されるウィンドウでファイルのバックアップコピーを保存する外付けデバイスを指定します。

保管領域の詳細設定を使用する]をオンにすると、ファイルの保管領域の設定を編集できます(保存するファイルのバックアップコピーのバージョン数および、バックアップコピーの保管期間)。

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ステップ 5:バックアップのスケジュール作成

次のいずれかを行います:

  • バックアップタスクを自動で開始する場合は、バックアップタスクのスケジュールを指定します。
    1. バックアップ]ドロップダウンリストでタスクの実行間隔を選択し([毎日]など)、[実行時刻]でタスクを実行する時刻を指定します。
    2. ユーザーアカウント]セクションで、そのコンピューターで使用するアカウントのユーザー名とパスワードを指定します。アカウントのデータは、バックアップ中にファイルへアクセスするために必要です。
    3. 本製品の再起動後すぐにバックアップを実行する場合は、[指定した時間にコンピューターがオフになっていた場合は起動時にスケジュールされたバックアップを実行する]をオンにします。例として、バックアップが週末ごとに実行するようにスケジュールされていたとします。週末にコンピューターを起動しなかった場合、平日にコンピューターを起動するとバックアップが実行されます。このチェックボックスをオフにすると、バックアップはスケジュールに従って実行され、実行に失敗しても再度バックアップを実行することはありません。
  • タスクを手動で開始する場合は、[バックアップ]リストで[手動]を選択します。

バックアップタスクを使用する際は、次のことに注意してください。

  • スケジュールされたバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
  • 手動のバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要はありません。
  • 手動のタスクをスケジュールされたタスクに変更する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
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ステップ 6:バックアップコピーを保護するパスワードの設定

バックアップコピーへのアクセスをパスワードで保護する場合は、[パスワードによる保護を有効にする]をオンにして、[バックアップコピーへのアクセス用パスワード]と[パスワードの確認]を入力します。

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ステップ 7:ファイルのバージョンの保管領域の設定

このステップは、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」で[保管領域の詳細設定を使用する]をオンにした場合に表示されます。

ファイルの保管領域の設定を指定する:

  • バックアップコピーのバージョン数を制限する]をオンにし、[保管するバックアップコピーのバージョン数]で、1 つのファイルに対して保管するバックアップコピーのバージョンの数を指定します。
  • バックアップコピーのバージョンの保存期間を制限する]をオンにし、[バックアップコピーの古いバージョンを保存する期間]で、バックアップコピーの各ファイルバージョンを保管する日数を指定します。
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ステップ 8:バックアップタスクの名前の入力

次の設定を行います:

  • バックアップタスクの名前を入力します。
  • ウィザードの完了時にバックアップ処理を自動で開始する場合は、[ウィザードの終了時にバックアップを実行する]をオンにします。
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ステップ 9:ウィザードの完了

バックアップ保管領域の設定の処理が表示されます。この処理には時間がかかる場合があります。

設定を完了したら、[完了]をクリックします。

バックアップタスクが作成されます。作成したタスクは、[バックアップと復元]ウィンドウに表示されます。

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バックアップタスクを開始するには

バックアップタスクを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. バックアップと復元]をクリックします。
  3. バックアップと復元]ウィンドウでバックアップタスクを選択し、[実行]をクリックします。

バックアップタスクが開始します。

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バックアップコピーからのデータの復元

バックアップコピーからデータを復元するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. バックアップと復元]をクリックします。
  3. 次のいずれかの操作を実行します:
    • 該当するバックアップタスクの[ファイルの復元]をクリックします。
    • 保管領域の管理]をクリックして、該当するバックアップ保管領域の[ファイルの復元]をクリックします。
  4. バックアップコピーの作成時にパスワードを指定している場合、そのパスワードを[保管領域にアクセスするためのパスワードを入力してください。]ウィンドウに入力します。
  5. バックアップ日時]ドロップダウンリストで、バックアップコピーが作成された日時を選択します。
  6. 次のいずれかの操作を実行します:
    • すべてのデータを復元する場合は、[すべてのデータ]を選択します。
    • 特定のフォルダーだけ復元する場合は、復元するフォルダーの横にあるチェックボックスを選択します。
    • 特定のファイルだけを復元する場合は、[名前]列の復元するファイルの横にあるチェックボックスを選択します。
  7. 特定の種別のファイルのみを復元する場合、[ファイル種別]ドロップダウンリストでファイル種別を選択します。
  8. 選択したファイルを復元する]をクリックします。

    バックアップコピーからのファイルの復元]ウィンドウが開きます。

  9. 次のいずれかのオプションをオンにします:
    • 元のフォルダー:このオプションをオンにすると、元のフォルダーにデータを復元します。
    • 指定されたフォルダー:このオプションをオンにすると、指定のフォルダーにデータを復元します。[参照]をクリックして、データの復元先となるフォルダーを選択します。
  10. ファイル名が競合する場合]ドロップダウンリストで、ファイルの復元先フォルダーにすでに同じ名前のファイルが存在する場合に実行する処理を選択します:
    • 手動選択 – ファイル名が一致するとき、次のいずれかの処理を選択するよう求められます:ファイルをバックアップコピーで置き換える、両方のファイルを保存する、ファイルを復元しない。
    • ファイルをバックアップコピーで置き換える – 既存のファイルを削除して、バックアップコピーから復元したファイルに置き換えます。
    • 両方のファイルを保存する – 既存のファイルを変更せずに、バックアップコピーから復元したファイルを新しい名前で同じフォルダーに保存します。
    • ファイルを復元しない – 既存のファイルを変更せず、バックアップコピーから同じ名前のファイルを復元しません。
  11. 復元]をクリックします。

    修復対象として選択したファイルがバックアップコピーから復元され、指定したフォルダーに保存されます。

関連項目

バックアップタスクを開始するには

復元ツールを使用したバックアップコピーからのデータの復元

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FTP保管領域からのデータの復元

本製品の現在のバージョンではFTP経由でのバックアップと復元はサポートされていません。本製品の以前のバージョンで作成したバックアップコピーをFTP保管領域から復元するには、次の説明に従います。

FTP保管領域からバックアップコピーを復元するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. バックアップと復元]をクリックします。
  3. 保管領域の管理]をクリックすると[保管領域]ウィンドウが開きます。
  4. FTPサーバーを開く]をクリックするとエクスプローラーでFTP保管領域が開きます。
  5. storage.xmlファイルを含むデータを「С:\<フォルダー名>」などのローカルドライブにコピーします。
  6. FTP保管領域の隣にある[保管領域の管理]ウィンドウで[保管領域の削除]をクリックします。
  7. 削除の確認ウィンドウで、[削除]をクリックします。

    保管領域が削除されます。

  8. 保管領域の管理]ウィンドウで[既存の保管領域を接続]をクリックします。
  9. 保管領域を接続]ウィンドウで、[ローカルドライブ]セクションを選択し、[参照]をクリックしてFTP保管領域からバックアップコピーをコピーしたローカルドライブのフォルダーのパスを指定します。
  10. 接続した保管領域の隣にある[保管領域]ウィンドウで[復元]をクリックします。
  11. 標準の復元手順に従って操作します。

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復元ツールを使用したバックアップコピーからのデータの復元

Kaspersky Restore Utilityでは、カスペルスキー製品が破損した、または削除されたコンピューターのバックアップストレージデータを管理できます。既定では、アプリケーションのインストール後、このユーティリティはアプリケーションの設定フォルダー内の[Kaspersky Restore Utility]フォルダーに置かれます。カスペルスキー製品がインストールされていない、または破損しているコンピューターで復元ツールを使用するには、外付けデバイスに復元ツールをコピーします。

Kaspersky Restore Utilityを開始するには、ローカル管理者権限が必要です。

復元ツールを開始する方法

復元ツールを開始するには:

  1. 復元ツールをコピーした外付けデバイスを開きます。
  2. [復元ツール]フォルダーの kasperskylab.pure.restoretool.exe ファイルを実行します。

復元ツールのメインウィンドウが開きます。製品内で設定された既定の保管領域が表示されます。別の保管領域のパスを指定することもできます。

復元ツールを使用して保管領域を開く方法

復元ツールを使用してバックアップ保管領域を開くには:

  1. 復元ツールを開始します。

    バックアップ保管領域がローカルの C:\ ドライブに作成されている場合、バックアップ保管領域のパスが自動で検出されます。

  2. バックアップ保管領域が別のドライブにある場合、復元ツールのメインウィンドウにある[保管領域の指定]をクリックします。
  3. 表示されるウィンドウで、[参照]をクリックして、バックアップ保管領域のパスを指定します。
  4. 保管領域の選択]をクリックします。

バックアップコピーからデータを復元する方法

バックアップコピーからデータを復元するには:

  1. 復元ツールを開始します。
  2. 復元ツールのメインウィンドウで、次の操作を実行します:
    1. バックアップタスク]ドロップダウンリストで、必要なバックアップコピーが作成されたタスクを選択します。
    2. バックアップ日時]ドロップダウンリストで、該当のバックアップコピーが作成された日時を選択します。
  3. 復元するファイルを選択します。そのためには、リストで該当するフォルダーの横にあるチェックボックスをオンにします。

    検索]の横にあるボタンを使用すると、表示形式をフォルダーツリーまたはファイルリストに切り替えることができます。

  4. 選択したデータを復元]をクリックします。

    復元されたファイルを保存する場所の選択]ウィンドウが表示されます。

  5. このウィンドウで、復元されたファイルを保存する場所を選択します。
    • 元のフォルダー:このオプションを選択すると、元のフォルダーにデータが復元されます。
    • 指定されたフォルダー:このオプションを選択すると、データの復元先フォルダーを選択できます。データの復元先フォルダーを選択するには、[参照]をクリックします。
  6. ファイル名が競合する場合]ドロップダウンリストで、ファイルの復元先フォルダーにすでに同じ名前のファイルが存在する場合に実行する処理を選択します:
    • 手動選択 – ファイル名が一致するとき、次のいずれかの処理を選択するよう求められます:ファイルをバックアップコピーで置き換える、両方のファイルを保存する、ファイルを復元しない。
    • ファイルをバックアップコピーで置き換える – 既存のファイルを削除して、バックアップコピーから復元したファイルに置き換えます。
    • 両方のファイルを保存する – 既存のファイルを変更せずに、バックアップコピーから復元したファイルを新しい名前で同じフォルダーに保存します。
    • ファイルを復元しない – 既存のファイルを変更せず、バックアップコピーから同じ名前のファイルを復元しません。
  7. 復元]をクリックします。

    ファイルの復元]ウィンドウが表示されます。バックアップコピーからのファイルの復元の進捗状況が表示されます。[停止]を使用すると、復元プロセスを停止できます。

    選択したファイルの必要なバックアップコピーが復元されます。

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オンライン保管領域について

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティでは、Dropbox サービスを使用して、データのバックアップコピーをオンライン保管領域やリモートサーバーに保存することができます。

オンライン保管領域を使用するには:

  • コンピューターがインターネットに接続していることを確認する。
  • オンラインのデータ保管領域サービスのプロバイダーのWebサイトで、アカウントを作成する。
  • オンライン保管領域をアクティベートする。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティがインストールされている複数のデバイスから同一のオンライン保管領域にデータをバックアップする場合、同じ Dropbox アカウントを使用できます。

オンライン保管領域の容量は、Dropbox のWebサービスのプロバイダーによって決められています。Dropbox の利用規約の詳細は、Dropbox のWebサイトを参照してください。

ファイルをDropboxにコピーするとき、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティはファイル名またはパス内の大文字小文字を区別しません。そのため、大文字小文字の区別がされたファイルまたはパスのバックアップコピーを作成するときには、Dropboxでの競合を避けるためにバックアップコピーを1つだけ作成します。

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オンライン保管領域をアクティベートするには

オンライン保管領域をアクティベートするには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. バックアップと復元]をクリックします。
  3. 次のいずれかの操作を実行します:
    • バックアップタスクを作成していない場合は、[バックアップするファイルの選択]をクリックします。
    • バックアップタスクがある場合は、[他のファイルのバックアップコピーを作成]をクリックします。

    バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。

  4. データ種別の選択ウィンドウで、データのカテゴリを選択するか、バックアップするファイルを手動で指定します。
  5. 保管領域の選択ウィンドウで、[オンライン保管領域]の[アクティベートする]を選択します。

    オンライン保管領域を作成するには、インターネット接続が必要です。

    Dropbox のアカウントのログインダイアログが表示されます。

  6. 表示されるウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します:
    • Dropbox に登録していない場合は、登録を完了します。
    • すでに Dropbox に登録済みの場合は、Dropbox のアカウントにログインします。
  7. オンライン保管領域のアクティベーションを終了するには、データのバックアップや復元をする際に、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティが Dropbox のアカウントを使用できるようになっていることを確認してください。保存データのバックアップコピーは、Dropbox 保管領域のフォルダーに作成された別のフォルダーに配置されます。

    オンライン保管領域のアクティベーションが完了すると、保管領域の選択ウィンドウが開きます。ウィンドウには、選択対象のオンライン保管領域が表示されます。アクティベートしたオンライン保管領域には、使用済みの容量と、データを保管できる空き容量が表示されます。

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