目次
- パフォーマンス設定
パフォーマンス設定
端末の動作が遅くなったりハングアップすることが多くなった場合でも、解決方法を探すことは可能です。アプリが開かなかったり、重要な時にブラウザーが応答しなかったりすることがあります。このような現象にはいくつか原因があると考えられます。お使いの端末の安定した動作を確保しましょう。
クイック起動
コンピューターの起動時間が長すぎてお困りですか?オペレーティングシステムの起動時に開始されるアプリケーションの数が多すぎる場合、コンピューターの起動時間が長くなります。本製品を使用して、コンピューターの起動速度を低下させているアプリケーションを確認し、それらのアプリケーションの自動起動をオフにできます。
コンピューターの起動速度を向上させるには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [アプリケーションを表示する]セクションの[クイック起動]をクリックします。
[コンピューターの起動速度が向上します]ウィンドウが表示され、コンピューターの起動時に実行されるアプリケーションのリストが表示されます。
[起動時の影響]列には、コンピューターの起動時に各アプリケーションが与える影響に関する情報が表示されます。これらの情報はオペレーティングシステムから取得されており、アプリケーションが消費するコンピューターリソースによって異なります(CPUの読み込みおよびRAM)。
- リストからアプリケーションを選択し、[自動実行]のスイッチを[オフ]に設定します。
アプリケーションはコンピューターの起動時に実行されなくなります。
ページのトップに戻るコンピューターの速度向上
コンピューターの使用期間が長くなるにつれて、コンピューターの動作速度が低下していきます。大量の使用していない不要ファイルや、Windowsレジストリの問題などが一因です。本製品はこのようなデータのサイズが大きくなった際に警告します。その際にどのデータを削除するか決定することができます。
オペレーティングシステムを整理するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [コンピューターの速度向上]ブロックで、[検索する](検索がすでに実行されていた場合は[表示する]ボタン)をクリックします。
検索後に次の内容のレポートが生成されます。
- 使用されていないシステムファイル:[表示する]をクリックして、使用されていないオペレーティングシステムファイルに関する詳細なレポートを表示します。[削除する]をクリックしてこれらのファイルを削除します。
- Windowsレジストリの問題:[表示する]をクリックして、オペレーティングシステムに問題を発生させることなく削除することができるWindowsレジストリの問題の詳細なレポートを表示します。検出した問題を修正するには、[修正する]ボタンをクリックします。
使用されていないファイルを削除したり、検知された問題を修正すると、コンピューターの処理速度が向上します。
コンピューターの処理速度を向上する方法の検索をオフにする方法:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [コンピューターの速度向上]ブロックで、
をクリックします。
- [PCの処理速度向上の方法を自動で検索する]をオフにします。
アプリケーションアップデーター
このセクションでは、本製品を使用して、インストールされているアプリケーションをアップデートする方法を説明します。
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
アプリケーションアップデーターについて
お使いのコンピューターのソフトウェアを長期間アップデートしていない場合、これらのソフトウェアにはぜい弱性がある可能性があります。ぜい弱性が攻撃されると、お使いのコンピューターやデータが損害を受けてしまいます。
インストールされているソフトウェアをアップデートすることで、コンピューターの安全性が向上します。本製品を使用して、インストールされているソフトウェアのアップデートを検索し、最新のアップデートをダウンロードしインストールできます。
本製品は、アプリケーションのアップデートを次の2種類に分類します。
- 重要 - インストールされているアプリケーションのぜい弱性を修正し、コンピューターの安全性を向上するアップデート
- 推奨 – 機能を改善したり、インストールされているソフトウェアに変更を加えるアップデート
本製品は定期的にアップデートを検索します。コンピューターにインストールされているソフトウェアの新しいアップデートが見つかると、画面右下にポップアップ通知が表示されます。適用可能なアップデートに関する情報やアップデートの数、種別が通知センターに表示されます。通知センターから、適用可能なアップデートの確認、ダウンロード、インストールを実行できます。
また、ソフトウェアのアップデートの検索を手動で開始することもできます。
既定では、本製品は既知のソフトウェアのすべてのアップデートを、新しい使用許諾契約書への同意が必要でない限り、自動でダウンロードしインストールします。
Windows 8以降のバージョンでは、従量制のインターネット接続を使用した場合、ソフトウェアアップデートの自動ダウンロードが一時停止されます。無制限の接続が復帰すると、アップデートのダウンロードが再開されます。アップデートを手動で開始した場合、制限付き接続の使用、不使用にかかわらず、アップデートがダウンロードされます。
一部のソフトウェアでは、アップデートの際にコンピューターの管理者権限が必要な場合があります。
アップデートしないソフトウェアや、個別のアップデートをインストールしないソフトウェアは、本製品の除外リストに追加されます。除外リストは、確認および編集できます。
ソフトウェアアップデートの最初の検索を始める前に、本製品の定義データベースと機能をアップデートする必要がある場合があります。
ページのトップに戻るソフトウェアのアップデートの検索
ソフトウェアのアップデートの検索を開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [アプリケーションアップデーター]ブロックで、[アップデートを検索する]をクリックします。
ソフトウェアのアップデートの検索が始まります。
アプリケーションアップデーターを変更する方法
アプリケーションアップデーターを変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- 新しい使用許諾契約書への同意を必要としないソフトウェアアップデートの自動ダウンロードおよびインストールを無効にするには、[新しい使用許諾契約書を確認せずに、自動的にアップデートをダウンロードしてインストールする]をオフにします。
既定では、このチェックボックスはオンです。
- [ソフトウェアのアップデートを検索する]セクションで、ダウンロードおよびインストールするソフトウェアのアップデートを選択します。
- ソフトウェアのぜい弱性を修正しコンピューターの安全性を高める重要なアップデートのみをインストールする場合、[コンピューターの安全性を向上させる重要なアップデート]をオンにします。
- すべてのソフトウェアのアップデートをインストールする場合、[既知の製品のすべてのアップデート]をオンにします。
アップデートの検索方法を設定する方法
インストールされたアプリケーションのアップデートの検索方法を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- [アップデート]ブロックで[ソフトウェアのアップデートの検索をオンにする]をオンにします。
- [アップデートの検索モードを設定する]をクリックして[アップデートの検索方法]ウィンドウを開きます。
- [アップデートの検索]で、次のいずれかを選択します。
- 自動:このオプションを選択すると、本製品の内部設定に従って、少なくとも24時間に1回製品のアップデートを検索します。
- 毎日 / 毎週 / 毎月:これらのオプションの1つを選択すると、指定されたスケジュールでアップデートを検索します。これらのオプションが選択されている場合、[本製品の起動からタスク開始までの時間:<N>分]を使用できます。
- スケジュールされた検索が実行できなかった場合、そのあとでコンピューターが起動したときに検索を開始するには、[コンピューターがオフの場合、アップデートの検索を翌日に実行する]をオンにします。このチェックボックスをオフにすると、スケジュールされた時刻にコンピューターの電源がオンになっている場合のみアップデートの検索を開始します。
- 変更を保存するには、[保存する]をクリックします。
ソフトウェアのアップデートのリストの確認
本製品は、コンピューターにインストールされているソフトウェアのアップデートの有無を定期的に確認します。適用可能なアップデートの数および種別の情報は、通知センターで確認できます。
ソフトウェアのアップデートの検索結果として生成されたリストを確認するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- ウィンドウの上部にある[詳細]をクリックします。
[通知センター]ウィンドウが表示されます。
- [ステータス]セクションにて、適用可能なソフトウェアのアップデートに関するメッセージの項目で[表示する]をクリックします。
[アプリケーションアップデーター]ウィンドウが開き、適用可能なソフトウェアのアップデートのリストが表示されます。
- リストに表示されているすべてのソフトウェアをアップデートする場合は、[すべてをアップデート]をクリックします(一部の地域ではご利用いただけません)。
- 特定のソフトウェアを選択してアップデートする場合は、次のいずれかを実行します。
- アップデートするソフトウェアの項目で[アップデート]を選択します。
ソフトウェアをアップデートする前に、使用許諾契約書の確認を促すメッセージが表示されます。使用許諾契約書は、[使用許諾契約書]ドロップダウンリストで確認できます。使用許諾契約書の言語は、既定では、ソフトウェアのインターフェイスの言語と同じです。ソフトウェアのインターフェイスの言語の使用許諾契約書がない場合、使用許諾契約書は本製品のインターフェイスの言語で表示されます。上記以外の場合はすべて、使用許諾契約書は英語で表示されます。英語の使用許諾契約書がない場合は、最初に使用可能な言語で表示されます。
- 選択したソフトウェアの適用可能なアップデートに関する通知を停止する場合は、
をクリックしてメニューを開き、[このアプリケーションをアップデートしない]を選択します。
選択したソフトウェアが除外リストに移動します。このソフトウェアに対してリリースされる新しいアップデートに関する通知は、表示されなくなります。
- 選択したアップデートに関する通知を停止する場合は、
をクリックしてメニューを開き、[このアップデートをスキップする]を選択します。
選択したソフトウェアのアップデートが除外リストに移動します。このソフトウェアに対してリリースされる新しいアップデートに関する通知は、表示されます。
- 選択したソフトウェアのアップデートを手動でダウンロードおよびインストールする場合は、
をクリックしてメニューを開き、[開発元のWebサイトを開く]を選択します。
ソフトウェアの開発元のWebサイトが、オペレーティングシステムの既定のブラウザーで開きます。Webサイトでアップデートを確認し、手動でダウンロードします。
- アップデートするソフトウェアの項目で[アップデート]を選択します。
ウィンドウのインターフェイス、アプリケーションアップデーターおよび使用許諾契約書は、本製品で設定されている言語によって表示が異なる可能性があります。
アップデートやソフトウェアの除外リストからの削除
ソフトウェアのアップデートのリストを確認するとき、個々のアップデートの通知や特定のソフトウェアのすべてのアップデートの通知をスキップできます。そのようなアップデートやソフトウェアは除外リストに追加されます。
アップデートやソフトウェアを除外リストから削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- [信頼リスト]をクリックして[信頼リスト]ウィンドウを開きます。
アップデート不要と指定したソフトウェアおよびアップデートと、インストールしなかった個々のアップデートが[除外リスト]に表示されます。
- リストからアップデートまたはソフトウェアを選択し、[削除する]をクリックします。
次回のアップデート検索時に、除外リストから削除したソフトウェアのアップデートの有無が通知されるようになります。
重複
コンピューターには名前が同じファイルや内容の全く同じファイルが保存されていることがあります。このような重複ファイルによって、メモリには不要なファイルが溢れ、空き容量が必要以上に消費されるため、コンピューターの動作速度が低下してしまいす。重複したファイル機能を使用すると、ファイルを検索し、不要なファイルを削除できます。
重複ファイルを削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [重複]セクションのドロップダウンリストで、検索エリアを選択します。
- [検索する]をクリックします。
- 検索結果のウィンドウで、ファイルを選択して[削除する]をクリックします。
コンピューターから重複ファイルが削除されます。元のデータは保存されます。
ページのトップに戻るサイズの大きなファイル
データを保存しようとするが、空き容量が足りなくて保存できない・・・このような経験はありませんか?本製品を使用すると、不要なサイズの大きなファイルを見つけて削除できます。
サイズの大きなファイルを見つけて削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [サイズの大きなファイル]セクションの[次より大きいファイル]ドロップダウンリストで検索するファイルのサイズを指定します(>1GBなど)。
- 検索するフォルダーを選択するか、既定値(ユーザーのフォルダー)のままにします。
- [検索する]をクリックします。
検索が実行され、[サイズの大きなファイル]ウィンドウが表示されます。ウィンドウ内には見つかったサイズの大きなファイルの一覧が表示されます。ファイルの種別順にファイルを並べ替えることができます。並べ替えを行うには、ファイルのカテゴリを選択します([画像]など)。
- 次の操作を行います。
- すべてのファイルを削除する場合、[すべて選択]のチェックボックスをオンにして[削除する]をクリックします。
- それ以外の場合、特定のファイルの隣にあるチェックボックスをオンにして[削除する]をクリックします。
選択されたファイルがコンピューターから削除されます。
ページのトップに戻る使用されていないアプリケーション
さまざまな要素がコンピューターの動作速度に影響を与えますが、そのうちのひとつの要素はインストールされたアプリケーションの数です。インストールされているアプリケーションの数が多いほど、コンピューターの処理速度は遅くなります。これは、ユーザーに同意を求めることなくインストールされたアプリを含む一部のアプリが自動的に起動されたり、不必要な動作をしたり、もしくは悪意のある操作を実行したりするなど、CPUリソースを消費してRAMを使用していることにより発生していることがあります。
本製品を使用することで、そのようなアプリを検索して削除できます。
使用しないアプリケーションを削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [検索する]セクションの[未使用アプリケーション]をクリックします。
検索が完了すると、本製品は使用されていないアプリのリストを表示します。リスト内で削除するアプリケーションを選択できます。
- アプリケーションを削除するには、削除するアプリケーションの隣に表示されている[削除]をクリックします。
アプリケーションがコンピューターから削除されます。
ページのトップに戻るハードドライブ状態モニターについて
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
ハードドライブが突然破損すると、ハードドライブ内に保存されていたデータを失う恐れがあります。本製品は、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を使用してハードドライブの状態を確認します。この技術は、ハードドライブの主要なパフォーマンスの特徴を継続的に監視します。本製品を使用すると、ハードドライブの状態が悪くなった際にそのことをより早く検知し、破損の可能性があるドライブからデータを別の媒体にコピーすることができます。
ハードドライブ状態モニターがオンになっていると、本製品はハードドライブの状態を監視し、状態が悪くなった際に通知します。内部および外部のハードドライブの状態を確認できます。ハードドライブの状態が悪化した場合、タスクバーの通知エリアに通知が表示されます。ハードドライブの状態に関する詳細なレポートは、[レポート]セクションに表示されます。
ハードドライブの状態が悪化し、そのドライブに保管されているデータの損失のリスクがある場合、本製品はデータ損失を避けるためこのドライブから別の媒体へデータをコピーするよう促します。破損したハードドライブから状態の良いメディアへデータをコピーできます。
ハードドライブ状態モニターをオフにできます。ハードドライブ状態モニターをオフにすると、本製品はハードドライブの状態に関する情報を通知せず、またデータをコピーするよう促すこともありません。
ページのトップに戻るハードドライブ状態モニターをオンまたはオフにする方法
ハードドライブ状態モニターをオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブ状態モニターをオンにするには、[ハードドライブ状態のスキャンを実行]をオンにします。
- ハードドライブ状態モニターをオフにするには、[ハードドライブ状態のスキャンを実行]をオフにします。
ハードドライブの状態を確認する方法
本製品は定期的に内部ハードドライブや外付けハードドライブの両方の状態を監視します。監視はバックグラウンドで行われます。ハードドライブの状態が悪化し、このドライブにデータを保管することが安全でない場合、本製品は通知を表示し、他のメディアにデータをコピーすることをおすすめします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウには、ハードドライブに関する次の情報が表示されます。
- ドライブの状態
- ドライブの温度
ハードドライブには次のいずれかの状態が表示されます。
- 良い – 新品のハードドライブに相当する状態です
- 通常 – ハードドライブに軽微な問題があります
- 悪い – ハードドライブに重大な問題があり、データ損失の可能性があります
ハードドライブの温度には次のいずれかの状態が表示されます。
- 良い – ハードドライブはオーバーヒートしていません
- 通常 – ハードドライブの温度がわずかに上昇しています
- 悪い – ハードドライブはオーバーヒートしています
[ドライブ状態の履歴]の表で、指定した期間内におけるドライブの状態変化を確認できます。最大期間は1年です。
本製品はハードドライブに関する次の統計を表示します。
- 電源オンの合計時間 – ハードドライブがオンになっていた合計時間です
- 電源サイクル数の合計 – ハードドライブがオンにされた合計回数です
[<端末名>のS.M.A.R.T. 属性]レポートでは、重要度順に並べられたハードドライブのS.M.A.R.T.パラメーターの値に関する情報を確認できます。パラメーターは、ハードドライブの製造元および機種によって異なります。
コンピューターのハードドライブの現在の状態を確認するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [ハードドライブとデータを管理]で、次の操作を実行します。
- グラフを確認する場合、[履歴]をクリックします。
- グラフを確認する場合、[詳細]をクリックします。
ハードドライブの詳細な状態を確認できるウィンドウが表示されます。
ページのトップに戻る破損したハードドライブからデータをコピーする方法
ハードドライブの状態が悪化し、そのドライブに保管されているデータの損失のリスクがある場合、本製品はデータ損失を避けるためこのドライブから別の媒体へデータをコピーするよう促します。
破損したハードドライブからデータをコピーするには、次の操作を行います。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウが表示されます。
- [ハードドライブ状態モニター]ウィンドウで[データをコピーする]をクリックします。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
- [データをコピー]ウィンドウで[バックアップを開始]をクリックします。
[保管領域の選択]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域の選択]ウィンドウで、破損したハードドライブからデータをコピーする状態の良いハードドライブを選択します。
- [次へ]をクリックします。
[コピーするファイルまたはフォルダーを選択してください]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- Windowsのエクスプローラーから[コピーするファイルまたはフォルダーを選択してください]ウィンドウのハイライトされた部分へ、ファイルをドラッグアンドドロップします。
- [リストから選択してください]リンクをクリックします。
表示されたエクスプローラーのウィンドウで、状態の良いハードドライブへコピーするファイルとフォルダーを選択できます。
- コピーするファイルとフォルダーをリストに追加したあとで、[次へ]をクリックします。
[データをコピーするフォルダーを作成]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [次へ]をクリックして、状態の良いハードドライブに新しいフォルダーを作成し、破損したハードドライブからファイルおよびフォルダーをコピーします。
- [変更する]をクリックして、状態の良いハードドライブ内の既存のフォルダーを選択し、破損したハードドライブからファイルおよびフォルダーをコピーします。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 選択された状態の良いハードドライブに、選択されたファイルおよびフォルダーをコピーするための十分な空き容量がある場合、[次へ]をクリックしてコピーを開始します。
- 選択された状態の良いハードドライブに、選択されたファイルおよびフォルダーをコピーするための十分な空き容量がない場合、[戻る]をクリックして他のドライブを選択してからもう一度試します。
- コピーの終了後、次のいずれかの操作を行います。
- 破損したハードドライブからコピーされたファイルを含むフォルダーを開くには、[フォルダーを開く]をクリックします。
- ウィンドウを閉じるには、[完了]をクリックします。
破損したハードドライブからDropboxのオンライン保管領域にデータをコピーするには、次の操作を行います。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウが表示されます。
- [ハードドライブ状態モニター]ウィンドウで[データをコピーする]をクリックします。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
- [データをコピー]ウィンドウで[バックアップを開始]をクリックします。
[保管領域の選択]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域の選択]ウィンドウで、Dropboxのオンライン保管領域を選択します。
次のいずれかの操作も可能です。
- 保管領域が有効でない場合、[有効にする]をクリックします。
- 保管領域をオフにする場合、[保管領域を削除する]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
[データをコピー]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- Windowsのエクスプローラーから[データをコピー]ウィンドウのハイライトされた部分へ、ファイルをドラッグアンドドロップします。
- [リストから選択してください]リンクをクリックします。
表示されたエクスプローラーのウィンドウで、Dropboxのオンライン保管領域にコピーするファイルとフォルダーを選択します。
- コピーするファイルとフォルダーをリストに追加したあとで、[バックアップを開始]をクリックします。
データのコピーが開始されます。
- コピーの終了後、次のいずれかの操作を行います。
- データのバックアップが完了した場合、[完了]をクリックしてウィンドウを閉じます。
- バックアップが完了しなかったという通知が表示された場合、オンライン保管領域の空き容量を増やしてからもう一度試します。
オンラインのクラウド保管領域に保管されているデータのコピーには、制限事項があります。
ハードドライブ状態モニターの制限事項
次の制限事項により、ハードドライブの状態について決定不可能な場合があります。
- お使いのハードドライブがS.M.A.R.T.テクノロジーに対応していない
- ハードドライブでS.M.A.R.T.機能がオフになっている
- 本製品は以下をサポートしていません。
- 接続されているハードドライブの種別
- ハードドライブのUSBコントローラーの種別
- ハードドライブがオフになっている
- ハードドライブがVMWareなどの仮想マシンに追加されている。このようなハードドライブに関する情報は表示されないか、正しく表示されないことがあります。
バックアップと復元について
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
コンピューターが正しく動作しなくなったときや、盗難に遭ったとき、誤ってデータを削除してしまった場合や、ハッカーにより破損させられた場合など、データの紛失からお使いのデータを保護するために、バックアップと復元が必要です。
データをバックアップするには、バックアップタスクを作成し、開始します。タスクは、スケジュールに従って自動的に実行することも、手動で実行することもできます。完了したバックアップタスクの情報を確認することもできます。
データのバックアップコピーは、外付けデバイスまたはオンライン保管領域に保存してください。
本製品はMicrosoft Windowsオペレーティングシステムがドライブ上で動作している場合はドライブの完全コピーを作成することはできません。
本製品では、次の種別の保存領域でバックアップコピーを作成できます:
- ローカルドライブ
- 外付けデバイス(外付けハードディスクなど)
- ネットワークドライブ
- オンライン保管領域:
ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを作成する
バックアップタスクは、ローカルコンピューターのファイルに対するユーザーのアクセス権限に基づいて作成されます。
ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したタスクのみにアクセスできます。ローカル管理者権限がある場合、すべてのタスクを表示できますが、他のユーザーが作成したタスクは変更できません。
以前にユーザー権限を設定しないで作成したバックアップタスクには、そのコンピューターを使用するすべてのユーザーがアクセスできます。ただし、このようなタスクを変更した場合、そのタスクはタスクを変更したユーザーの権限に基づいて実行されます。
ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを復元する
ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したバックアップタスクから自分がアクセス権を持つフォルダーに対してのみデータを復元できます。ローカル管理者権限がある場合、どのバックアップタスクからでも任意のフォルダーにデータを復元できます。
フォルダーに含まれるコピーされたファイルのサイズの合計は、他のフォルダーへのリンクが含まれている場合、そのフォルダーのサイズを超える可能性があります(たとえば、ドキュメントフォルダーをコピーする場合、ドキュメントフォルダーにミュージック、ピクチャ、ビデオのフォルダーへのリンクが含まれていると、それらのフォルダーもコピーされます)。
OneDriveでのバックアップと復元について
コンピューター上のOneDriveフォルダーにファイルをバックアップする場合、クラウドファイルがOneDriveフォルダーにダウンロードされているかどうかによって動作が異なります。
- ファイルがクラウドとコンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
- ファイルがクラウドになく、コンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
- ファイルがOneDriveフォルダーに表示されているが、コンピューターにではなくクラウドにのみ保存されている場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
バックアップタスクを作成するには
バックアップタスクを作成するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[ファイルを選択する]をクリックします。
バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。
ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。任意のステップでウィザードを中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。
ウィザードのステップは次のとおりです。
ステップ 1:ファイルの選択
このステップでは、ファイルの種別を選択するか、バックアップするフォルダーを指定します。
- 設定を簡単に行う場合は、あらかじめ設定されてあるファイルの種別(マイ ドキュメントとデスクトップのフォルダーのファイル、画像と写真、ムービーと動画、音楽ファイル)を選択します。このオプションを選択すると、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」に進みます。
「デスクトップ」と「マイ ドキュメント」のフォルダーがネットワークドライブ上にある場合、これらのフォルダーにあるファイルのバックアップコピーは作成されません。
- バックアップするフォルダーを手動で指定する場合は、[指定したフォルダーのファイルのバックアップを作成する]をオンにします。
ステップ 2:バックアップするフォルダーの選択
前のステップで[指定したフォルダーのファイルのバックアップを作成する]を選択した場合、[フォルダーを追加]をクリックして[バックアップするフォルダーを選択]ウィンドウでフォルダーを選択するか、[バックアップするフォルダーの選択]ウィンドウへフォルダーをドラッグします。
選択したフォルダーでバックアップするファイルのカテゴリを指定する場合は、[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにします。
ステップ 3:バックアップするファイル種別の選択
前のステップで[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにしている場合、このステップでは、バックアップするファイルの種別の横にあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 4:バックアップの保管領域の選択
バックアップ保管領域を選択します。
- オンライン保管領域:オンライン保管領域のDropboxにバックアップコピーを保存する場合は、このオプションを選択します。Dropboxを使用するには、先にアクティベートしておく必要があります。オンライン保管領域にデータをバックアップする場合、Dropboxの利用規定で制限対象となっている種別のデータのバックアップコピーは作成されません。
- ローカルドライブ:ローカルドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するローカルドライブをリストから選択します。
- ネットワークドライブ:ネットワークドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するネットワークドライブをリストから選択します。
- リムーバブルドライブ:外付けデバイスにバックアップコピーを保存する場合は、該当する外付けデバイスをリストから選択します。
データを安全に保護するために、オンライン保管領域を使用するか、外付けデバイスにバックアップ保管領域を作成してください。
[保管領域の詳細設定を使用する]をオンにすると、ファイルの保管領域の設定を編集できます(保存するファイルのバックアップコピーのバージョン数および、バックアップコピーの保管期間)。
ステップ 5:バックアップのスケジュール作成
次のいずれかを行います。
- バックアップタスクを自動で開始する場合は、バックアップタスクのスケジュールを指定します。
- [バックアップ]ドロップダウンリストでタスクの実行間隔を選択し([毎日]など)、[実行時刻]でタスクを実行する時刻を指定します。
- [アカウント]セクションで、そのコンピューターで使用する Windows アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。Windowsアカウントのデータは、バックアップ中にファイルへアクセスするために必要です。
- コンピューターの電源がオンになった後すぐにバックアップを実行する場合は、[指定時刻にコンピューターがオフの場合はコンピューター起動時にバックアップを実行する]をオンにします。例として、バックアップが週末ごとに実行するようにスケジュールされていたとします。週末にコンピューターを起動しなかった場合、平日にコンピューターを起動するとバックアップが実行されます。このチェックボックスをオフにすると、バックアップはスケジュールに従って実行され、実行に失敗しても再度バックアップを実行することはありません。
- タスクを手動で開始する場合は、[バックアップ]リストで[手動]を選択します。
バックアップタスクを使用する際は、次のことに注意してください。
- スケジュールされたバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
- 手動のバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要はありません。
- 手動のタスクをスケジュールされたタスクに変更する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
ステップ 6:バックアップコピーを保護するパスワードの設定
バックアップコピーへのアクセスをパスワードで保護する場合は、[パスワードによる保護をオンにする]をオンにして、[バックアップへのアクセス用パスワード]と[パスワードを再入力(確認)]を入力します。
パスワードは、認証されていないアクセスからバックアップ保管領域を保護するために必要です。
次の場合にパスワードを入力するよう要求されます。
- ローカルドライブまたはフラッシュドライブなどのリムーバブルドライブにバックアップ保管領域を初めて作成したとき。続いてそのローカルドライブまたはリムーバブルドライブ上にバックアップタスクを作成した場合はパスワードの入力は求められません。その前に入力したパスワードが使用されます。
リムーバブルドライブ上にローカルバックアップ保管領域をコピーし、そのリムーバブルドライブを別のコンピューターに接続した場合は、この保管領域からデータをコピーしたり復元するときにパスワードの入力が要求されます。
- リムーバブルドライブをコンピューターに接続したとき。本製品はリムーバブルドライブをチェックし、リムーバブルドライブ上にバックアップ保管領域を検出した場合、パスワードの入力を要求します。
ステップ 7:ファイルのバージョンの保管領域の設定
このステップは、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」で[保管領域の詳細設定を使用する]をオンにした場合に表示されます。
ファイルの保管領域の設定を指定する
- [バックアップのバージョン数を制限する]をオンにし、[保管するバックアップのバージョン数]で、1つのファイルに対して保管するバックアップコピーのバージョンの数を指定します。
- [バックアップのバージョンの保存期間を制限する]をオンにし、[バックアップの古いバージョンを保存する期間]で、バックアップコピーの各ファイルバージョンを保管する日数を指定します。
ステップ 8:バックアップタスクの名前の入力
次の設定を行います。
- バックアップタスクの名前を入力します。
- ウィザードの完了時にバックアップ処理を自動で開始する場合は、[設定完了時にバックアップを実行する]をオンにします。
ステップ 9:ウィザードの完了
バックアップ保管領域の設定の処理が表示されます。この処理には時間がかかる場合があります。
設定を完了したら、[完了]をクリックします。
バックアップタスクが作成されます。作成したタスクは、[バックアップと復元]ウィンドウに表示されます。
バックアップタスクを開始するには
バックアップタスクを開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
- [バックアップと復元]ウィンドウでバックアップタスクを選択し、[実行する]をクリックします。
バックアップタスクが開始します。
ページのトップに戻るバックアップコピーからのデータの復元
バックアップコピーからデータを復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
[バックアップと復元]ウィンドウが表示されます。
- 該当するバックアップタスクの[ファイルを復元する]をクリックします。
- [保管領域を管理する]をクリックして、該当するバックアップ保管領域の[ファイルを復元する]をクリックします。
- バックアップコピーの作成時にパスワードを指定している場合、そのパスワードを[保管領域にアクセスするためのパスワードを入力してください。]ウィンドウに入力します。
- [バックアップ日時]ドロップダウンリストで、バックアップコピーが作成された日時を選択します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- すべてのデータを復元する場合は、[すべてのデータ]を選択します。
- 特定のフォルダーだけ復元する場合は、復元するフォルダーの横にあるチェックボックスを選択します。
- 特定のファイルだけを復元する場合は、[名前]列の復元するファイルの横にあるチェックボックスを選択します。
- 特定の種別のファイルのみを復元する場合、[ファイル種別]ドロップダウンリストでファイル種別を選択します。
- [選択したファイルを復元する]をクリックします。
[バックアップからファイルを復元]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかのオプションをオンにします。
- 元のフォルダー:このオプションをオンにすると、元のフォルダーにデータを復元します。
- 指定されたフォルダー:このオプションをオンにすると、指定のフォルダーにデータを復元します。[参照]をクリックして、データの復元先となるフォルダーを選択します。
- [ファイル名が競合する場合、]ドロップダウンリストで、ファイルの復元先フォルダーにすでに同じ名前のファイルが存在する場合に実行する処理を選択します。
- 手動で選択する – ファイル名が一致するとき、次のいずれかの処理を選択するよう求められます:ファイルをバックアップコピーで置き換える、両方のファイルを保存する、ファイルを復元しない。
- ファイルをバックアップで置き換える – 既存のファイルを削除して、バックアップコピーから復元したファイルに置き換えます。
- 両方のファイルを保存する – 既存のファイルを変更せずに、バックアップコピーから復元したファイルを新しい名前で同じフォルダーに保存します。
- ファイルを復元しない – 既存のファイルを変更せず、バックアップコピーから同じ名前のファイルを復元しません。
- [復元する]をクリックします。
修復対象として選択したファイルがバックアップコピーから復元され、指定したフォルダーに保存されます。
FTP保管領域からのデータの復元
本製品ではFTPを経由したバックアップと復元はサポートされません。その他のカスペルスキー製品で作成したバックアップコピーをFTP保管領域から復元するには、次の説明に従います。
FTP保管領域からバックアップコピーを復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
[バックアップと復元]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域を管理する]をクリックして[保管領域]ウィンドウを開きます。
- エクスプローラーでFTP保管領域を開きます。
storage.xml
ファイルを含むデータを「С:\<フォルダー名>」などのローカルドライブにコピーします。- FTP保管領域の隣にある[保管領域]ウィンドウで[保管領域を削除する]をクリックします。
- 削除の確認ウィンドウで、[削除する]をクリックします。
保管領域が削除されます。
- [保管領域]ウィンドウで[既存の保管領域を接続する]をクリックします。
- [保管領域を接続する]ウィンドウで、[ローカルドライブ]セクションを選択し、[参照]をクリックしてFTP保管領域からバックアップコピーをコピーしたローカルドライブのフォルダーのパスを指定します。
- 接続した保管領域の隣にある[保管領域]ウィンドウで[ファイルを復元する]をクリックします。
- 標準の復元手順に従って操作します。
復元ツールを使用したバックアップコピーからのデータの復元
Kaspersky Restore Utilityでは、カスペルスキー製品が破損した、または削除されたコンピューターのバックアップストレージデータを管理できます。既定では、アプリケーションのインストール後、このユーティリティはアプリケーションの設定フォルダー内の[Kaspersky Restore Utility]フォルダーに置かれます。カスペルスキー製品がインストールされていない、または破損しているコンピューターで復元ツールを使用するには、外付けデバイスに復元ツールをコピーします。
Kaspersky Restore Utilityを開始するには、ローカル管理者権限が必要です。
ページのトップに戻るオンライン保管領域について
本製品では、Dropboxサービスを使用して、データのバックアップコピーをオンライン保管領域やリモートサーバーに保存することができます。
オンライン保管領域を使用するには、次の操作を行います。
- コンピューターがインターネットに接続していることを確認する。
- オンラインのデータ保管領域サービスのプロバイダーのWebサイトで、アカウントを作成する。
- オンライン保管領域をアクティベートする。
本製品がインストールされている複数のデバイスから同一のオンライン保管領域にデータをバックアップする場合、同じDropboxアカウントを使用できます。
オンライン保管領域の容量は、DropboxのWebサービスのプロバイダーによって決められています。Dropboxの利用規約の詳細は、DropboxのWebサイトを参照してください。
ファイルをDropboxにコピーするとき、本製品はファイル名またはパス内の大文字小文字を区別しません。そのため、大文字小文字の区別がされたファイルまたはパスのバックアップコピーを作成するときには、Dropboxでの競合を避けるためにバックアップコピーを1つだけ作成します。
ページのトップに戻るオンライン保管領域をアクティベートするには
オンライン保管領域をアクティベートするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[ファイルを選択する]をクリックします。
バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。
- データ種別の選択ウィンドウで、データのカテゴリを選択するか、バックアップするファイルを手動で指定します。
- 保管領域の選択ウィンドウで、[オンライン保管領域]の[有効にする]を選択します。
オンライン保管領域を作成するには、インターネット接続が必要です。
Dropboxのアカウントのログインダイアログが表示されます。
- 表示されるウィンドウで、次のいずれかの操作を行います。
- Dropboxに登録していない場合は、登録を完了します。
- すでにDropboxに登録済みの場合は、Dropboxのアカウントにログインします。
- オンライン保管領域のアクティベーションを終了するには、データのバックアップや復元をする際に、本製品がDropboxのアカウントを使用できるようになっていることを確認してください。保存データのバックアップコピーは、Dropbox保管領域のフォルダーに作成された別のフォルダーに配置されます。
オンライン保管領域のアクティベーションが完了すると、保管領域の選択ウィンドウが開きます。ウィンドウには、選択対象のオンライン保管領域が表示されます。アクティベートしたオンライン保管領域には、使用済みの容量と、データを保管できる空き容量が表示されます。
ファイルをDropboxにコピーするとき、本製品はファイル名またはパス内の大文字小文字を区別しません。そのため、大文字小文字の区別がされたファイルまたはパスのバックアップコピーを作成するときには、Dropboxでの競合を避けるためにバックアップコピーを1つだけ作成します。
ページのトップに戻る動作状況モニター
コンピューターがフリーズしたり動作が遅いことに気が付いた場合、現在実行中のアプリケーションとアクティブなプロセスを表示する[アプリケーション動作状況]ウィンドウを表示して、コンピューターリソースを大量に消費しているアプリケーションを終了することができます。
現在の動作を表示してアプリケーションを終了するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [動作状況モニター]ブロックで、[動作を確認する]をクリックします。
[実行中]タブに[アプリケーション動作状況]ウィンドウが表示されます。
- アプリケーションの一覧から、プロセスリソース([CPU]列)もしくはRAM([メモリ]列)を多く消費しているものを選択して、[プロセスの終了]をクリックします。
アプリケーションが終了します。
サイレントモード
サイレントモードでは、仕事中、勉強中、ビデオ会議中、もしくは動画鑑賞中にはセキュリティに関するポップアップ通知が表示されません。サイレントモードは自動でオンまたはオフになります。製品設定を手動で変更する必要はありません。
サイレントモードが終了すると、サイレントモード中に発生したすべてのイベントがタスクバーの通知エリアに表示されます。複数のイベントがある場合は[表示]をクリックして[通知センター]を開いてすべ手のイベントを表示できます。
[通知]セクションの[ステータス]タブの[通知センター]で過去 3 日間に発生したすべてのイベントを表示することもできます。
通知の表示に関して詳しくは、ヘルプの通知に関するセクションを参照してください。
ゲームモード
本製品をコンピューターゲームなどのプログラムと同時に実行する場合、次のような問題が発生する可能性があります。
- システムリソースが不足するため、アプリケーションまたはゲームのパフォーマンスが低下する
- ゲームのプレイ中に通知ウィンドウが表示される
全画面表示に切り替えるたびに、本製品の設定を手動で変更しなくても済むようにするには、ゲームモードを使用します。ゲームモードでは、アプリケーションがフルスクリーンモードで動作している場合、本製品はスキャンタスクとアップデートタスクを実行せず通知も表示しません。
ゲームモードをオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- [ゲームモード]を選択します。
[サイレントモード]を選択することもできます。このモードでは、お客様がアプリケーションを使用して何らかの作業を行っている場合、通知は表示されません。また、スキャンおよびアップデートのタスクも開始されません。
バッテリーセーバー
バッテリーセーバーが有効になると、スケジュールされたスキャンとアップデートタスクが延期されます。必要に応じて、スキャンタスクとアップデートタスクを手動で実行できます。
[コンピューターリソースの消費]ウィンドウで[バッテリーセーバー]のチェックボックスをオンまたはオフにして、省電力モードをオンまたはオフにすることもできます。
ページのトップに戻るオペレーティングシステムの負荷の最適化
本製品を使用してコンピューターのスキャンを実行する際、システムリソースを著しく消費することがあります。システムの負荷を最適化するには、システムメモリ、システムパーティション、スタートアップオブジェクトなどのスキャンタスクと定義データベースのアップデートを、コンピューターがロックされているときまたはスクリーンセーバーが実行されている間に実行するよう設定することが可能です。この追加の設定を行うことにより、コンピューターの使用中にパフォーマンスを犠牲にすることなくセキュリティを向上させることができます。
コンピューターがバッテリーを使用している場合、バッテリーを長持ちさせるためコンピューターがアイドル状態であってもタスクを実行しません。
オペレーティングシステムの負荷を最適化するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- [CPUおよびディスクに高い負荷がかかっている場合に、コンピューターのスキャンを延期する]を選択します。