サポートが限定的なプラットフォームをベースとする仮想環境に Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agent をインストールする方法
更新日: 2023年12月21日
Article ID: 16007
対象製品：Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agent
以下のような、サポートが限定的なプラットフォームをベースとする仮想環境の保護に、Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agent を使用することができます。
- Enterprise Cloud Platform VeiL 4.5
- Sangfor 5.8.5
- SharxBase 5.10.x
- ROSA Virtualization 2.1
- RED Virtualization 7.3
- Tionix Cloud Platform 2.9、3.0
- OpenStack Platform Havana、Stein、Newton、Victoria、Zed、Antelope
- Brest Virtualization Software Platform 2.9、3.2
- zVirt virtualization environment 3.x、4.x
- SpaceVM Cloud Platform 6.2
- Basis.DynamiX Cloud Platform 3.8.5
- VMmanager 2023.11.1–1
インストーラーを入手するには、カスペルスキーカンパニーアカウントを使用して テクニカルサポートにリクエストを送信 します。
サポートが限定的なプラットフォームをベースとする仮想環境の保護用に Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agen をインストールする方法
- 仮想マシンの作成ウィザードを実行します。
- QCOW2 形式の SVM イメージを選択します。
- ウィザードの実行を完了します。
- 仮想マシンを実行します。
- 以下の認証情報を使用して SVM にログインします。
- ログイン：root
- パスワード：7czWtTKhCgrvEYBHb3rE
- 次のコマンドで root のパスワードを変更します。
passwd root
- klconfig のパスワードを変更します。
passwd klconfig
- ネットワークを構成します。以下のコマンドを実行します：
- DHCP を使用している場合：
-
ssh klconfig@localhost dhcp <InterfaceName> yes
- 静的パラメータを使用している場合：
-
[root@localhost ~]# ssh klconfig@localhost network <InterfaceName> <IP> <NetMask> <Broadcast> <Gateway>
- DNS サーバーを設定する場合：
-
ssh klconfig@localhost dns <dns server 1> <dns server 2> <dns server 3>
- 最大 3 台の DNS サーバーを設定する場合：
-
[root@localhost ~]# ssh klconfig@localhost dns <server 1> <server 2> <server 3>
- ネットワークサービスを再起動します。
su klconfig -c "manageservices restart network"
- コネクターの言語を設定します。
ssh klconfig@<IP> connectorlang <lang>
- SVM の名前を設定します。
ssh klconfig@<IP> hostname testsvm.contoso.com <IP>
- ネットワークエージェントの接続の設定を構成します。
ssh klconfig@<IP> nagent <IP or fqdn_of_KSC> 13000 14000
- ネットワークエージェントを再起動します。
ssh klconfig@<IP> manageservices restart klnagent
- 製品をインストールします。
ssh klconfig@<IP> productinstall
- 導入を進めるには、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条項をよく読み、同意したことの確認が必要です。
ssh klconfig@<IP> accept_eula_and_privacypolicy yes
- Scan Server を実行します。
ssh klconfig@<IP> manageservices start scanserver
これで、Kaspersky Security Center を使用して SVM を管理できます。
構成コマンドの詳細な説明については、オンライン ヘルプ ページを参照してください。
制限
- Integration Server はサポートされていません。Integration Server への接続時、SVM はハイパーバイザーが使用できず、Protection Server がハイパーバイザーに接続できないことを通知するイベントを Kaspersky Security Center に送信します。
- Light Agent は、ネットワーク内の SVM を検出できますが、それには、SVM アドレスが手動で指定されたリストを使用する必要があります。SVM の検出に Integration Server を使用することはできません。
このガイド を使用して ROSA Virtualization 2.1 インフラストラクチャに指定された制限を削除することもできます。