ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを手動で割り当てる
ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを手動で割り当てる
2023年4月17日
ID 3420
Kaspersky Security Center で、ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを指定できます。
ディストリビューションポイント用デバイスは、自動的に割り当てることを推奨します。自動的に割り当てる場合、ディストリビューションポイントに指定するデバイスを Kaspersky Security Center が選択します。何らかの理由(たとえば、この用途専用で割り当てられたサーバーを使用する、など)により自動割り当てが選択できない場合、ディストリビューションポイント数の計算と設定を行った後に、手動でディストリビューションポイントを割り当てることができます。
ディストリビューションポイントとして動作するデバイスについては、あらゆる不正なアクセスに対して、物理的な保護も含めて保護する必要があります。
ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを手動で指定するには:
- コンソールツリーで、[管理サーバー]フォルダーを選択します。
- 管理サーバーのコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
- 管理サーバーのプロパティウィンドウで、[ディストリビューションポイント]セクションを選択し、[追加]をクリックします。[ディストリビューションポイントを手動で割り当て]がオンになっていると、このボタンを使用できます。
[ディストリビューションポイントの追加]ウィンドウが表示されます。
- [ディストリビューションポイントの追加]ウィンドウで、次の操作を実行します:
- ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを選択します(管理グループ内のデバイスを選択するか、デバイスの IP アドレスを指定します)。デバイスを選択する際は、ディストリビューションポイントの動作とディストリビューションポイントとして動作するデバイスの要件を確認してください。
- ディストリビューションポイントがアップデートを配信するデバイスを指定します。管理グループまたはネットワークロケーションの説明を指定できます。
- [OK]をクリックします。
追加されたディストリビューションポイントが、[ディストリビューションポイント]セクションのディストリビューションポイントのリストに表示されます。
- 新しく追加したディストリビューションポイントをリストから選択し、[プロパティ]をクリックして、プロパティウィンドウを開きます。
- プロパティウィンドウでディストリビューションポイントを設定します。
- [全般]セクションには、ディストリビューションポイントとクライアントデバイスの間の通信の設定があります。
- [範囲]セクションで、ディストリビューションポイントがアップデートを配信する範囲を指定します(管理グループまたはネットワークロケーション)。
- [KSN プロキシ]セクションでは、ディストリビューションポイントを使用して管理対象デバイスからの KSN リクエストを転送するようにアプリケーションを設定できます:
- [デバイスの検索]セクションで、ディストリビューションポイントによる、Windows ドメイン、Active Directory、および IP アドレス範囲のポーリングを設定します。
- [詳細]セクションで、配信されたデータの格納用にディストリビューションポイントが使用するフォルダーを指定します。
選択されたデバイスがディストリビューションポイントとして使用されます。
Windows オペレーティングシステムが実行されているデバイスのみが、ネットワークロケーションを判別できます。他のオペレーティングシステムが実行されているデバイスのネットワークロケーションを判別することはできません。
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