本製品をローカルにインストールするには、完全配信パッケージの setup.exe ファイルを実行して、セットアップウィザードの指示に従います。インストール方法の詳細については、『管理者用ガイド』を参照してください。
インストール中、Kaspersky Endpoint Security と同時に実行した場合に、ユーザーのコンピューターのパフォーマンスに影響したり、他の問題が生じたり、あるいは相互運用が完全に不可となる可能性のあるアプリケーションを検出し、アンインストールすることができます。互換性のないソフトウェアの全リストはこちらの記事を参照してください。
以下の製品は、完全配信パッケージからのインストール時に、Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 for Windows にアップグレードできます:
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 for Windows (build 10.2.2.10535)
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 1 for Windows (ビルド 10.2.2.10535(MR1)).
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 2 for Windows (ビルド 10.2.4.674).
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 3 for Windows (ビルド 10.2.5.3201).
ベータバージョンから Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 for Windows へのアップグレードはサポートされません。
Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 以降では、暗号化モジュールが製品の配信パッケージにライブラリ(cab)として含まれており、以下の場合にコンピューターに自動的にインストールされます。
- ハードディスク暗号化(FDE)をインストールするとき。
- ファイルレベル暗号化(FLE)をインストールするとき。
- 暗号化モジュールがインストールされているコンピューターにアップグレードをインストールするとき。以下に注意してください:
インストールされている暗号化モジュールを自動的にアップグレードするには、Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 の適切な配信パッケージを使用してください:
- kes10winsp2_<言語コード>_aes256 – 実効鍵長 256 ビットの AES 暗号化モジュールをアップグレードする場合
- kes10winsp2_<言語コード>_aes56 – 実効鍵長 56 ビットの AES 暗号化モジュールをアップグレードする場合(日本では提供していません)
暗号化モジュールの自動アップグレードは、以下の構成でのみ実行されます:
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1(ビルド 10.2.2.10535)と暗号化モジュール 1.0.2.1068
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 1(ビルド 10.2.2.10535(MR1))と暗号化モジュール 1.0.2.1068
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 2(ビルド 10.2.4.674)と暗号化モジュール 1.1.0.73
- Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 1 Maintenance Release 3(ビルド 10.2.5.3201)と暗号化モジュール 1.1.0.73
上記の条件が満たされている場合、インストールされている暗号化モジュールが自動的に削除され、暗号化に必要なすべてのライブラリがインストールされます。
上記と異なる構成をアップグレードする方法と、使用している暗号化の有効鍵長を変更する場合に必要な操作については、「AES 暗号化モジュールとの互換性と、暗号化機能を Service Pack 2 にアップグレードする際の詳細事項」を参照してください。