カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 の データ暗号化
更新日: 2022年10月23日
Article ID: 14454
データ暗号化 機能は、不正アクセスなどから個人データや機密データを保護することを目的としています。
データ暗号化 機能を利用すると、データは特別な保管庫に暗号化されて保存されます。(保管庫 とは、ユーザーのみが知っているパスワードを使用してロックやロックの解除ができる データの保管領域です。
保管庫内のデータには、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 がインストールされたコンピューターからのみアクセスできます。
保管庫を作成する方法
- 製品のメイン画面を開き、[ データ暗号化 ]をクリックします。
- [ 新しいデータ保管庫を作成 ]をクリックします。
- [ ファイルとフォルダーをデータ保管庫に追加する ]を選択し、データ暗号化を行いたいファイルまたはフォルダーを追加後、[ 続行 ]をクリックします。(ファイルをドラッグアンドドロップで追加することもできます。)
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以下の項目を入力または設定し、[ 続行 ]をクリックします。
- データ保管庫の名前
- データ保管庫の場所 : 保管庫を保存する場所のパスを入力するか、[ 参照 ]をクリックしてフォルダーを選択します。
- データ保管庫のサイズ : サイズを入力するか、矢印ボタンを使用して設定します。
- オプションで、[ データ保管庫へのショートカットをデスクトップに作成 ] が利用できます。
- [ 外付けデバイスの接続時にデータ保管庫を開く ]このチェックボックスは、データ保管庫の場所として外付けデバイスが選択されている場合に表示されます。オンにすると、外付けデバイスが接続されたときに、データ保管庫が自動で開きます。
- 保管庫にアクセスするためのパスワードを入力し、[ 続行 ]をクリックします。
パスワードを紛失したり忘れてしまうと保管庫にアクセスできなくなります。パスワードを復元することはできません。
- データが保管庫にコピーされます。[ 削除 ]をクリックすると、元のファイルまたはフォルダーが削除されます。
- [ 完了 ]をクリックします。
- 作成した保管庫が、[ データ暗号化 ]ウィンドウに表示されます。[ ロック ]をクリックするとデータが暗号化されます。
保管庫のプロパティを 変更 / 確認 する方法
以下の情報を 変更 / 確認 することができます。:
- 名前の変更
- パスワードの変更 古いパスワードを入力し、新しいパスワードを設定できます。
- データ保管庫の場所を表示 Windows Explorer でデータ保管庫のあるフォルダーを表示します。
- データ保管庫へのショートカットをデスクトップに作成 デスクトップにショートカットを作成します。
- 削除 データ保管庫を削除します。この操作にはデータ保管庫にアクセスするためのパスワードが必要です。
- 製品のメイン画面を開き、[ データ暗号化 ]をクリックします。
- プロパティを変更したい保管庫の [ ロックの解除 ] の横にある矢印ボタンをクリックします。プロパティは保管庫が暗号化されている場合にのみ編集できます。必要な保管庫がリストにない場合は、[ 既存のデータ保管庫を使用 ]をクリックして保管庫へアクセスします。