累積的な更新プログラム 14 のインストール後、Microsoft Outlook と Microsoft Exchange の接続で発生する問題

更新日: 2024年5月27日 Article ID: 16046
 
 
 
 
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
  • Kaspersky Endpoint Security 12.5 for Windows(バージョン 12.5.0.539)
  • Kaspersky Endpoint Security 12.4 for Windows(バージョン 12.4.0.467)
  • Kaspersky Endpoint Security 12.3 for Windows(バージョン 12.3.0.493)
  • Kaspersky Endpoint Security 12.2 for Windows(バージョン 12.2.0.462)
  • Kaspersky Endpoint Security 12.1 for Windows(バージョン 12.1.0.506)
  • Kaspersky Endpoint Security 12 for Windows(バージョン 12.0.0.465)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.11 for Windows(バージョン 11.11.0.452)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.10 for Windows(バージョン 11.10.0.399)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.9 for Windows(バージョン 11.9.0.351)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.8 for Windows(バージョン 11.8.0.384)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.7 for Windows(バージョン 11.7.0.669)
 
 
 
 

問題

2024 年 2 月にリリースされた Microsoft Exchange 2019 の累積的な更新プログラム 14 ( KB5035606 ) またはそれ以降の更新プログラムを Microsoft Exchange サーバーにインストールすると、 Kaspersky Endpoint Security for Windows がインストールされているユーザーにメールのパフォーマンスに関する問題が発生します。

Microsoft Outlook メールクライアントが、Microsoft Exchange に接続するための資格情報を要求したり、Microsoft Exchange サーバー証明書が無効であると警告したりします。

原因

累積的な更新プログラム 14 以降の更新プログラムには、既定で拡張デバイス認証モード ( Exchange Server の拡張保護) が含まれています。このモードは、メールクライアントと Microsoft Exchange サーバー間のネットワークトラフィックを偽の証明書による傍受から保護します。

暗号化された接続のスキャンが有効になっている場合、 Kaspersky Endpoint Security for Windows は保護されたトラフィックを復号化して分析します。

これらの技術を連携させるには、Kaspersky Endpoint Security for Windows の設定が追加で必要になる場合があります。

解決方法

  1. Kaspersky Security Center を開きます。
  2. 管理サーバーをクリックし、[ ポリシー ] に移動します。
  3. Kaspersky Endpoint Security for Windows がインストールされているデバイスを管理するポリシーを選択します。
  4. [ 全般設定 ] [ ネットワーク設定 ] の順に移動し、[ 詳細設定 ] を選択します。
  5. [ 暗号化された接続のスキャンのエラーが発生した場合 ] のパラメータに設定されている値を確認します。IP アドレス範囲のポーリングの詳細は、オンラインヘルプ を参照してください。
    • [ 除外リストにドメインを追加 ] 値が設定されている場合、 Kaspersky Endpoint Security for Windows は Microsoft Exchange サーバーのアドレスとポートをローカルの除外リスト [ スキャンエラーが発生したドメイン ] に自動的に追加し、Microsoft Exchange への接続をブロックしません。
    • [ 接続をブロックする ] 値が設定されている場合は、除外対象を手動で追加します:
      1. Kaspersky Endpoint Security for Windows のネットワーク設定で、[ 信頼するアドレス ] リストを開きます。
      2. すべての Microsoft Exchange ホスト接続アドレスをリストに追加します。

解決しない場合

問題が解決しない場合は、こちら の推奨事項を参照のうえ、カスペルスキーカンパニーアカウント 経由でカスペルスキーテクニカルサポートへお問い合わせください。

 
 
 
 
 
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