監視対象とするネットワークポートの変更方法
ウェブコントロールとウェブアンチウイルス の機能は Kaspersky Endpoint Security が監視対象としているポートを使用した通信のみをスキャンします。監視対象としていないポートを使用したデータについてはスキャンを行いません。
これは一般的によく利用されているポートのみを監視対象とする事で効率化を図っているためです。
プロキシサーバーをご利用の環境ではブラウザなどによる通信はプロキシサーバーを介して行われます。従ってウェブ関連の通信をスキャンするためにはプロキシサーバーが使用するポートが監視対象に含まれている必要があります。
Kaspersky Endpoint Security が監視しているポートは「監視するネットワークポート」画面で確認出来ます。
「監視するネットワークポート」画面にプロキシサーバーのポートが含まれているかどうかを確認して、ウェブコントロールとウェブアンチウイルスを使用する場合はそのポートを追加してください。
1. プロキシサーバーのポートが監視対象に含まれている事を確認する方法
以下の画面はKaspersky Endpoint Security が監視対象としている「監視するネットワークポート」の一覧表示する画面です。
Kaspersky Endpoint Security の設定のプロテクションにある「ネットワークポート」の[設定]ボタンをクリックして「監視するネットワークポート」画面を表示します。この画面のネットワークポート一覧にプロキシサーバーのポートが含まれているかご確認ください。
2. プロキシサーバーのポートを監視対象に追加する方法
「監視するネットワークポート」の一覧にご利用中のプロキシサーバーのポートが存在しない場合は以下の手順で「監視するネットワークポート」への追加を行ってください。
この手順により今まで監視対象となっていなかったポートをKaspersky Endpoint Securityの監視対象にし、ウェブコントロールとウェブアンチウイルス機能を適切に機能させます。
- 使用しているプロキシのポート番号を確認してください。不明な場合は社内ネットワークの管理者にご確認ください。
- 「監視するネットワークポート」画面の追加をクリックします。
- 追加するポートを指定してOKをクリックします。
- 「監視するネットワークポート」一覧に追加されます。
-
設定を保存してウェブフィルタリングやウイルスの検知が行われるかをご確認ください。
ウイルスの検知が行われるかどうかは eicar テストウイルスで確認が可能です。
eicar テストファイルをダウンロードしようとするとウェブアンチウイルスが検知します。eicarテストファイルについては こちらのサポートページを参照してください。