アプリケーションの動作のトレース
アプリケーションの動作のトレース
アプリケーションのトレースとは、製品が実行する処理の詳細な記録と製品の動作中に発生したイベントに関するメッセージです。トレースプロセス中に、本製品はさまざまなアプリケーションコンポーネントの操作に関するデータ(たとえば、SRV.log、WD.log など)が含まれるファイルセットを作成します。
アプリケーションのトレースは、カスペルスキーのテクニカルサポート担当者の協力のもと、その指示に従いながら実行してください。
アプリケーションのトレースファイルを作成するには:
- メインウィンドウで、 をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、[サポートツール]をクリックします。
- [アプリケーショントレースを有効にする]トグルスイッチを使用してアプリケーションの操作の追跡を有効または無効にします。
- [トレース]で、アプリケーションのトレースモードを選択します:
- サイズを制限する:ローテーションを意味し、指定したファイル容量以内のトレースファイルを、指定した個数を上限に保存します。トレースファイルの数が指定した最大数と同じになり、なおかつ書き込み中のファイルのサイズが指定した最大サイズに達すると、最も古いファイルに上書きして新しいトレースファイルを作成します。このモードが選択されている場合、ローテーションするファイルセットの最大数と各ファイルセットの最大サイズを定義することができます。
既定では、アプリケーションは 5 セットのトレースファイルを保存します。各ファイルセットのは 3072 MB です。この場合、トレースファイルを保存するために 15 GB の空きディスク容量が必要です。
- サイズを制限しない:トレースファイルを 1 つ保存します(容量の上限なし)。
- サイズを制限する:ローテーションを意味し、指定したファイル容量以内のトレースファイルを、指定した個数を上限に保存します。トレースファイルの数が指定した最大数と同じになり、なおかつ書き込み中のファイルのサイズが指定した最大サイズに達すると、最も古いファイルに上書きして新しいトレースファイルを作成します。このモードが選択されている場合、ローテーションするファイルセットの最大数と各ファイルセットの最大サイズを定義することができます。
- [レベル]で、トレースレベルを選択します。
テクニカルサポートのスペシャリストに、必要なトレースレベルを確認してください。テクニカルサポートのガイダンスを受けることができない場合は、トレースレベルを[通常]に設定します。
- Kaspersky Endpoint Security を再起動します。
- トレースのプロセスを停止するには、[サポートツール]ウィンドウに戻ってトレースを無効にします。
コマンドラインから本製品をインストールする場合も、setup.ini ファイルを使用して設定することで、トレースファイルを作成できます。
製品動作のトレースファイルがフォルダー「%ProgramData%\Kaspersky Lab\KES.21.17\Traces
」に作成されます。トレースファイルが作成されたら、カスペルスキーのテクニカルサポートに送信してください。
Kaspersky Endpoint Security は本製品が削除される際に自動でトレースファイルを削除します。手動でファイルを削除することもできます。手動でファイルを削除するには、トレースを無効にして本製品を停止する必要があります。
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