コンピュータの保護対象
2023年9月12日
ID 96925
Kaspersky Endpoint Security が検知した脅威は、様々な属性に基づいて複数のカテゴリに分類されます。Kaspersky Endpoint Security では、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツールは常にスキャンします。マルウェアはコンピュータに多大な損害を与える可能性があります。保護機能の信頼性をさらに高めるために、コンピュータや個人情報に損害を与えるために悪用される可能性がある正規のプログラムのチェックを有効にして、検知するオブジェクトの範囲を広げることができます。
Kaspersky Endpoint Security が保護を提供するオブジェクトは、次のグループに分けられます:
- ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツール、アドウェア、オートダイヤラー:
このカテゴリには次が該当します:
- すべての種別のマルウェア。
- コンピュータで広告(バナーなど)を表示したり、Web ブラウザでの検索結果を Web サイトの広告に置き換えたりして、ユーザに迷惑をかけるソフトウェア。
- 利用者の許可なくコンピュータのモデムによる電話回線接続を確立するアプリケーション。
あらゆるマルウェアから保護することで、必要最低限の安全性を確保できます。カスペルスキーが推奨する設定に基づき、このカテゴリに属するオブジェクトは常に監視されます。
- ユーザに損害を与える目的で悪用される可能性がある正規のソフトウェア:このカテゴリには、侵入者がユーザのコンピュータやデータに損害を与えるために悪用する可能性のある正規のアプリケーション(リモート管理アプリケーションなど)が含まれます。
ファイル脅威対策、ウェブ脅威対策、スキャンタスクの実行中は、選択した検知対象のオブジェクトのカテゴリに基づいて、一部またはすべての定義データベースが使用されます。
注意:Kaspersky Endpoint Security によってマルウェアに分類されたアプリケーションが安全であるという確証がある場合、そのアプリケーションを信頼ゾーンに追加できます。
信頼ゾーンは、スキャンや監視の対象外となるオブジェクトのリストです。たとえば、無害であることが確実なオブジェクトやアプリケーション、URL へのアクセスがブロックされる場合は、これらを信頼ゾーンに追加することができます。
アプリケーションを信頼ゾーンに追加した場合、アプリケーションのファイルやネットワークにおける動作は、疑わしい動作も含め、一切監視されなくなります。ただし、信頼するアプリケーションであっても、実行ファイルとプロセスのスキャンは続行されます。
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