カスペルスキー セーフキッズのインストールをお子さまに伝える

2023年11月28日

ID 134375

お子さまの年齢に応じて、カスペルスキー セーフキッズの使用方法も異なります。お子さまが小さいうちは保護者の方がルールを設定しますが、お子さまが成長したら一緒にルールを考えましょう。

年齢:3~6歳

お子さまの年齢が3歳から6歳の場合、カスペルスキー セーフキッズのインストールについてお子さまと話し合う必要はありません。

お子さまが自分の端末を持つ場合、お子さまに端末を渡す前に本製品をインストールします。お子さまが保護者の方の端末を使う場合、お子さま専用のアカウントを作成し、お子さま専用アカウントに制限を設定するのが良いでしょう。

子どもたちはスマホ中毒になりやすい傾向があります。食事中にスマホやタブレットをいじらせたり、お子さまの機嫌をとるために使用するべきではありません。このような使用方法を続けると、動画が無しではご飯を食べなくなったり、スマホを渡してもえないと泣き叫んだりするようになってしまう可能性があります。

年齢:7~10歳

7歳から10歳のお子さまは、宿題のためにコンピュータを使ったり、お友だちや保護者の方と連絡をとるために携帯電話を使ったりするでしょう。お子さまが自分の端末を持つのは悪いことではありません。お子さまに初めて端末を買い与える場合、お子さまに端末を渡す前に本製品をインストールすることをおすすめします。たとえば、お子さまに次のように伝えます。

「端末を安全に使用するために、特別なソフトウェアをインストールしたよ。そのソフトウェアは、ネット上の危険から守ってくれたり、害のある情報について警告したり、端末を失くしたときには見つけるのを手伝ってくれるよ。」

本製品のすべての機能について、お子さまに詳しく説明する必要はありません。カスペルスキー セーフキッズで把握した情報を上手に活用しましょう。

7歳から10歳の年頃では、勉強時間よりも遊び時間の方が多いでしょう。この遊び時間中にコンピュータゲームばかりしていると、中毒になってしまします。画面の前で過ごす時間を上手に管理することが大切です。1日あたりの時間を2時間以内に制限することをおすすめします。

年齢:11~13歳

11歳から13歳のお子さまとは、カスペルスキー セーフキッズのインストールについて話し合う必要があります。

新しい端末を購入する機会をとらえて話し合うと良いでしょう。たとえば、次のように伝えます。次のように伝えましょう。

「新しい携帯電話(コンピュータ)を買ってもいいけど、条件がひとつだけある。条件は、カスペルスキー セーフキッズをインストールすること。危険なサイトをブロックする機能が備わっているし、知らない人から連絡が来たら保護者に教えてくれる。万が一の場合には、居場所を確認することもできる。」

新しい端末を購入する予定がない場合、保護者の方の心配を伝えて、両方が納得できる解決策を話し合いましょう。

「ネット上にも現実世界にも色々な危険があることはしっているよね。誘拐、強盗、テロ、キャンブル、ネットストーカー、ゆすりや恐喝...(実際にあった出来事や事件を例に挙げて説明すると良いでしょう)。とても心配だけど、いつまでも子ども扱いすべきでないこともわかっている。行動を逐一監視しないことを約束するから、安全のために必要なソフトウェアをインストールさせてくれないかな、このソフトウェアがあると、危険なウェブサイトをブロックできるし、知らない人から連絡があった場合は保護者に知らせてくれる。万が一の場合には、居場所を確認することができる。どうかな?」

お子さまの年齢が11歳から13歳の場合、本製品の機能のうち、「居場所確認」、「SNSと連絡先のみまもり」、「SNS中毒予防」の3つの機能を重点的に使用するのが良いでしょう。必ずしもカスペルスキー セーフキッズの機能やツールについてすべてを説明する必要はありません。

お子さまの居場所を確認していることについて、お子さまに隠さず話してください。次のように伝えると良いでしょう。

「もう小さな子どもじゃないよね。お友だちと遊ぶのは大賛成。でも、遠くには行かないこと。だから、居場所を把握しておく必要があるの。自由に遊びに行ってもいい範囲を一緒に決めよう。この範囲の外に出たら、このソフトウェアが私に教えてくれるからね。どこか別の場所へ行くときは、必ず電話してね。」

本製品がお子さまのメッセージの内容を確認したり、あやしい連絡先についてお子さまに警告するということを、思春期のお子さまにしっかりと伝えましょう。

「私が確認できるのは、他のユーザーも見ることができる公開されている投稿だけだよ。プライベートなやりとりを見ることはできないから安心して。プライバシーはもちろん尊重するよ。ただし、不審なユーザー(知り合いでない成人ユーザーなど)から友達申請があった場合は、このソフトウェアが私に教えてくれることになっているからね。」

11歳から13歳の子どもたちの人間関係は「ピアグループ」と呼ばれ、この年頃の子どもたちは仲間と色々なことについて語り合います。インターネットは、仲間同士でコミュニケーションをとったり、新しいお友だちを見つけるための道具なのです。1日中SNSを利用するのではなく、利用時間を決めておいたり、一定時間ごとに休憩をとるようにお子さまに伝えましょう。

「子どもだけではなく、大人でもSNS依存症になってしまう人がたくさんいるよ。症状がひどい場合は、精神科の受診や入院が必要になることもあるよ。SNSを「使い過ぎない」ということが大切だよ。たとえば、「学校の時間帯と夜は使用禁止」など、簡単な約束を決めようか。」

この年齢のお子さまに対して行動を制限しようとし過ぎると、親子の信頼関係を壊してしまう可能性があります。カスペルスキー セーフキッズで把握した情報を上手に活用しましょう。すべての行動について細かく問いただしたり、毎回質問する必要はありません。適度な距離感をもってお子さまの行動を見守りましょう。

年齢:14~17歳

お子さまの年齢が14歳から17歳の場合、カスペルスキー セーフキッズの使用方法について、じっくりと話し合って、双方が納得できる妥協点を探してください。

お子さまが同意していないにもかかわらず保護者の方が一方的に本製品をインストールしてしまうと、後々問題が起こる可能性があります。次のように伝えましょう。

「もう小さな子どもじゃないんだし、過保護だって思っているかな。でもね、大人でも犯罪・トラブルに巻き込まれることはあるよね。詐欺サイトや悪意あるユーザーからの誘い出しなど、ネット上の危険からあなたを守るためには、こういうソフトウェアが必要なんだよ。これがインストールされていると、私も安心できる。どうしても嫌な機能は使わないようにするよ。」

親子の信頼関係がしっかりと築けている場合、お子さまは本製品のインストールに同意してくれるでしょう。14歳以上のお子さまは、スマホやインターネットなどについて精通しています。「お子さまはいつでも好きなときに本製品を削除できる」ということを忘れないようにしましょう。 アプリを削除する以外にも、端末の電源をオフにしたり、他の端末を購入したり、別のSNSアカウントを作ったりして、保護者の方の目の届かないところでネットやSNSを利用するかもしれません。

多くのお子さまが、14歳から17歳ごろに、初めて彼氏や彼女ができたり、初恋を経験したりします。 なかには、性的な経験をするお子さまもいます。お子さまは、こういったテーマについて保護者の方とはあまり話したがらないでしょう。お子さまの成長や好奇心を理解し、この年齢に相応しい情報を提供しているWebサイトを閲覧できるように設定しましょう。

ご注意:保護者の方へのアドバイスは推奨事項であり、必ずしも従う必要はありません。お住まいの国・地域の法律や規制に従って活用してください。

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