Kaspersky Endpoint Security for Windows の基本的なトラブルシューティング手順
更新日: 2024年4月24日
Article ID: 15547
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Endpoint Security 12.5 for Windows (バージョン 12.5.0.539)
- Kaspersky Endpoint Security 12.4 for Windows (バージョン 12.4.0.467)
- Kaspersky Endpoint Security 12.3 for Windows (バージョン 12.3.0.493)
- Kaspersky Endpoint Security 12.2 for Windows (バージョン 12.2.0.462)
- Kaspersky Endpoint Security 12.1 for Windows (バージョン 12.1.0.506)
- Kaspersky Endpoint Security 12 for Windows (バージョン 12.0.0.465)
- Kaspersky Endpoint Security 11.11 for Windows (バージョン 11.11.0.452)
- Kaspersky Endpoint Security 11.10 for Windows (バージョン 11.10.0.399)
- Kaspersky Endpoint Security 11.9 for Windows (バージョン 11.9.0.351)
- Kaspersky Endpoint Security 11.8 for Windows (バージョン 11.8.0.384)
- Kaspersky Endpoint Security 11.7 for Windows (バージョン 11.7.0.669)
カスペルスキーテクニカルサポートでは、お客様からのお問い合わせに迅速に対応するため、以下のフローチャートやガイドを参考に、お客様ご自身で Kaspersky Endpoint Security for Windows(以下、KES)の診断を行うことができます。
管理対象デバイスの KES のバージョンを、ダウンロードページ に記載のバージョンと比較します。最新バージョンがインストールされていた場合は、本サポートページに記載の手順を ステップ 1 から順に行います。古いバージョンがインストールされていた場合には、最新バージョンへのアップグレードをご検討ください:
- バージョン 11、12、制限事項、Kaspersky Security Center との互換性についての情報をご確認ください。
- 最新バージョンの機能および要件がご使用の環境と互換性がある場合は、テスト環境にアプリケーションをインストールしてみて、最新バージョンで問題が発生するかどうかテストします。
- テストで問題が発生しなかった場合は、管理対象デバイスでそのバージョンの詳細なテストを行います。
- 問題が発生しなかった場合は、KESを最新バージョン にアップグレードします。
ステップ 1. すべてのコンポーネントとセルフディフェンスを無効化する
- アプリケーションのすべてのコンポーネントとセルフディフェンス を無効化します。
- コンピューターを再起動します。
- 問題が解決した場合:ステップ 2 に進みます。解決しない場合:ステップ 3 に進みます。
ステップ 2. カスペルスキーアプリケーションを終了する
ステップ 3. コンポーネントを 1 つずつ有効化する
- カスペルスキーアプリケーションの コンポーネント を 1 つだけ有効化し、KES を再起動します。
- 問題が再発しない場合は、無効化にしたコンポーネントごとに上記の操作を行います。
- 問題の原因になっているコンポーネントを特定できた場合:コンポーネント名をメモして ステップ 5 に進みます。問題が解決した場合 ステップ 2 に進みます。
問題が ウェブコントロール または ウェブ脅威対策 コンポーネントに起因する場合 :
- KESを開き、 → 全般設定 → ネットワーク設定 に移動します。
- 暗号化された接続をスキャンしない チェックボックスを選択します。
- KES を再起動します。
- 問題が解決しない場合は、ステップ 5 に進んでください。
ふるまい検知、修復エンジン、ホスト侵入防止、アダプティブアノマリーコントロールのコンポーネントを無効にした後は、コンピューターを再起動してから問題が再発するか確認します。
ステップ 5. トラブルシューティングを終了する
問題が解決しない場合は、こちら の推奨事項 を参照のうえ、カスペルスキーカンパニーアカウント 経由でカスペルスキーテクニカルサポートへお問い合わせください。リクエストには、問題の原因となったコンポーネント名と、問題解決に役立ったステップについて記載してください。
セルフディフェンスおよび Kaspersky Endpoint Security for Windows のコンポーネントを有効または無効にする方法
方法 1. アプリケーションの画面からセルフディフェンスと KES のコンポーネントを有効化または無効化するには
- セルフディフェンスを有効化または無効化する手順は こちらの記事 をご参照ください。
- 各コンポーネントを手動で有効または無効にするには :
- 「設定」セクションにあるコンポーネントのリストに移動します。
- コンポーネントを選択し、トグルの位置をオンまたはオフにし、「保存」→「確認」をクリックします。
- 各コンポーネント について、上記の操作を繰り返します。
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パスワード保護機能が有効な場合に、すべてのコンポーネントを有効または無効にする方法については、こちらの記事 をご参照ください。
方法 2. Kaspersky Security Center からセルフディフェンスと KES のコンポーネントを有効化または無効化するには
- セルフディフェンスを無効にする :
- Kaspersky Security Center の画面を開き、「ポリシー」に移動します。
- Kaspersky Endpoint Security for Windows を右クリックし、コンテキストメニューを表示させます。コンテキストメニューで、「プロパティ」を選択します。
- アプリケーション設定ウィンドウで、「全般設定」→「アプリケーション設定」を選択します。セルフディフェンスチェックボックスをオフにして、セルフディフェンスメカニズムを無効化します。
- 「適用」をクリックし、ポップアップウィンドウで設定の変更を確認します。
- コンポーネントを無効にする :
- 「プロパティ : Kaspersky Endpoint Security for Windows」ウィンドウで「先進の脅威対策」、「脅威対策」、「セキュリティコントロール」セクションを開き、すべてのアプリケーションコンポーネント を無効にします。
- 「適用」をクリックし、ポップアップウィンドウで設定の変更を確認します。