Kaspersky Security Center 管理サーバーのライセンスをアクティベートする方法
更新日: 2024年3月11日
Article ID: 16022
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- Kaspersky Security Center 14.2(バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13.1(バージョン 13.1.0.8324)
- Kaspersky Security Center 13(バージョン 13.0.0.11247)
一部の Kaspersky Security Center(KSC)機能には ライセンス が必要です。該当する機能は、管理サーバーでライセンスをアクティベートして初めて使用できるようになります。
管理サーバーの初回インストール時、またはライセンスの有効期限が切れた後は、基本的機能 モードのみ使用できます。この場合、以下の機能は使用できません:
- Windows デスクトップ共有
- RDP 接続の確立
- SIEM へのイベント送信
- 管理サーバーの Windows Server Update Services(WSUS)としての使用
- 脆弱性の自動修正とサードパーティソフトウェアのアップデートのためのルールの設定
- iOS MDM や Exchange ActiveSync を使用したモバイルデバイス管理とコマンド送信
- ネットワーク上でのオペレーティングシステム(OS)の導入 (PXE)
- Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud などのクラウド環境との連携
これらの機能にアクセスしたい場合、ライセンスを管理サーバーのリポジトリに追加するだけでは不十分です。管理サーバーライセンスをアクティベートする必要があります。Kaspersky Endpoint Security や Kaspersky Industrial CyberSecurity for Nodes のような ERP アプリケーションのライセンスの自動配信の動作と同じように、アプリケーション自体がリポジトリのライセンスを選択してアクティベートすることはありません。セカンダリも含めて各管理サーバーのライセンスを、管理者が手動でアクティベートします。
ライセンスをアクティベートする前に、ライセンスがリポジトリにあることを確認してください。必要に応じて、アクティベーションコード を使用して、またはカスペルスキーの アクティベーションサーバー にアクセスできない場合は ライセンス情報ファイル を使用して、保管領域に ライセンスを追加 します。
KSC 管理サーバーのライセンスをアクティベートするには:
- 管理サーバーを右クリックして、[ プロパティ ] を選択します。
- [ ライセンス ] に移動します。[ 現在のライセンス ] ブロックで、[ 変更 ] を選択します。
- リポジトリにアップロードしておいたリストから必要なライセンスを選択し、[ OK ] をクリックします。
必要に応じて、新しいライセンスを前もって保管領域に追加します。このためには、[ 追加 ] をクリックし、ウィザードの指示に従い、アプリケーションのアクティベートに必要なライセンスを選択します。
KSC から管理サーバーライセンスの種類の変更について通知があり、クイックスタートウィザード の起動が求められます。
- 次のいずれかのオプションを選択します:
- 以前設定した管理サーバーでライセンスをアクティベートする場合は、[ いいえ ] → [ ОК ] の順にクリックします。
このオプションは、ライセンスを更新する場合、または基本アプリケーション機能を製品版ライセンスのいずれかに拡張し、新機能を手動で設定する予定の場合に選択します。 -
管理コンソールのインターフェイスに [ 脆弱性とパッチ管理 ] が表示されていることを確認します。それ以外の場合、管理サーバーではデバイスのコンテキストメニューでリモートデスクトップ関連の項目にアクセスできません(グレー表示になります)。
- 新機能を管理するためのポリシーやタスクを作成する場合は、[ はい ] をクリックします。
クイックスタートウィザードによって、現在の設定が変更される場合があります。
- 以前設定した管理サーバーでライセンスをアクティベートする場合は、[ いいえ ] → [ ОК ] の順にクリックします。
- インターフェイスに新機能が表示され、使用できることを確認します。必要に応じて、この 手順 に従って機能の表示を設定します。