Kaspersky Endpoint Security for Mac:管理者用ガイド

Kaspersky Endpoint Security の概要

Kaspersky Endpoint Security は、macOS を搭載したコンピュータを、ウイルスなどのセキュリティ上の脅威から保護します。

ファイル脅威対策

ファイル脅威対策は、ファイルへのアクセスを補足し分析することで、コンピュータのファイルシステムをリアルタイムで保護します。詳細

ウェブ脅威対策

ウェブ脅威対策は、Safari、Google Chrome、Firefox で HTTP および HTTPS プロトコルを使用してコンピュータが送受信する情報を保護します。詳細

ネットワーク脅威対策

ネットワーク脅威対策は、オペレーティングシステムへの侵入を防止します。このコンポーネントは、サイバー攻撃者(ポートスキャン攻撃や総当たり攻撃を使用)およびこのような攻撃者がインストールするマルウェア(個人情報を攻撃者に送信するマルウェアを含む)から保護します。詳細

スキャン

Kaspersky Endpoint Security により、指定したスキャン範囲に対して、オンデマンドでウイルスなどのコンピュータのセキュリティに対する脅威を検知して、除去できます。Kaspersky Endpoint Security では、コンピュータの完全スキャン、重要領域の簡易スキャン、指定した範囲のスキャンを実行できます。詳細

アップデート

Kaspersky Endpoint Security は、カスペルスキーのアップデートサーバ、ディストリビューションポイント、またはシステム管理者が指定するその他のアップデート元から定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートします。また、アップデートされたすべてのファイルのバックアップコピーを作成して、前回のアップデート前の状態にロールバックできるようにします。詳細

バックアップ

Kaspersky Endpoint Security は、感染したファイルを駆除または削除する前にバックアップコピーを作成し、復元できるようにします。詳細

レポート

Kaspersky Endpoint Security では、製品コンポーネントに関連するイベントと動作に関するレポートが作成されます。詳細

通知

Kaspersky Endpoint Security では、通知を使用して、Kaspersky Endpoint Security の動作中の特定のイベントをユーザに知らせます。通知では音が鳴ることもあります。詳細

プロテクションセンター

Kaspersky Endpoint Security では、保護ステータスのメッセージがプロテクションセンターに表示されます。プロテクションセンターには、その時点でのコンピュータの保護ステータスに関する情報と、コンピュータのセキュリティに対する問題および脅威の解決方法が表示されます。詳細

Kaspersky Security Center を使用した本製品のリモート管理

Kaspersky Endpoint Security がインストールされたコンピュータの保護をリモートで管理できます。次のことが可能です:コンピュータの保護の現在のステータスに関する情報の受信、リモートでの問題の解決、コンピュータのセキュリティ上の脅威への対応、保護機能(ファイル脅威対策、ウェブ脅威対策、ネットワーク脅威対策)の有効化と無効化、ウェブコントロール、Managed Detection and Response の有効化と無効化、スキャンタスクの実行、定義データベースのアップデート、起動ディスクの暗号化の実行、Kaspersky Endpoint Security のライセンス管理。次のツールを使用して、Kaspersky Endpoint Security を管理できます:

  • Kaspersky Security Center 管理コンソール。詳細
  • Kaspersky Security Center Web コンソールおよび Cloud コンソール。詳細

注意:Kaspersky Endpoint Security がサポートする機能は、使用する管理ツールによって異なります。

FileVault ディスク暗号化

Kaspersky Endpoint Security により、FileVault ディスク暗号化のリモート管理が可能です。暗号化により、ユーザのコンピュータの起動ディスクに保存された機密データに対する不正なユーザアクセスを防止できます。

注意: FileVault ディスク暗号化機能は、Kaspersky Security Center 10 SP3 以降で使用できます。詳しくは、カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。

ウェブコントロール

ユーザによる Web サイトのアクセスをリモート管理できます。特定の URL、または URL のグループをブロックまたは許可の対象に設定できます。また、特定のカテゴリに属する Web サイトをその内容に基づいてブロックまたは許可の対象に設定できます。

Managed Detection and Response

Managed Detection and Response コンポーネントは、Kaspersky Managed Detection and Response サービスと対話します。このサービスは、組織を標的とする脅威を継続的に探索、検知、排除します。詳細