ウィザードを使用したローカルへの製品のインストール

2023年10月26日

ID 141289

セットアップウィザードのインターフェイスは、製品のインストール手順に対応した一連のウィンドウで構成されています。

セットアップウィザードを使用して、製品をインストールしたり、製品を以前のバージョンからアップグレードしたりするには:

  1. ユーザーのコンピューターに配信キットフォルダーをコピーします。
  2. Setup_kes.exe を実行します。

セットアップウィザードが起動します。

インストールの準備

Kaspersky Endpoint Security をコンピューターにインストールしたり旧バージョンからアップグレードしたりする前に、次の条件が満たされていることを確認してください:

  • 競合するソフトウェアがインストールされているかどうか(競合する製品のリストは、配布キットに含まれている incompatible.txt ファイルで参照できます)
  • システム要件が満たされているかどうか
  • ユーザーがソフトウェア製品をインストールできる権限を持っているかどうか

上記のいずれかの要件が満たされていない場合は、該当する通知が画面に表示されます。

コンピューターが上記の要件を満たしている場合、セットアップウィザードは、インストールする製品と同時に実行されたときに競合する可能性があるカスペルスキー製品がないか検索します。このようなアプリケーションが見つかった場合は、手動で削除するよう要求されます。

検出されたアプリケーションに以前のバージョンの Kaspersky Endpoint Security が含まれている場合、移行可能なすべてのデータ(アクティベーションのデータ、製品設定など)は保持され、Kaspersky Endpoint Security 11.8.0 for Windows のインストール時に使用されます。本製品の以前のバージョンは自動的に削除されます。該当する製品バージョンは次の通りです:

  • Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 Maintenance Release 3 for Windows(ビルド 10.3.3.275)
  • Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 Maintenance Release 4 for Windows(ビルド 10.3.3.304)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.0.0 for Windows(ビルド 11.0.0.6499)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.0.1 for Windows(ビルド 11.0.1.90)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.0.1 for Windows SF1(ビルド 11.0.1.90)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.1.0 for Windows(ビルド 11.1.0.15919)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.1.1 for Windows(ビルド 11.1.1.126)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.2.0 for Windows(ビルド 11.2.0.2254)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.2.0 for Windows CF1(ビルド 11.2.0.2254)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.3.0 for Windows(ビルド 11.3.0.773)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Windows(ビルド 11.4.0.233)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.5.0 for Windows(ビルド 11.5.0.590)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.6.0 for Windows(ビルド 11.6.0.394)
  • Kaspersky Endpoint Security 11.7.0 for Windows(ビルド 11.7.0.669)

Kaspersky Endpoint Security の各コンポーネント

インストールプロセスでは、インストールする Kaspersky Endpoint Security のコンポーネントを選択できます。ファイル脅威対策は必ずインストールする必要があります。このインストールはキャンセルできません。

既定では、以下を除くすべてのコンポーネントが選択されています:

アプリケーションのインストール後に、使用可能なアプリケーションコンポーネントを変更できます。これを行うには、セットアップウィザードを再度実行し、使用可能なコンポーネントの変更を選択する必要があります。

Detection and Response コンポーネントをインストールする必要がある場合、Kaspersky Endpoint Security は次の構成をサポートします:

  • Endpoint Agent のみ
  • Endpoint Detection and Response Optimum のみ
  • Endpoint Detection and Response Expert のみ
  • Kaspersky Sandbox のみ
  • Endpoint Detection and Response Optimum と Kaspersky Sandbox
  • Endpoint Detection and Response Expert と Kaspersky Sandbox

Kaspersky Endpoint Security は、本製品のインストール前に選択されたコンポーネントを検証します。選択した Detection and Response コンポーネントの構成がサポートされない場合は、Kaspersky Endpoint Security はインストールされません。

詳細設定

本製品のインストールのプロセスを保護する:インストールの保護機能には、悪意のあるアプリケーションによる配布パッケージの置き換えの防止、Kaspersky Endpoint Security のインストールフォルダーへのアクセスのブロック、製品のレジストリキーが保存されているシステムレジストリセクションへのアクセスのブロックが含まれます。ただし、製品をインストールできない場合は、インストールプロセスの保護を無効にする必要があります(たとえば、Windows Remote Desktop でリモートインストールを実行するとき)。

Citrix PVS との互換性を確保する (Citrix PVS を使用する場合のみ必要):Kaspersky Endpoint Security を仮想マシンにインストールするために、Citrix Provisioning Services のサポートを有効にすることができます。

アプリケーションの場所を環境変数 %PATH% に追加するコマンドラインインターフェイスの使用で便利なように、%PATH% 変数にインストール先のパスを追加できます。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。