プロセスの開始
プロセスの開始
プロセスの開始タスクを使用してリモートからファイルを実行することができます。たとえば、コンピューターの設定ファイルを作成するユーティリティをリモートから実行したりすることができます。次に、ファイルの取得タスクを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールで作成されたファイルを受け取ります。
EDR Optimum のタスクは、Web コンソールおよび Cloud コンソールで設定できます。EDR Expert のタスク設定は Cloud コンソールのみで使用可能です。
プロセスの開始タスクを作成するには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。
タスクのリストが表示されます。
- [追加]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。
- タスクの設定を指定します:
- アプリケーションドロップダウンリストで、Kaspersky Endpoint Security for Windows (11.8.0)を選択します。
- [タスク種別]で、[プロセスの開始]を選択します。
- [タスク名]に簡潔な内容を入力します。
- [タスクを割り当てるデバイスの選択]ブロックで、タスク範囲の指定方法を選択します。
- タスク範囲の指定方法に応じて、対象デバイスを選択します。[次へ]をクリックします。
- タスクの実行に使用するユーザーアカウントの認証情報を入力します。[次へ]をクリックします。
既定では、Kaspersky Endpoint Security はタスクをシステムユーザーアカウント(SYSTEM)として開始します。
- [終了]をクリックして、ウィザードを終了します。
タスクのリストに新しいタスクが表示されます。
- 新しいタスクをクリックします。
- タスクのプロパティウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション設定]タブを選択します。
- プロセスの開始コマンドを入力します。
たとえば、「
conf.txt
」というファイルにコンピューターの設定に関する情報を保存する「utility.exe
」と言うユーティリティを使用する場合、次のように値を入力します:- 実行コマンド –
utility.exe
- コマンドライン引数 –
/R conf.txt
- 作業フォルダーのパス –
C:\Users\admin\Diagnostic\
または、[実行コマンド]フィールドに、「
C:\Users\admin\Diagnostic\utility.exe /R conf.txt
」と入力することもできます。この場合、その他の設定を入力する必要はありません。 - 実行コマンド –
- [保存]をクリックします。
- タスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [開始]をクリックします。
この結果、Kaspersky Endpoint Security はコマンドをサイレントモードで実行し、プロセスを開始します。[結果]のタスクのプロパティでタスクの結果を確認できます。
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