パスワードによる保護で付与する権限に関する留意事項
パスワードによる保護で権限を付与するにあたっては、単独の権限だけでは実行できない操作など、いくつかの留意事項があります。
製品設定
コンピューターが Kaspersky Security Center のポリシーの管理下にある場合、ポリシー内の目的の設定がすべて編集可能であること(「」のロックが開いている)を確認してください。
本製品の終了
特別な留意事項はありません。
保護機能の停止
- Everyone グループの保護機能を無効にする権限を付与することはできません。KLAdmin 以外のユーザーに管理機能の無効化を許可する場合は、パスワードによる保護の設定で[保護機能の停止]権限を持つユーザーまたはグループを追加してください。
- コンピューターが Kaspersky Security Center のポリシーの管理下にある場合、ポリシー内の目的の設定がすべて編集可能であること(「」のロックが開いている)を確認してください。
- ユーザーが本製品の設定で保護機能を停止するには、[本製品の設定]権限も付与されている必要があります。
- コンテキストメニューから保護機能を無効にするには([保護機能の一時停止]メニュー項目を使用して)、ユーザーは[管理コンポーネントの停止]権限に加えて、[保護機能の停止]権限が必要です。
管理コンポーネントの停止
- Everyone グループの管理コンポーネントを停止する権限を付与することはできません。KLAdmin 以外のユーザーに管理コンポーネントの無効化を許可する場合は、パスワードによる保護の設定で[管理コンポーネントの停止]権限を持つユーザーまたはグループを追加してください。
- コンピューターが Kaspersky Security Center のポリシーの管理下にある場合、ポリシー内の目的の設定がすべて編集可能であること(「」のロックが開いている)を確認してください。
- ユーザーが本製品の設定で管理コンポーネントを停止するには、[本製品の設定]権限も付与されている必要があります。
- コンテキストメニューから管理コンポーネントを無効にするには([保護機能の一時停止]メニュー項目を使用して)、ユーザーは[保護機能の停止]権限に加えて、[管理コンポーネントの停止]権限が必要です。
Kaspersky Security Center ポリシーを無効にする
Kaspersky Security Center ポリシーを無効にする権限を「Everyone」グループに付与することはできません。KLAdmin 以外のユーザーにポリシーの無効化を許可する場合は、パスワードによる保護の設定でユーザーまたはグループを追加し、このユーザーまたはグループに[Kaspersky Security Center ポリシーを無効にする]権限を付与してください。
ライセンスの削除
特別な留意事項はありません。
本製品の削除 / 変更 / 修復
「すべて」のグループに本製品の削除、変更、修復を許可した場合、ユーザーがこれらの操作を実行しようとした場合に Kaspersky Endpoint Security はパスワードを要求しません。そのため、ドメイン外のユーザーを含むすべてのユーザーが本製品をインストール、変更、復元することができます。
暗号化されたドライブ上のデータへのアクセスの復元
暗号化されたドライブ上のデータへのアクセスは、KLAdmin としてログインしている場合にのみ復元できます。この操作を実行する権限は、その他のユーザーには付与できません。
レポートの表示
特別な留意事項はありません。
バックアップから復元
特別な留意事項はありません。