Kaspersky Security Center Web コンソールとその他のカスペルスキー製品の連携
Kaspersky Security Center Linux と Kaspersky Managed Detection and Response(MDR とも表記)など、その他のカスペルスキー製品またはソリューションとの間の連携を設定するには、Kaspersky Security Center Web コンソールと管理サーバー間でバックグラウンド接続を確立する必要があります。使用中のアカウントに[一般的な機能:ユーザー権限]機能領域のオブジェクト ACL の変更権限がある場合のみ、この接続を確立することができます。
連携は、Kaspersky Managed Detection and Response と Windows ベースの Kaspersky Security Center Linux 間でのみ設定できます。
バックグラウンド接続を確立するには:
- メインメニューで、[設定]→[連携]の順にクリックします。
- [連携]セクションで、バックグラウンド接続を確立するためのスイッチ[連携用のバックグラウンド接続の確立が[有効]です]の位置に切り替えます。
- 表示された[バックグラウンド接続を確立するサービスが、Kaspersky Security Center Web コンソールサーバーで開始されます]セクションで、[OK]をクリックします。
Kaspersky Security Center Web コンソールと管理サーバーのバックグラウンド接続が確立されました。管理サーバーはバックグラウンド接続用のアカウントを作成し、このアカウントは Kaspersky Security Center Linux と別のカスペルスキー製品またはソリューション間での連携を管理するサービスアカウントとして使用されます。このサービスアカウントの名前には NWCSvcUser プレフィックスが含まれます。セキュリティの理由から、管理サーバーはサービスアカウントのパスワードを 30 日ごとに自動で変更します。サービスアカウントは手動で削除できません。管理サーバーは、サービス連携接続を無効にした際にこのアカウントを自動で削除します。管理サーバーは、それぞれの Kaspersky Security Center Web コンソールと管理コンソールに対して単一のサービスアカウントを作成し、すべてのサービスアカウントを「ServiceNwcGroup」という名前のセキュリティグループに割り当てます。管理サーバーはこのセキュリティグループを Kaspersky Security Center Linux のインストールプロセス中に自動で作成します。このセキュリティグループは手動で削除できません。