クラスタノードに関する情報の表示

2024年4月26日

ID 201759

クラスタノードに関する情報を表示するには:

  1. 本製品の Web インターフェイスで、[ノード]セクションを選択します。
  2. 情報を表示するノードを選択します。

    ウィンドウが開き、ノードに関する情報が表示されます。

ウィンドウには、サーバーの種別に応じて以下の情報が含まれます:

  1. ノード情報]セクション:
    • 証明書のフィンガープリント - サーバーの証明書のフィンガープリント
    • 仮想化技術 - 仮想化プラットフォームの名前。

      次の値を取る可能性があります:

      • ACRN
      • bhyve(FreeBSD ハイパーバイザー)
      • Bochs Emulator
      • Linux KVM
      • Microsoft Hyper-V
      • 使用なし」と表示される場合は、本製品が物理サーバー上にインストールされていることを意味します。
      • Oracle VM VirtualBox
      • Parallels Desktop / Server
      • QEMU
      • QNX
      • UML(user-mode Linux)
      • VMware Workstation / Server
      • Xen
      • z/VM

      Kaspersky Secure Mail Gateway は Microsoft Hyper-V と VMware ESXi ハイパーバイザーをサポートします。本製品が他のハイパーバイザーと連携することは保証されません。

    • コメント - ノードに関する追加の情報。オプション設定。
    • 現在のサーバーロール - 現在のノードのクラスタ内でのロール。
    • スキャンスレッド数 - Kaspersky Secure Mail Gateway が同時にスキャンできるメッセージストリームの数。
  2. 設定]セクション:
    • コントロールノード:
      • 適用済み - 製品モジュールに設定が最後に正常に適用された日時。
      • 時間 - ハイパーバイザーおよび NTP サーバーとの時刻同期の状態。
    • セカンダリノード:
      • 同期済み - コントロールノードから最後に設定を正常に取得した日時。設定の取得に成功している場合、このセカンダリノードにコントロールロールを割り当てても、指定した設定は失われません。
      • 適用済み - 製品モジュールに設定が最後に正常に適用された日時。
  3. データベース情報]セクション:
    • 定義データベースのアップデート - 定義データベースの状態と最後にアップデートに成功した時刻と結果。
    • アンチウイルス - アンチウイルスモジュールデータベースの状態。
    • アンチフィッシング - アンチフィッシングモジュールデータベースの状態。
    • アンチスパム - アンチスパムモジュールデータベースの状態。

    次の値を取る可能性があります:

    • 定義データベースは最新です
    • 定義データベースは未アップデートです
    • 定義データベースが長期間未アップデートです
    • ベースのエラー
  4. 外部サービス]セクション:
    • KSN/KPSN の状態 - KSN / KPSN サービスへの接続ステータス。
    • KATA ステータス - KATA サーバーとの接続の状態(KATA との統合が設定されている場合にのみ表示)。
    • Kerberos keytab ファイルの状態 - keytab ファイルにすべてのセカンダリノードに関する SPN エントリが存在するか否か(Kerberos 認証が有効な場合にのみ表示されます)。
    • LDAP ステータス]セクション(Active Directory ドメインとの連携が設定されている場合にのみ表示):
      • 接続 - Active Directory ドメインコントローラーとの接続が最後に成功した日時。
      • ルールのマッチング用データ - トラフィック処理ルールの選択に使用されるユーザーアカウントデータの更新が最後に成功した日時。
      • ユーザーアカウントの自動入力 - 製品の Web インターフェイスでのユーザー名の自動補完に使用されるデータの更新が最後に成功した日時。

      これらのプロセスの 1 つ以上がエラーで終了している場合、クラスタノードのリストにはエラーメッセージが表示されます。

      Active Directory ドメインとの同期が正常に完了した後で重複したデータが見つかった場合は、クラスタノードのリストと LDAP ステータス 設定グループに警告が表示されます。重複をチェックするために、次のデータが確認されます:

      • すべてのドメインユーザーの名前。ユーザーの名前が重複する場合、Active Directory のスプーフィング保護と個人の許可リストと拒否リストは機能しません。メッセージは個人のバックアップに配置されず、個人リストは製品で使用できません。
      • ドメインユーザーが属するグループ。重複した名前を持つグループの場合は、Active Directory スプーフィングに対する保護が無効になります。
      • Active Directory の連絡先。重複した名前を持つ連絡先の場合は、Active Directory スプーフィングに対する保護が無効になります。
      • Kerberos ユーザーアカウント。ユーザーの Kerberos 名が重複する場合、個人の許可リストと拒否リストは機能しません。メッセージは個人のバックアップに配置されず、個人リストは製品で使用できません。
      • NTLM ユーザーアカウント。ユーザーの NTLM 名が重複する場合、個人の許可リストと拒否リストは機能しません。メッセージは個人のバックアップに配置されず、個人リストは製品で使用できません。
      • ドメインユーザーのメールアドレス。重複したアドレスに宛てたメッセージはユーザーの個人のバックアップには含まれません。また、送信者アドレスの個人の許可リストと拒否リストは重複したアドレスには適用されません。

      重複したアカウントのデータをファイルに保存することができます。そのためには、警告エリアで[重複を CSV に保存]をクリックします。

  5. サーバー時間 セクション(セカンダリノードにのみ表示されます):
    • 時間 - 次の要素の間での時刻の同期のステータスです。
      • コントロールノードをホストしているサーバー
      • ハイパーバイザー
      • NTP サーバー

    ステータスが[失敗]の場合、ステータスの右側のボタンをクリックしてエラー情報をクリップボードにコピーできます。

  6. ライセンスの情報]セクション:
    • ライセンスの有効期限
    • ライセンス - ライセンスのステータスに関する情報(アクティブなライセンスの場合、有効期限および期限切れまでの日数も表示されます)。
    • 製品 - 追加されたライセンスの発行対象となった製品の名前。
    • 機能レベル - 追加されたライセンスに応じた本製品の動作モード
    • ライセンス種別 - ライセンスの種別(試用版、製品版、定額制)。
    • シリアル番号 - ライセンスのシリアル番号。

関連項目:

クラスタの管理

新しいクラスタの作成

クラスタノードのリストの表示

クラスタノードのリストの表示の設定

クラスタへのノードの追加

ノードの設定の変更

クラスタからのノードの削除

クラスタ内のノードのロールの変更

クラスタの削除

クラスタノードの再起動

クラスタノードの SSL 証明書の管理

データ変更の確認

クラスタノードのネットワーク設定の変更

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