クラスタの Kaspersky Secure Mail Gateway バージョン 2.0 MR1 へのアップデート
2024年4月26日
ID 239458
Kaspersky Secure Mail Gateway をアップデートする前に、すべてのクラスタノードの Kaspersky Secure Mail Gateway 仮想マシンのバックアップコピー(ハイパーバイザー内の仮想マシンのスナップショット)を作成することを強く推奨します。これにより、新しいバージョンのインストールが失敗した場合に、前のバージョンの Kaspersky Secure Mail Gateway に戻ることができます。
Kaspersky Secure Mail Gateway Web インターフェイスを使用してアップデートをインストールする前に、 カスペルスキーの Web サイトまたはパートナー企業の Web サイトからアップグレードパッケージを含む ZIP アーカイブをダウンロードし、アーカイブから KTGZ アップデートファイルを抽出する必要があります。
このステップを順番通りに実行することで。アップデートプロセス中も組織のトラフィックを処理し続けることができます。
複数のノードを持つクラスタで製品を 2.0 MR1 にアップデートするには:
- コントロールノードの Web インターフェイスで、[ノード]セクションに移動し、 すべてのクラスタノードが使用できる状態でエラーがないことを確認します。
クラスタノードへアクセスできない場合や、ノードでエラーが発生している場合は、アップデートプロセスを開始する前に問題を解決します。
- セカンダリノードの 1 つへアップグレードパッケージをインストールします。
事前設定アップグレードパッケージをインストールしても、ノードは他のクラスタノードからアクセス可能な状態のままとなります。
メインのアップグレードパッケージをインストールすると、ノードは他のクラスタノードからアクセス不可能な状態になります。このノードの Web インターフェイスで、新しいコントロールノードのロールを割り当てる必要があります。
- 残りの各セカンダリノードでアップグレードパッケージをインストールします。
アップデート後、各セカンダリノードは新しいコントロールノードにアクセスでき、古いコントロールノードにはアクセスできなくなります。
- 古いコントロールノードにアップグレードパッケージをインストールします。
アップデートをインストールする前に、このノードの Web インターフェイスでセカンダリノードのロールを割り当てる必要があります。
これにより、すべてのクラスタノードが Kaspersky Secure Mail Gateway バージョン 2.0 MR1 にアップデートされ、新しいコントロールノードからアクセス可能な状態になります。
必要に応じて、以前コントロールノードのロールを割り当てていたノードに再度コントロールノードのロールを割り当てます。