IOC スキャンタスクについて

2024年7月24日

ID 220373

セキュリティ侵害インジケーター(IOC)とは、デバイスへの認証されないアクセス(データ侵害)の痕跡を示すオブジェクトまたは活動に関する一連のデータです。たとえば、システムへのログインを複数回失敗すると、セキュリティ侵害インジケーターと判断される場合があります。IOC スキャンタスクは、デバイスでセキュリティ侵害インジケーターを検索し、脅威に対するレスポンス処理を実行するのに役立ちます。

IOC の検索には IOC ファイルが使用されます。IOC ファイルには、イベントのインジケーターと比較される一連のインジケーターが含まれています。比較したインジケーターが一致する場合、EPP アプリケーションはイベントをアラートだと判断します。IOC ファイルは OpenIOC 標準に準拠している必要があります。

Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum と Kaspersky Security Center Web コンソールおよび Cloud コンソールで、グループおよびローカル IOC スキャン タスクを作成し、手動で設定できます。準備した IOC ファイルは、タスクの実行に使用されます。

デバイスで IOC が検知されると、Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum は指定されたレスポンス処理を実行します。検知された IOC に対して、次のレスポンス処理を使用できます:

Kaspersky Endpoint Security for Windows または Kaspersky Endpoint Agent[アラートの詳細]ウィンドウから、タスクを手動で作成することもできます。

IOC スキャンタスクの実行方法の詳細は、Kaspersky Endpoint Security for Windows のヘルプKaspersky Endpoint Security for Mac のヘルプKaspersky Endpoint Security for Linux のヘルプKaspersky Endpoint Agent のヘルプを参照してください。

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