Cloud Sandbox について
Cloud Sandbox について
2024年2月13日
ID 233852
Cloud Sandbox は、ユーザーのコンピューター上の複雑な脅威を検知できるクラウド技術です。Kaspersky Endpoint Security は、ファイルをスキャンして分析するため Cloud Sandbox に自動的に送信します。Cloud Sandbox は、これらのファイルを隔離された環境(サンドボックス)で実行して、悪意のある活動を検知し、これらのファイルの評価を決定します。次に、これらのファイルに関するデータが KSN に転送されます。
Kaspersky Endpoint Security for Windowsでは、Cloud Sandbox を使用して検知された脅威に対して個別のカウンターを有効にすることができます。このカウンターを使用して、検知された脅威を分析する際に統計を収集できます。
Cloud Sandbox 技術を使用するには、次の条件を満たす必要があります:
- Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.10.0 以降がコンピューターにインストールされている。
- Kaspersky Endpoint Security のプラグイン 11.10.0 以降が Kaspersky Security Center にインストールされている。
- Kaspersky Endpoint Security で KSN のサポートが有効になっている。
- Cloud Sandbox 技術によって検知されたアラートに関するレポートを表示するには、Kaspersky Security Center 14 以降または Kaspersky Security Center Cloud コンソールが必要です(脅威レポートには、この技術を使用して検知された脅威をフィルタリングできる[Cloud Sandbox]列があります)。
Cloud Sandbox の有効化、Cloud Sandbox を使用したファイルスキャンの手動開始、および Cloud Sandbox テクノロジーの使用に関する制限の詳細は、Kaspersky Endpoint Security for Windows のヘルプの Cloud Sandbox のセクションを参照してください。
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