コンポーネントの変更
製品のインストール中に、使用可能なコンポーネントを選択できます。使用可能な製品コンポーネントは、次の方法で変更できます:
- クライアントデバイスのローカルで、インストールウィザードを使用する。
製品コンポーネントは、Windows オペレーティングシステムの通常の方法で、コントロールパネルを使用して変更されます。インストールウィザーを実行して、利用可能な製品コンポーネントを変更するオプションを選択します。画面に表示される指示に従って操作します。
- Kaspersky Security Center を使用してリモートで実行。
[コンポーネントの変更]タスクを使用すると、インストール後でも Kaspersky Endpoint Security のコンポーネントを変更できます。
製品コンポーネントを変更する際は、次の事項に留意してください:
- Windows Server を実行しているコンピューターでは、Kaspersky Endpoint Security のすべてのコンポーネントをインストールできません(たとえば、アダプティブアノマリーコントロールコンポーネントは使用できません)。
- コンピューターのハードディスクがディスク全体の暗号化(FDE)で保護されている場合、ディスク全体の暗号化コンポーネントは削除できません。ディスク全体の暗号化コンポーネントを削除するには、コンピューターのすべてのハードディスクを復号してください。
- コンピューターに暗号化されたファイル(FLE で暗号化)があるか、ユーザーが暗号化されたリムーバブルドライブ(FDE または FLE で暗号化)を使用している場合、データ暗号化コンポーネントを削除すると、これらのファイルやリムーバブルドライブにアクセスできなくなります。データ暗号化コンポーネントを再インストールすると、これらのファイルやリムーバブルドライブにアクセスできるようになります。
管理コンソール(MMC)で製品コンポーネントを追加または削除する方法
Web コンソールおよび Cloud コンソールで製品コンポーネントを追加または削除する方法
Kaspersky Endpoint Security のインストール、アップデート、アンインストール時に、エラーが発生することがあります。これらのエラーの解決方法については、テクニカルサポートのナレッジベースを参照してください。
タスクの詳細設定
パラメータ | 説明 |
---|---|
共存できないサードパーティ製品の削除 | 競合するアプリケーションのリストは、配信キットに含まれている |
製品コンポーネントの構成の変更に対してパスワードを使用する | Kaspersky Endpoint Security へのアクセスを制限するために、管理者がパスワードによる保護を有効にしているケースが多くあります。つまり、製品コンポーネントの選択を変更するには、[本製品の削除 / 変更 / 修復]権限を持つユーザーの資格情報を入力する必要があります。例としては、KLAdmin アカウントを使用することができます。 |
Azure WVD 互換モードを使用する | この機能を使用すると、Kaspersky Anti Targeted Attack Platform コンソールで Azure 仮想マシンの状態を正常に表示することができます。コンピューターのパフォーマンスを監視するため、Kaspersky Endpoint Security はテレメトリを KATA サーバーに送信します。テレメトリにはコンピューターの ID(Sensor ID)が含まれます。Azure WVD 互換モードはこれらの仮想マシンに永続的に一意な Sensor ID を割り当てることができます。互換モードがオフになっている場合、Azure 仮想マシンの仕組みにより、コンピューターが再起動した後に Sensor ID が変更されることがあります。このため、コンソール上で仮想マシンが重複して表示されることがあります。 |
Kaspersky Endpoint Agent および Kaspersky Security for Windows Server のアンインストールにパスワードを使用する | Kaspersky Endpoint Agent (KEA) および Kaspersky Security for Windows Server (KSWS) へのアクセスを制限するため、管理者がこれらのタスクの設定に対してパスワード保護を有効にしているケースが多くあります。つまり、[KES+KEA] 設定を [KES+組み込みエージェント] に移行する場合、または KSWS から KES に移行する場合は、これらの製品をアンインストールするためにパスワードを入力する必要があるということになります。 |