Kaspersky Security Center のインストール

2024年5月20日

ID 13057

このセクションでは、Kaspersky Security Center のローカルインストールについて説明します。インストールには次の 2 種類の方法があります:

  • 標準:企業ネットワーク内の小規模エリアで動作をテストするなど、Kaspersky Security Center を試したい場合は、このオプションを推奨します。標準インストール中は、データベースのみを設定します。また、カスペルスキー製品の既定の管理プラグインセットのみをさらにインストールできます。Kaspersky Security Center の使用経験があり、標準インストール後にすべての設定を適切に指定する方法を把握している場合は、標準インストールを使用することもできます。
  • カスタム:共有フォルダーのパス、管理サーバーへの接続用アカウントおよびポート、データベース設定などの Kaspersky Security Center の設定を編集する場合は、このオプションを推奨します。カスタムインストールでは、インストールするカスペルスキー製品の管理プラグインの指定ができます。必要に応じて、サイレントモードでカスタムインストールを開始できます。

ネットワーク内に管理サーバーが 1 つでもインストールされていれば、強制インストールを使用したリモートインストールタスクによって、他のデバイスにサーバーをリモートインストールできます。リモートインストールタスクの作成には、管理サーバーインストールパッケージが必要です。

次のインストールパッケージ種別のいずれかを使用できます:

  • ksc_<バージョン番号>.<ビルド番号>_full_<ローカリゼーション言語>.exe:インストールする機能のフルセットが入っています。このパッケージを使用して、Kaspersky Security Center のフル機能のために必要なすべてのコンポーネントをインストールするか、現在のバージョンのこれらのコンポーネントをアップグレードすることができます。
  • ksc_<バージョン番号>.<ビルド番号>_lite_<ローカリゼーション言語>.exe:Kaspersky Security Center が機能するために必要な最小限のコンポーネントのセットが内蔵されています。たとえば、このパッケージには Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows の管理プラグインは内蔵されていません。

    このインストールパッケージは次の場合に使用してください。

    • 管理サーバーをアップグレードする場合
    • Kaspersky Security Center のフル機能に必要なコンポーネントがインストールされていて、既存のバージョンのこれらのコンポーネントを引き続き使用する予定である場合
    • 機能を制限して Kaspersky Security Center を使用する場合
    • インターネットトラフィックが制限されていて、配布キットのダウンロードを個別に行う企業で Kaspersky Security Center を使用する予定の場合

このセクションの内容

インストールの準備

DBMS に使用するアカウント

シナリオ:Microsoft SQL Server の認証

管理サーバーのインストールに関する推奨事項

標準インストール

カスタムインストール

Windows Server のフェールオーバークラスターへの管理サーバーのインストール

サイレントモードでの管理サーバーのインストール

管理者ワークステーションへの管理コンソールのインストール

Kaspersky Security Center のインストール後のシステムの変更

製品の削除

関連項目:

主要なインストールシナリオ

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