外部ディレクトリサービスとの統合

2024年4月4日

ID 88722

Kaspersky Secure Mail Gateway は、LDAP プロトコルを介して組織で使用されている外部ディレクトリサービスのサーバーに接続できます。

外部ディレクトリサービスへの LDAP プロトコル経由の接続により、Kaspersky Secure Mail Gateway の管理者は次の操作ができます:

  • メッセージ処理ルールに外部ディレクトリサービスからの送信者および受信者を追加する。
  • バックアップにある 企業 LAN ユーザーのメッセージのコピーをフィルタリングする時に、[送信者のメールアドレス]と[受信者のメールアドレス]で自動補完機能を使用する。

LDAP サーバー接続を設定した後は、30 分ごとに Active Directory ドメインコントローラーと自動的にデータが同期されます。(ユーザーの追加後など)即座にユーザーアカウントデータを更新する必要がある場合は、同期を手動で開始できます。

各クラスタノードは他のノードからは独立して同期されます。同期が成功すると、LDAP キャッシュに次の情報が保存されます:

  • ドメイン内のすべてのユーザーのアカウント
  • ドメインユーザーが属するグループ
  • ドメインユーザーのメールアドレス

本製品は、次回の同期が開始されるまで、このデータを保存して使用します。ドメインコントローラーが使用できない場合は、最後に受信したデータが使用されます。LDAP サーバーの接続を削除すると、LDAP キャッシュのすべてのデータが削除されます。

このセクションの内容

keytab ファイルの作成

LDAP サーバー接続の追加

LDAP サーバー接続の削除

LDAP サーバー接続設定の変更

手動での Active Directory ドメインコントローラーとの同期の開始

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