仮想ディスクサイズの選択

2024年5月23日

ID 273580

仮想ディスクのサイズを選択するには:

  1. 次のデータを調べます:
    • 組織内のメールトラフィックの 1 日あたりの平均量。
    • バックアップに保存されるメールメッセージの割合。
    • バックアップ内のメッセージに必要な保存期間。
  2. これらの値を掛け合わせます。

    たとえば、組織のメールトラフィックが 1 日あたり 30 GB で、メッセージの 30% がバックアップに保存され、メッセージを 30 日間保持したいとします。

    30 GB • 30 日 • 0.3 = 270 GB。

  3. この数値をクラスタ内のノード数で割ります。結果が、単一ノード上で必要なバックアップのボリュームになります。

    たとえば、KSMG インフラストラクチャには 4 つのノードがあります。

    270 GB / 4 = 67.5 GB

  4. 下のテーブルの[バックアップ]行で最も近い適切なボリュームを特定し、その列をテーブルのヘッダーまでたどって、仮想ディスク ボリュームの対応する値を見つけます。

    この例では、適切なバックアップボリュームは 80 GB で、これは 300 GB の仮想ディスクに相当します。

    必要なボリュームがテーブルに含まれていない場合は、 カスペルスキーテクニカルサポートにお問い合わせください。

  5. KSMG アプリケーションの Web インターフェイスで、単一ノード上の仮想ディスクサイズに対応するテーブルのデータに従って、バックアップ、隔離、イベントログの最大サイズを指定します。

    Syslog パーティションと MTA キューのサイズは固定されており、変更することはできません。

    ディスクパーティションの最大サイズ

    仮想ディスクのボリューム

    200 GB

    250 GB

    300 GB

    350 GB

    400 GB

    450 GB

    500 GB

    バックアップ

    20 GB

    50 GB

    80 GB

    110 GB

    140 GB

    170 GB

    200 GB

    アンチスパム隔離

    10 GB

    15 GB

    20 GB

    25 GB

    30 GB

    30 GB

    30 GB

    KATA 隔離

    10 GB

    15 GB

    20 GB

    25 GB

    30 GB

    30 GB

    30 GB

    イベントログ

    5 GB

    5 GB

    5 GB

    5 GB

    5 GB

    5 GB

    5 GB

    Syslog パーティション(/var/log)

    25 GB

    25 GB

    25 GB

    25 GB

    25 GB

    25 GB

    25 GB

    MTA キュー(/var/spool/postfix)

    40 GB

    40 GB

    40 GB

    40 GB

    40 GB

    40 GB

    40 GB

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