高負荷向けの追加設定
高負荷向けの追加設定
2024年7月3日
ID 193665
以下の手順は、Kaspersky Web Traffic Security が RPM パッケージと DEB パッケージから、すぐ使えるオペレーティングシステムにインストールされた場合のみに適用されます。Kaspersky Web Traffic Security が ISO ファイルからインストールされた場合は、ビルトインのプロキシサーバー用の設定情報ファイルを手動で変更することはできません。
多数のネットワーク接続を処理するには、Squid サービスのパフォーマンス設定とオペレーティングシステムのネットワークスタックを構成する必要があります。
設定を追加するには:
- /etc/sysctl.d/90-net-tcp.conf という名前の設定情報ファイルを作成し、次の内容を入力します:
net.core.somaxconn = 1024
net.core.netdev_max_backlog = 2048
net.ipv4.ip_local_port_range = 1024 65535
net.ipv4.tcp_max_syn_backlog = 2048
net.ipv4.tcp_fin_timeout = 20
net.ipv4.tcp_syncookies = 1
net.ipv4.tcp_timestamps = 1
net.ipv4.tcp_tw_reuse = 1
net.ipv4.tcp_rfc1337 = 1
- 変更を適用します。この操作には、次のコマンドを実行します:
sysctl -p /etc/sysctl.d/90-net-tcp.conf
- Squid サービスのパフォーマンス設定を構成します。この操作には、/etc/squid/squid.conf 設定情報ファイルの末尾に以下の文字列を追加します:
workers <サーバーのすべてのプロセッサの物理コア数>
- Squid サービスを再起動します。この操作には、次のコマンドを実行します:
service squid restart
これで追加設定は完了です。
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