目次
- データ提供
- 製品「カスペルスキー」について
- ライセンスのしくみ
- お使いの端末でライセンスをアクティベートする方法
- 本製品をインストールまたはアンインストールする方法
- 他の端末を保護する方法
- 本製品の基本機能
- セキュリティ
- パフォーマンス設定
- プライバシー
- 個人情報
- 共存できないソフトウェアをアンインストールする方法
- コマンドプロンプトからのアプリケーションの使用
- テクニカルサポートへの問い合わせ
- 制限と警告
- 製品のその他の情報源
- 外部サービスとの相互作用のためのネットワーク設定
- 用語解説
- iChecker
- Kaspersky Security Network(KSN)
- 悪意のあるWebサイトの定義データベース
- アップデート
- アップデートパッケージ
- ウイルス
- オブジェクトのブロック
- 隔離
- カスペルスキーのアップデートサーバー
- 感染したオブジェクト
- 感染の可能性があるオブジェクト
- キーロガー
- 脅威のレベル
- 競合するソフトウェア
- 誤検知
- シークレットストレージ
- 自己解凍型の圧縮ファイル(パッカー)
- 準スパム
- 信頼グループ
- 信頼済みプロセス
- スクリプト
- スタートアップオブジェクト
- スパム
- ぜい弱性
- ぜい弱性攻撃
- 製品のアクティベーション
- セキュリティレベル
- タスク
- タスク設定
- 定義データベース
- ディスクブートセクター
- デジタル署名
- トラフィックのスキャン
- トレース
- ハイパーバイザー
- バックアップと復元
- ヒューリスティック分析
- ファイル名マスク
- フィッシング
- フィッシングサイトや偽の暗号通貨取引サイトのデータベース
- プロトコル
- 保護機能
- 保護されたブラウザー
- 未知のウイルス
- モジュール
- ルートキット
- サードパーティ製のコードに関する情報
- 商標に関する通知
データ提供
このセクションには、本製品を使用する際に、カスペルスキーに提供する特定のデータに関する情報が含まれます。「本製品の動作レポートへのデータの保存」サブセクションには、お客様のコンピューターに保存され、カスペルスキーには送信されないデータが含まれます。
使用許諾契約書に基づくデータ提供
このセクションでは、EU(欧州連合)、イギリス、ブラジルでの使用、またはカリフォルニア居住者の使用を意図されていないバージョンの本製品をインストールされた際に提供される特定のデータに関する情報について説明します。
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムの料金プランのデータ
カスペルスキーは、準拠法およびカスペルスキーの規定に従って収集した情報を保護します。データは暗号化された通信経路で転送されます。
新しい脅威とその発生源の検知性能を向上させ、お客様のセキュリティ保護レベルと本ソフトウェアのパフォーマンスを向上させるため、Kaspersky Security Networkに関する声明で明示的に確認されたお客様の同意の下に、権利者は、かかる情報を受け取る権利を明示的に保有します。お客様は、本ソフトウェアのインストール中にKaspersky Security Networkサービスをオフにすることができます。また、本ソフトウェアの設定画面でいつでもKaspersky Security Networkサービスをオンまたはオフにすることができます。
お客様は、権利者がその単独かつ排他的裁量において、権利者が収集した情報をセキュリティリスクトレンドの追跡に使用し、レポートを公開できることを認め、これに同意するものとします。
本ソフトウェアによる情報収集および権利者宛の情報送信をさせないようにするには、Kaspersky Security Networkサービスをオンにしないでください。オンになっている場合はオフにしてください。
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EU(欧州連合)、イギリス、ブラジル域内、およびカリフォルニア居住者による使用における使用許諾契約書に基づくデータ提供
このセクションでは、EU(欧州連合)、イギリス、ブラジルでの使用、またはカリフォルニア居住者の使用を意図されていないバージョンの本製品をインストールされた際に提供される特定のデータに関する情報について説明します。明示的に記載がない限り、このセクションで説明される情報はお客様の個人情報や秘密情報を含まず、権利者の製品の性能を発揮するために必要なものです。
リアルタイム保護の質の向上、本ソフトウェアの操作の質の向上、本ソフトウェアのインストール、削除、アップデートのメカニズムに関連するエラーの適時検出と修正の向上、およびユーザー数を把握するために、お客様は本製品の使用中に次の情報を自動的にカスペルスキーへ提供することに同意するものとします:
カスペルスキー ベーシックおよびカスペルスキー スタンダードの料金プランのデータ
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムの料金プランのデータ
オンライン決算処理におけるユーザー保護の品質を向上させるため、お客様は、決済先Webサイトに本ソフトウェアの名前、バージョン情報、本ソフトウェアのカスタマイズ設定、端末の一意な識別子、決済先Webサイトへのアクセスに使用した本ソフトウェアのプラグインの識別子、ご利用のブラウザーが保護されたブラウザーか標準のブラウザーかを表す識別子に関する情報を自動的に提供することに同意するものとします。
ライセンス下で利用可能な本製品の操作に必要で取得された情報は、権利者によって法定要件に従って保護されます。
カスペルスキーは、受信した情報を基にした統計情報をセキュリティ上のリスクの傾向を追跡するために使用し、それらのリスクに関するレポートを公開することがあります。
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Kaspersky Security Networkへのデータ提供
Kaspersky Security Networkに送信されるデータについては、Kaspersky Security Networkに関する声明に記載されています。
Kaspersky Security Networkに関する声明を表示するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 本製品のウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [Kaspersky Security Network]の順に選択します。
Kaspersky Security Networkの詳細とKaspersky Security Networkへの参加設定を表示する[Kaspersky Security Network]ウィンドウが表示されます。
- [Kaspersky Security Networkに関する声明]をクリックしてKaspersky Security Network声明のテキストを開きます。
本製品の動作レポートへのデータの保存
レポートファイルには、ファイル保護、メール保護、セーフブラウジング、および迷惑メール対策といった保護機能の動作中に取得された個人データが含まれることがあります。
レポートファイルには、次の個人情報が含まれる場合があります。
- ユーザーのデバイスのIPアドレス
- ブラウザーの履歴
- ブロックされたリンク
- SNSでのメッセージ履歴
- ブラウザーとオペレーティングシステムのバージョン
- クッキーなどのファイル名とパス
- メールアドレス、送信者、メールの題名、メールの本文、ユーザー名、連絡先リスト
お子さまの保護機能、スマートホームモニター、セキュリティニュース機能の使用時には、お客様は次のデータを提供します。
- Wi-Fiネットワークの識別子、Wi-Fiネットワークのステータス、端末の識別子、端末のMACアドレスのハッシュ、端末のステータス
- アクセスしたWebサイトに関する情報
- コンピューター上でファイルが実行された回数に関する情報(ファイルの使用頻度)
レポートファイルは、コンピューターにローカルに保存され、カスペルスキーへは送信されません。レポートファイルは %allusersprofile%\Kaspersky Lab\AVP21.8\Report\Database にあります。
次のファイルにレポートが保存されます。
- reports.db
- reports.db-wal
- reports.db-shm(個人情報は一切含みません)
本製品でセルフディフェンスが有効になっている場合、レポートファイルは不正なアクセスから保護されます。セルフディフェンスがオフになっている場合、レポートファイルは保護されません。
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テクニカルサポートを利用するためのデータの保存
テクニカルサポートでさらに解析を行うために、本製品は次の個人情報を処理および保存します。
- 本製品のインターフェイスに表示される情報
- マイ カスペルスキーへの接続に使用するメールアドレス
- 除外リストに追加されたWebサイトのアドレス(セーフブラウジング、バナー広告対策、Webトラッキング防止、ネットワークの各コンポーネントおよびレポートウィンドウに表示されます)
- ライセンスのデータ
このデータは、変更されない形式でローカルに保存され、コンピューター上の任意のアカウントで表示できます。
- メモリダンプが作成されたときに本製品が処理したシステムメモリのデータ
- トレースがオンのときに収集されたデータ
このデータは、変更される形式でローカルに保存され、コンピューター上の任意のアカウントで表示できます。これらのデータは、お客様の同意がある場合にのみ、テクニカルサポートへの問い合わせ時にカスペルスキーへ送信されます。これらのデータについて詳しくは、[テクニカルサポートに関する声明]ウィンドウの[サポートツール]をクリックしてください。
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EU(欧州連合)、イギリス、ブラジル域内での使用、およびカリフォルニア居住者による使用
EU(欧州連合)、イギリス、ブラジル域内、およびカリフォルニア居住者向けにカスペルスキーおよびそのパートナー企業によって配布される本製品のバージョンは、これらの国で制定された個人データの収集および処理の規則の要件を満たしています。
本製品をインストールするには、使用許諾契約書およびプライバシーポリシーの内容に同意する必要があります。
また、セットアップウィザードでは、個人情報の処理方法に関する次の声明に同意するよう求められます。
- Kaspersky Security Networkに関する声明:この声明に同意すると、保護機能の品質向上のために、コンピューター上で検知された脅威、動作しているアプリケーション、ダウンロードしている署名付きアプリケーション、およびオペレーティングシステムに関する情報をカスペルスキーが速やかに受信することを許可します。
- マーケティング目的に沿ったデータ処理に関する声明:カスペルスキーからより高品質のサービスを提供することを目的とした声明です。
- 迷惑メール対策使用時のデータ処理に関する声明:この声明に同意すると、迷惑メール対策機能の品質向上のためにカスペルスキーがデータを受信することを許可します。
Kaspersky Security Networkに関する声明とマーケティング目的に沿ったデータ処理に関する声明は、[設定] - [セキュリティ設定] - [Kaspersky Security Network]ウィンドウで、いつでも同意または拒否できます。
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製品「カスペルスキー」について
この新製品は、当社の現代のサイバーセキュリティに対するビジョンを体現化したものです。製品名が新しくなっただけでなく、ユーザーインターフェイスおよび機能も新しくなりました。
本製品にはいくつかの料金プランがあります。料金プランによって保護レベルが異なり、利用可能な機能およびサービスの数が変化します。各料金プランには、3つのカテゴリに分類される新機能および既存の機能の両方が含まれます。
各料金プランで利用可能な機能カテゴリは次のとおりです。
料金プランの比較
本製品には4つの料金プランがあります。各プランで利用可能な機能は、次の表のとおりです。
料金プラン
機能 |
ベーシック |
スタンダード |
プラス |
プレミアム |
セキュリティ |
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プライバシー |
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個人情報 |
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動作環境
全般的な要件
- 1500MB以上のディスク空き容量
- SSE2命令セット(ARM以外)に対応したプロセッサ
- インターネットアクセス(本製品のインストールおよびアクティベーション、Kaspersky Security Networkの利用、定義データベースおよび製品モジュールのアップデート)
- Microsoft Windowsインストーラー4.5以降
- Microsoft .NET Framework 4以降
- Microsoft .NET Desktop Runtime 5.x(5.0.10以降)
- Webカメラへのアクセスの保護は、互換性のあるWebカメラモデルにのみ提供されます
オペレーティングシステムの動作環境
オペレーティングシステム |
CPU |
RAMの空き容量 |
制限 |
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Microsoft Windows 11 Home(21H2、22H2) |
1GHz以上 |
4GB(64ビット版オペレーティングシステムの場合) |
Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)はサポートされていません。
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Microsoft Windows 11 Enterprise(21H2、22H2) |
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Microsoft Windows 11 Pro(21H2、22H2) |
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Microsoft Windows 10 Home(バージョン:1507、1511、1607、1703、1709、1803、1809、1903、1909、2004、20H2、21H1、21H2、22H2) |
1GHz以上 |
1GB以上(32ビット版オペレーティングシステムの場合)、2GB以上(64ビット版オペレーティングシステムの場合) |
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Microsoft Windows 10 Enterprise(バージョン:1507、1511、1607、1703、1709、1803、1809、1903、1909、2004、20H2、21H1、21H2、22H2) |
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Microsoft Windows 10 Pro(バージョン:1507、1511、1607、1703、1709、1803、1809、1903、1909、2004、20H2、21H1、21H2、22H2) |
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Microsoft Windows 8.1(Service Pack 0以降、Windows 8.1 Update) |
1GHz以上 |
1GB以上(32ビット版オペレーティングシステムの場合)、2GB以上(64ビット版オペレーティングシステムの場合) |
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Microsoft Windows 8.1 Pro(Service Pack 0以降、Windows 8.1 Update) |
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Microsoft Windows 8.1 Enterprise(Service Pack 0以降、Windows 8.1 Update) |
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Microsoft Windows 8(Service Pack 0以降)※本製品の日本語版は対象外 |
1GHz以上 |
1GB以上(32ビット版オペレーティングシステムの場合)、2GB以上(64ビット版オペレーティングシステムの場合) |
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Microsoft Windows 8 Pro(Service Pack 0以降)※本製品の日本語版は対象外 |
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Microsoft Windows 8 Enterprise(Service Pack 0以降)※本製品の日本語版は対象外 |
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Microsoft Windows 7 Starter(Service Pack 0以降) |
1GHz以上
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1GB以上(32ビット版オペレーティングシステムの場合)、2GB以上(64ビット版オペレーティングシステムの場合)
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Microsoft Windows 7 Home Basic(Service Pack 0以降) |
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Microsoft Windows 7 Home Premium(Service Pack 0以降) |
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Microsoft Windows 7 Professional(Service Pack 0以降) |
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Microsoft Windows 7 Ultimate(Service Pack 0以降) |
セーフブラウジング、バナー広告対策、ネット決済保護が動作するには、オペレーティングシステムでBase Filtering Engineサービスが実行されている必要があります。
ブラウザーのサポート
次のブラウザーは、カスペルスキー プラグインのインストールに対応しています。
- ChromiumベースのMicrosoft Edge 77.x – 104.x
- Mozilla Firefoxバージョン52.x – 105.x
- Mozilla Firefox ESR 52.x、60.x、68.x、78.x、91.x、102.x
- Google Chromeバージョン48.x – 105.x
次のブラウザーは、セキュリティキーボードおよび暗号化された接続のスキャンに対応しています。
- ChromiumベースのMicrosoft Edge 77.x – 104.x
- Mozilla Firefox バージョン 52.x – 105.x
- Mozilla Firefox ESR 52.x、60.x、68.x、78.x、91.x、102.x
- Google Chrome 48.x – 105.x
次のブラウザーは、保護されたブラウザーモードをサポートしています。
- Microsoft Internet Explorer 11.0
- ChromiumベースのMicrosoft Edge 77.x – 104.x
- Mozilla Firefox バージョン 52.x – 105.x
- Mozilla Firefox ESR 52.x、60.x、68.x、78.x、91.x、102.x
- Google Chrome 48.x – 105.x
- Yandexブラウザー18.3.1 – 22.9.1(制限あり)
該当する技術をブラウザーがサポートしている場合、ブラウザーのより新しいバージョンがサポートされている可能性があります。
本製品は、32ビット版オペレーティングシステムと64ビット版オペレーティングシステムの両方でGoogle ChromeとMozilla Firefoxに対応しています。
タブレットPCの動作環境
- Microsoft Windows 8(※本製品の日本語版は対象外)、Microsoft Windows 8.1、Microsoft Windows 10、Microsoft Windows 11
- クロック速度が1.66GHz以上のIntel Celeronプロセッサ
- 1000 MB以上の空きメモリ
ネットブックの動作環境
- Intel Atom CPU 1.60 GHz以上
- 1024 MB以上の空きメモリ
- 1024×768ピクセルの解像度を持つ10.1インチディスプレイ
- Intel GMA 950以降のグラフィックスコア
カスペルスキー パスワードマネージャーの動作環境は本製品のヘルプファイルでご確認ください。
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他のカスペルスキー製品との互換性
本製品は、次のカスペルスキー製品との互換性があります。
- カスペルスキー セーフキッズ 1.5
- カスペルスキー パスワードマネージャー 10
- Kaspersky Software Updater 2.1
- Kaspersky Virus Removal Tool 2015、2020
- カスペルスキー VPN セキュアコネクション 4.0、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8
本製品の最新版の新機能
本製品の最新バージョンでは次の変更や改善を行いました。
- [音声ストリームの保護]は、[プライバシー]セクションにある[Webカメラとマイクの管理]に変更されました。
- [ネットワーク内の端末]は、[スマートホームモニター]に変更されました。ユーザーによって追加できる端末種別の一覧の内容が拡張されました。
- カスペルスキー プレミアムでは以下の変更や改善を行いました。
- Wi-Fiネットワークの接続中の保護機能が改善されました。保護強度の低いWi-Fiネットワーク設定が検知されるようになりました。
- コンピューター上でリモートアクセスアプリケーションを検出する機能が追加されました。
- 自動更新の仕組みを表示する新しいウィンドウが表示されるようになりました。
- 本製品を別のプラットフォームに切り替えるシナリオが改善されました。リンクからマイ カスペルスキーを開くのではなく、別のプラットフォームにアプリケーションをダウンロードするウィンドウが直接表示されるようになりました。
- WPA3 プロトコルが安全でないものとして検出される問題が修正されました。
- コンピューターの再起動が必要な場合の通知が改善されました。
ライセンスのしくみ
有料版の定期購入のしくみ
定期購入は、キャンセルされない限り、有効期間が終了すると自動で更新されます。有効期間の終了時期が近付くと、次回の課金に関するお知らせのメールが送信されます。保護機能が機能していない期間が発生しないようにするため、次回の期間のお支払いは、現在の期間の終了前に発生します。定期購入が正常に更新されると、現在の有効期間の残り日数は新しい有効期間に追加されます。
定期購入の金額は変更される場合があります。キャンペーンや割引は、定期購入の更新時にはご利用いただけない場合や、自動更新には適用されない場合があります。
無料ライセンスのしくみ
無料の体験版ライセンスは、お申し込みいただくとすぐに有効になります。体験版ライセンスの有効期間が終了する数日前に、ライセンスの更新に関するお知らせが送信されます。体験版の有料期間中にライセンスをキャンセルしなかった場合は、体験版の有効期間が終了すると、次の期間の定期購入が自動的に更新されます。
お支払いに問題がある場合
定期購入の有効期間の終了時に、本製品が何らかの理由(クレジットカードの有効期限が終了している、クレジットカードがブロックされている、または自動更新がオフになっている)でお客様の定期購入を更新できない場合、定期購入更新のための猶予期間がアクティベートされる場合があります。猶予期間のあいだ、お客様は本製品のすべての機能を無制限で使用できます。猶予期間が終了するまでに定期購入を更新しなかった場合、本製品は機能制限モードに切り替わる場合があります。機能制限モードの期間は、地域と定期購入の条件によって異なります。猶予期間の有効期限および機能制限モードに関する情報は、プロファイルセクションで確認できます。
App Store、Google PlayまたはHuawei AppGalleryから購入した定期購入について
ライセンスを購入する方法
製品のライセンスを取得する方法は複数あります。
マイ カスペルスキーアカウントでライセンスを管理する方法
本製品を使用するには、マイ カスペルスキーアカウントが必要です。
お持ちのライセンスによっては、一部またはすべての製品機能にアクセスするために、本製品をインストールした端末をマイ カスペルスキーアカウントに接続する必要がある場合があります。
マイ カスペルスキーアカウントで利用可能な機能とサービス
- ライセンスとライセンス有効期間の終了日に関する情報を確認
- 遠隔で端末保護を管理
- カスペルスキー パスワードマネージャーを使用する場合、パスワードとその他の個人情報を保管および同期
- 購入したアプリケーションをダウンロード
- テクニカルサポートに問い合わせる
- 新製品やキャンペーンなどの情報を取得
マイ カスペルスキーアカウントの機能詳細は、マイ カスペルスキーのヘルプで確認できます。
マイ カスペルスキーアカウントに端末を接続する方法
カスペルスキーのWebサイトでライセンスを購入した場合、購入手続き中にアカウントが作成されています。パスワード作成を行うページへのリンクが、お客様が購入時に指定したメールアドレスに送信されています。
マイ カスペルスキーに登録済みのメールアドレスとパスワード、またはGoogle、Facebook、およびAppleのアカウントでマイ カスペルスキーアカウントにログインできます。すでにアカウントをお持ちの場合、端末をマイ カスペルスキーアカウントに接続する画面で、Google、Facebook、またはAppleのアカウントを使用した簡単ログインを設定できます。この操作は、マイ カスペルスキーアカウントの作成時にGoogle、Facebook、またはAppleのアカウントのメールアドレスを使用した場合に行うことができます。
一部の地域では、FacebookおよびGoogleのアカウントを使用したログインを利用できません。
アカウントをお持ちでない場合は、お客様のアカウントに端末を接続する手順の中でアカウントを作成できます。また、カスペルスキーの他のサービスで使用している認証情報を使用してアカウントにログインすることもできます。
マイ カスペルスキーに端末を接続するには、次の操作を行います。
- 次の方法または場合にアカウントに端末を接続できます。
- 本製品のアクティベーション時の接続画面から
- 本製品のユーザーインターフェイスの[プロファイル]セクションから
[マイ カスペルスキーにログイン]ブロックで、[ログイン]をクリックします。
- マイ カスペルスキーから
- 本製品の特定の機能をオンにする場合
- アカウントの接続画面で、接続方法を選択します。
- メールアドレスでログイン:メールアドレスをテキストボックスに入力します。パスワード作成用リンクを含むメールが、指定したメールアドレスに送信されます。
マイ カスペルスキーで二段階認証を設定している場合、認証用のコードを含むテキストメッセージがお客様の携帯電話に送信されます。入力欄に認証用のコードを入力し、[続ける]をクリックします。
- Google、Facebook、またはAppleのアカウントでログインします。
- [Googleでログイン]、[Facebookでログイン]または[Appleでログイン]のいずれかをクリックします。
表示されたブラウザーのウィンドウで、 Google、FacebookまたはAppleのお客様のアカウントにログインし、メールアドレスへのアクセスを本製品に許可します。
Google、Facebook、またはAppleのアカウントをお持ちでない場合、ずれかのアカウントを作成し、そのあとでマイ カスペルスキーへの簡単ログインの設定を続行します。
お客様のマイ カスペルスキーアカウントで二段階認証が設定されている場合、 マイ カスペルスキーのWebサイトで簡単ログインを設定し、そのあとで本製品に戻ってGoogle、Facebook、またはAppleでログインします。
Microsoft Edgeを使用している場合、マイ カスペルスキーへのログインを設定するにはChromiumベースのMicrosoft Edge 77.x 以降が必要です。接続エラーが発生した場合、他のブラウザーを既定のブラウザーとして選択するか、Microsoft Edgeの最新バージョンをインストールするか、Microsoft Windowsのオペレーティングシステムをアップデートします。
- 本製品に戻り、[続ける]をクリックしてアカウントの作成を続行します。画面に表示される手順に従って操作を続行します。
端末がマイ カスペルスキーアカウントに接続されます。マイ カスペルスキーでアカウントのパスワードを設定できます。
- [Googleでログイン]、[Facebookでログイン]または[Appleでログイン]のいずれかをクリックします。
一部の国や地域では、本製品は Webポータルの使用を目的としたデータ処理に関する声明の内容を読んで同意するよう促すことがあります。この声明の条項に同意する場合、[同意する]をクリックします。
- メールアドレスでログイン:メールアドレスをテキストボックスに入力します。パスワード作成用リンクを含むメールが、指定したメールアドレスに送信されます。
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ライセンスを解約する方法
ライセンスはいつでも解約できます。解約されたライセンスは自動的に更新されることはありません。お支払い済みの有効期間が終了するまで保護機能を使用できます。
不要なお支払いを防ぐため、次回の有効期間のお支払日の前にライセンスまたは定期購入を解約してください。保護機能が機能していない期間が発生しないようにするため、次回の期間のお支払いは、現在の期間の終了前に発生します。
ロシア、ベラルーシ、アブハジア、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、南オセチア、キルギスタン、モンゴル、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンでライセンスを解約する方法
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他のお支払い方法を設定する方法
ライセンス更新時の自動課金には、お客様がライセンス購入時に選択したお支払い方法が使用されます。他のお支払い方法を設定することができます。
ロシア、ベラルーシ、アブハジア、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、南オセチア、キルギスタン、モンゴル、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンで他のお支払い方法を設定する方法
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お使いの端末でライセンスをアクティベートする方法
このセクションでは、ライセンスの購入後に本製品の使用を開始する方法を説明しています。アクティベーションには、インターネット接続が必要です。
カスペルスキーのWebサイトからライセンスを購入した場合
お客様がカスペルスキーのオンラインストアでライセンスを購入した場合は、マイ カスペルスキーアカウントは購入の手続き中に作成されています。複数の端末でライセンスをアクティベートして管理するには、マイ カスペルスキーアカウントが必要です。本製品をインストールしている端末からマイ カスペルスキーアカウントにログインすることでライセンスをアクティベートすることができます。
端末でライセンスをアクティベートするには、次の操作を行います。
- 購入時に入力したメールアドレスの受信ボックスを確認します。カスペルスキーからは、領収書と、ライセンスのアクティベーションの完了手順の2通メールが届いています。
- メール内の[マイ カスペルスキーを開く]をクリックし、アカウント登録を完了してログインします。
- ライセンス情報ウィンドウで、[ダウンロード]をクリックして端末にアプリをダウンロードします。
- 本製品をインストールします。
インストールが完了すると、本製品は自動的にアカウントに接続され、購入済みのライセンスでアクティベートされます。
ライセンスが更新されると、このライセンスでアクティベートされお客様のマイ カスペルスキーアカウントに関連付けられているすべての端末で、24時間以内に有効期間の終了日が更新されます。
カスペルスキーのオンラインストアからライセンスを購入した場合は、ライセンス期間は購入した日時から開始されます。
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パッケージまたはアクティベーションカードを購入した場合
パッケージまたはアクティベーションカードを購入した場合、本製品をアクティベートするにはアクティベーションコードが必要です。アクティベーションコードの情報はパッケージ内の紙またはカードに記載されています。アクティベーションコードは、「xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx」の形式の英数字の一意な並びです。
1台目の端末で本製品をアクティベートした日から、アクティベーションコードでアクティベートされたライセンスの有効期間が開始され、残り有効日数が減り始めます。
アクティベーションカードを購入した場合
- 保護する端末でマイ カスペルスキーを開きます。
- マイ カスペルスキーアカウントを作成するか、既存のアカウントでログインします。
- ページ下部の[アクティベーションコードをお持ちの方はこちら]の下にある入力フィールドで、アクティベーションコードを入力します。
- [追加する]をクリックします。
アクティベーションコードの追加が完了すると、[ライセンス]セクションにそのライセンスのパネルが表示されます。
- ライセンスパネルをクリックします。
- ライセンス情報ウィンドウで、[ダウンロード]をクリックして端末にアプリをダウンロードします。
- 本製品をインストールします。
本製品のインストールが完了すると、本製品はお持ちのライセンスの条項に従って自動的にアクティベートされます。
インストールディスク入りのパッケージを購入した場合
- ディスクドライブにディスクを挿入します。
- マイ カスペルスキーアカウントに接続する画面で、アカウントを作成するか、既存のアカウントでログインします。
- アクティベーションコードウィンドウで、テキストボックスにアクティベーションコードを入力し、[続ける]をクリックします。
アクティベーションコードは、アカウントの[ライセンス]セクションに保存されます。
- [ダウンロードしてインストール]をクリックし、お使いの端末に本製品をダウンロードします。
- 本製品をインストールします。
本製品のインストールが完了すると、本製品はお持ちのライセンスの条項に従って自動的にアクティベートされます。
アクティベーションコードはマイ カスペルスキーアカウントに保管されます。新しい端末を保護するには、アカウントにログインし、製品をダウンロードします。製品内でアクティベーションコードを手動で入力することもできます。
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端末にすでに本製品がインストールされている場合にライセンスをアクティベートする
このセクションでは、有効期間の終了したライセンスを更新する方法、有効な自動更新版ライセンスがある製品に新しいアクティベーションコードを追加する方法、および体験版ライセンスから有料のライセンスへ切り替える方法について説明します。
ライセンスの有効期間が終了している
自動更新がオンの場合、ライセンスは自動的に更新され、新しい有効期間が開始されます。手動操作は必要ありません。自動更新がオフの場合、ライセンスを手動で更新する必要があります。
ライセンスの更新を手動更新で行う場合、本製品に予備のアクティベーションコードを追加しておくと、現在のライセンスの有効期間の終了時に本製品は自動的に予備のアクティベーションコードでアクティベートされます。
ライセンスを更新するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プロファイル]セクションを開きます。お使いの端末がマイ カスペルスキーアカウントに接続されている場合、ここにメールアドレスが表示されます。
- ライセンス情報で、[今すぐ更新する]をクリックします。
通常使うブラウザーでカスペルスキーのオンラインストアまたは代理店のWebサイトが表示されます。
購入中に、マイ カスペルスキーアカウントのメールアドレスを入力します。アカウントをお持ちでない場合、指定したメールアドレスでアカウントが作成されます。購入してマイ カスペルスキーアカウントに本製品を接続すると、更新から1時間以内にライセンスが端末上で自動的にアクティベートされます。
マイ カスペルスキーアカウントから端末に新しいライセンスを送信することもできます。アカウントに接続されている端末にライセンスを送信する方法については、マイ カスペルスキーのヘルプを参照してください。
ライセンスが更新されなかった場合、本製品が機能制限モードに切り替わる場合があります。
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予備のアクティベーションコードを使用してライセンスを更新する
新しいアクティベーションコードをお持ちの場合は、製品に追加して予備のアクティベーションコードとして使用できます。現在のライセンスの有効期間が終了すると、本製品は予備のアクティベーションコードで自動的にアクティベートされます。このようにして、お使いの端末は中断されることなく確実に保護されます。
予備のアクティベーションコードを追加できない場合があります。
予備のアクティベーションコードを追加するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プロファイル]セクションを開きます。お使いの端末がマイ カスペルスキーアカウントに接続されている場合、ここにメールアドレスが表示されます。
- ライセンス情報で、3つの点のマークをクリックして[アクティベーションコードの入力]を選択します。
- 入力フィールドでアクティベーションコードを入力し、[アクティベーションコードを保存する]をクリックします。
予備のアクティベーションコードが[ライセンス情報]ウィンドウに表示されます。
複数の端末向けに発行された予備のアクティベーションコードを入力した場合、自動的にライセンスを更新するすべての端末で、予備のアクティベーションコードを適用する手順を実行する必要があります。
現在のライセンスの有効期間が終了するか、ライセンスが端末から削除された場合に予備のアクティベーションコードのアクティベートおよび検証が実行されます。本製品は予備のアクティベーションコードの有効期限、ライセンスで使用可能な端末数、インストールされた本製品とのライセンスとの互換性を検証します。予備のアクティベーションコードのアクティベート中に、マイ カスペルスキーアカウントへの接続が必要になることがあります。
追加しようとしている予備のアクティベーションコードが、現在の端末や別の端末ですでに適用されている場合、予備のアクティベーションコードを使用してライセンスを更新したアクティベーションの日付は、最初にこのアクティベーションコードで本製品をアクティベートした日付になります。ライセンスを更新するには、有効期限が、現在本製品で使用されているライセンスの有効期限より後になっている予備のアクティベーションコードを追加してください。
本製品が予備のアクティベーションコードで自動的にアクティベートされない場合は、[もう一度試す]をクリックして手動でアクティベートすることができます。現在のライセンスがブロックされている場合は、予備のアクティベーションコードを使用して[今すぐアクティベートする]をクリックして本製品をアクティベートすることができます。
マイ カスペルスキーアカウントから端末に、予備のアクティベーションコードを送信することもできます。アカウントに接続されている端末にライセンスを送信する方法については、マイ カスペルスキーのヘルプを参照してください。
体験版ライセンスから有料のライセンスへ切り替える
無料の体験版の有効期間が終了すると、ライセンスは自動的に更新されアクティベートされます。ライセンスの更新料はお客様が選択した支払い方法で課金されます。
一部の地域では、自動で有料版に切り替えることができない可能性があります。無料の体験版の申し込みの際に次回更新の決済情報を入力していない場合は、端末を引き続き保護するためにライセンスを購入する必要があります。
体験版ライセンスから有料のライセンスへ切り替えるには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プロファイル]セクションを開きます。お使いの端末がマイ カスペルスキーアカウントに接続されている場合、ここにメールアドレスが表示されます。
- ライセンス情報で、[今すぐ購入する]をクリックします。
通常使うブラウザーでカスペルスキーまたは代理店のWebサイトが表示されます。購入中に、マイ カスペルスキーアカウントのメールアドレスを入力します。
購入したライセンスは自動的にお客様の端末でアクティベートされます。
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製品のインストール方法
本製品は、セットアップウィザードを使用して、対話形式でコンピューターにインストールされます。
ウィザードは複数のウィンドウ(ステップ)で構成されています。ウィザードのステップの数や手順は、製品をインストールする地域によって異なります。一部の地域では、ウィザードでは個人情報の処理に関する追加の声明への同意が提案されます。ウィザードを任意のステップで中止する場合は、ウィザードのウィンドウを閉じます。
複数のコンピューターを保護するために本製品を使用する場合は、すべてのコンピューターに同じ手順でインストールする必要があります(インストールできるコンピューターの数は使用許諾契約書に記載されています)。
本製品をインストールするには、次の操作を行います。
- インストールディスクを使用している場合は、ディスクドライブにディスクを挿入して、画面に表示される手順に従ってください。
- インターネットから本製品をダウンロードした場合は、起動してください。標準のセットアップウィザードを使用して、本製品がインストールされます。この場合、ウィザードに追加のインストールステップが表示されることがあります。
本製品をコマンドプロンプトからインストールすることもできます。
セットアップウィザードは次の手順で進みます。
- インストールの開始
このステップでは、製品のインストールを求めるメッセージが表示されます。
インストール種別およびご使用の言語によっては、カスペルスキーとの間で締結する使用許諾契約書の確認を求めるメッセージが表示される場合があります。また、Kaspersky Security Networkへの参加を求めるメッセージも表示されます。
- 本製品のインストール
製品のインストールには、時間がかかる場合があります。完了するまでお待ちください。インストールが完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
- インストールの完了
本製品のインストールが正常に完了したことが通知されます。
必要なアプリケーションコンポーネントはすべて、インストールが完了した後に自動的に開始されます。
インストールを完了するには、Windowsの再起動が必要な場合があります。
本製品に加え、安全にネットを閲覧できるようにするブラウザーのプラグインがインストールされます。
本製品をインストールしたのち、音声および映像を記録または再生するアプリケーションを最初に起動すると、音声および映像の再生または記録が中断することがあります。これは、録音デバイスへのアプリケーションのアクセスを管理する機能をオンにするために必要です。本製品が最初に起動するときに、音声ハードウェアを管理するシステムサービスが再起動します。
カスペルスキー プラスまたはカスペルスキー プレミアム一緒に、カスペルスキー VPN セキュアコネクションもインストールされます。セキュアコネクションは、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用して保護された通信を確立するアプリケーションです。カスペルスキー VPN セキュアコネクションは、本製品と別に削除することができます。お使いの国や地域でVPNの使用が禁止されている場合、カスペルスキー VPN セキュアコネクションはインストールされません。
アプリケーションをマイ カスペルスキーアカウントからダウンロードした場合は、インストール後にアカウントのライセンスで自動的にアクティベートされます。
他のカスペルスキー製品上にインストール
本製品は、次のカスペルスキー製品にインストールできます。
- カスペルスキー フリー
- カスペルスキー アンチウイルス
- カスペルスキー インターネット セキュリティ
- Kaspersky Total Security
- Kaspersky Security Cloud
新しいアプリケーションのインストール時、それまでにインストールされていたカスペルスキー インターネット セキュリティ、Kaspersky Security Cloud、Kaspersky Total Securityは削除されます。新しいアプリケーション(カスペルスキー)で、削除されたアプリケーションのライセンスを使用できます(Kaspersky Total Securityのライセンスを除く)。削除されたアプリケーションの設定は保存されます。
新しいアプリケーションをインストールする際に、それまでにインストールされていたカスペルスキー フリーは削除されます。カスペルスキー フリーの設定は保存されません。
Kaspersky Total Securityからカスペルスキー ベーシックまたはカスペルスキー スタンダードへ切り替える場合、ファイルのバックアップは保存されますが、これらのアプリケーションでは表示されません。ファイルのバックアップコピーを手動で追加できます。Kaspersky Total Securityからカスペルスキー プラスへ切り替える場合、ファイルのコピーは保存され、自動的に表示されます。
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カスペルスキー プラグイン
本製品がブラウザーを完全にサポートするには、ブラウザーにカスペルスキー プラグインをインストールして有効にする必要があります。カスペルスキー プラグインを使用は、保護されたブラウザーで開かれたページとトラフィックにスクリプトを埋め込みます。このスクリプトを使用して、Webページと連携し、ネット決済保護機能で保護された銀行のWebサイトにデータを送信します。スクリプトによって送信されたデータは、デジタル署名を使用して保護されます。スクリプトの埋め込みには、カスペルスキー プラグインを使用しないこともあります。
本製品は、インストールされた定義データベースを使用して、スクリプトにより送信されたデータに署名し、Kaspersky Security Network にリクエストを送信します。Kaspersky Security Networkへのリクエストは、Kaspersky Security Networkに関する声明に同意したかどうかに関係なく送信されます。
ブラウザーで作業する際には、カスペルスキー プラグインを使用して次のことが可能です。
カスペルスキー プラグインをChromiumベースのMicrosoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chromeにインストールする
Google ChromeおよびMozilla Firefoxブラウザーでは、カスペルスキー プラグインは自動的にインストールされます。本製品はプラグインをアクティベートするよう要求します。ChromiumベースのMicrosoft Edgeブラウザーでは、カスペルスキー プラグインは自動でインストールされますが、プラグインを有効にするよう求めることはありません。プラグインを有効にする手順を実行してください。
Yandexブラウザーのサポート
Yandexブラウザーの使用時には、本製品の次の機能が動作します。
- 保護されたブラウザー
- 危険サイト診断
- セーフブラウジング
- フィッシング対策
Webトラッキング防止機能とバナー広告対策機能は動作しますが、Yandexブラウザーで設定できません。
Internet Explorer のサポート
カスペルスキー 4以降では、Internet Explorerはカスペルスキー プラグインのサポート対象外です。カスペルスキー プラグインの使用を継続する場合は、本製品の旧バージョンに戻すことができます。
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製品をアンインストールする方法
本製品を削除すると、コンピューターと個人情報が保護されなくなります。
本製品の削除には、セットアップウィザードを使用します。
アンインストールには次の手順があります。
- 本製品を削除するには、設定にアクセスするためのパスワードを入力する必要があります。何らかの理由でパスワードを指定できない場合、本製品の削除はブロックされます。パスワードを入力してから、[確認する]をクリックします。
このステップは、本製品を削除するためのパスワードが設定されている場合にのみ利用可能です。
- マイ カスペルスキーアカウントへのライセンスまたは定期購入の保存。
このステップでは、以後使用するときのためにマイ カスペルスキーにライセンスを保存するかどうか指定することができます。
- ライセンスを保存する場合、[保存する]をクリックします。
- [次へ(N) >]をクリックします。
保存したライセンスのウィンドウが表示されます。
- [次へ(N) >]をクリックします。
- 再インストール時に使用するデータを保存します。
製品の次回インストール時(新しいバージョンのインストール時など)に使用できるように保存しておく本製品のデータを指定できます。
保存できるデータは次のとおりです。
- ライセンスの詳細:今後のインストール時に本製品のアクティベーションを不要にする情報。ただし、ライセンスの有効期限内に製品をインストールする必要があります。
- 隔離したファイル:製品によりスキャンされ、隔離されているファイル
本製品を削除すると、隔離したファイルを利用できなくなります。こうしたファイルを利用した操作を実行するには、本製品がインストールされている必要があります。
- 製品の動作設定:製品の設定時に選択された製品設定の値。
また、コマンドプロンプトで次のコマンドを使用して、保護の設定をエクスポートすることもできます:
avp.com EXPORT <ファイル名>
- iCheckerデータ:を使用してすでにスキャンされたオブジェクトに関する情報が含まれるファイル
- 迷惑メール対策データベース:ユーザーが追加したスパムメッセージのサンプルが含まれるデータベース。
- シークレットストレージ:シークレットストレージ機能を使用して保管領域に置かれたファイル。
本製品のアンインストールを続行するには、[次へ(N) >]をクリックします。
- 削除の確認
本製品を削除するとコンピューターのセキュリティと個人情報が危険にさらされるため、削除の確認が求められます。本製品を削除する場合は、[削除(R)]をクリックします。
- 削除を確定します。
このステップでは、お使いのコンピューターから本製品を削除します。削除が完了するまでお待ちください。
一部の地域ではこの機能を利用できない場合があります。
本製品の削除時に、Windowsを再起動する必要があります。すぐに再起動しない場合は、オペレーティングシステムを再起動するまで、またはコンピューターの電源を切り、再度起動するまで、本製品の削除は完了しません。
- コンピューターを再起動するには、[はい(Y)]をクリックします。
製品をアップデートする方法
アップデートの設定ウィンドウ([セキュリティ] - [定義データベースのアップデート] - [定義データベースのアップデートのスケジュール])で、[自動]が選択されている場合、本製品は自動でアップデートされます。
本製品は、以前のバージョンの上に新しいバージョンをインストールすると自動的にアップデートされます。
他の端末を保護する方法
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
お持ちのライセンスで、Windows、Android、iOS、およびmacOSのオペレーティングシステムの端末を保護できます。何台の端末を保護できるかについては、購入したライセンスのプロパティに指定されています。
保護されている端末の台数、保護対象として追加可能な端末の台数を、本製品の[プロファイル]セクション、またはマイ カスペルスキーアカウントでいつでもチェックすることができます。また、他の端末の保護を簡単に追加できるツールもあります。
これらのツールを使用して保護機能を共有する際に、アクティベーションコードを覚えておく必要はありません。ライセンスはアカウントから送ることができます。対象の端末からマイ カスペルスキーにログインしたことがない場合は、手順の途中でログインを求められます。インストール後、アカウントから送信されたライセンスでアプリケーションが自動的にアクティベートされます。
アプリケーションから保護を追加するには:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プロファイル]セクションを開きます。
をクリックします。一部のライセンスでは、ボタンの文字が[端末を保護する]となる場合があります。
- [他の端末を保護]ウィンドウで、次のいずれかの方法を選択します。
- QRコードをスキャンする
[QRコード]タブにあるQRコードを、モバイル端末のカメラで読み込みます。
モバイル端末で、Google Playストア、App Store、Huawei AppGalleryのいずれかが開き、アプリケーションをダウンロードするページが表示されます。アプリケーションをダウンロード、インストールすると、自動的にマイ カスペルスキーに接続され、保護機能が開始されます。
Android端末でQRコードを使用すると、スマートフォンで本製品をアクティベートするために、お客様はワンタイムパスワードをGoogle Playへ提供することに同意したことになります。
- メールでリンクを送信
- [メール]タブへ移動します。
- リンクをクリックします。
既定のブラウザーで、マイ カスペルスキーのログインウィンドウが表示されます。
- [メールでリンクを送信]ウィンドウで、テキストボックスにメールアドレスを入力し、[送信]をクリックします。
- メールのリンクを使用して、製品をダウンロードします。
ダウンロード、インストール後に、製品が自動的にマイ カスペルスキーのアカウントに接続されます。
- QRコードをスキャンする
一部のライセンスプランでは、保護できる端末の合計数に関する一般的な情報のみが表示されることがあります。
遠隔から端末の保護を管理する方法、ユーザーからライセンスを取り消す方法、端末からライセンスを取り消す方法に関する詳細は、マイ カスペルスキーのヘルプで確認できます。
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本製品の基本機能
このセクションでは、通知やユーザーインターフェイスの設定や、セキュリティに関する問題が発生した場合の修正方法などを含む、本製品の基本的なセットアップについて説明します。
保護ステータスの確認と問題の解決
コンピューターの保護の問題は、メインウィンドウの上部にあるアイコンによって示されます。アイコンが緑色の場合は、コンピューターが保護されていることを示します。黄色はコンピューターの保護に問題があることを示し、赤色はコンピューターが深刻な脅威にさらされていることを示します。問題やセキュリティ上の脅威には、すぐに対応してください。
本製品のメインウィンドウで[詳細]をクリックすると、[通知センター]ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、コンピューターの保護ステータスに関する詳細情報が表示され、問題や脅威を解決するための処理が提案されます。
セキュリティの問題はグループ分けされています。問題ごとに、その解決に使用できる処理のリストが表示されます。
[ステータス]セクションにはコンピューターのステータスとライセンスのステータスに関する情報が表示されます。修正が必要な問題が検知された場合、通知の横に[修正する]ボタンが表示されます。このボタンをクリックしてセキュリティの問題を修正することができます。
[推奨事項]セクションは、製品の動作を最適化し、より効果的に使用するために実行すべき処理をリスト化しています。
[ニュース]セクションにはサイバーセキュリティニュースが表示されます。
[N 個の無視された通知を表示する]をクリックすると、[無視する]の操作が適用された通知が表示されます。無視された通知は、メインウィンドウに表示される保護ステータスを表すアイコンの色には影響を及ぼしません。
コンピューターのセキュリティの問題を修正する方法
コンピューターのセキュリティの問題を修正するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 製品のメインウィンドウの上部にある[詳細]をクリックして[通知センター]ウィンドウを開きます。
- [ステータス]セクションを開きます。このセクションにはコンピューターのセキュリティの問題が表示されます。
- リストから問題を選択して[修正する]などの対応のボタンをクリックします。
- 問題にすぐ対応する必要がない場合はドロップダウンリストから[無視する]を選択してください。後から無視した通知を表示するには[<N>個の無視された通知を表示する]をクリックします。
- [推奨事項]セクションを開きます。このセクションには、必須ではないがコンピューターの保護機能の向上やアプリケーションの使用状況の最適化に役立つ推奨事項が表示されます。
- リストから項目を選択します。
- [Webサイトに表示される煩わしい広告の表示をブロックできます]など、推奨される操作の横にある[オンにする]ボタンをクリックします。
- [ニュース]セクションを開きます。このセクションにはサイバーセキュリティニュースが表示されます。ナビゲーションボタンを使用して、前後のニュース項目に移動します。
セキュリティニュースについて
パスワードデータベースへの不正アクセスや金融機関へのサイバー攻撃は国内外で日々発生しており、その被害件数は増加し続けています。カスペルスキーからのセキュリティニュースでは、このような犯罪に関する最新情報をご提供し、お客様がハッカーの標的にならないよう役立てていただけます。お客様にとって必要なセキュリティニュースを配信するために、Kaspersky Security Cloudはお客様が閲覧したリソースや起動したアプリに関する情報を分析します(Kaspersky Security Cloudは日本では提供されておらず、サポート対象外です)。この情報は、お客様に必要なニュースまたはお客様にご興味を持っていただけるニュースの選別のためのみに使用されます。
セキュリティニュースは、その他のカスペルスキーからのニュースと一緒に通知センターに表示されます。セキュリティニュースの通知は、タスクバーの通知領域に表示されます。通知ウィンドウには、ニュースの見出しと、そのニュースに記載された問題を解決する推奨事項の概略が表示されます。
重要度のレベルに応じて、ニュースは次の種別に分類されます。
- 重要なニュース – セキュリティに脅威をもたらす可能性があるイベントに関するニュース(Facebookのパスワードの大量盗難に関するニュースなど)。重要なニュースが記載されたウィンドウは黄色で表示されます。
- 一般的なニュース – 情報提供を目的としたニュース(トロイの木馬マルウェアが原因で頻発するオンラインバンキングのデータ漏えいの事例に関するニュースなど)。一般的なニュースが記載されたウィンドウは緑色で表示されます。
画面にセキュリティニュースに関する通知が表示された場合、ポップアップウィンドウで[詳細]をクリックしてニュースの全文を表示するか、ポップアップウィンドウを閉じることができます。通知センターのニュース一覧で必要なニュースを選択すれば、いつでもニュースの全文を表示できます。
特定の端末でセキュリティニュースを受信しない場合は、ニュースの表示をオフにできます。端末でニュースを受信しない場合は、マイ カスペルスキーでニュースの受信をオフにできます。
本製品をインストールしてから最初の1時間はセキュリティニュースが表示されません。
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セキュリティニュースをオンまたはオフにする方法
セキュリティニュースをオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [インターフェイス設定]セクションを選択します。
[インターフェイス設定]ウィンドウが表示されます。
- [キャンペーン情報]ウィンドウで、次のいずれかを実施します。
- セキュリティニュースを受信する場合は、[カスペルスキーからのお得な情報やニュースを受信する]をオンにします。
- セキュリティニュースを受信しない場合は、[カスペルスキーからのお得な情報やニュースを受信する]をオフにします。
セキュリティニュースの受信をマイ カスペルスキーでオンまたはオフにする方法
セキュリティニュースの受信をマイ カスペルスキーでオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- マイ カスペルスキーのメイン画面を表示します。
- [ログイン]をクリックして、アカウント作成時に指定したメールアドレスとパスワードを入力します。
をクリックします。
通知を表示するウィンドウが表示されます。
- [設定]をクリックして通知の設定画面を開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- セキュリティニュースの受信をオンにする場合は、[セキュリティニュース]をオンにします。
- セキュリティニュースの受信をオフにする場合は、[セキュリティニュース]をオフにします。
ログビューアーおよび詳細レポート
メインウィンドウで、操作の過程で本製品が実行するすべての処理の概要を表示することができます。これにより、本製品がお客様の端末やデータをどのように保護するか正確に理解することができます。
タイムラインを表示するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
[ホーム]セクションで、[タイムライン]の下に本製品の処理の概要が表示されます。
- 本製品の処理履歴を表示するには、[すべてを表示する]をクリックします。
本製品の処理の説明と、イベントが発生した時刻が表示されるウィンドウが表示されます。
- 本製品の詳細レポートを表示するには、[レポートを表示する]をクリックします。
[レポート]ウィンドウが表示されます。
詳細レポートは、[セキュリティ]セクションの[レポート]をクリックすることでも表示できます。[レポート]ウィンドウに、データが表形式で表示されます。データをフィルタリングする各種のオプションを選択できます。
本製品の通知を設定する方法
Windowsのタスクバーの通知領域では、製品に関するイベントを通知して注意を促します。通知は、イベントの緊急度に応じて、次の種別に分類されます。
- 緊急イベント:悪意のあるオブジェクトの検知やオペレーティングシステムでの危険な動作など、コンピューターのセキュリティにとって重要性の高いイベントについて通知します。緊急の通知ウィンドウやポップアップメッセージは、赤色で表示されます。
- 重要イベント:感染の可能性があるオブジェクトの検知やオペレーティングシステムでの疑わしい動作など、コンピューターのセキュリティにとって注意が必要な重要イベントについて通知します。重要な通知ウィンドウやポップアップメッセージは、黄色で表示されます。
- 情報イベント:コンピューターのセキュリティにとって重要ではないイベントについて通知します。情報の通知ウィンドウやポップアップメッセージは、緑色で表示されます。
このような通知が表示されたときは、提示された処理のいずれかを選択してください。既定では、カスペルスキーが推奨する処理が選択されており、その処理を選択するのが最適です。
通知は、コンピューターの再起動時、本製品の終了時、またはWindows 8のコネクトスタンバイ(接続維持スタンバイ)モードのときに、自動的に閉じられることがあります。侵入防止の通知は、500秒後に自動的に閉じます。アプリケーションの起動に関する通知は、1時間後に閉じます。通知が自動的に閉じられると、既定で推奨されている処理が実行されます。
本製品の通知の設定方法を確認するには、次のリンクをクリックします。
カスペルスキーのニュースやキャンペーンのお知らせを含む通知の配信を設定する方法
本製品のデザインテーマを変更する方法
製品のデザインテーマ変更は一部の地域では利用できません。
製品のデザインテーマを変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [インターフェイス設定]セクションを選択します。
- [デザインテーマ]ブロックで、次のいずれかを選択します。
- オペレーティングシステムと同じ:現在のオペレーティングシステムのデザインテーマが使用されます。
- ライト:「ライト」の製品デザインテーマが使用されます。
- ダーク:「ダーク」の製品デザインテーマが使用されます。
- [カスタムのデザインテーマを使う]を使用してカスタムのデザインテーマを使用できます。[選択する]をクリックしてカスタムデザインテーマが含まれるZIPアーカイブまたはフォルダーのパスを入力します。
本製品を再起動するとカスタムデザインテーマが適用されます。
パスワードによって本製品の管理機能へのアクセスを保護する方法
コンピューターの経験や知識が異なる複数のユーザーが1台のコンピューターを共有する場合があります。本製品やその設定へのアクセスを、複数のユーザーに無制限に許可すると、コンピューターのセキュリティが危険にさらされる可能性があります。
KLAdmin
アカウントに管理者パスワードを定義して本製品へのアクセスを制限することができます。このユーザーは本製品の設定の管理および編集に関して無制限のアクセス権を持ち、製品へのアクセス権をほかのユーザーに割り当てることも可能です。KLAdmin
のパスワードを作成した後、さまざまなユーザーまたはユーザーのグループに対して製品へのアクセス権を割り当てることができます。
KLAdmin
管理者パスワードを作成するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [インターフェイス設定]セクションを選択します。
- [パスワードによる保護]を[オン]にします。
- 表示されたウィンドウで、[ユーザー名](「KLAdmin」が推奨されます)、[パスワードを入力]および[パスワードを再入力(確認)]フィールドに入力します。
強力なパスワードを作成するためのヒント
- パスワードは少なくとも8文字以上、128文字以下である必要があります。
- パスワードに数字を1つ以上含めます。
- パスワードに大文字小文字の両方を含めます。
- パスワードには1つ以上の特殊文字を含める必要があります(例: ! @ # $ % ^ & *)。
- [保存する]をクリックします。
ユーザーが忘れたパスワードを復元することはできません。パスワードを忘れた場合は、テクニカルサポートに問い合わせ、本製品の設定へのアクセス権を復元してください。
ユーザー「KLAdmin
」は次のユーザーおよびユーザーグループに権限を割り当てることができます。
- ユーザーグループ「
Everyone
」。このグループにはオペレーティングシステムのすべてのユーザーが含まれます。このグループに特定の操作を実行する権限を割り当てた場合、特定のユーザーまたはユーザーグループに個別の権限が与えられていない場合でも、グループ「Everyone
」のユーザーには常にその操作の実行が許可されます。既定では、グループ「Everyone
」のユーザーには操作の実行は許可されていません。 <システムユーザー>
。既定では、選択されたユーザーには操作の実行は許可されていません。禁止された操作を実行しようとすると、アカウント「KLAdmin
」のパスワードが求められます。
[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウのリストにある操作を実行する場合、パスワードの入力が要求されます。パスワードのウィンドウで、ユーザー名を入力して現在のユーザーアカウントのパスワードを入力します。指定されたアカウントがその操作を実行する権限を持つ場合は操作が実行されます。パスワードのウィンドウでは、ユーザーがパスワードの再入力を促されない期間を指定することができます。
パスワードウィンドウで入力言語を変更するにはALT+SHIFTを押す必要があります。オペレーティングシステムでショートカットが設定されていても、ほかのショートカットキーの組み合わせでは入力言語を変更することはできません。
本製品の既定の設定を復元する方法
カスペルスキーの専門スタッフが推奨する製品設定をいつでも復元できます。この設定が復元されると、すべての保護機能のセキュリティレベルが[最適]に設定されます。
本製品の既定の設定を復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [設定の管理]セクションを選択します。
- [復元する]をクリックして、設定の復元ウィザードを開始します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードのウィンドウに、カスペルスキーによって設定された既定の設定への復元の進捗状況が表示されます。
- 既定の製品設定が復元されたら、[完了]をクリックします。
アプリケーション設定を別のコンピューターに適用する方法
特定の方法で本製品を設定した場合、別のコンピューターにその設定を適用することができます。これにより、両方のコンピューターで設定が同一になります。
本製品の設定は、一方のコンピューターからもう一方に移動可能な設定ファイルに保存されます。
本製品の設定は、3つのステップで一方から一方へと移動されます。
- 本製品の設定を設定ファイルに保存します。
- 設定ファイルを他のコンピューターに移動します(メールやリムーバブルディスクを利用するなど)。
- 設定ファイルから、他のコンピューターにインストールされた本製品に設定をインポートします。
保護機能を一時停止および再開する方法
保護機能の一時停止とは、すべての保護機能をしばらくの間、オフにすることを指します。
保護機能が一時停止の状態にあるか、本製品が動作していない場合、コンピューター上で実行中のアプリケーションの動作状況が監視されます。アプリケーションの動作状況の監視結果に関する情報は、オペレーティングシステムに保存されます。本製品が再度開始されるか保護機能が再開されると、本製品はこの情報を利用して、保護機能が一時停止の状態にあるか本製品が動作していない場合に実行された可能性がある悪意のある動作からコンピューターを保護します。アプリケーションの動作状況の監視結果に関する情報は、無期限に保存されます。この情報は、本製品がコンピューターからアンインストールされると削除されます。
コンピューターの保護機能を再開するには、次の操作を行います。
- タスクバーの通知領域にある本製品のアイコンのコンテキストメニューから[保護機能の一時停止]を選択します。
[保護機能の一時停止]ウィンドウが表示されます。
- [保護機能の一時停止]ウィンドウで、保護機能を再開するまでの時間を選択します。
- 指定時間経過後に再開:保護機能はドロップダウンリストから指定した時間が経過したあと、オンになります。
- 本製品の再起動後に再開:保護機能は、本製品を再起動したあと、またはオペレーティングシステムが再起動したあと(本製品の起動が自動的に開始する場合)、オンになります。
- 一時停止:保護機能はユーザーが手動で再開します。
- [保護機能の一時停止]をクリックして開くウィンドウで、操作を確認します。
本製品を評価する
弊社の製品を評価して、点数をカスペルスキーに送信することができます。
インストール後しばらくすると、本製品の操作について評価をするご案内が表示されます。
本製品を評価するには、次の操作を行います。
- [ご意見をお聞かせください]ウィンドウで次のいずれかの操作をします。
- カスペルスキーに評価を送信する場合は、本製品を10段階評価で評価してください。
- 本製品の評価をしない場合、
ボタンをクリックして、評価用のウィンドウを閉じます。
- [送信]をクリックします。
- [OK]をクリックして、ウィンドウを閉じます。
本製品の評価時に送信されるデータ
評価に加えて、カスペルスキーは調査内容を分析するために必要な次の情報を処理します:
- 本製品の名前およびバージョン
- オペレーティングシステムのバージョン
- 本製品をアクティベートした地域およびユーザーインターフェイスの言語
- 本製品の使用期間
セキュリティ
昨今のサイバー犯罪における端末のハッキング手法はより高度になっています。新しいランサムウェア、フィッシングやその他のさまざまなマルウェアなどに対応し、日々更新される最新の脅威に対抗するには、最新のサイバーセキュリティソリューションが必要です。このような最新の脅威に対抗するため、新製品「カスペルスキー」が新しく開発されました。どのような保護機能が備わっているかをご確認ください。
コンピューターのスキャン
スキャン中に、本製品は感染したファイルとマルウェアを検索します。検索の時間および範囲により、さまざまな種別のスキャンがあります。
- 完全スキャン:コンピューターのすべての範囲をスキャンします。このスキャンは完了するまで時間がかかります。
- 簡易スキャン:オペレーティングシステムが起動したときに読み込まれるオブジェクトと、システムメモリおよびブートファイルをスキャンします。このスキャンにはそれほど時間はかかりません。
- カスタムスキャン:選択したファイルまたはフォルダーをスキャンします。
- リムーバブルドライブのスキャン:ハードドライブやUSBメモリーなど、コンピューターに接続されたリムーバブルドライブをスキャンします。
- インスタントスキャン:コンテキストメニューからファイルをスキャンします。
- バックグラウンドスキャンシステムメモリ、ブートセクター、スタートアップオブジェクトをスキャンし、ルートキットを検索します。
- アプリケーションぜい弱性スキャン:マルウェアがシステムを攻撃するために使用する可能性のあるアプリケーションのぜい弱性をスキャンします。
本製品のインストール後には、コンピューターの完全スキャンを実行することをおすすめします。
簡易スキャンを実行する方法
既定では、簡易スキャン時に次のオブジェクトがスキャンされます。
- オペレーティングシステム起動時に読み込まれるオブジェクト
- システムメモリ
- ディスクのブートセクター
簡易スキャンを実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開き、次の操作を行います。
- [ホーム]セクションに移動し、[簡易スキャン]をクリックします。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
- [スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、[簡易スキャン]セクションを選択します。
- [簡易スキャン]セクションで、[スキャンする]をクリックします。
簡易スキャンが開始されます。
完全スキャンを実行する方法
既定では、完全スキャン時に次のオブジェクトがスキャンされます。
- システムメモリ
- オペレーティングシステム起動時に読み込まれるオブジェクト
- システムバックアップ保管領域
- ハードディスクおよび外付け端末
本製品のインストール直後に、完全スキャンを実行することをおすすめします。
完全スキャンを実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開き、[セキュリティ]セクションに移動します。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、[完全スキャン]セクションを選択します。
- [スキャンする]ボタンの隣にあるドロップダウンリストで、スキャン完了後に実行する操作を選択します。
- [スキャンする]をクリックします。
完全スキャンが開始されます。
カスタムスキャンを実行する方法
カスタムスキャンでは、ウイルスや他の脅威について、ファイルやフォルダー、ドライブをスキャンします。
カスタムスキャンを実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、[カスタムスキャン]セクションを選択します。
- [選択する]をクリックし、表示されたファイルまたはフォルダー選択ウィンドウでオブジェクトを指定します。
- [スキャンする]をクリックします。
リムーバブルドライブのスキャンを実行する方法
コンピューターに接続しているリムーバブルドライブには、ウイルスまたはその他の脅威を含むアプリケーションが存在する可能性があります。本製品はリムーバブルドライブをスキャンしてコンピューターを感染から保護します。リムーバブルドライブがコンピューターに接続されたときにリムーバブルドライブのスキャンを手動または自動でスキャンするよう設定できます。既定では、自動でリムーバブルドライブをスキャンするよう設定されています。
リムーバブルドライブのスキャンを手動で実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、[リムーバブルドライブのスキャン]セクションを選択します。
- ドロップダウンリストで、外付け端末のドライブ文字を選択して[スキャンする]ボタンをクリックしします。
接続済みの外付け端末のスキャンが開始されます。
コンテキストメニューからのファイルまたはフォルダーのスキャンを実行する方法
コンテキストメニューからのファイルまたはフォルダーのスキャンを実行するには、次の操作を行います。
- スキャンするファイルまたはフォルダーを右クリックします。
- 表示されたコンテキストメニューで、[スキャン]を選択します。
選択したファイルまたはフォルダーのスキャンが開始されます。
Microsoft Windows 11で本製品のコマンドを表示するには、オブジェクトのコンテキストメニューを展開する必要があります。
バックグラウンドスキャンをオンまたはオフにする方法
バックグラウンドスキャンは、通知を表示せずにスキャンを自動で実行するスキャンモードです。完全スキャンなどほかの種別のスキャンよりリソース消費が少ないスキャンです。このモードでは、本製品はシステムメモリ、システムボリューム、ブートセクターおよびスタートアップオブジェクトをスキャンし、ルートキットを検索します。
バックグラウンドスキャンは次の場合に開始されます。
- 定義データベースと製品モジュールがアップデートされた後
- アプリケーション起動後30分
- 6時間ごと
- コンピューターが5分以上アイドル状態だった(スクリーンサーバーが開始した後)
バックグラウンドスキャンは次の条件に一致すると中断されます。
- コンピューターがアイドル状態から復帰した
- コンピューター(ラップトップ)がバッテリーモードへ切り替わった
10日以上バックグラウンドスキャンが実行されていない場合は、スキャンは停止されません。バックグラウンドスキャンの実行中、OneDriveクラウド保管領域にあるファイルはスキャンされません。
バックグラウンドスキャンをオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [バックグラウンドスキャン]ブロックの
アイコンをクリックします。
[バックグラウンドスキャンの設定]ウィンドウが表示されます。
- [バックグラウンドスキャンの設定]ウィンドウで、トグルスイッチをオンまたはオフにします。
スキャンスケジュールを作成する方法
スキャンスケジュールを作成するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、スキャンの種別を選択してアイコン(
)をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、[スキャンスケジュール]をクリックして[スキャンスケジュール]ウィンドウへ移動します。
- [スキャンスケジュール]ウィンドウの[スキャンのパターン]リストで[毎日]などの期間を選択し、スキャンを開始する時間を指定します。
コンテキストメニューからのスキャンまたはバックグラウンドスキャンのスケジュールを作成することはできません。
コンピューターにインストールされたアプリケーションのぜい弱性を検索する方法
お使いのコンピューターにインストールされているアプリケーションには、マルウェアに攻撃されるぜい弱性が存在する可能性があります。コンピューターのスキャンを利用すると、これらのぜい弱性を発見し、コンピューターの感染を防ぐことができます。
アプリケーションのぜい弱性スキャンを実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [スキャン]ブロックで、[スキャンを選択する]をクリックします。
[スキャン]ウィンドウが表示されます。
- [スキャン]ウィンドウで、[アプリケーションぜい弱性スキャン]セクションを選択します。
- [スキャンする]をクリックします。
コンピューターでアプリケーションのぜい弱性のスキャンが開始されます。
ファイル、フォルダー、または特定の種別の脅威をスキャンから除外する方法
ファイル、フォルダー、または脅威の種別をスキャンから除外するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [脅威と除外リスト]の順に選択します。
- [除外リストの管理]をクリックして[除外リスト]ウィンドウを開きます。
- [追加する]をクリックします。
- 次の方法で除外を追加します。
- [参照]をクリックしてスキャン対象外にするファイルまたはフォルダーを選択します。[選択する]をクリックします。
- [ファイルまたはフォルダー]フィールドで、ファイルまたはフォルダーの完全名もしくはマスクを入力します。
- [オブジェクト]フィールドで、脅威の完全名もしくは検知されたオブジェクトのカスペルスキーによる分類に従って脅威の種別のマスクを入力します。
- [ファイルまたはフォルダー]および[オブジェクト]の両方のフィールドに入力すると、指定されたファイルまたはフォルダーに対して指定した脅威の種別のスキャンは実行されません。
- ハッシュによってスキャンから除外したいファイルを指定する場合は[ファイルのハッシュ]フィールドにハッシュを入力します。
- 除外ルールを適用しない保護機能のチェックボックスをオフにします。必要に応じてコメントを入力します。
- ルールに[有効]ステータスを選択して[追加する]をクリックします。
指定されたオブジェクトはスキャンの対象外になります。
OneDriveクラウド保管領域にあるファイルのスキャン
Windows 10 RS3以降では、本製品はOneDriveクラウド保管領域にあるファイルをスキャンしません。スキャン中にこのようなファイルを検知した場合、クラウド保管領域にあるファイルはスキャンされない旨が記載された通知を表示します。
次の機能はOneDriveクラウド保管領域にあるファイルをスキャンしません。
- 完全スキャン
- カスタムスキャン
- 簡易スキャン
- バックグラウンドスキャン
本製品の動作レポートには、スキャン中にスキップされたOneDriveクラウド保管領域内にあるファイルの一覧が含まれます。
OneDriveクラウド保管領域からローカルコンピューターにダウンロードされたファイルは、リアルタイム保護機能によってスキャンされます。スキャンが延期されるか、スキャン開始前にファイルがOneDriveクラウド保管領域にアップロードして戻された場合、このようなファイルはスキャン中にスキップされる可能性があります。
アプリケーションとスクリプトを実行する際に、侵入防止機能とシステムウォッチャー機能は、アプリケーションをOneDriveクラウド保管領域からローカルコンピュータへダウンロードしてスキャンします。
OneDriveファイルをエクスプローラ上で表示するには、OneDrive クライアントアプリケーションのファイル オンデマンド機能をオンにします。インターネットに接続されていれば、コンピューター上のほかのファイルと同じように使用できます。
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定義データベースと機能のアップデートについて
本製品のインストールパッケージには、定義データベースと製品の各機能が含まれています。これらのデータベースを使用して次の処理をします。
- Kaspersky Security Networkを使用し、脅威の大部分を検知します。Kaspersky Security Networkの使用には、インターネット接続が必要です。
- コンピューターやユーザーのデータに損害を与える目的で使用される可能性があるアドウェアやオートダイヤラーなどの合法ソフトウェアを検知します。
保護を完全にするには、本製品をインストールしたらすぐに定義データベースと機能をアップデートしてください。
定義データベースと機能は次のようにアップデートされます。
- 本製品は、設定に従って、自動でスケジュールに基づいて、または手動で、定義データベースと機能のアップデートを開始します。定義データベースと機能のアップデートパッケージが保管されているアップデート元に接続します。
- 本製品は、現在の定義データベースとアップデート元にある定義データベースを比較します。定義データベースが異なる場合、不足している定義データベースがダウンロードされます。
その後、アップデートされた定義データベースと機能を使用して、ウイルスなどの脅威がスキャンされます。
アップデート元
次のアップデート元を利用できます。
- カスペルスキーのアップデートサーバー
- HTTPまたはFTPサーバー
- ネットワークフォルダー
定義データベースと機能をアップデートする際の例外的な対応
定義データベースと機能のアップデートには、次の制限事項があります。
- 定義データベースは、1日後に「アップデートされていません」、7日後に「長期間アップデートされていません」のステータスになります。
- カスペルスキーのサーバーからアップデートパッケージをダウンロードするには、インターネット接続が必要です。
- 次の場合には、定義データベースと機能がアップデートできません。
- ライセンスの有効期間が終了し、猶予期間または機能制限モードが利用できない場合
- 従量制モバイルインターネット接続を使用している場合:この制限は、Microsoft Windows 8以降のオペレーティングシステムで動作しているコンピューターで、自動アップデートまたはスケジュールアップデートがオンになっており、従量制モバイル接続のデータ通信量制限が設定されている場合に適用されます。この場合に定義データベースと機能をアップデートするには、[設定] - [セキュリティ設定] - [詳細設定] - [ネットワーク設定]の順にクリックして表示された画面で、[従量制接続時に本製品によるデータ通信量を抑制する]をオフにしてください。
- サービスプロバイダーから購入したライセンスで本製品を使用しており、サービスプロバイダーのWebサイトで定期購入を一時停止した場合
アップデートパッケージのインストール
アップデートパッケージ(パッチ)を受け取ると、本製品はそれを自動的にインストールします。アップデートパッケージのインストールを完了するには、コンピューターを再起動する必要があります。コンピューターが再起動されるまで、通知領域にある製品アイコンは赤色で表示され、本製品の[通知センター]ウィンドウにコンピューターを再起動するように求めるメッセージが表示されます。
定義データベースと機能のアップデートを開始する方法
既定では、定義データベースと製品モジュールは自動でアップデートされます。操作する必要はありません。自動アップデートが無効になっている場合は、定義データベースと機能を手動でアップデートできます。
定義データベースと機能のアップデートを開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [定義データベースのアップデート]ブロックで、[アップデートする]をクリックします。
定義データベースのアップデート
侵入防止
本製品は、不明なアプリケーションの使用に伴うリスク(ウイルスなどのマルウェアに感染するリスクなど)を最小限に抑えます。
本製品には、アプリケーションの評価を確認し、お使いのコンピューターでのアプリケーションの動作を制御できるコンポーネントやツールが含まれています。
侵入防止について
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
侵入防止は、アプリケーションがオペレーティングシステムにとって危険な動作を行うのを阻止し、オペレーティングシステムのリソース(リモートコンピューターにあるファイルリソースを含む)や個人情報へのアクセスを制御します。
コンピューターにインストールされたアプリケーションにより、オペレーティングシステムでの動作を記録し、ルールに基づいてアプリケーションの動作を規制します。これらのルールは、保護されたリソース(ファイルやフォルダー、レジストリキー、ネットワークアドレスなど)へのアクセスなど、アプリケーションによる疑わしい動作を制限します。
64ビット版オペレーティングシステム上では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません。
- 物理メモリへの直接アクセス
- プリンタードライバーの管理
- サービスの作成
- サービスを読み取り用に開く
- サービスを書き込み用に開く
- サービスの設定変更
- サービスの管理
- サービスの開始
- サービスの削除
- ブラウザーの内部データへのアクセス
- 重要なシステムオブジェクトへのアクセス
- パスワード保管領域へのアクセス
- デバッグ権限の設定
- システムのインターフェイスの使用
- システムのインターフェイスの使用(DNS)
- 他のアプリケーションのAPIの使用
- システムモジュールの変更(KnownDlls)
- ドライバーの開始
64ビット版Microsoft Windows 8およびMicrosoft Windows 10では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません。
- 他のプロセスへのWindowsメッセージの送信
- 疑わしい操作の実行
- フックのインストール
- 受信メッセージストリームのフック
- スクリーンショットの撮影
ネットワーク上でのアプリケーションの動作は、ファイアウォールによって管理されます。
アプリケーションを初めて起動する際、侵入防止は、アプリケーションの安全性をチェックし、4つのグループ(信頼済み、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)のいずれかを割り当てます。グループは、本製品がアプリケーション動作の制御に適用するルールを定義します。
侵入防止またはファイアウォールが有効化されている場合にのみ、およびこれらの両方のコンポーネントが有効化されている場合に、アプリケーションは信頼グループ(信頼済み、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)に割り当てられます。これらの両方のコンポーネントがオフになっている場合は、アプリケーションを信頼グループに割り当てる機能を使用できません。
侵入防止のルールは、手動で編集できます。
アプリケーションに関して作成したルールは、子アプリケーションに継承されます。たとえば、cmd.exeに対してすべてのネットワークの動作を拒否する場合、notepad.exeがcmd.exeを使用して起動される場合でも、動作が拒否されます。アプリケーションが動作元のアプリケーションの子アプリケーションでない場合、ルールは継承されません。
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侵入防止の設定を変更する方法
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
侵入防止の設定を変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを選択します。
- [侵入防止]コンポーネントを選択します。
- [侵入防止の設定]ウィンドウで、[アプリケーションの管理]をクリックして、[アプリケーションの管理]ウィンドウを開きます。
- リストで目的のアプリケーションを選択してダブルクリックすると、[アプリケーションルール]ウィンドウが表示されます。
- オペレーティングシステムのリソースへアクセスするルールを設定するには、次の操作を行います。
- [ファイルとシステムレジストリ]タブで、関連するリソースのカテゴリを選択します。
- リソースで利用可能な処理([読み取り]、[書き込み]、[削除する]、[作成])の列のアイコンをクリックして、メニューを開きます。メニューで、関連する項目([継承]、[許可する]、[手動で選択する]または[ブロック])を選択します。
- オペレーティングシステムのさまざまな処理を実行するアプリケーションの権限を設定するには、次の操作を行います。
- [権限]タブで、関連する権限のカテゴリを選択します。
- [操作]列で、アイコンをクリックしてコンテキストメニューを開き、関連する項目([継承]、[許可する]、[手動で選択する]、または[ブロック])を選択します。
- ネットワークでさまざまな処理を実行するアプリケーションの権限を設定するには、次の操作を行います。
- [ネットワークルール]タブで、[追加する]をクリックします。
[ネットワークルール]ウィンドウが表示されます。
- 表示される[ネットワークルール]ウィンドウで、必要な設定を行い、[保存する]をクリックします。
- 新しいルールに優先順位を割り当てます。そのためには、ルールを選択し、リスト内で上または下に移動します。
- [ネットワークルール]タブで、[追加する]をクリックします。
- 特定の処理をスキャンから除外するには、[除外リスト]タブで制御対象から除外する処理に対応するチェックボックスをオンにします。
- [保存する]をクリックします。
設定されているすべての信頼するアプリケーションは、[設定]ウィンドウの[脅威と除外リスト]セクションから確認できます。
侵入防止は、指定された設定に従って、アプリケーションの動作を監視し、制限します。
アプリケーションに対するユーザーの評価の確認
各アプリケーションに対する世界中のユーザーの評価を確認できます。アプリケーションに対するユーザーの評価は次の基準で構成されています。
- 開発元の名前
- に関する情報(デジタル署名がある場合)
- 侵入防止またはKaspersky Security Networkの大抵のユーザーが割り当てたアプリケーションのグループに関する情報
- アプリケーションを使用するKaspersky Security Networkユーザーの数(アプリケーションがKaspersky Security Networkデータベース内の許可グループに含まれている場合のみ)
- Kaspersky Security Networkでアプリケーションが一定の評価を受けた日時
- アプリケーションが最も広く普及している国
アプリケーションに対するユーザーの評価を確認するには、Kaspersky Security Networkへの参加に同意する必要があります。
アプリケーションに対するユーザーの評価を確認するには、次の操作を行います。
実行ファイルのコンテキストメニューを開き、[KSNの評価を見る]を選択します。
Kaspersky Security Networkでのアプリケーションの評価に関する情報を表示するウィンドウが開きます。
ぜい弱設定スキャン
このセクションでは、ぜい弱なオペレーティングシステムの設定について説明します。また、オペレーティングシステムでこのような設定を検索、修正する方法についても説明します。
オペレーティングシステムのぜい弱な設定について
コンピューターの使用中、ユーザー自身の操作やインストールされたアプリケーションが行った操作によって、オペレーティングシステムの設定が変更される場合があります。オペレーティングシステムの設定が変更されると、コンピューターのセキュリティが弱体化する場合があります。たとえば、ブラウザーで現在のユーザー名とパスワードでの自動サインインがオンになっている場合、サードパーティのWebサイトがパスワードを読み取ることができることがあります。
オペレーティングシステムのぜい弱な設定は、2種類に分類されます。
- 重要な設定:これらはオペレーティングシステムのぜい弱性と同様と認識されます。
- 推奨設定:オペレーティングシステムの安全性を向上するため修正することが推奨される設定に関する通知です。
既定では、本製品は1日に1回以上の頻度で、オペレーティングシステムにぜい弱な設定がないかをスキャンします。オペレーティングシステムでぜい弱な設定を検知した場合、設定の修正を促す通知を表示します。それぞれのぜい弱性に関して詳しくは、製品ウィンドウで関連する設定の隣にあるリンクをクリックします。
通知ウィンドウのリンクをクリックすると、オペレーティングシステムで検出されたぜい弱な設定を表示する[ぜい弱設定スキャン]ウィンドウを表示することができます。ぜい弱な設定に関する情報は、通知センターにも表示されます。ぜい弱設定の確認と修正は通知センターから行えます。
[ぜい弱設定スキャン]ウィンドウでは、次の操作を行うことができます。
- オペレーティングシステムのぜい弱な設定を修正する
- 無視する:オペレーティングシステムのぜい弱な設定を変更しません。
- キャンセル:以前修正したぜい弱な設定を元の状態に復元します。
本製品は、コンピューターのすべてのユーザーアカウントに対してオペレーティングシステムのぜい弱な設定を検出します。管理者アカウントでオペレーティングシステムにログインした場合のみ、他のユーザーアカウントのぜい弱な設定を修正することができます。
コンピューターの管理者でない場合は、自分のユーザーアカウントに対してのみぜい弱な設定を無視することができます。コンピューターの管理者のみ、すべてのユーザーアカウントのぜい弱な設定を無視することができます。
ぜい弱な設定のスキャンを手動で開始する、またはぜい弱な設定のスキャンをオフにすることができます。
マイ カスペルスキーから遠隔でコンピューターの保護を管理して、ぜい弱な設定を修正するコマンドを送信することができます。
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オペレーティングシステムのぜい弱な設定を検索および修正する方法
オペレーティングシステムのぜい弱な設定を見つけて修正するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを選択します。
- [セキュリティ] - [ぜい弱設定スキャン]の順にクリックします。
- [スキャン]をクリックします。
ぜい弱設定スキャンが開始されます。スキャンが完了すると、[ぜい弱設定スキャン]セクションでスキャン結果が表示されます。
- [表示する]をクリックして[ぜい弱設定スキャン]ウィンドウを表示します。
- [ぜい弱設定スキャン]ウィンドウで、ぜい弱な設定に対する操作を選択します。
- 検知されたぜい弱な設定:次のいずれかの操作を行います。
- すべてのぜい弱な設定を修正するには、[すべて修正する]をクリックします。
- 検知したぜい弱設定を修正するには、[修正する]ボタンをクリックします。
- アプリケーションが開いていて、ぜい弱な設定を修正できない場合は[表示]をクリックして修正を妨げているアプリケーションのリストを表示します。
ぜい弱な設定の修正を妨げているアプリケーションを終了するには、次の操作を行います。
- ぜい弱な設定の修正を妨げているアプリケーションの名前の右側にあるボタン(
)をクリックして正常終了します。保存されていない変更が検出された場合、保存するよう促すメッセージが表示されます。
- データを保存せずにすべてのアプリケーションを終了するには、[強制的に終了]をクリックします。
- ぜい弱な設定の修正を妨げているアプリケーションの名前の右側にあるボタン(
- ぜい弱な設定を変更せずそのままにするには、[修正する]ボタンの隣にあるドロップダウンリストから[無視する]を選択します。
- カスペルスキーのテクニカルサポートサイトでぜい弱な設定に関する情報を表示するには、[修正する]ボタンの隣にあるドロップダウンリストから[さらに読む]を選択します。
- 修正済みのぜい弱な設定:
- 修正した設定を元の状態に戻すには、[ロールバックする]をクリックします。
- カスペルスキーのテクニカルサポートサイトでぜい弱な設定に関する情報を表示するには、[ロールバックする]ボタンの隣にあるドロップダウンリストから[さらに読む]を選択します。
- 無視した設定変更しなかったぜい弱な設定のリストを表示するには、[N 個の無視された設定]メッセージの隣にある[すべて表示]をクリックして、[修正する]をクリックします。
- 検知されたぜい弱な設定:次のいずれかの操作を行います。
ぜい弱設定スキャンをオンにする方法
ぜい弱設定スキャンをオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを開きます。
- [コンピューターリソースの消費]をクリックします。
- [オペレーティングシステムのぜい弱な設定をスキャンする]をオフにします。
アプリケーションのぜい弱な設定をスキャンしたり、これらについて警告を表示したりすることがなくなります。
ネットワークモニター
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
ネットワークモニターを使用して、お使いのコンピューターのネットワーク動作のデータをリアルタイムで確認したり、ネットワーク活動をブロックしたり、コンピューターにインストールされたアプリケーションに対するネットワークおよびパケットルールを作成したりできます。
ネットワークモニターの設定に移動するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [ネットワークモニター]ブロックで、[表示する]をクリックします。
[ネットワークモニター]ウィンドウが表示されます。
[ネットワークの動作]セクションには現在アクティブなネットワーク接続がすべて表示されます。インバウンドおよびアウトバウンド接続の両方が表示されます。[すべてのネットワーク動作をブロックする]を使用してすべてのネットワーク接続をブロックできます。
[開いているポート]セクションには開いているネットワークポートがすべて表示されます。このセクションを使用してアプリケーションに対するネットワークおよびパケットルールを作成できます。
[トラフィック]セクションにはお使いのコンピューターとその他のネットワーク上にあるコンピューターとの間のインバウンドとアウトバウンド両方のネットワークトラフィックのボリュームが表示されます。
[ブロック中のコンピューター]セクションには、ネットワーク攻撃防御がネットワーク攻撃を検知してネットワーク動作をブロックしたリモートコンピューターの IP アドレスのリストが表示されます。
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スマートホームモニター機能について
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
ハッカーは、パスワードを盗み取ったりネットワークにハッキングし、お客様のネットワークに不正接続してインターネットを使用したり、個人情報を盗み取ったりすることがあります。本製品は、有線イーサネットまたはWi-Fiネットワークを認証されていない接続から保護します。
ホームネットワークが正常に検出されたことを確認したら、本製品はネットワークに接続されている端末の監視を開始し、ぜい弱なWi-Fiパスワードやルーターの暗号化方式がないか確認します。ぜい弱性を検知したり、以前接続した端末として識別されない新しいデバイスがネットワークに接続したことを検知した場合は、警告を表示してホームネットワークとホームネットワークに接続されている端末を保護するために推奨される手順をお知らせいたします。
ホームネットワークのぜい弱性に関する通知は、カスペルスキー プレミアムでのみご利用いただけます。ホームネットワークに新しい端末が接続されたことに関する通知は、カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでご利用いただけます。
ネットワークに端末が接続されると、カスペルスキーは関連する通知を表示して、このネットワークに接続された端末を表示するかどうかをお客様に確認します。
- 表示に同意すると、カスペルスキーはこのネットワークに接続されている端末のリストを表示して、新しい端末が接続されたかどうかを通知します。
- 表示しないよう選択すると、カスペルスキーはこのネットワークへの接続が再度確立された際に通知せず、ネットワークに接続されている端末のリストを表示しません。
スマートホームモニターをオフにすることができます。この機能をオフにすると、カスペルスキーはネットワークへの接続に関する通知の表示を停止します。
Wi-Fiネットワークへの接続を保護する他の方法については、テクニカルサポートのWebサイトで確認できます。
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スマートホームモニターをオンまたはオフにする方法
スマートホームモニターをオンまたはオフにするには:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- ウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを選択します。
- [ファイアウォール]を選択します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- スマートホームモニターをオンにするには、[自分のネットワークに接続している端末を表示する]をオンにします。
- スマートホームモニターをオフにするには、[自分のネットワークに接続している端末を表示する]をオフにします。
ネットワーク内の端末を表示する方法
Wi-Fiネットワークまたは有線イーサネットに接続されている端末に関する次の情報が表示されます:
- 端末の名前
- 端末の製造元
- 端末の種別(コンピューター、モバイル端末、ルーター、ゲームコンソール、ビデオカメラなど)
- 端末にインストールされているオペレーティングシステム
- MACアドレス(端末の一意なネットワーク識別子)
- 端末のIPアドレス
- 接続済みの端末がネットワーク内で最後に検知された時刻
- 端末にインストールされているカスペルスキー製品
自分のネットワークに接続している端末を表示するには、次の操作を行います。
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特定の端末からのネットワークへのアクセスを拒否する方法
特定の端末からのネットワークへのアクセスを拒否するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [セキュリティ]ブロックに移動して、[スマートホームモニター]セクションにある[表示する]をクリックします。
- 本製品のメインウィンドウを開き、[スマートホームモニター]セクションで[表示する]をクリックします。
- メインウィンドウの下部に表示されている[<ネットワーク名>]をクリックします。
- [スマートホームモニター]ウィンドウで、接続解除する端末を選択します。
表示されたウィンドウで、端末のMACアドレスに関する情報を含むこの端末に関する情報を確認できます。
- 端末のMACアドレスを書き留めます。
- ブラウザーの設定で、端末のMACアドレスをブロックします。お使いのルーターのガイドを参照するには、製造元のWebサイトにアクセスします。
MACアドレスがブロックされると、端末はお客様のネットワークに接続できなくなります。
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接続のないネットワークをリストから削除する方法
接続のないネットワークをリストから削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [セキュリティ]ブロックに移動して、[スマートホームモニター]セクションにある[表示する]をクリックします。
- 本製品のメインウィンドウを開き、[スマートホームモニター]セクションで[表示する]をクリックします。
- メインウィンドウの下部に表示されている[<ネットワーク名>]をクリックします。
[スマートホームモニター]ウィンドウが表示されます。
- リストの右側にある矢印をクリックして展開し、削除するネットワークの隣にある
をクリックします。
ネットワークがリストから削除されます。
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端末がネットワークに接続された際の通知をオフにする方法
端末がネットワークに接続された際の通知をオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [セキュリティ]ブロックに移動して、[スマートホームモニター]セクションにある[表示する]をクリックします。
- 本製品のメインウィンドウを開き、[スマートホームモニター]セクションで[表示する]をクリックします。
- メインウィンドウの下部に表示されている[<ネットワーク名>]をクリックします。
- [スマートホームモニター]ウィンドウで、ネットワークの隣に表示されている
をクリックし、[通知をオフにする]を選択します。
このネットワークに端末が接続されても通知が表示されなくなります。
さらに、ネットワークに端末が接続した際に表示される通知で、選択したネットワークの通知をオフにすることもできます。選択したネットワークの通知をオフにするには、通知ウィンドウで[このネットワークに関する通知をオフにする]をクリックします。
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スマートホームモニターに関する評価を送信する方法
カスペルスキーにスマートホームモニターの動作に関する評価を送信するには:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [セキュリティ]ブロックに移動して、[スマートホームモニター]セクションにある[表示する]をクリックします。
- 本製品のメインウィンドウを開き、[スマートホームモニター]セクションで[表示する]をクリックします。
- メインウィンドウの下部に表示されている[<ネットワーク名>]をクリックします。
- [スマートホームモニター]ウィンドウで
をクリックし、[評価を送信する]を選択します。
[フィードバックを送信]ウィンドウが表示されます。
- 機能を、星1つから星5つまでの5段階で評価してください。
- 3~5の評価の場合:
- 評価にコメントを追加する場合、[詳細]にコメントを入力できます。
- [本製品の品質向上に協力するため、個人情報(コンピューターの一意な識別子)を提供し、次の条項に同意します:プライバシーポリシー]を選択します。
- 1~2の評価の場合:
- スマートホームモニター機能に関する問題についてカスペルスキーに連絡する場合は、[項目]ドロップダウンリストから一番内容に近いものを選択してください。
リストから次のいずれかを選択できます。
- 使いにくい:スマートホームモニターが使いにくい場合に選択します。
- ネットワークで端末を検出するのに時間がかかる:スマートホームモニター機能の動作速度が遅い場合に選択します。
- ネットワークで端末が正しく検出されない:本製品が、Wi-Fiネットワークまたは有線イーサネットに接続されている端末の名前または種別を正しく判別しなかった場合に選択します。
- ネットワーク上の新しい端末についての通知が多すぎる:本製品から表示されるWi-Fiネットワークまたは有線のイーサネット内の新しい端末に関する通知が多すぎる場合に選択します。
- コンピューターのパフォーマンスが低下した:スマートホームモニター機能を使用することで、コンピューターのパフォーマンスが低下した場合に選択します。
- 機能を設定できない:スマートホームモニター機能の設定時に問題が発生した場合に選択します。
- その他:発生している問題が、上記に該当しない場合に選択してください。
- 評価にコメントを追加する場合、[詳細]にコメントを入力できます。
- [本製品の品質向上に協力するため、個人情報(コンピューターの一意な識別子)を提供し、次の条項に同意します:プライバシーポリシー]を選択します。
- スマートホームモニター機能に関する問題についてカスペルスキーに連絡する場合は、[項目]ドロップダウンリストから一番内容に近いものを選択してください。
- [送信]をクリックします。
このデータが送信されると、カスペルスキーは次の情報を受け取り処理します:
- 機能の評価、問題の項目、およびコメントが含まれたフィードバック
- オペレーティングシステムの情報およびバージョン
- インストールされたアプリケーションおよびそのバージョンに関する情報
カスペルスキーは、スマートホームモニターのパフォーマンス向上およびエラーの分析のため、この情報を暗号化された形式で受け取り処理します。カスペルスキーは、評価の送信時に個人情報の提供を依頼したり、このような情報を収集することはありません。個人情報がどのように扱われるかについて詳しくは、カスペルスキーのプライバシーポリシーを参照してください。
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感染後のオペレーティングシステムの復元
オペレーティングシステムが悪意のあるソフトウェアやシステムの不具合により破損したまたは改竄されたことが疑われる場合は、Windows設定診断ウィザードを使用して、悪意のあるオブジェクトの痕跡をシステムから削除します。コンピューターの感染が駆除されたあとに、ウィザードを実行し、感染による脅威や損傷がすべて修正されたことを確認してください。
このウィザードでは、システムに変更(ネットワークへのアクセスがブロックされている状態、既知の形式のファイル名の拡張子が変更されている状態、コントロールパネルがブロックされている状態などが含まれる)がないかをチェックします。これらのさまざまな破損には、それぞれ異なる理由があります。悪意のあるソフトウェアの動作、システム設定のエラー、システムの不具合、またはシステムを最適化するアプリケーションの動作不良が原因である可能性があります。
チェックが完了すると、ウィザードはすぐに対処する必要があるシステムの破損がないか、情報を分析します。この確認作業に基づいて、破損の解消に必要な処理のリストが作成されます。これらの処理は、検知された問題の重要度に基づいてグループ分けされます。
Windows設定診断ウィザードを使用したオペレーティングシステムの問題解決
Windows設定診断ウィザードを実行するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ] - [Windows設定診断]の順に選択します。
- [問題を探す]をクリックします。
Windows設定診断ウィザードのウィンドウが表示されます。
ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。ウィザードを任意の段階で中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。
ウィザードのステップは次のとおりです。
オペレーティングシステムの復元開始
- ウィザードの動作を次のいずれかから選択します。
- Windows設定の診断:このウィザードは、問題と損害の可能性を検索します。
- 変更項目のロールバック:以前に特定された問題と損害に適用された修正をロールバックします。
- [次へ]をクリックします。
問題点の検索
[Windows設定の診断]をオンにすると、修正すべき問題と損害の可能性を検索します。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
修正する設定項目を選択
見つかった問題点は、危険の種別に基づいてグループ分けされます。各グループに対し、カスペルスキーが推奨する、問題を修復するための処理が割り当てられています。
次の3つのグループがあります。
- 修復を強く推奨する問題:深刻な脅威となる問題を解消します。このグループの問題は、すべて修復してください。
- 修復を推奨する問題:脅威となる問題を修復することを目的としています。このグループの問題も修復してください。
- 追加の操作:現時点では脅威ではないが、今後コンピューターのセキュリティにとって脅威となる可能性があるオペレーティングシステムの障害を修復します。
選択したグループのリストを展開して、グループ内の問題点を表示します。
特定の種別の問題を修復するには、問題の説明の横にあるチェックボックスをオンにします。既定では、「修復を推奨する問題」と「修復を強く推奨する問題」の問題を修復します。特定の種別の問題を修復しないときは、該当する項目のチェックボックスをオフにします。
既定でオンになっているチェックボックスはオフにしないでください。コンピューターが脅威にさらされます。
ウィザードで実行する一連の処理を設定したあと、[次へ]をクリックします。
問題解決
前のステップで選択された処理が実行されます。問題が解決されるまで、時間がかかることがあります。問題解決が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
ウィザードの完了
[完了]をクリックして、ウィザードを終了します。
オペレーティングシステムの緊急の復元
レスキューディスクは、緊急時にオペレーティングシステムを復元します。レスキューディスクを使用すると、他の方法(ウイルス対策製品など)ではウイルスを駆除できないような感染したコンピューターをスキャンして駆除できます。
レスキューディスクの使用方法について詳しくは、テクニカルサポートサイトを参照してください。
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削除または駆除されたファイルを復元する方法
削除または感染駆除されたファイルのバックアップは、お使いのコンピューター上の「隔離」という特別なフォルダーに保存されます。ファイルのコピーは特別な形式で保存されているため、コンピューターに対する危険はありません。隔離に保存されたバックアップから削除または感染駆除されたファイル復元できます。
コンピューターに脅威が及ぶ可能性があるため、削除および感染駆除されたファイルの復元はおすすめしません。
本製品は、Windowsストアのアプリを駆除しません。スキャンの結果、あるアプリが危険であると示された場合、そのアプリはコンピューターから削除されます。Windowsストアのアプリが削除された場合、そのバックアップは作成されません。削除されたオブジェクトを復元するには、オペレーティングシステムに含まれるリカバリツールを使用するか(詳細はコンピューターにインストールされているオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください)、Windowsストアからアプリをアップデートする必要があります。
削除または駆除されたファイルを復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- ウィンドウの右上部で、[隔離]をクリックします。
[隔離]ウィンドウが表示されます。
- [隔離]ウィンドウのリストから必要なファイルを選択し、[復元する]をクリックします。
メール保護の設定
本製品では、メール保護を使用して、メールをスキャンし危険なオブジェクトを検知することができます。メール保護は、オペレーティングシステムの起動とともに開始され、コンピューターのRAMに常駐します。また、POP3、SMTP、IMAP、NNTPの各プロトコルのほか、POP3、SMTP、IMAPの暗号化された接続(SSL)を介して送受信されるすべてのメールをスキャンします。
既定では、受信メールと送信メールの両方をスキャンします。必要に応じて、受信メッセージのみのスキャンをオンにすることもできます。
メール保護を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを選択します。
- [セキュリティ設定]セクションで、メール保護を選択します。
[メール保護の設定]ウィンドウが表示されます。
- ウィンドウ上部にある、メール保護をオンにするかオフにするかを切り替えるスイッチがオンになっていることを確認してください。
- セキュリティレベルを選択します。
- 最適:このセキュリティレベルでは、受信および送信するメッセージと添付ファイルをスキャンし、ヒューリスティック分析をレベル[中]で実行します。
- 低:このセキュリティレベルを選択すると、メール保護は受信メッセージのみをスキャンします。添付された圧縮ファイルはスキャンしません。
- 最大:このセキュリティレベルでは、受信および送信するメッセージと添付ファイルをスキャンし、ヒューリスティック分析をレベル[高]で実行します。
- [脅威の検知時の処理]セクションで、感染したオブジェクトが検知された場合にメール保護が行う処理(駆除など)を選択できます。
メール内に脅威が検知されない場合や、感染したオブジェクトがすべて駆除された場合、メールにアクセスできるようになります。感染したオブジェクトを駆除できない場合、メール保護はそのオブジェクトの名前を変更するか、メールから削除し、本製品によってメールが処理されたという通知をメールの件名に加えます。本製品は、オブジェクトを削除する前に、そのバックアップコピーを作成し、隔離に移動します。
本製品をより新しいバージョンにアップグレードした場合、ユーザーが変更したメール保護の設定は保存されません。新しいバージョンでは、メール保護の既定の設定が使用されます。
本製品によるスキャン時に、メール本文の中で圧縮ファイル用のパスワードが検出された場合、その圧縮ファイルに対するマルウェアのスキャンにそのパスワードが使用されます。パスワードは保存されません。圧縮ファイルは、スキャン前に解凍されます。圧縮ファイルの解凍中にアプリケーションがクラッシュした場合、次のパスの解凍されたファイルを手動で削除できます:%systemroot%\temp。それらのファイルには、PR接頭辞が付けられています。
迷惑メール(スパム)のブロック
大量の迷惑メール(スパム)を受信する場合、迷惑メール対策をオンにして[最適]セキュリティレベルを設定してください。
迷惑メール対策をオンにして[最適]セキュリティレベルを設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションを選択します。
- [迷惑メール対策]を選択します。
迷惑メール対策の設定が表示されます。
- スイッチを使用して迷惑メール対策をオンにします。
- [セキュリティレベル]セクションで、セキュリティレベルが[最適]に設定されていることを確認します。
迷惑メール対策には、次の制約があります。
- 迷惑メール対策は、使用されているプロトコルに関係なく、メールサーバーから完全にダウンロードされたメッセージのみ分析します。
- 迷惑メール対策は、MAPIプロトコルを使用して転送されたメールをチェックしません。
迷惑メール対策は、本製品をより新しいバージョンにアップグレードするとオフになります。このコンポーネントを手動でオンにできます。
本製品の一部のバージョンでは、迷惑メール対策機能をオンにするために、迷惑メール対策のデータ処理に関する声明に同意する必要があります。
Kaspersky Security Networkへの参加の設定
本製品では、クラウドプロテクションを使用して、より効果的にコンピューターを保護します。クラウドプロテクションは、世界中のユーザーから受信したデータを使用するKaspersky Security Networkインフラストラクチャーを使用して実装されます。
Kaspersky Security Network(KSN)は、カスペルスキーのクラウドベースの情報基盤で、アプリケーションやWebサイトに関する評価の情報がまとめられています。Kaspersky Security Networkのデータを使用することで、カスペルスキーの製品がより迅速に新たな脅威に対応できるようになります。また、保護機能のパフォーマンスの向上や、誤検知の確率の低減にもつながります。
Kaspersky Security Networkに参加するユーザーの協力により、カスペルスキーは新しい脅威の種別および発生源に関する情報を迅速に受け取り、駆除する方法を作成し、誤検知の数を最小限に抑えることができます。Kaspersky Security Networkに参加すると、さまざまなアプリケーションやWebサイトの評価に関する統計情報にアクセスできます。
Kaspersky Security Networkに参加すると、オペレーティングシステムの設定と、本製品のプロセスの開始時刻と終了時刻に関する情報がカスペルスキーへ自動的に送信されます。
Kaspersky Security Networkへの参加を設定する方法
Kaspersky Security Networkへの参加は任意です。本製品のインストール時またはインストール後の任意の時点で、Kaspersky Security Network(KSN)を利用するかどうかを選択できます。
Kaspersky Security Networkへの参加を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [Kaspersky Security Network]の順に選択します。
Kaspersky Security Networkの詳細とKaspersky Security Networkへの参加設定を表示する[Kaspersky Security Network]ウィンドウが表示されます。
- ウィンドウ上部のトグルスイッチを使用してKaspersky Security Networkへの参加を設定するには、次の操作を行います。
- Kaspersky Security Networkに参加する場合、トグルスイッチをオンにします。
Kaspersky Security Networkに関する声明を表示するウィンドウが開きます。この声明の条項に同意する場合、[同意する]をクリックします。
- Kaspersky Security Networkに参加しない場合、トグルスイッチをオフにします。
- Kaspersky Security Networkに参加する場合、トグルスイッチをオンにします。
本製品の一部のバージョンでは、[Kaspersky Security Network]ウィンドウには、Kaspersky Security Networkに関する情報ではなく[Kaspersky Security Networkに関する声明]が表示されます。
Kaspersky Security Networkに関する声明に同意するには、次の操作を行います。
- [同意する]セクションの[Kaspersky Security Networkに関する声明]をクリックします。
Kaspersky Security Networkに関する声明が開きます。この声明に同意すると、保護機能の品質向上のために、コンピューター上で検知された脅威、動作しているアプリケーション、ダウンロードしている署名付きアプリケーション、およびオペレーティングシステムに関する情報をカスペルスキーが速やかに受信することを許可します。
- この声明の条項に同意する場合、[同意する]をクリックします。
Kaspersky Security Networkに関する声明を拒否するには、次の操作を行います。
[同意しない]セクションの[Kaspersky Security Networkに関する声明]をクリックします。
Kaspersky Security Networkへの接続を確認する方法
次の理由により、Kaspersky Security Networkへの接続が切断されることがあります。
- Kaspersky Security Networkに参加していない。
- コンピューターがインターネットに接続されていない。
- 現在のライセンス情報のステータスでは、Kaspersky Security Networkへの接続が許可されない。例えば、KSNへの接続が次の理由で使用できない場合などです。
- 本製品がアクティベートされていない。
- 定期購入またはライセンスの有効期間が終了している
- ライセンスの問題が検出された(ライセンスが拒否リストに登録されているなど)。
ライセンス情報の現在のステータスは、マイ カスペルスキーに表示されます。
Kaspersky Security Networkへの接続をテストするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ設定] - [Kaspersky Security Network]の順に選択します。
[Kaspersky Security Network]ウィンドウに、Kaspersky Security Networkへの接続のステータスが表示されます。
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ハードウェア仮想化を使用した保護の概要
64ビット版のMicrosoft Windows 8、Microsoft Windows 8.1、Microsoft Windows 10に本製品をインストールした場合、
技術を使用して、クリップボードやフィッシングを使用して個人情報を取得しようとする高度なマルウェアから保護することができます。ハードウェア仮想化を使用した保護は、既定ではオンになっています。手動でオフにした場合は、アプリケーション設定ウィンドウでオンにすることができます。
64ビット版のMicrosoft Windows 8、Microsoft Windows 8.1、Microsoft Windows 10で動作するコンピューターで本製品のハードウェア仮想化(ハイパーバイザー)を使用した保護によって提供される保護には、次の制限があります。
- この機能は、VMware仮想化ソフトウェアによって使用されるハイパーバイザーのように、サードパーティのハイパーバイザーが動作している場合使用できません。サードパーティ製ハイパーバイザーの終了後に、スクリーンショットに対する保護が再び利用できるようになります。
- コンピューターのCPUがハードウェア仮想化技術をサポートしていない場合は、この機能は利用できません。CPUがハードウェア仮想化をサポートしているかの詳細については、コンピューターに付属のドキュメント、またはCPUの開発元のWebサイトを参照してください。
- サードパーティ製ハイパーバイザー(VMwareハイパーバイザーなど)が保護されたブラウザーの開始時に実行している場合は、この機能は利用できません。
- この機能は、コンピューターでハードウェア仮想化がオフの場合には使用できません。コンピューターでハードウェア仮想化をオンにする方法について詳しくは、お使いのコンピューターの技術文書またはプロセッサの製造元のWebサイトを参照してください。
- この機能は、Microsoft Windows 10オペレーティングシステムでDevice Guardが有効の場合には使用できません。
- この機能は、Microsoft Windows 10オペレーティングシステムで仮想化ベースのセキュリティ(VBS)が有効の場合には使用できません。
ハードウェア仮想化を使用した保護をオンにする方法
ハードウェア仮想化を使用した保護をオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [プライバシー設定] - [データ入力保護]の順に選択します。
- [可能な場合はハードウェアを仮想化する]を選択します。このチェックボックスは、本製品が64ビット版Windows 8、Windows 8.1、Windows 10にインストールされている場合に表示されます。
- オペレーティングシステムの起動時にハードウェアの仮想化をオンにする場合は、[ハードウェア仮想化の拡張機能を使用する]をオンにします。
コンピューターでハードウェア仮想化がオフの場合、ハードウェア仮想化を使用した保護はオフになります。
AMSI(Antimalware Scan Interface)を使用した保護
このセクションでは、Microsoft Officeなどのサードパーティ製品がスクリプトを本製品に送信し、Antimalware Scan Interface(AMSI)を使用したスキャンを実行できるようにする方法、および本製品でAMSIを使用したスキャンを無効にする方法について説明します。
Antimalware Scan Interfaceを使用した保護について
Antimalware Scan Interface(AMSI)により、AMSIに対応したサードパーティ製品はオブジェクト(PowerShellスクリプトなど)のより詳細なスキャンを実行するために本製品にオブジェクトを送信し、スキャン結果を取得できます。AMSIに対応したサードパーティ製品には、Microsoft Office製品などがあります。AMSIインターフェイスの詳細については、Microsoftの資料を参照してください。
Antimalware Scan Interfaceでは、脅威の検知と検知された脅威に関するサードパーティ製品への通知のみが実行できます。脅威に関する通知を受信すると、サードパーティ製品は悪意のある動作(シャットダウンなど)を防止します。
本製品では、一定間隔の間にサードパーティ製品から上限を超えて要求を受信した場合などは、そのサードパーティ製品からの要求を拒否する場合があります。この場合、本製品は拒否した要求に関する通知を表示します。このような通知を受信しても、特に操作を行う必要はありません。
Antimalware Scan Interfaceを使用した保護はWindows 10 Home / Pro / Education / Enterprise および Windows 11 Home / Pro / Enterpriseオペレーティングシステムで使用できます。
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Antimalware Scan Interfaceを使用した保護をオンにする方法
Antimalware Scan Interfaceを使用した保護をオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [AMSI保護]の順に選択します。
- [スクリプトスキャナー]セクションで、[AMSI(Antimalware Scan Interface)を使用してスクリプトをスキャン]をオンにします。
Antimalware Scan Interfaceを使用したスキャンの対象からスクリプトを除外する方法
Antimalware Scan Interfaceを使用したスキャンの対象からスクリプトを除外するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定] - [AMSI保護]の順に選択します。
- [スクリプトスキャナー]セクションで、[AMSI(Antimalware Scan Interface)を使用してスクリプトをスキャン]をオンにします。
- [除外リストの管理]をクリックすると[除外リスト]ウィンドウが開きます。
- [除外リスト]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
[除外の追加]ウィンドウが表示されます。
- [ファイルまたはフォルダー]で、除外するスクリプトが含まれているフォルダーを指定します。
- [オブジェクト]で、スクリプト名を指定します。
マスクを使用して、同じ種別の複数のファイルを除外リストに追加することもできます。
- [保護機能]セクションで、ファイル保護の横にあるチェックボックスをオンにします。
- ステータスに[有効]を選択します。
指定したオブジェクトがAntimalware Scan Interfaceでスキャンされなくなります。
コンピューター保護のリモート管理
お客様のコンピューターに本製品がインストールされており、マイ カスペルスキーに接続されていた場合、このコンピューターの保護を遠隔から管理できます。
遠隔からコンピューターの保護機能を管理するには、お客様のマイ カスペルスキーアカウントでログインして、[端末]セクションを開きます。
[端末]セクションでは、次の操作ができます。
- コンピューターのセキュリティ上の問題を表示し、リモートで解決
- ウイルスなどの脅威についてコンピューターをスキャン
- 定義データベースと機能のアップデート
- 本製品の機能の設定
コンピューターのスキャンがマイ カスペルスキーから開始されている場合は、お客様の操作を必要とせず、本製品は自動的に検知されたオブジェクトを処理します。ウイルスなどの脅威が検知された場合、本製品はコンピューターを再起動せずに駆除を試みます。コンピューターを再起動しなければ駆除できない場合、マイ カスペルスキーにあるセキュリティの問題のリストに、駆除を実行するためにコンピューターを再起動する必要があるというメッセージが表示されます。
マイ カスペルスキーでは、検知されたオブジェクトが10個より多い場合、グループで表示します。この場合、検知されたオブジェクトはグループごとにしか処理できず、個々のオブジェクトを確認することはできません。個々のオブジェクトを表示するには、コンピューターにインストールされた本製品のインターフェイスを使用してください。
コンピューターの保護のリモート管理を開始する方法
コンピューターの保護のリモート管理を開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プロファイル]セクションを開きます。
- [マイ カスペルスキーにログイン]ブロックで、[ログイン]をクリックします。
- 表示されるウィンドウで、次のいずれかの操作を行います。
- アカウントをお持ちの場合、メールアドレスとパスワードを入力し、マイ カスペルスキーに接続します。
- アカウントをお持ちでない場合は、メールアドレスをテキストボックスに入力して[登録する]をクリックします。パスワード作成用リンクを含むメールが、指定したメールアドレスに送信されます。
正常に接続されると、[プロファイル]セクションにアカウントへの接続に関する情報が表示されます。これで、マイ カスペルスキーアカウントから、このコンピューターの保護機能を遠隔管理できるようになりました。
保護機能の遠隔からの管理について詳しくは、マイ カスペルスキーのヘルプを参照してください。
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パフォーマンス設定
端末の動作が遅くなったりハングアップすることが多くなった場合でも、解決方法を探すことは可能です。アプリが開かなかったり、重要な時にブラウザーが応答しなかったりすることがあります。このような現象にはいくつか原因があると考えられます。お使いの端末の安定した動作を確保しましょう。
クイック起動
コンピューターの起動時間が長すぎてお困りですか?オペレーティングシステムの起動時に開始されるアプリケーションの数が多すぎる場合、コンピューターの起動時間が長くなります。本製品を使用して、コンピューターの起動速度を低下させているアプリケーションを確認し、それらのアプリケーションの自動起動をオフにできます。
コンピューターの起動速度を向上させるには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [アプリケーションを表示する]セクションの[クイック起動]をクリックします。
[コンピューターの起動速度が向上します]ウィンドウが表示され、コンピューターの起動時に実行されるアプリケーションのリストが表示されます。
[起動時の影響]列には、コンピューターの起動時に各アプリケーションが与える影響に関する情報が表示されます。これらの情報はオペレーティングシステムから取得されており、アプリケーションが消費するコンピューターリソースによって異なります(CPUの読み込みおよびRAM)。
- リストからアプリケーションを選択し、[自動実行]のスイッチを[オフ]に設定します。
アプリケーションはコンピューターの起動時に実行されなくなります。
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コンピューターの速度向上
コンピューターの使用期間が長くなるにつれて、コンピューターの動作速度が低下していきます。大量の使用していない不要ファイルや、Windowsレジストリの問題などが一因です。本製品はこのようなデータのサイズが大きくなった際に警告します。その際にどのデータを削除するか決定することができます。
オペレーティングシステムを整理するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [コンピューターの速度向上]ブロックで、[検索する](検索がすでに実行されていた場合は[表示する]ボタン)をクリックします。
検索後に次の内容のレポートが生成されます。
- 使用されていないシステムファイル:[表示する]をクリックして、使用されていないオペレーティングシステムファイルに関する詳細なレポートを表示します。[削除する]をクリックしてこれらのファイルを削除します。
- Windowsレジストリの問題:[表示する]をクリックして、オペレーティングシステムに問題を発生させることなく削除することができるWindowsレジストリの問題の詳細なレポートを表示します。検出した問題を修正するには、[修正する]ボタンをクリックします。
使用されていないファイルを削除したり、検知された問題を修正すると、コンピューターの処理速度が向上します。
コンピューターの処理速度を向上する方法の検索をオフにする方法:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [コンピューターの速度向上]ブロックで、
をクリックします。
- [PCの処理速度向上の方法を自動で検索する]をオフにします。
アプリケーションアップデーター
このセクションでは、本製品を使用して、インストールされているアプリケーションをアップデートする方法を説明します。
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
アプリケーションアップデーターについて
お使いのコンピューターのソフトウェアを長期間アップデートしていない場合、これらのソフトウェアにはぜい弱性がある可能性があります。ぜい弱性が攻撃されると、お使いのコンピューターやデータが損害を受けてしまいます。
インストールされているソフトウェアをアップデートすることで、コンピューターの安全性が向上します。本製品を使用して、インストールされているソフトウェアのアップデートを検索し、最新のアップデートをダウンロードしインストールできます。
本製品は、アプリケーションのアップデートを次の2種類に分類します。
- 重要 - インストールされているアプリケーションのぜい弱性を修正し、コンピューターの安全性を向上するアップデート
- 推奨 – 機能を改善したり、インストールされているソフトウェアに変更を加えるアップデート
本製品は定期的にアップデートを検索します。コンピューターにインストールされているソフトウェアの新しいアップデートが見つかると、画面右下にポップアップ通知が表示されます。適用可能なアップデートに関する情報やアップデートの数、種別が通知センターに表示されます。通知センターから、適用可能なアップデートの確認、ダウンロード、インストールを実行できます。
また、ソフトウェアのアップデートの検索を手動で開始することもできます。
既定では、本製品は既知のソフトウェアのすべてのアップデートを、新しい使用許諾契約書への同意が必要でない限り、自動でダウンロードしインストールします。
Windows 8以降のバージョンでは、従量制のインターネット接続を使用した場合、ソフトウェアアップデートの自動ダウンロードが一時停止されます。無制限の接続が復帰すると、アップデートのダウンロードが再開されます。アップデートを手動で開始した場合、制限付き接続の使用、不使用にかかわらず、アップデートがダウンロードされます。
一部のソフトウェアでは、アップデートの際にコンピューターの管理者権限が必要な場合があります。
アップデートしないソフトウェアや、個別のアップデートをインストールしないソフトウェアは、本製品の除外リストに追加されます。除外リストは、確認および編集できます。
ソフトウェアアップデートの最初の検索を始める前に、本製品の定義データベースと機能をアップデートする必要がある場合があります。
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ソフトウェアのアップデートの検索
ソフトウェアのアップデートの検索を開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [アプリケーションアップデーター]ブロックで、[アップデートを検索する]をクリックします。
ソフトウェアのアップデートの検索が始まります。
アプリケーションアップデーターを変更する方法
アプリケーションアップデーターを変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- 新しい使用許諾契約書への同意を必要としないソフトウェアアップデートの自動ダウンロードおよびインストールを無効にするには、[新しい使用許諾契約書を確認せずに、自動的にアップデートをダウンロードしてインストールする]をオフにします。
既定では、このチェックボックスはオンです。
- [ソフトウェアのアップデートを検索する]セクションで、ダウンロードおよびインストールするソフトウェアのアップデートを選択します。
- ソフトウェアのぜい弱性を修正しコンピューターの安全性を高める重要なアップデートのみをインストールする場合、[コンピューターの安全性を向上させる重要なアップデート]をオンにします。
- すべてのソフトウェアのアップデートをインストールする場合、[既知の製品のすべてのアップデート]をオンにします。
アップデートの検索方法を設定する方法
インストールされたアプリケーションのアップデートの検索方法を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- [アップデート]ブロックで[ソフトウェアのアップデートの検索をオンにする]をオンにします。
- [アップデートの検索モードを設定する]をクリックして[アップデートの検索方法]ウィンドウを開きます。
- [アップデートの検索]で、次のいずれかを選択します。
- 自動:このオプションを選択すると、本製品の内部設定に従って、少なくとも24時間に1回製品のアップデートを検索します。
- 毎日 / 毎週 / 毎月:これらのオプションの1つを選択すると、指定されたスケジュールでアップデートを検索します。これらのオプションが選択されている場合、[本製品の起動からタスク開始までの時間:<N>分]を使用できます。
- スケジュールされた検索が実行できなかった場合、そのあとでコンピューターが起動したときに検索を開始するには、[コンピューターがオフの場合、アップデートの検索を翌日に実行する]をオンにします。このチェックボックスをオフにすると、スケジュールされた時刻にコンピューターの電源がオンになっている場合のみアップデートの検索を開始します。
- 変更を保存するには、[保存する]をクリックします。
ソフトウェアのアップデートのリストの確認
本製品は、コンピューターにインストールされているソフトウェアのアップデートの有無を定期的に確認します。適用可能なアップデートの数および種別の情報は、通知センターで確認できます。
ソフトウェアのアップデートの検索結果として生成されたリストを確認するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- ウィンドウの上部にある[詳細]をクリックします。
[通知センター]ウィンドウが表示されます。
- [ステータス]セクションにて、適用可能なソフトウェアのアップデートに関するメッセージの項目で[表示する]をクリックします。
[アプリケーションアップデーター]ウィンドウが開き、適用可能なソフトウェアのアップデートのリストが表示されます。
- リストに表示されているすべてのソフトウェアをアップデートする場合は、[すべてをアップデート]をクリックします(一部の地域ではご利用いただけません)。
- 特定のソフトウェアを選択してアップデートする場合は、次のいずれかを実行します。
- アップデートするソフトウェアの項目で[アップデート]を選択します。
ソフトウェアをアップデートする前に、使用許諾契約書の確認を促すメッセージが表示されます。使用許諾契約書は、[使用許諾契約書]ドロップダウンリストで確認できます。使用許諾契約書の言語は、既定では、ソフトウェアのインターフェイスの言語と同じです。ソフトウェアのインターフェイスの言語の使用許諾契約書がない場合、使用許諾契約書は本製品のインターフェイスの言語で表示されます。上記以外の場合はすべて、使用許諾契約書は英語で表示されます。英語の使用許諾契約書がない場合は、最初に使用可能な言語で表示されます。
- 選択したソフトウェアの適用可能なアップデートに関する通知を停止する場合は、
をクリックしてメニューを開き、[このアプリケーションをアップデートしない]を選択します。
選択したソフトウェアが除外リストに移動します。このソフトウェアに対してリリースされる新しいアップデートに関する通知は、表示されなくなります。
- 選択したアップデートに関する通知を停止する場合は、
をクリックしてメニューを開き、[このアップデートをスキップする]を選択します。
選択したソフトウェアのアップデートが除外リストに移動します。このソフトウェアに対してリリースされる新しいアップデートに関する通知は、表示されます。
- 選択したソフトウェアのアップデートを手動でダウンロードおよびインストールする場合は、
をクリックしてメニューを開き、[開発元のWebサイトを開く]を選択します。
ソフトウェアの開発元のWebサイトが、オペレーティングシステムの既定のブラウザーで開きます。Webサイトでアップデートを確認し、手動でダウンロードします。
- アップデートするソフトウェアの項目で[アップデート]を選択します。
ウィンドウのインターフェイス、アプリケーションアップデーターおよび使用許諾契約書は、本製品で設定されている言語によって表示が異なる可能性があります。
アップデートやソフトウェアの除外リストからの削除
ソフトウェアのアップデートのリストを確認するとき、個々のアップデートの通知や特定のソフトウェアのすべてのアップデートの通知をスキップできます。そのようなアップデートやソフトウェアは除外リストに追加されます。
アップデートやソフトウェアを除外リストから削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションアップデーター]をクリックします。
[アプリケーションアップデーターの設定]ウィンドウが表示されます。
- [信頼リスト]をクリックして[信頼リスト]ウィンドウを開きます。
アップデート不要と指定したソフトウェアおよびアップデートと、インストールしなかった個々のアップデートが[除外リスト]に表示されます。
- リストからアップデートまたはソフトウェアを選択し、[削除する]をクリックします。
次回のアップデート検索時に、除外リストから削除したソフトウェアのアップデートの有無が通知されるようになります。
重複
コンピューターには名前が同じファイルや内容の全く同じファイルが保存されていることがあります。このような重複ファイルによって、メモリには不要なファイルが溢れ、空き容量が必要以上に消費されるため、コンピューターの動作速度が低下してしまいす。重複したファイル機能を使用すると、ファイルを検索し、不要なファイルを削除できます。
重複ファイルを削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [重複]セクションのドロップダウンリストで、検索エリアを選択します。
- [検索する]をクリックします。
- 検索結果のウィンドウで、ファイルを選択して[削除する]をクリックします。
コンピューターから重複ファイルが削除されます。元のデータは保存されます。
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サイズの大きなファイル
データを保存しようとするが、空き容量が足りなくて保存できない・・・このような経験はありませんか?本製品を使用すると、不要なサイズの大きなファイルを見つけて削除できます。
サイズの大きなファイルを見つけて削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [サイズの大きなファイル]セクションの[次より大きいファイル]ドロップダウンリストで検索するファイルのサイズを指定します(>1GBなど)。
- 検索するフォルダーを選択するか、既定値(ユーザーのフォルダー)のままにします。
- [検索する]をクリックします。
検索が実行され、[サイズの大きなファイル]ウィンドウが表示されます。ウィンドウ内には見つかったサイズの大きなファイルの一覧が表示されます。ファイルの種別順にファイルを並べ替えることができます。並べ替えを行うには、ファイルのカテゴリを選択します([画像]など)。
- 次の操作を行います。
- すべてのファイルを削除する場合、[すべて選択]のチェックボックスをオンにして[削除する]をクリックします。
- それ以外の場合、特定のファイルの隣にあるチェックボックスをオンにして[削除する]をクリックします。
選択されたファイルがコンピューターから削除されます。
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使用されていないアプリケーション
さまざまな要素がコンピューターの動作速度に影響を与えますが、そのうちのひとつの要素はインストールされたアプリケーションの数です。インストールされているアプリケーションの数が多いほど、コンピューターの処理速度は遅くなります。これは、ユーザーに同意を求めることなくインストールされたアプリを含む一部のアプリが自動的に起動されたり、不必要な動作をしたり、もしくは悪意のある操作を実行したりするなど、CPUリソースを消費してRAMを使用していることにより発生していることがあります。
本製品を使用することで、そのようなアプリを検索して削除できます。
使用しないアプリケーションを削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [検索する]セクションの[未使用アプリケーション]をクリックします。
検索が完了すると、本製品は使用されていないアプリのリストを表示します。リスト内で削除するアプリケーションを選択できます。
- アプリケーションを削除するには、削除するアプリケーションの隣に表示されている[削除]をクリックします。
アプリケーションがコンピューターから削除されます。
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ハードドライブ状態モニターについて
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
ハードドライブが突然破損すると、ハードドライブ内に保存されていたデータを失う恐れがあります。本製品は、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を使用してハードドライブの状態を確認します。この技術は、ハードドライブの主要なパフォーマンスの特徴を継続的に監視します。本製品を使用すると、ハードドライブの状態が悪くなった際にそのことをより早く検知し、破損の可能性があるドライブからデータを別の媒体にコピーすることができます。
ハードドライブ状態モニターがオンになっていると、本製品はハードドライブの状態を監視し、状態が悪くなった際に通知します。内部および外部のハードドライブの状態を確認できます。ハードドライブの状態が悪化した場合、タスクバーの通知エリアに通知が表示されます。ハードドライブの状態に関する詳細なレポートは、[レポート]セクションに表示されます。
ハードドライブの状態が悪化し、そのドライブに保管されているデータの損失のリスクがある場合、本製品はデータ損失を避けるためこのドライブから別の媒体へデータをコピーするよう促します。破損したハードドライブから状態の良いメディアへデータをコピーできます。
ハードドライブ状態モニターをオフにできます。ハードドライブ状態モニターをオフにすると、本製品はハードドライブの状態に関する情報を通知せず、またデータをコピーするよう促すこともありません。
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ハードドライブ状態モニターをオンまたはオフにする方法
ハードドライブ状態モニターをオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブ状態モニターをオンにするには、[ハードドライブ状態のスキャンを実行]をオンにします。
- ハードドライブ状態モニターをオフにするには、[ハードドライブ状態のスキャンを実行]をオフにします。
ハードドライブの状態を確認する方法
本製品は定期的に内部ハードドライブや外付けハードドライブの両方の状態を監視します。監視はバックグラウンドで行われます。ハードドライブの状態が悪化し、このドライブにデータを保管することが安全でない場合、本製品は通知を表示し、他のメディアにデータをコピーすることをおすすめします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウには、ハードドライブに関する次の情報が表示されます。
- ドライブの状態
- ドライブの温度
ハードドライブには次のいずれかの状態が表示されます。
- 良い – 新品のハードドライブに相当する状態です
- 通常 – ハードドライブに軽微な問題があります
- 悪い – ハードドライブに重大な問題があり、データ損失の可能性があります
ハードドライブの温度には次のいずれかの状態が表示されます。
- 良い – ハードドライブはオーバーヒートしていません
- 通常 – ハードドライブの温度がわずかに上昇しています
- 悪い – ハードドライブはオーバーヒートしています
[ドライブ状態の履歴]の表で、指定した期間内におけるドライブの状態変化を確認できます。最大期間は1年です。
本製品はハードドライブに関する次の統計を表示します。
- 電源オンの合計時間 – ハードドライブがオンになっていた合計時間です
- 電源サイクル数の合計 – ハードドライブがオンにされた合計回数です
[<端末名>のS.M.A.R.T. 属性]レポートでは、重要度順に並べられたハードドライブのS.M.A.R.T.パラメーターの値に関する情報を確認できます。パラメーターは、ハードドライブの製造元および機種によって異なります。
コンピューターのハードドライブの現在の状態を確認するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [ハードドライブとデータを管理]で、次の操作を実行します。
- グラフを確認する場合、[履歴]をクリックします。
- グラフを確認する場合、[詳細]をクリックします。
ハードドライブの詳細な状態を確認できるウィンドウが表示されます。
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破損したハードドライブからデータをコピーする方法
ハードドライブの状態が悪化し、そのドライブに保管されているデータの損失のリスクがある場合、本製品はデータ損失を避けるためこのドライブから別の媒体へデータをコピーするよう促します。
破損したハードドライブからデータをコピーするには、次の操作を行います。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウが表示されます。
- [ハードドライブ状態モニター]ウィンドウで[データをコピーする]をクリックします。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
- [データをコピー]ウィンドウで[バックアップを開始]をクリックします。
[保管領域の選択]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域の選択]ウィンドウで、破損したハードドライブからデータをコピーする状態の良いハードドライブを選択します。
- [次へ]をクリックします。
[コピーするファイルまたはフォルダーを選択してください]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- Windowsのエクスプローラーから[コピーするファイルまたはフォルダーを選択してください]ウィンドウのハイライトされた部分へ、ファイルをドラッグアンドドロップします。
- [リストから選択してください]リンクをクリックします。
表示されたエクスプローラーのウィンドウで、状態の良いハードドライブへコピーするファイルとフォルダーを選択できます。
- コピーするファイルとフォルダーをリストに追加したあとで、[次へ]をクリックします。
[データをコピーするフォルダーを作成]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- [次へ]をクリックして、状態の良いハードドライブに新しいフォルダーを作成し、破損したハードドライブからファイルおよびフォルダーをコピーします。
- [変更する]をクリックして、状態の良いハードドライブ内の既存のフォルダーを選択し、破損したハードドライブからファイルおよびフォルダーをコピーします。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 選択された状態の良いハードドライブに、選択されたファイルおよびフォルダーをコピーするための十分な空き容量がある場合、[次へ]をクリックしてコピーを開始します。
- 選択された状態の良いハードドライブに、選択されたファイルおよびフォルダーをコピーするための十分な空き容量がない場合、[戻る]をクリックして他のドライブを選択してからもう一度試します。
- コピーの終了後、次のいずれかの操作を行います。
- 破損したハードドライブからコピーされたファイルを含むフォルダーを開くには、[フォルダーを開く]をクリックします。
- ウィンドウを閉じるには、[完了]をクリックします。
破損したハードドライブからDropboxのオンライン保管領域にデータをコピーするには、次の操作を行います。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
[ハードドライブ状態モニター]ウィンドウが表示されます。
- [ハードドライブ状態モニター]ウィンドウで[データをコピーする]をクリックします。
- ハードドライブの状態が悪化しているという通知を受け取った場合、通知ウィンドウ内の[詳細]をクリックします。
- [データをコピー]ウィンドウで[バックアップを開始]をクリックします。
[保管領域の選択]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域の選択]ウィンドウで、Dropboxのオンライン保管領域を選択します。
次のいずれかの操作も可能です。
- 保管領域が有効でない場合、[有効にする]をクリックします。
- 保管領域をオフにする場合、[保管領域を削除する]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
[データをコピー]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- Windowsのエクスプローラーから[データをコピー]ウィンドウのハイライトされた部分へ、ファイルをドラッグアンドドロップします。
- [リストから選択してください]リンクをクリックします。
表示されたエクスプローラーのウィンドウで、Dropboxのオンライン保管領域にコピーするファイルとフォルダーを選択します。
- コピーするファイルとフォルダーをリストに追加したあとで、[バックアップを開始]をクリックします。
データのコピーが開始されます。
- コピーの終了後、次のいずれかの操作を行います。
- データのバックアップが完了した場合、[完了]をクリックしてウィンドウを閉じます。
- バックアップが完了しなかったという通知が表示された場合、オンライン保管領域の空き容量を増やしてからもう一度試します。
オンラインのクラウド保管領域に保管されているデータのコピーには、制限事項があります。
ハードドライブ状態モニターの制限事項
次の制限事項により、ハードドライブの状態について決定不可能な場合があります。
- お使いのハードドライブがS.M.A.R.T.テクノロジーに対応していない
- ハードドライブでS.M.A.R.T.機能がオフになっている
- 本製品は以下をサポートしていません。
- 接続されているハードドライブの種別
- ハードドライブのUSBコントローラーの種別
- ハードドライブがオフになっている
- ハードドライブがVMWareなどの仮想マシンに追加されている。このようなハードドライブに関する情報は表示されないか、正しく表示されないことがあります。
バックアップと復元について
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
コンピューターが正しく動作しなくなったときや、盗難に遭ったとき、誤ってデータを削除してしまった場合や、ハッカーにより破損させられた場合など、データの紛失からお使いのデータを保護するために、バックアップと復元が必要です。
データをバックアップするには、バックアップタスクを作成し、開始します。タスクは、スケジュールに従って自動的に実行することも、手動で実行することもできます。完了したバックアップタスクの情報を確認することもできます。
データのバックアップコピーは、外付けデバイスまたはオンライン保管領域に保存してください。
本製品はMicrosoft Windowsオペレーティングシステムがドライブ上で動作している場合はドライブの完全コピーを作成することはできません。
本製品では、次の種別の保存領域でバックアップコピーを作成できます:
- ローカルドライブ
- 外付けデバイス(外付けハードディスクなど)
- ネットワークドライブ
- オンライン保管領域:
ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを作成する
バックアップタスクは、ローカルコンピューターのファイルに対するユーザーのアクセス権限に基づいて作成されます。
ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したタスクのみにアクセスできます。ローカル管理者権限がある場合、すべてのタスクを表示できますが、他のユーザーが作成したタスクは変更できません。
以前にユーザー権限を設定しないで作成したバックアップタスクには、そのコンピューターを使用するすべてのユーザーがアクセスできます。ただし、このようなタスクを変更した場合、そのタスクはタスクを変更したユーザーの権限に基づいて実行されます。
ユーザーのアクセス権限に基づいてタスクを復元する
ローカル管理者権限がない場合、自分で作成したバックアップタスクから自分がアクセス権を持つフォルダーに対してのみデータを復元できます。ローカル管理者権限がある場合、どのバックアップタスクからでも任意のフォルダーにデータを復元できます。
フォルダーに含まれるコピーされたファイルのサイズの合計は、他のフォルダーへのリンクが含まれている場合、そのフォルダーのサイズを超える可能性があります(たとえば、ドキュメントフォルダーをコピーする場合、ドキュメントフォルダーにミュージック、ピクチャ、ビデオのフォルダーへのリンクが含まれていると、それらのフォルダーもコピーされます)。
OneDriveでのバックアップと復元について
コンピューター上のOneDriveフォルダーにファイルをバックアップする場合、クラウドファイルがOneDriveフォルダーにダウンロードされているかどうかによって動作が異なります。
- ファイルがクラウドとコンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
- ファイルがクラウドになく、コンピューター上のOneDriveフォルダーにある場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
- ファイルがOneDriveフォルダーに表示されているが、コンピューターにではなくクラウドにのみ保存されている場合は、このファイルのバックアップコピーが作成されます。
バックアップタスクを作成するには
バックアップタスクを作成するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[ファイルを選択する]をクリックします。
バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。
ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。任意のステップでウィザードを中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。
ウィザードのステップは次のとおりです。
ステップ 1:ファイルの選択
このステップでは、ファイルの種別を選択するか、バックアップするフォルダーを指定します。
- 設定を簡単に行う場合は、あらかじめ設定されてあるファイルの種別(マイ ドキュメントとデスクトップのフォルダーのファイル、画像と写真、ムービーと動画、音楽ファイル)を選択します。このオプションを選択すると、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」に進みます。
「デスクトップ」と「マイ ドキュメント」のフォルダーがネットワークドライブ上にある場合、これらのフォルダーにあるファイルのバックアップコピーは作成されません。
- バックアップするフォルダーを手動で指定する場合は、[指定したフォルダーのファイルのバックアップを作成する]をオンにします。
ステップ 2:バックアップするフォルダーの選択
前のステップで[指定したフォルダーのファイルのバックアップを作成する]を選択した場合、[フォルダーを追加]をクリックして[バックアップするフォルダーを選択]ウィンドウでフォルダーを選択するか、[バックアップするフォルダーの選択]ウィンドウへフォルダーをドラッグします。
選択したフォルダーでバックアップするファイルのカテゴリを指定する場合は、[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにします。
ステップ 3:バックアップするファイル種別の選択
前のステップで[ファイル種別でバックアップを制限する]をオンにしている場合、このステップでは、バックアップするファイルの種別の横にあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 4:バックアップの保管領域の選択
バックアップ保管領域を選択します。
- オンライン保管領域:オンライン保管領域のDropboxにバックアップコピーを保存する場合は、このオプションを選択します。Dropboxを使用するには、先にアクティベートしておく必要があります。オンライン保管領域にデータをバックアップする場合、Dropboxの利用規定で制限対象となっている種別のデータのバックアップコピーは作成されません。
- ローカルドライブ:ローカルドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するローカルドライブをリストから選択します。
- ネットワークドライブ:ネットワークドライブにバックアップコピーを保存する場合は、該当するネットワークドライブをリストから選択します。
- リムーバブルドライブ:外付けデバイスにバックアップコピーを保存する場合は、該当する外付けデバイスをリストから選択します。
データを安全に保護するために、オンライン保管領域を使用するか、外付けデバイスにバックアップ保管領域を作成してください。
[保管領域の詳細設定を使用する]をオンにすると、ファイルの保管領域の設定を編集できます(保存するファイルのバックアップコピーのバージョン数および、バックアップコピーの保管期間)。
ステップ 5:バックアップのスケジュール作成
次のいずれかを行います。
- バックアップタスクを自動で開始する場合は、バックアップタスクのスケジュールを指定します。
- [バックアップ]ドロップダウンリストでタスクの実行間隔を選択し([毎日]など)、[実行時刻]でタスクを実行する時刻を指定します。
- [アカウント]セクションで、そのコンピューターで使用する Windows アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。Windowsアカウントのデータは、バックアップ中にファイルへアクセスするために必要です。
- コンピューターの電源がオンになった後すぐにバックアップを実行する場合は、[指定時刻にコンピューターがオフの場合はコンピューター起動時にバックアップを実行する]をオンにします。例として、バックアップが週末ごとに実行するようにスケジュールされていたとします。週末にコンピューターを起動しなかった場合、平日にコンピューターを起動するとバックアップが実行されます。このチェックボックスをオフにすると、バックアップはスケジュールに従って実行され、実行に失敗しても再度バックアップを実行することはありません。
- タスクを手動で開始する場合は、[バックアップ]リストで[手動]を選択します。
バックアップタスクを使用する際は、次のことに注意してください。
- スケジュールされたバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
- 手動のバックアップタスクを作成する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要はありません。
- 手動のタスクをスケジュールされたタスクに変更する場合、そのコンピューターで使用するアカウントのデータを指定する必要があります。
ステップ 6:バックアップコピーを保護するパスワードの設定
バックアップコピーへのアクセスをパスワードで保護する場合は、[パスワードによる保護をオンにする]をオンにして、[バックアップへのアクセス用パスワード]と[パスワードを再入力(確認)]を入力します。
パスワードは、認証されていないアクセスからバックアップ保管領域を保護するために必要です。
次の場合にパスワードを入力するよう要求されます。
- ローカルドライブまたはフラッシュドライブなどのリムーバブルドライブにバックアップ保管領域を初めて作成したとき。続いてそのローカルドライブまたはリムーバブルドライブ上にバックアップタスクを作成した場合はパスワードの入力は求められません。その前に入力したパスワードが使用されます。
リムーバブルドライブ上にローカルバックアップ保管領域をコピーし、そのリムーバブルドライブを別のコンピューターに接続した場合は、この保管領域からデータをコピーしたり復元するときにパスワードの入力が要求されます。
- リムーバブルドライブをコンピューターに接続したとき。本製品はリムーバブルドライブをチェックし、リムーバブルドライブ上にバックアップ保管領域を検出した場合、パスワードの入力を要求します。
ステップ 7:ファイルのバージョンの保管領域の設定
このステップは、「ステップ 4:バックアップの保管領域の選択」で[保管領域の詳細設定を使用する]をオンにした場合に表示されます。
ファイルの保管領域の設定を指定する
- [バックアップのバージョン数を制限する]をオンにし、[保管するバックアップのバージョン数]で、1つのファイルに対して保管するバックアップコピーのバージョンの数を指定します。
- [バックアップのバージョンの保存期間を制限する]をオンにし、[バックアップの古いバージョンを保存する期間]で、バックアップコピーの各ファイルバージョンを保管する日数を指定します。
ステップ 8:バックアップタスクの名前の入力
次の設定を行います。
- バックアップタスクの名前を入力します。
- ウィザードの完了時にバックアップ処理を自動で開始する場合は、[設定完了時にバックアップを実行する]をオンにします。
ステップ 9:ウィザードの完了
バックアップ保管領域の設定の処理が表示されます。この処理には時間がかかる場合があります。
設定を完了したら、[完了]をクリックします。
バックアップタスクが作成されます。作成したタスクは、[バックアップと復元]ウィンドウに表示されます。
バックアップタスクを開始するには
バックアップタスクを開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
- [バックアップと復元]ウィンドウでバックアップタスクを選択し、[実行する]をクリックします。
バックアップタスクが開始します。
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バックアップコピーからのデータの復元
バックアップコピーからデータを復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
[バックアップと復元]ウィンドウが表示されます。
- 該当するバックアップタスクの[ファイルを復元する]をクリックします。
- [保管領域を管理する]をクリックして、該当するバックアップ保管領域の[ファイルを復元する]をクリックします。
- バックアップコピーの作成時にパスワードを指定している場合、そのパスワードを[保管領域にアクセスするためのパスワードを入力してください。]ウィンドウに入力します。
- [バックアップ日時]ドロップダウンリストで、バックアップコピーが作成された日時を選択します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- すべてのデータを復元する場合は、[すべてのデータ]を選択します。
- 特定のフォルダーだけ復元する場合は、復元するフォルダーの横にあるチェックボックスを選択します。
- 特定のファイルだけを復元する場合は、[名前]列の復元するファイルの横にあるチェックボックスを選択します。
- 特定の種別のファイルのみを復元する場合、[ファイル種別]ドロップダウンリストでファイル種別を選択します。
- [選択したファイルを復元する]をクリックします。
[バックアップからファイルを復元]ウィンドウが表示されます。
- 次のいずれかのオプションをオンにします。
- 元のフォルダー:このオプションをオンにすると、元のフォルダーにデータを復元します。
- 指定されたフォルダー:このオプションをオンにすると、指定のフォルダーにデータを復元します。[参照]をクリックして、データの復元先となるフォルダーを選択します。
- [ファイル名が競合する場合、]ドロップダウンリストで、ファイルの復元先フォルダーにすでに同じ名前のファイルが存在する場合に実行する処理を選択します。
- 手動で選択する – ファイル名が一致するとき、次のいずれかの処理を選択するよう求められます:ファイルをバックアップコピーで置き換える、両方のファイルを保存する、ファイルを復元しない。
- ファイルをバックアップで置き換える – 既存のファイルを削除して、バックアップコピーから復元したファイルに置き換えます。
- 両方のファイルを保存する – 既存のファイルを変更せずに、バックアップコピーから復元したファイルを新しい名前で同じフォルダーに保存します。
- ファイルを復元しない – 既存のファイルを変更せず、バックアップコピーから同じ名前のファイルを復元しません。
- [復元する]をクリックします。
修復対象として選択したファイルがバックアップコピーから復元され、指定したフォルダーに保存されます。
FTP保管領域からのデータの復元
本製品ではFTPを経由したバックアップと復元はサポートされません。その他のカスペルスキー製品で作成したバックアップコピーをFTP保管領域から復元するには、次の説明に従います。
FTP保管領域からバックアップコピーを復元するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[バックアップを表示する]をクリックします。
[バックアップと復元]ウィンドウが表示されます。
- [保管領域を管理する]をクリックして[保管領域]ウィンドウを開きます。
- エクスプローラーでFTP保管領域を開きます。
storage.xml
ファイルを含むデータを「С:\<フォルダー名>」などのローカルドライブにコピーします。- FTP保管領域の隣にある[保管領域]ウィンドウで[保管領域を削除する]をクリックします。
- 削除の確認ウィンドウで、[削除する]をクリックします。
保管領域が削除されます。
- [保管領域]ウィンドウで[既存の保管領域を接続する]をクリックします。
- [保管領域を接続する]ウィンドウで、[ローカルドライブ]セクションを選択し、[参照]をクリックしてFTP保管領域からバックアップコピーをコピーしたローカルドライブのフォルダーのパスを指定します。
- 接続した保管領域の隣にある[保管領域]ウィンドウで[ファイルを復元する]をクリックします。
- 標準の復元手順に従って操作します。
復元ツールを使用したバックアップコピーからのデータの復元
Kaspersky Restore Utilityでは、カスペルスキー製品が破損した、または削除されたコンピューターのバックアップストレージデータを管理できます。既定では、アプリケーションのインストール後、このユーティリティはアプリケーションの設定フォルダー内の[Kaspersky Restore Utility]フォルダーに置かれます。カスペルスキー製品がインストールされていない、または破損しているコンピューターで復元ツールを使用するには、外付けデバイスに復元ツールをコピーします。
Kaspersky Restore Utilityを開始するには、ローカル管理者権限が必要です。
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オンライン保管領域について
本製品では、Dropboxサービスを使用して、データのバックアップコピーをオンライン保管領域やリモートサーバーに保存することができます。
オンライン保管領域を使用するには、次の操作を行います。
- コンピューターがインターネットに接続していることを確認する。
- オンラインのデータ保管領域サービスのプロバイダーのWebサイトで、アカウントを作成する。
- オンライン保管領域をアクティベートする。
本製品がインストールされている複数のデバイスから同一のオンライン保管領域にデータをバックアップする場合、同じDropboxアカウントを使用できます。
オンライン保管領域の容量は、DropboxのWebサービスのプロバイダーによって決められています。Dropboxの利用規約の詳細は、DropboxのWebサイトを参照してください。
ファイルをDropboxにコピーするとき、本製品はファイル名またはパス内の大文字小文字を区別しません。そのため、大文字小文字の区別がされたファイルまたはパスのバックアップコピーを作成するときには、Dropboxでの競合を避けるためにバックアップコピーを1つだけ作成します。
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オンライン保管領域をアクティベートするには
オンライン保管領域をアクティベートするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを選択します。
- [バックアップと復元]ブロックで、[ファイルを選択する]をクリックします。
バックアップタスクの作成ウィザードが起動します。
- データ種別の選択ウィンドウで、データのカテゴリを選択するか、バックアップするファイルを手動で指定します。
- 保管領域の選択ウィンドウで、[オンライン保管領域]の[有効にする]を選択します。
オンライン保管領域を作成するには、インターネット接続が必要です。
Dropboxのアカウントのログインダイアログが表示されます。
- 表示されるウィンドウで、次のいずれかの操作を行います。
- Dropboxに登録していない場合は、登録を完了します。
- すでにDropboxに登録済みの場合は、Dropboxのアカウントにログインします。
- オンライン保管領域のアクティベーションを終了するには、データのバックアップや復元をする際に、本製品がDropboxのアカウントを使用できるようになっていることを確認してください。保存データのバックアップコピーは、Dropbox保管領域のフォルダーに作成された別のフォルダーに配置されます。
オンライン保管領域のアクティベーションが完了すると、保管領域の選択ウィンドウが開きます。ウィンドウには、選択対象のオンライン保管領域が表示されます。アクティベートしたオンライン保管領域には、使用済みの容量と、データを保管できる空き容量が表示されます。
ファイルをDropboxにコピーするとき、本製品はファイル名またはパス内の大文字小文字を区別しません。そのため、大文字小文字の区別がされたファイルまたはパスのバックアップコピーを作成するときには、Dropboxでの競合を避けるためにバックアップコピーを1つだけ作成します。
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動作状況モニター
コンピューターがフリーズしたり動作が遅いことに気が付いた場合、現在実行中のアプリケーションとアクティブなプロセスを表示する[アプリケーション動作状況]ウィンドウを表示して、コンピューターリソースを大量に消費しているアプリケーションを終了することができます。
現在の動作を表示してアプリケーションを終了するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [パフォーマンス]セクションを開きます。
- [動作状況モニター]ブロックで、[動作を確認する]をクリックします。
[実行中]タブに[アプリケーション動作状況]ウィンドウが表示されます。
- アプリケーションの一覧から、プロセスリソース([CPU]列)もしくはRAM([メモリ]列)を多く消費しているものを選択して、[プロセスの終了]をクリックします。
アプリケーションが終了します。
サイレントモード
サイレントモードでは、仕事中、勉強中、ビデオ会議中、もしくは動画鑑賞中にはセキュリティに関するポップアップ通知が表示されません。サイレントモードは自動でオンまたはオフになります。製品設定を手動で変更する必要はありません。
サイレントモードが終了すると、サイレントモード中に発生したすべてのイベントがタスクバーの通知エリアに表示されます。複数のイベントがある場合は[表示]をクリックして[通知センター]を開いてすべ手のイベントを表示できます。
[通知]セクションの[ステータス]タブの[通知センター]で過去 3 日間に発生したすべてのイベントを表示することもできます。
通知の表示に関して詳しくは、ヘルプの通知に関するセクションを参照してください。
ゲームモード
本製品をコンピューターゲームなどのプログラムと同時に実行する場合、次のような問題が発生する可能性があります。
- システムリソースが不足するため、アプリケーションまたはゲームのパフォーマンスが低下する
- ゲームのプレイ中に通知ウィンドウが表示される
全画面表示に切り替えるたびに、本製品の設定を手動で変更しなくても済むようにするには、ゲームモードを使用します。ゲームモードでは、アプリケーションがフルスクリーンモードで動作している場合、本製品はスキャンタスクとアップデートタスクを実行せず通知も表示しません。
ゲームモードをオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- [ゲームモード]を選択します。
[サイレントモード]を選択することもできます。このモードでは、お客様がアプリケーションを使用して何らかの作業を行っている場合、通知は表示されません。また、スキャンおよびアップデートのタスクも開始されません。
バッテリーセーバー
バッテリーセーバーが有効になると、スケジュールされたスキャンとアップデートタスクが延期されます。必要に応じて、スキャンタスクとアップデートタスクを手動で実行できます。
[コンピューターリソースの消費]ウィンドウで[バッテリーセーバー]のチェックボックスをオンまたはオフにして、省電力モードをオンまたはオフにすることもできます。
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オペレーティングシステムの負荷の最適化
本製品を使用してコンピューターのスキャンを実行する際、システムリソースを著しく消費することがあります。システムの負荷を最適化するには、システムメモリ、システムパーティション、スタートアップオブジェクトなどのスキャンタスクと定義データベースのアップデートを、コンピューターがロックされているときまたはスクリーンセーバーが実行されている間に実行するよう設定することが可能です。この追加の設定を行うことにより、コンピューターの使用中にパフォーマンスを犠牲にすることなくセキュリティを向上させることができます。
コンピューターがバッテリーを使用している場合、バッテリーを長持ちさせるためコンピューターがアイドル状態であってもタスクを実行しません。
オペレーティングシステムの負荷を最適化するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順に選択します。
- [CPUおよびディスクに高い負荷がかかっている場合に、コンピューターのスキャンを延期する]を選択します。
プライバシー
大規模なデータ流出、オンラインでのマーケティング広告のためのトラッキングなど、インターネット使用に関連するの心配事や問題は尽きることがありません。プライバシーの保護はきわめて重要です。本製品がオンラインでのプライバシーをどのように保護するかを把握して、デジタルフットプリントを管理、コントロールしましょう。
カスペルスキー VPN
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
VPN通信は、カスペルスキー VPN セキュアコネクションを使用して確立されます。カスペルスキー VPN セキュアコネクションは、カスペルスキー プラスの料金プランで使用できます。カスペルスキー VPN セキュアコネクションは[スタート]メニュー(Microsoft Windows 7オペレーティングシステムまたはそれ以前のバージョン)もしくはスタート画面(Microsoft Windows 8オペレーティングシステムまたはそれ以降のバージョン)、カスペルスキーの製品ウィンドウから開始できます。
カスペルスキーの製品ウィンドウからカスペルスキー VPN セキュアコネクションを開始する方法
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [カスペルスキー VPN]ブロックで、[開く]をクリックします。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションのメインウィンドウが開きます。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションの動作の詳細については、セキュアコネクションのヘルプファイルを参照してください。
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データ流出チェッカーについて
カスペルスキー ベーシックおよびカスペルスキー スタンダードのデータ流出チェッカーは、手動でマイ カスペルスキーアカウントをチェックします。マイ カスペルスキーアカウントおよびその他のアカウントの自動チェックは、カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみご利用いただけます。
ユーザーの多くは、仕事やネットショッピング、コミュニケーションなどの目的でさまざまなWebサイトでアカウントを作成します。このようなサイトがハッキングされ、ユーザーデータがハッカーに盗まれるリスクは常にあります。別のサイトに同じメールアドレスとパスワードを使用していた場合、データが流出する可能性は高いと考えられます。
本製品を使用して、ユーザーアカウントの潜在的な流出リスクをチェックすることができます。データ流出の可能性が確認された場合、通知でお知らせします。通知には、データ流出が発生した可能性があるアカウントの一覧、データ流出が発生した可能性がある日付、および流出した可能性があるデータの種別が表示されます。
本製品では、ダークウェブにデータが流出していないかどうかもチェックします。データ流出が検出された場合、本製品は警告を表示します。
ユーザーアカウントのチェック中、カスペルスキーはデータを平文で取得することはなく、またそのデータを保管することもなく、指定したチェックにのみデータを使用します。データ流出の検知時、本製品はユーザーデータそのものへのアクセスを取得せず、流出した可能性があるデータのカテゴリに関する情報のみを提供します。
本製品は次のカテゴリのデータの流出について通知します。
- 個人情報:パスポートのデータ、生体認証データ、年齢に関するデータなど。
- 銀行口座情報:クレジットカードや銀行口座の番号、クレジットカードや銀行口座で利用可能な金額など。
- 操作履歴:認証トークン、パスワードの履歴など。
既定では、本製品はお客様が特定のWebサイトで認証情報を入力した際にアカウントを確認します。認証中、Webサイトにログインするために使用されたメールアドレスは暗号化されてKSNクラウドに転送されます。チェックの結果、データが公開されている可能性があった場合は、対応する通知が表示されます。データ流出チェッカーはオフにすることができます。
自動的にチェックするアカウントは50個まで指定できます。本製品内のアカウントのリストは、端末間では同期されません。追加されたアカウントは1日1回チェックされます。
一部の地域では、自動チェック用のリストにアカウントを追加できないことがあります。
本製品は、定期的にマイ カスペルスキーアカウントで使用されているメールアドレスをチェックします。本製品をインストールしてから48時間後に初回のチェックが実行されます。以降、24時間ごとにチェックが実行されます。
本製品がマイ カスペルスキーに接続されていない、またはマイ カスペルスキーアカウントのパスワードが本製品で入力されていない場合、データ流出チェッカーはマイ カスペルスキーアカウントのチェックを行いません。
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データ流出チェッカーをオンまたはオフにする方法
アカウントチェックをオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを選択します。
- [データ流出チェッカー]ブロックで、[不正流出を検索する]をクリックします。
[データ流出チェッカー]ウィンドウが表示されます。
- トグルスイッチを使用して、データ流出チェッカー機能をオンまたはオフにします。
お客様のデータが公開されているかどうかを確認する方法
データが不正流出しているアカウントがないかを確認するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを選択します。
- [データ流出チェッカー]ブロックで、[不正流出を検索する]をクリックします。
[データ流出チェッカー]ウィンドウが表示されます。
- 入力フィールドでメールアドレスを指定して、[確認する]をクリックします。
本製品は指定されたアドレスの確認を開始します。データ流出の可能性が確認された場合、通知でお知らせします。通知には、データ流出が発生した可能性があるアカウントの一覧、データ流出が発生した可能性がある日付、および流出した可能性があるデータの種別が表示されます。データカテゴリのリンクをクリックすると、そのデータの流出による被害を最小限に留める方法を確認できます。
また、お客様ご自身のアカウントのみでなく、他のユーザー(ご家族やご友人など)のアカウントからのデータ流出を確認することもできます。
自動的に確認するアカウントの一覧を作成する方法
自動的に確認するアカウントの一覧を作成するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを選択します。
- [データ流出チェッカー]ブロックで、[不正流出を検索する]をクリックします。
[データ流出チェッカー]ウィンドウが表示されます。
- [他のアカウントを確認]フィールドで、自動確認のリストに追加するアカウントのメールアドレスを指定して[確認する]をクリックします。
追加したアカウントは[アカウント]のリストに表示されます。
一部の地域では、自動チェック用のリストにアカウントを追加できないことがあります。
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Webトラッキング防止
このセクションでは、本製品を使用してオンラインでの行動の追跡を防ぐ方法について説明します。本製品がファイルサーバーにインストールされている場合、この機能は使用できません。
Webトラッキング防止について
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
一部のWebサイトでは、追跡サービスを使用してユーザーのオンラインでの行動に関する情報を収集します。この情報は分析され、ユーザーに広告を表示する目的で使用されます。
Webトラッキング防止は、ユーザーのオンラインでの行動に関する情報の収集を防ぐことを目的とした機能です。
検知モードの場合、データ収集の試行を検知し、その回数を数え、その情報をレポートに記録します。既定では、検知モードがオンになっており、データ収集はすべてのWebサイトで許可されています。
ブロックモードでは、データ収集の試行を検知しブロックします。検知した試行の情報は、レポートに記録されます。このモードでは、次のWebサイトを除くすべてのWebサイトでのデータ収集をブロックします。
- 除外リストに登録されているWebサイト
- カスペルスキーおよびその協力企業のWebサイト
- カスペルスキーの判断により、追跡サービスをブロックすると正常に動作しない可能性があるWebサイト
ブロックされたデータ収集の試行数には、ブラウザーで開かれたサイトのページ数に基づいてサイト全体のブロック対象の合計数が表示されます。たとえば、ブラウザーで1ページ開いている場合は、サイトのそのページでブロックされたデータ収集の試行のみがカウントされます。同じサイトの複数のページを開いている場合は、ブラウザーで開かれているそのサイト上すべてのページでブロックされたデータ収集の試行の数がカウントされます。
Webトラッキング防止は、本製品のインターフェイス、またはお使いのブラウザーの[カスペルスキー プラグイン]から管理できます。
Webトラッキング防止には、次の制限があります。
- SNSのWebサイトでは、「SNS」カテゴリに含まれる追跡サービスによるデータ収集はブロックされません。
- データ収集を試行しているWebページが特定できない場合、そのデータ収集の試行はブロックされません。また、それに関する情報も表示されません。
- データ収集を試行しているWebページが特定できず、現在ブラウザーで開かれているWebページと一致しない場合、Webトラッキング防止の設定で指定されている処理(データ収集のブロックまたは許可)が適用されます。このデータ収集の試行に関する情報は、レポートには表示されますが、ブラウザーに表示されるWebトラッキング防止の統計情報には含まれません。
既定では、この機能は無効になっています。
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データ収集のブロック
データ収集をブロックするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [Webトラッキング防止]を選択し、アイコン
を選択します。
[Webトラッキング防止の設定]ウィンドウが表示されます。
- 機能がオフになっている場合は、ウィンドウ上部のトグルスイッチをオンにします。
- [データ収集をブロックする]をオンにします。
本製品により、除外リストのWebサイトを除くすべてのWebサイトでのデータ収集の試行がブロックされます。
- 追跡サービスのカテゴリに基づいて、データ収集をブロックまたは許可する場合
- [カテゴリと除外リスト]をクリックして[カテゴリと除外リスト]ウィンドウを開きます。
- 既定では、データ収集は、すべてのカテゴリの追跡サービスとすべてのSNSでブロックされています。データ収集を許可する追跡サービスのカテゴリまたはSNSの横にあるチェックボックスをオフにします。
すべてのWebサイトでデータの収集を許可する
すべてのWebサイトでデータの収集を許可するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [Webトラッキング防止]を選択し、アイコン
を選択します。
[Webトラッキング防止の設定]ウィンドウが表示されます。
- 機能がオフになっている場合は、ウィンドウ上部のトグルスイッチをオンにします。
- [統計情報の収集のみ]をオンにします。
Webサイトによる、オンラインでのお客様の行動に関する情報の追跡の試行を検知し、その回数をカウントします。Webサイトによる、お客様の行動に関する情報の追跡の試行はブロックされません。本機能の実行結果は、レポートで確認できます。
データ収集の例外の許可
特定のWebサイトでの行動の追跡を、例外として許可することができます。
例外としてデータ収集を許可するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [Webトラッキング防止]を選択し、アイコン
を選択します。
[Webトラッキング防止の設定]ウィンドウが表示されます。
- 機能がオフになっている場合は、ウィンドウ上部のトグルスイッチをオンにします。
- [データ収集をブロックする]をオンにします。
本製品により、除外リストのWebサイトを除くすべてのWebサイトでのデータ収集の試行がブロックされます。
- 既定では、カスペルスキーおよびその協力企業のWebサイトでのデータ収集は、例外として許可されています。これらのWebサイトでのデータ収集をブロックする場合、[カスペルスキー関連サイトのトラッキングを許可する]をオフにします。
- 既定では、カスペルスキーの情報に基づき、データ収集をブロックすると正常に動作しなくなる可能性があるWebサイトでのデータ収集は、例外として許可されています。これらのWebサイトでのデータ収集をブロックする場合、[この機能と互換性のないWebサイトのトラッキングを許可する]をオフにします。
互換性のないWebサイトのリストは、互換性の問題が解決され次第、カスペルスキーによってアップデートされます。
- 除外するWebサイトをユーザーが独自で指定する場合
- [カテゴリと除外リスト]をクリックして[カテゴリと除外リスト]ウィンドウを開きます。
- [除外リスト]をクリックして[次のWebサイトのトラッキングを許可する]ウィンドウを開きます。
- [追加する]をクリックします。
- 表示されるウィンドウで、行動の追跡を許可するWebサイトのURLを入力し、[OK]をクリックします。
指定したWebサイトが除外リストに追加されます。
任意のWebサイトをブラウザーで開いているときに、そのWebサイトでのデータ収集を許可することもできます。
インターネットにおける自分のデータを収集する試みに関するレポートの表示
インターネットにおける自分のデータを収集する試みに関するレポートを表示するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [Webトラッキング防止]を選択し、アイコン
を選択します。
[Webトラッキング防止の設定]ウィンドウが表示されます。
機能がオフになっている場合は、ウィンドウ上部のトグルスイッチをオンにします。
ウィンドウには、オンラインの活動のデータを収集しようとした試みに関する情報を統合したレポートが表示されます。
データ収集の試行に関するレポートは、ブラウザーまたは製品のパフォーマンスレポートでも確認できます。
ブラウザーでのWebトラッキング防止機能の管理
Webトラッキング防止機能をブラウザーから直接管理できます。
- この機能がオフの場合、オンにする
- 検知されたデータ収集の試行の統計を確認する
- Webトラッキング防止の設定ウィンドウに移動する
- データ収集をブロックまたは許可する
ブラウザーでWebトラッキング防止機能を管理するには、次の操作を行います。
ブラウザーツールバーの [カスペルスキー プラグイン]をクリックします。
メニューが開き、この機能の動作と管理に関する情報が表示されます。
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パスワードの確認と安全な保管
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
インターネットを頻繁に使用するユーザーは、さまざまなWebサイトで複数のパスワードが必要になります。複数のパスワードをすべて記憶し、さまざまなWebサイトで使い分けることは簡単ではありません。このため、ユーザーは1個のパスワードをさまざまなWebサイトで使い回す場合があります。しかし、パスワードの使い回しは安全ではありません。複数のWebサイトで使用されている単純なパスワードがハッカーにより解読されたり傍受される可能性があります。銀行のWebサイトのパスワードが流出してしまった場合、金銭被害が発生する可能性があります。
パスワードの強度をチェックする
本製品はインターネットで作成したパスワードの安全性をチェックします。パスワードの強度が十分でない場合は、本製品がより強度の高いパスワードを作成し、安全な場所に保管するお手伝いをします。
同じパスワードを使用するリスクからの保護
強度の高いパスワードが求められるWebサイト(SNSなど)でのパスワードの入力時には、本製品はパスワードの使い回しを防ぐ機能をオンにするよう促します。
同じパスワードを使用するリスクからの保護がオンになっている場合、本製品は次のカテゴリのWebサイトで入力しているパスワードが以前使われたものかどうかを確認します。
- 銀行および決済システムのWebサイト
- SNS
- メールサービス
これらのカテゴリのWebサイトで入力したパスワードが以前使用されたものである場合は、本製品は通知を表示して新しいパスワードを作成するよう求めます。同じパスワードの使い回しを監視するWebサイトのカテゴリを選択できます。
パスワードおよびドキュメントの安全な保管領域
カスペルスキー パスワードマネージャーはパスワードとドキュメントを安全に保管するためのアプリケーションです。個人情報(パスワード、個人情報、金融または医療関係の情報)を安全に保管するための暗号化された保管領域を使用します。
カスペルスキー パスワードマネージャーは、カスペルスキーの製品ウィンドウからダウンロードできます。
カスペルスキー パスワードマネージャーをダウンロードしてインストールする方法
カスペルスキーの製品ウィンドウからカスペルスキー パスワードマネージャーを開始する方法
カスペルスキー パスワードマネージャーのヘルプで、カスペルスキー パスワードマネージャーの使用方法を確認できます。
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パスワードの安全性の確認方法
カスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
インターネットのアカウントを使いまわしていたり、ぜい弱なパスワード(qwertyや12345など)を使用したり、または簡単に推測できるパスワード(親族の名前や誕生日など)を使用したりしていると、非常に危険です。
本製品を使用して、パスワードの強度や、同じパスワードが1つ以上のアカウントで使用されていないかをすぐに確認することができます。
パスワードの安全性を確認するには:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを選択します。
- [パスワードセーフ]で、次のいずれかの操作を行います。
- カスペルスキー パスワードマネージャーがまだインストールされていない場合は[ダウンロード]をクリックします。ボタンの名前は、カスペルスキー パスワードマネージャーが設定されていない、バージョンが古い、または本製品が接続されているマイ カスペルスキーアカウントと一致しないアカウントに接続されているなど、条件によって[開始]または[開く]となります。
カスペルスキー パスワードマネージャーのインストールが開始されます。ウィザードの指示に従って進んでください。
- スキャンをまだ実行していない場合は、[スキャン]をクリックします。
- すでにスキャンを実行済みの場合は、[詳細]をクリックします。
- カスペルスキー パスワードマネージャーがまだインストールされていない場合は[ダウンロード]をクリックします。ボタンの名前は、カスペルスキー パスワードマネージャーが設定されていない、バージョンが古い、または本製品が接続されているマイ カスペルスキーアカウントと一致しないアカウントに接続されているなど、条件によって[開始]または[開く]となります。
スキャン結果は安全性のカテゴリにグループ化されて[パスワードセーフ]以下に表示されます。
パスワードのスキャンに関して詳しくは、カスペルスキー パスワードマネージャーのヘルプを参照してください。
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パスワードの安全性の設定
パスワードの安全性の設定を編集するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションで、[データ入力保護]を選択します。
- Webサイトで作成したパスワードの強度の確認と、より強度の高いパスワードを作成するための推奨事項を表示する場合は[強度の高いパスワードを作成するヒントを表示する]をオンにします。
カスペルスキー パスワードマネージャーがインストールされている場合、強力なパスワードをおすすめする通知が表示されます。カスペルスキー パスワードマネージャーがインストールされていない場合、強度の高いパスワードを作成するため、このアプリケーションのダウンロードとインストールをおすすめします。
- 銀行のWebサイトやSNS、メールサービスなどで入力または作成しているパスワードを以前使用したことがあるかどうかを確認する場合は、[複数のWebサイト上で同一パスワードを使用した際に警告する]ををオンにします。
- パスワードの使い回しを確認するWebサイトのカテゴリを選択するには、[Webサイトのカテゴリの選択]をクリックして[Webサイトのカテゴリ]ウィンドウを開きます。
- 次のカテゴリのチェックボックスを選択できます。
- インターネットバンキングおよび決済システム:インターネットでパスワードを作成または入力したときに、本製品はこのパスワードが以前銀行や決済システムのWebサイトで使用されたことがあるかどうかを確認します。
- SNS:インターネットでパスワードを作成または入力したときに、本製品はこのパスワードが以前SNSで使用されたことがあるかどうかを確認します。
- メールサービス:インターネットでパスワードを作成または入力したときに、本製品はこのパスワードが以前メールサービスで使用されたことがあるかどうかを確認します。
ネット決済保護
このセクションでは、本製品を使用して金融取引とオンラインショッピングを保護する方法について説明します。本製品がファイルサーバーにインストールされている場合、この機能は使用できません。
金融取引とオンラインショッピングの保護について
銀行や決済システムのWebサイトで入力する個人情報(口座番号、オンラインバンキングのパスワードなど)を保護するため、またオンラインで支払いをするときに資金を盗難から保護するために、本製品は、そのようなWebサイトを保護されたブラウザーで開くように求めるメッセージを表示します。
「保護されたブラウザー」は、銀行や決済システムのWebサイトにアクセスする際にユーザーのデータを保護する特殊なブラウザー操作モードです。また、保護されたブラウザーは隔離された環境で起動し、他のアプリケーションが保護されたブラウザーの処理にコードを埋め込むのを防ぎます。Mozilla FirefoxおよびGoogle Chromeブラウザーに対しては、サードパーティのアドオンが保護されたブラウザーの機能に影響しないように、特別なプロファイルが作成されます。本製品は、作成されたプロファイル内にブラウザーが保存するデータには影響を与えません。
ChromiumベースのMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox、またはInternet Explorerを使用している場合、保護されたブラウザーは別ウィンドウで開きます。
本製品はカスペルスキープラグインを使用して保護されたブラウザーの機能を提供します。
動作環境を満たさないブラウザーは、保護されたブラウザーモードでは動作しません。このようなブラウザーの代わりに、アプリケーション設定で指定されたChromiumベースのMicrosoft Edgeまたはその他のブラウザーが保護されたブラウザーモードで開始されます。
次の場合には、保護されたブラウザーを実行できません。
- [セルフディフェンスをオンにする]が[コンピューターリソースの消費]ウィンドウ、[パフォーマンス設定]セクションでオフになっている場合
- ブラウザーでJavaScriptが無効になっている場合
保護されたブラウザーをYandexブラウザーで開く
本製品はYandexブラウザーでの金融取引の保護を制限付きでサポートしています。保護されたブラウザーで開くために、本製品は特別なスクリプトをWebページ(および通信)に埋め込みます。カスペルスキー プラグインは使用できません。Webトラッキング防止機能とバナー広告対策機能は動作しますが、Yandexブラウザーで設定できません。
保護されたブラウザーの機能
保護されたブラウザーモードでは、次の種別の脅威から保護します。
- 信頼できないモジュール:銀行やネット決済のWebサイトにアクセスするたびに、信頼できないモジュールのチェックを行います。
- ルートキット:保護されたブラウザーの起動時にルートキットのスキャンを行います。
- 銀行またはネット決済のWebサイトの無効な証明書:銀行またはネット決済のWebサイトへのアクセス時に証明書をチェックします。このチェックは問題がある証明書の定義データベースに対して実行されます。
保護されたブラウザーのステータス
保護されたブラウザーでWebサイトを開くと、ブラウザーの縁に枠が表示されます。枠の色は保護ステータスを示しています。
ブラウザーの枠は次のカラーパターンで表示されます。
- 緑色の枠:すべてのチェックが正常に実行されていることを示します。保護されたブラウザーを引き続き使用できます。
- 黄色の枠:解決すべきセキュリティの問題を明らかにしていることを示します。
次の脅威とセキュリティの問題を検知することができます。
- 信頼できないモジュール:コンピューターのスキャンと駆除が必要です。
- ルートキット:コンピューターのスキャンと駆除が必要です。
- 銀行またはネット決済のWebサイトの無効な証明書。
検知された脅威を除去しない場合、銀行またはネット決済のWebサイトの接続セッションにおけるセキュリティは保証されません。保護レベルが低下した、保護されたブラウザーの起動と使用に関連するイベントは、Windowsのイベントログに記録されます。
スクリーンショットに対する保護について
保護されたWebサイトの閲覧時にデータを保護するため、本製品は、スパイウェアでスクリーンショットが不正に取得されないようにします。スクリーンショットに対する保護は、既定ではオンです。スクリーンショットに対する保護は、ハードウェア仮想化がオフの場合でも実行されます。
クリップボードデータの保護について
本製品は、オンラインで支払いをする際のクリップボードへの不正アクセスをブロックし、データの窃盗を防ぎます。このようなブロックは、信頼できないアプリケーションがクリップボードに不正にアクセスしようとする場合にのみアクティブになります。アプリケーションのウィンドウから別のアプリケーションのウィンドウへ手動でデータをコピーする場合(たとえば、メモ帳からテキストエディターウィンドウ)、クリップボードへのアクセスは許可されます。
クリップボードの保護は、ハードウェア仮想化がオフの場合には実行されません。
保護されたブラウザーをMicrosoft Windows 10オペレーティングシステムで起動した場合、本製品は、Windowsの汎用アプリケーションとクリップボード間の操作をブロックします。
ネット決済保護の設定を変更する方法
ネット決済保護を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションを選択します。
- [ネット決済保護]をクリックします。
ネット決済保護の設定が表示されます。
- ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、ネット決済保護をオンにします。
- [ネットバンキングおよびネット決済サイトへの初回アクセス時]セクションで、お使いのブラウザーで銀行または決済システムのWebサイトを初めて開く際に実行する操作を選択します。
- 保護されたブラウザーで開く:保護されたブラウザーでWebサイトを開きます。
- 手動で選択する:Webサイトにアクセスした際に、保護されたブラウザーで開くかどうかを選択します。
- 保護されたブラウザーで開かない:Webサイトは、保護されたブラウザーで開かれません。
- [詳細]セクションで[ネット決済保護ウィンドウから起動するブラウザー]ウィンドウを開き、ネット決済保護ウィンドウから銀行または決済システムのWebサイトにアクセスした際に保護されたブラウザーモードで実行するブラウザーをドロップダウンリストから選択します。
コンピューターにインストールされているブラウザーから選択することもできますし、オペレーティングシステムの既定のブラウザーを使用することもできます。
ネット決済保護を特定のWebサイトに設定する方法
ネット決済保護を特定のWebサイトに設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [ネット決済保護]セクションで、[Webサイトを表示する]をクリックします。
[ネット決済保護]ウィンドウが表示されます。
- [ネット決済保護に追加]をクリックすると、Webサイトを追加できます。
- [ネット決済保護の対象のWebサイト(URL)]に、保護されたブラウザーで開く必要があるWebサイトのアドレスを入力します。
WebサイトのURLはHTTPSプロトコルの接頭辞で始まる必要があります(たとえばhttps://example.com)。保護されたブラウザーはこのプロトコルを既定で使用します。
- Webサイトを開くときに保護されたブラウザーが実行する処理を選択します。
- Webサイトへアクセスするたびに保護されたブラウザーで開くには、[保護されたブラウザーで開く]を選択します。
- Webサイトを開くときに処理を求められるようにしたい場合は、[手動で選択する]を選択します。
- 保護されたブラウザーをオフにするには、[保護されたブラウザーで開かない]を選択します。
- [説明の追加]をクリックすると、[説明]にWebサイトの名前や説明を入力できます。
- [追加する]をクリックします。
リストにWebサイトが表示されます。
ネット決済保護の評価を送信する方法
ネット決済保護の動作に関する評価をカスペルスキーに送信したり、この機能の問題を報告したりすることができます。
評価の送信に失敗した場合(インターネットに接続されていない場合など)、この評価はコンピューターに保存されます。評価は、暗号化されていない状態で30日間保存されます。
ネット決済保護の動作に関する評価は、1日に10回まで送信できます。
ネット決済保護をオフにしたあとでも、評価を送信できます。この機能をオフにした場合、評価は月に1回送信できます。
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Web カメラとマイクの管理
このセクションでは、Webカメラを使用したのぞき見やマイクを使用した盗聴を防ぐ方法について説明します。
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
Web カメラとマイクへのアクセスについて
侵入者がWebカメラを使用したのぞき見やマイクを使用した盗聴を試みる可能性があります。Webカメラとマイクの管理が有効になっていると、不正なアクセスからWebカメラやマイクが保護されます。設定では、Webカメラまたはマイクへのアプリケーションからのアクセスをすべてブロックしたり、アプリケーションからWebカメラまたはマイクへのアクセス権を取得しようとする際に通知を表示するよう設定することができます。
この機能をオンにしていても、Webカメラまたはマイクへのアクセスがすべてブロックされるわけではなく、信頼グループまたは信頼グループに関連する一部のアプリケーションにはそれらのルールに基づいてアクセス権が付与されたりブロックされたりします。[強い制限付き]または[ブロック]グループに含まれるアプリケーションに対してはアクセスがブロックされます。
侵入防止の設定ウィンドウで、[強い制限付き]または[ブロック]グループに含まれるアプリケーションについて、Webカメラまたはマイクへのアクセスを許可できます。[弱い制限付き]グループに含まれるアプリケーションがWebカメラまたはマイクへのアクセスを要求している場合は、アクセスはブロックされ、機能の設定で通知を設定している場合は通知が表示されます。
通知のドロップダウンリストで、Webカ メラまたはマイクへのアクセスをブロックしたり、アクセス設定を開くことができます。一部のアプリケーションが全画面表示モードで実行されている場合、この通知は表示されません。
通知のドロップダウンリストでは、通知を非表示にするか、または通知の表示設定に進むこともできます。
Web カメラへのアクセスを変更する方法
Webカメラまたはマイクへのアクセスを変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションの[Webカメラとマイクの管理]を選択します。
- [Webカメラの設定]で、次のいずれかの操作を行います。
- Webカメラへのアクセスをすべてブロックする:コンピューターにインストールされているすべてのアプリケーションからのWebカメラへのアクセスがブロックされます。
- アプリがWebカメラを使用している場合は通知する:既定でアクセス権を持つアプリケーションのみがWebカメラへのアクセスを許可されます。特定のアプリケーションがWebカメラを使用しているという通知は表示されます。
- [マイクの設定]で、次のいずれかの操作を行います。
- マイクへのアクセスをすべてブロックする:コンピューターにインストールされているすべてのアプリケーションからのマイクへのアクセスがブロックされます。
- アプリがマイクを使用している場合は通知する:既定でアクセス権を持つアプリケーションのみがマイクへのアクセスを許可されます。特定のアプリケーションがマイクを使用しているという通知は表示されます。
個別のアプリケーションからの Web カメラへのアクセスを許可またはブロックする方法
Webカメラへのアクセスを許可またはブロックする方法:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [侵入防止]コンポーネントを選択します。
- [アプリケーションを管理する]をクリックして[アプリケーションの管理]ウィンドウを開きます。
- リストで、録音デバイスへのアクセスを許可するアプリケーションを選択します。アプリケーションをダブルクリックして、[アプリケーションルール]ウィンドウを開きます。
- [アプリケーションルール]ウィンドウで、[権限]タブに移動します。
- [権限]カテゴリのリストで、[オペレーティングシステムの変更] - [オペレーティングシステム内の疑わしい変更]の順に選択します。
- [Webカメラへのアクセス]をオンにします。
- [操作]列で[許可する]または[ブロック]をオンにします。
- [保存する]をクリックします。
[Webカメラへのアクセスをすべてブロックする]を選択すると、信頼グループや手動で設定された権限にかかわらず、アプリケーションからのマイクへのアクセスはブロックされます。
個別のアプリケーションからのマイクへのアクセスを許可またはブロックする方法
マイクへのアクセスを許可またはブロックする方法
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [侵入防止]コンポーネントを選択します。
- [アプリケーションを管理する]をクリックして[アプリケーションの管理]ウィンドウを開きます。
- 一覧で、マイクへのアクセスを許可するアプリケーションを選択してからダブルクリックして、[アプリケーションルール]ウィンドウを開きます。
- [アプリケーションルール]ウィンドウで、[権限]タブに移動します。
- [権限]カテゴリのリストで、[オペレーティングシステムの変更] - [オペレーティングシステム内の疑わしい変更] - [録音端末へのアクセス]の順に選択します。
- [操作]列で[許可する]または[ブロック]をオンにします。
- 音声ストリームへのアクセスが許可またはブロックされたアプリケーションのインスタンスに関する通知を受け取るには、[操作]列のアイコンをクリックして、[イベントを記録]を選択します。
- [保存する]をクリックします。
[マイクへのアクセスをすべてブロックする]を選択すると、信頼グループや手動で設定された権限にかかわらず、アプリケーションからのマイクへのアクセスはブロックされます。
ストーカーウェア検知
正当なアプリケーションの一部には、個人データを盗んだり、行動を監視するなどの目的で犯罪者に使用される可能性のあるものがあります。このようなアプリケーションの多くは便利で、多くの人が有益に使用しています。たとえば、IRCクライアント、オートダイヤラー、ファイルダウンローダー、システムアクティビティモニター、パスワード管理ユーティリティ、FTP、HTTP、Telnet サーバーなどがこのようなアプリケーションとして挙げられます。
しかし、犯罪者がコンピューター上のこのようなアプリケーションにアクセスしたり、ユーザーに知らせることなくアプリケーションを導入したりすると、これらの機能を使用して個人データを盗んだり、その他非合法な動作を実行することができるようになってしまいます。
ストーカーウェアの種別について以下の表で説明します。
種別 |
名前 |
説明 |
---|---|---|
Client-IRC |
IRCクライアント |
Internet Relay Chat(IRC)内でコミュニケーションを取るためにこのアプリケーションをインストールします。犯罪者はこのアプリケーションを使用してマルウェアを拡散させることができます。 |
Dialer |
オートダイヤラー |
ユーザーに知られることなくモデムを経由して電話接続を確立できます。 |
Downloader |
ダウンローダー |
Webページからユーザーに知られることなくファイルをダウンロードすることができます。 |
Monitor |
監視アプリケーション |
インストールされたコンピューター上での監視活動(どのアプリケーションが実行されているか、また別のコンピューターとどのようにデータを交換しているかの追跡など)を許可します。 |
PSWTool |
パスワード復元ツール |
ユーザーが忘れてしまったパスワードを復元することができます。犯罪者は同じ目的で内密にこれらのアプリケーションを他人のコンピューターに導入することがあります。 |
RemoteAdmin |
遠隔管理ツール |
リモートコンピューターのインターフェイスにアクセスして管理およびコントロールする目的で、システム管理者により広く使用されています。犯罪者は同じ目的でユーザーに知らせることなくアプリケーションを導入し、リモートコンピューターを監視したりコントロールすることがあります。 合法的なリモート管理ツールはバックドア(リモート管理のトロイの木馬)とは異なります。バックドアはシステムに入り込み、ユーザーの承諾や認識なく自身をインストールします。合法的なアプリケーションにはこのような機能はありません。 |
Server-FTP |
FTPサーバー |
FTPサーバーとして動作します。犯罪者がコンピューターに導入し、FTPプロトコルを使用してリモートアクセスを開始することがあります。 |
Server-Proxy |
プロキシサーバー |
プロキシサーバーとして動作します。犯罪者がコンピューターに導入してスパムの送信に使用します。 |
Server-Telnet |
Telnetサーバー |
Telnetサーバーとして動作します。犯罪者がコンピューターに導入し、Telnetプロトコルを使用してリモートアクセスを開始することがあります。 |
Server-Web |
Webサーバー |
Webサーバーとして動作します。犯罪者がコンピューターに導入し、HTTPプロトコルを使用してリモートアクセスを開始することがあります。 |
RiskTool |
ローカルツール |
ユーザーにコンピューターを管理(ファイルやアクティブなアプリケーションウィンドウを非表示にしたり、アクティブなプロセスを終了するなど)する追加の動作を許可します。 |
NetTool |
ネットワークツール |
インストールされたコンピューターのユーザーに、ネットワーク上にある別のコンピューターとのやり取り(リモートコンピューターの再起動、開いているポートの検索、コンピューター上にインストールされているアプリケーションの開始など)をする動作を許可します。 |
Client-P2P |
P2Pネットワーククライアント |
P2P(Peer-to-Peer)ネットワークを使用できるようにします。マルウェア拡散のために悪用されることがあります。 |
Client-SMTP |
SMTPクライアント |
隠れてメールを送信することができます。犯罪者がコンピューターに導入してスパムの送信に使用します。 |
WebToolbar |
Webツールバー |
検索エンジンを別のアプリケーションのインターフェイスのツールバーに追加します。 |
FraudTool |
偽装ツール |
他のアプリケーションを偽装します。このようなプログラムには、マルウェアが検知されたというメッセージを表示する偽物のアンチウイルスソリューションも含まれます。これらのプログラムは、何も検知せず、感染を修復する機能も持っていません。 |
ストーカーウェア検知をオンにすると、位置情報やメッセージ、その他の個人データにアクセスしようとする試みを検知して警告します。
[脅威と除外リストの設定]ウィンドウの[ユーザーに損害を与える目的で悪用される可能性があるソフトウェアを検知する]をオンにしてストーカーウェア検知をオンにすることもできます。
バナー広告対策について
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
バナー広告対策は、Web閲覧中のバナーに対する保護を提供する機能です。アクセスしたWebサイトに表示されるバナーや、一部のアプリケーションのインターフェイスに表示されるバナーをブロックします。バナー広告対策は、既知のバナーのリストに含まれるバナーをブロックする機能です。このリストは、本製品の定義データベースに組み込まれています。バナーのブロックは、本製品のインターフェイスから管理できます。もしくは、ブラウザーから直接管理することもできます。
既定では、[カスペルスキー関連サイト]のリストに登録されているWebサイトでのバナーは許可されています。このリストは、カスペルスキーによりまとめられており、カスペルスキーのWebサイトや、カスペルスキーの広告を掲載するパートナー企業のWebサイトが含まれています。リストは確認可能です。また、カスペルスキーやそのパートナー企業のWebサイトに表示されるバナーをブロックする必要がある場合、このリストの使用を停止できます。
ブロックされたバナー広告カウンターには、ブラウザーで開かれたサイトのページ数に基づいてサイト全体のブロックされたバナー広告の合計数が表示されます。たとえば、ブラウザーで1ページ開いている場合は、サイトのそのページでブロックされたもののみがカウントされます。同じサイトの複数のページを開いている場合は、ブラウザーで開かれているそのサイト上すべてのページでブロックされたバナー広告の数がカウントされます。
バナー広告対策の動作に関する情報は、レポートで確認できます。
バナー広告対策には、次の制限事項があります。
- 一部のサイトでは、ページ上の広告がブロックされ、ユーザーがバナー広告のブロックを解除しないとコンテンツが表示されないことがあります。このようなサイトのコンテンツを表示するには、除外リストにアドレスを追加する必要があります。
- バナーが表示されているWebページを特定できない場合、そのバナーはブロックされず、それに関する情報も表示されません。
- バナーが表示されているWebページを特定できてもブラウザーで開いているWebページと一致しない場合、特定された情報を基にそのバナーの表示をブロックまたは許可します。このバナーに関する情報はレポートには表示されますが、ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には含まれません。
- ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には、過去にブロック済みで再度読み込まれたバナーなど、Webページが前回読み込まれたときにブロックされたバナーも含まれます。
- ブラウザーで表示されるバナー広告対策の統計には、Webサイトがロードされた後にページの動的コンテンツ内でブロックされたバナーは含まれません。
バナー広告対策をオンにする方法
既定では、バナー広告対策はオフです。バナー広告対策は、本製品のインターフェイスまたはお使いのブラウザーの[カスペルスキー プラグイン]から有効にできます。
バナー広告対策をオンまたはオフにした場合、変更を適用するには、ブラウザーでWebページを再読み込みする必要があります。
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バナーのブロック
バナー広告対策は、既知のバナーのリストに含まれるWebサイトのバナーをブロックする機能です。このリストは、本製品の定義データベースに組み込まれています。バナー広告対策を実行中にも関わらずWebページでバナーが表示される場合、そのバナーが既知のバナーのリストに登録されていない可能性があることを意味します。そのようなバナーの表示は手動でブロックできます。
バナーをブロックするには、バナーをブロックするバナーのリストに登録する必要があります。バナーの登録は、Webページで直接行うことができます。また、本製品からも行えます。
バナーが表示されているWebサイトがバナーを許可するWebサイトのリストに登録されている場合、そのバナーの表示はブロックできません。
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バナー広告対策のフィルターを設定する方法
バナー広告対策のフィルターを設定するには
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションを選択します。
- [バナー広告対策]コンポーネントを選択します。
[バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。
- ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、[バナー広告対策]をオンにします。
- [フィルターのリスト]をクリックして[フィルターのリスト]ウィンドウを開きます。
- [フィルターのリスト]ウィンドウで、必要に応じてフィルターを設定します。
- 推奨設定:このグループには、一般的なフィルターとお住まいの地域に対応した言語フィルターが含まれます。これらのフィルターは既定でオンです。
- テーマ:このグループには、次の2つのフィルターが含まれます。
- SNS:SNSのWebサイトにある「いいね」や「シェア」のような項目をブロックする場合、このフィルターをオンにします。
- 迷惑な通知:Webサイトの一部ではないポップアップメッセージやウィンドウなどの要素をブロックする場合、このフィルターをオンにします。
- 言語固有:このフィルターグループでは、言語を選択できます。指定した言語のWebサイトにあるバナーがブロックされます。
ブラウザーでバナー広告対策を管理する方法
カスペルスキー プラグインを使用して、ブラウザーでバナー広告対策を直接管理できます。
カスペルスキー プラグインでは、次の操作を実行できます。
- バナー広告対策機能のオンとオフ
- ブロックしたバナーの統計の確認
- バナー広告対策の設定ウィンドウの表示
- ブラウザーで開いているWebサイトでバナーがブロックされているかどうかの情報の確認、およびWebサイトでのバナーの表示の管理
カスペルスキー プラグインを使用してバナー広告対策を管理する方法
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不要アプリインストーラー診断
必要なアプリケーションをインストールした際に、複数の不要なアプリケーションがインストールされていることに後から気が付き、このようなものを検索するためだけに別のプログラムをインストールすることがあります。このような経験はありませんか?これらの知らないうちにインストールされた不要なアプリケーションによって、邪魔な広告が表示されたり、既定のブラウザーが変更されてしまったりすることがあります。
[プライバシー]セクションの[不要アプリインストーラー診断]を有効にすると、この問題から解放されます。不要アプリインストーラー診断は、アプリケーションのインストール時に自動で追加のアプリケーションのチェックボックスをオフにするため、手動ですべて確認する必要がありません。
アプリケーションマネージャー設定ウィンドウで不要アプリインストーラー診断をオンにすることもできます。
不要アプリインストーラー診断を有効にするには、[新しいアプリケーションをインストールするとき、追加のプログラムのチェックボックスを自動でオフにする。追加のプログラムをインストールしようとすると警告する]をオンにしてください。
不要アプリインストーラー診断は、インストール可能な一部のアプリケーションには対応していない場合があります。インストール可能なアプリケーションがサポートされていない場合、不要なアプリケーションのインストールをブロックできません。サポートされている対応可能なアプリケーションは随時追加されます。
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アプリケーションマネージャーの設定を変更する方法
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
アプリケーションマネージャーの設定を変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを選択します。
- [不要アプリインストーラー診断]ブロックで、
をクリックします。
[アプリケーションマネージャーの設定]ウィンドウが表示されます。
- [不要アプリインストーラー診断]の設定グループで、[新しいアプリケーションをインストールするとき、追加のプログラムのチェックボックスを自動でオフにする。追加のプログラムをインストールしようとすると警告する]を選択して、新しいアプリケーションのインストール時に追加のプログラムがインストールされないようにします。新しいアプリケーションのインストール時に不必要な動作がブロックされると、そのことが通知されます。
アプリケーションのインストールを開始したあとで[新しいアプリケーションをインストールするとき、追加のプログラムのチェックボックスを自動でオフにする。追加のプログラムをインストールしようとすると警告する]をオフにすると、不要アプリインストーラー診断は現在のインストールの実行中は継続して動作します。追加のインストールが提案されたアプリケーションの横にあるチェックボックスがオフになり、追加のアプリケーションはインストールされません。この機能は次のインストール時にオフになります。追加のアプリケーションが、メインのアプリケーションと共にインストールされます。
- [アプリケーションをインストールするときに表示される広告や追加プログラムの案内をブロックする]を選択すると、新しいプログラムをコンピューターにインストールする際、広告が含まれるインストール手順の表示をブロックします。そのようなインストール手順がブロックされると、そのことが通知されます。
アドウェアクリーナー
大量に広告が表示されることはありませんか?本製品を使用して、ブラウザーやデスクトップに広告を表示するアプリケーションをコンピューターから削除することができます。アドウェアに加えて、オートダイヤラーやウイルスやその他の脅威を含む可能性のある疑わしい圧縮ツールも削除できます。[アドウェアクリーナー]をオンにしてこのような広告が表示されないようにできます。
アドウェアを削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [アドウェアクリーナー]をオンにします。
シークレットストレージについて
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
シークレットストレージは、不正アクセスから機密データを保護することを目的としています。シークレットストレージは、お使いのコンピューター上のデータの保管領域です。ユーザーのみが知っているパスワードを使用してロックやロックの解除ができます。ロックされたシークレットストレージに保存されているファイルを編集するには、パスワードを入力する必要があります。正しくないパスワードを10回連続で入力すると、そのシークレットストレージへのアクセスが1時間ブロックされます。
パスワードを紛失したり忘れてしまうと、データの復元ができなくなります。
シークレットストレージを作成する際に、本製品ではAES XTS暗号化アルゴリズム(有効鍵長:56ビット)が使用されます。
コンピューターでFAT32ファイルシステムが使用されている場合、シークレットストレージのサイズは4GB以下までになります。
シークレットストレージにファイルを移動するには
シークレットストレージにファイルを移動する方法
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [シークレットストレージ]ウィンドウで、次のいずれかを実施します。
名前の同じファイル(大文字・小文字の相違を考慮しない)をシークレットストレージに追加すると、シークレットストレージを開く際にいずれか1個のファイルを利用できなくなります。データ破損を防ぐため、このようなファイルは別のシークレットストレージに追加するか、ファイル名を全く異なるものに変更してください。
シークレットストレージのファイルにアクセスする方法
シークレットストレージのファイルにアクセスするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [シークレットストレージ]ブロックで、[既存のシークレットストレージを使用する]をクリックします。
[シークレットストレージ]ウィンドウが表示されます。
- シークレットストレージの横にある[ロック解除]をクリックします。
- パスワードを入力して、[エクスプローラーで開く]をクリックします。
シークレットストレージに保存されているデータが、エクスプローラーのウィンドウに表示されます。必要に応じてファイルを編集または新しいファイルを追加し、シークレットストレージを閉じます。
名前を変更したシークレットストレージを開こうとすると、エラーが発生する場合があります。これを避けるため、名前を変更したい場合は、対象のシークレットストレージを開いてデータを展開し、そのデータを使用して新しいシークレットストレージを作成して別の名前で保存してください。
他のカスペルスキー製品で作成されたシークレットストレージを開くときに、旧フォーマットから新フォーマットへシークレットストレージを変換する必要がある場合があります。本製品のインターフェイスでシークレットストレージを開く際、必要に応じてフォーマットを変換するよう要求されることがあります。
新しい形式への変換は、シークレットストレージの容量に応じて時間がかかる場合があります。
本製品を削除する際に、[このコンピューターに保存するデータを選択してください]ウィンドウで[製品の動作設定]をオフにして[シークレットストレージ]をオンにした場合は、次回本製品の現在のバージョンまたはそれ以降のバージョンをインストールする際に、[シークレットストレージ]ウィンドウの[既存のシークレットストレージを使用する]をクリックしてシークレットストレージを手動で追加する必要があります。
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ファイルシュレッダー
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
削除した情報をハッカーによる不正な復元から保護することで、個人情報のセキュリティを強化します。
本製品には、データを完全に消去するツールが含まれており、標準的なソフトウェアツールによるデータの修復を不可能にします。
本製品では、次のデータメディアからのデータの復元を防いでデータを削除できます。
- ローカルドライブ:データの入力および削除に必要な権限を持っている場合、削除できます。
- 外付けデバイスまたは外付けデバイスとして認識されるその他のデバイス(フロッピーディスク、メモリーカード、USBドライブ、携帯電話など):上書きからの機械的な保護がオフになっている場合、メモリーカードからデータを削除できます。
個人アカウントでアクセスできるデータは削除できます。データを削除する前に、そのデータが実行中のアプリケーションで使用されていないことを確かめてください。
データを完全に削除するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [ファイルシュレッダー]ブロックで、[ファイルを選択する]をクリックします。
[ファイルシュレッダー]ウィンドウが表示されます。
- [参照]をクリックし、表示される[削除するファイルの選択]ウィンドウで完全に削除するフォルダーまたはファイルを選択します。
システムファイルおよびシステムフォルダーを削除すると、オペレーティングシステムが正しく動作しなくなる可能性があります。
- [データの削除方法]ドロップダウンリストから、必要なデータの削除方法を選択します。
SSDおよびUSBデバイスのデータを削除する場合は、[簡易削除(推奨)]または[GOST R 50739-95(ロシア)]を適用してください。それ以外の削除方法を使用すると、SSDやUSBデバイスが破損する可能性があります。
- 簡易削除(推奨):データの上書きは、ゼロの書き込みと疑似乱数の書き込みという、2サイクルから成っています。簡易削除の主なメリットは、そのパフォーマンスです。簡易削除では、標準的な復元ツールを使用したデータの復元を防ぎます。
- GOST R 50739-95(ロシア):疑似乱数を使用した1つの上書きサイクルを実施し、共通のツールによるデータの復元を防ぎます。この方法は、ロシアのState Technical Commission(国家技術委員会)の分類では、 6段階ある保護レベルの2番目に相当します。
- ブルース・シュナイアーのアルゴリズム:7つの上書きサイクルから成っています。ドイツの VSITR とは、上書きの順番が異なります。高度な方法のため、最も信頼できるデータの削除方法の1つと考えられています。
- VSITR標準(ドイツ):7つの上書きサイクルが実行されます。信頼できる方法と考えられていますが、実行には時間が非常にかかります。
- NAVSO P-5239-26(MFM)標準(米国) / NAVSO P-5239-26(RLL)標準(米国):3つの上書きサイクルが実行されます。MFMとRLLでは、情報の上書きの順番が異なります。
- DoD 5250.22-M標準(米国):3つの上書きサイクルが実行されます。これは、米国の国防総省で使用されている方法です。
- [削除する]をクリックします。
- 削除の確認ウィンドウで、[削除する]をクリックします。
サードパーティのアプリケーションが使用中のファイルは削除できません。
プライバシークリーナー
カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
ユーザーがコンピューターで行った処理は、オペレーティングシステムに記録されます。記録される情報は、次のとおりです。
- ユーザーが入力した検索クエリやアクセスしたWebサイト
- 起動したプログラム、開いて保存したファイルに関する情報
- Windowsのシステムイベントログ
- ユーザー操作に関するその他の情報
侵入者や権限のない人物が、過去にユーザーが処理したデータに含まれる機密情報にアクセスできてしまう可能性があります。
本製品には、プライバシークリーナーウィザードがあります。このウィザードは、オペレーティングシステム内にあるユーザーの操作履歴を消去します。
プライバシークリーナーウィザードを開始するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [プライバシー]セクションを開きます。
- [プライバシークリーナー]ブロックで、[処理を検索する]をクリックします。
ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。ウィザードを任意の段階で中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。
ウィザードのステップは次のとおりです。
ウィザードの開始
- ウィザードの動作を次のいずれかから選択します。
- ユーザーの操作履歴の診断:コンピューター上のユーザーの活動の追跡を検索します。
- 変更項目のロールバック:以前にプライバシークリーナーウィザードが行った変更をロールバックします。以前にウィザードによって操作履歴を削除した場合に利用できます。
- [次へ]をクリックしてウィザードを開始します。
操作履歴の検索
[ユーザーの操作履歴の診断]を選択した場合、コンピューター上の活動の痕跡が検索されます。検索には、時間がかかることがあります。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
処理の選択(操作履歴の検索が完了しました)
検索が完了すると、検出された
についての通知が表示され、これらの操作履歴の削除が求められます。グループに追加された操作を表示するには、選択したグループのリストを展開してください。
ウィザードで特定の処理を実行するには、処理の横にある該当するチェックボックスをオンにします。既定では、「推奨される処理」と「強く推奨される処理」がすべて実行されます。特定の処理を行わないときは、該当する項目のチェックボックスをオフにします。
既定でオンになっているチェックボックスはオフにしないでください。コンピューターが脅威にさらされます。
ウィザードで実行する一連の処理を設定したあと、[次へ]をクリックします。
プライバシークリーナー
前のステップで選択された処理が実行されます。操作履歴の整理には、時間がかかる場合があります。特定の操作履歴を消去するには、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。その場合は通知されます。
消去が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。
ウィザードの完了
[完了]をクリックして、ウィザードを終了します。
インターネットの個人情報の保護について
本製品を使用して、次の個人データの盗難を防止することができます。
- パスワード、ユーザー名、その他の登録情報
- 口座番号、銀行カード番号
本製品には、
やキーボードから入力されるデータの傍受といった方法を使用する脅威に対して、個人情報を保護する機能やツールがあります。セーフブラウジングおよび迷惑メール対策機能により、フィッシングからコンピューターが保護されます。フィッシングからコンピューターを包括的に保護するために、これらの機能をオンにしてください。
キーボードから入力されるデータを傍受から保護するには、セキュリティキーボードや入力情報の漏洩防止機能を使用します。
プライバシークリーナーウィザードは、ユーザーによる操作に関するすべての情報をコンピューターから消去します。
ネット決済保護およびカスペルスキー VPNでは、インターネットバンキングサービスを使用するときやオンラインストアでショッピングをするときにデータを保護します。
セキュリティキーボードについて
インターネットで作業をしていると、個人情報の入力や、ユーザー名とパスワードの入力が必要になることがよくあります。たとえば、Webサイトでのアカウントの登録や、オンラインショッピング、インターネットバンキングを利用する場合には必須です。
ハードウェアキーボードインターセプターやキーロガーなど、キーボード入力を記録するプログラムによって個人情報が盗まれる危険性があります。セキュリティキーボードは、キーボードから入力するデータの傍受を防止することができます。
スパイウェアとして分類されるアプリケーションの多くは、スクリーンショットを撮影する機能を備えています。スクリーンショットは、詳細な分析を行ってユーザーの個人情報を盗む目的で侵入者に転送されます。セキュリティキーボードは、入力された個人情報をスクリーンショットを用いて傍受しようとする試みから保護します。
セキュリティキーボードには次の機能があります。
- セキュリティキーボードのボタンはマウスでクリックできます。
- 物理キーボードとは異なり、セキュリティキーボードで複数のキーを同時に押すことはできません。キーの組み合わせ(たとえば、ALT+F4)を使用するには、最初のキー(たとえば、ALT)をクリックしてから、2番目のキー(たとえば、F4)をクリックし、次に最初のキーをもう一度クリックします。キーの2回目のクリックは、物理キーボード上でキーを離す操作と同じです。
- セキュリティキーボードの言語の切り替えには、物理キーボードについてオペレーティングシステムで設定されているのと同じショートカットを使用します。そのためには、もう一方のキーを右クリックします(左のALT+SHIFTによるショートカットが、キーボードの言語の切り替えとしてオペレーティングシステムで設定されている場合、左のALTキーを左クリックしてから、SHIFTキーを右クリックします)。
セキュリティキーボードから入力するデータを保護するには、本製品をインストールしたあと、コンピューターを再起動する必要があります。
セキュリティキーボードの使用には、次の制限があります。
- セキュリティキーボードは、ChromiumベースのMicrosoft Edge、Mozilla Firefox、またはGoogle Chromeで使用している場合のみ、個人情報の傍受を防ぎます。その他のブラウザーでセキュリティキーボードを使用しても、個人情報は保護されません。
- 個人情報の入力を要求するWebサイトがハッキングされている場合、侵入者がWebサイトから直接情報を取得できるため、セキュリティキーボードで個人情報を保護することができません。
- セキュリティキーボードには、Print Screenキーやオペレーティングシステムで設定されている他のキーの組み合わせを使用したスクリーンショットの撮影を防止する機能はありません。
- [セキュリティキーボード]ウィンドウは表示されるが、保護されたブラウザープロセスが開始されない場合、不正なスクリーンショットに対する保護はMicrosoft Windows 8および8.1(64ビット版のみ)では提供されません。
セキュリティキーボードを開く方法
セキュリティキーボードは次の方法で表示します。
- ChromiumベースのMicrosoft Edge、Mozilla Firefox、またはGoogle Chromeのツールバーから
- Webサイトの入力フィールドのセキュリティキーボードのクイック起動アイコンを使って
入力フィールドにクイック起動アイコンを表示するWebサイトを設定できます。
セキュリティキーボードを使用している場合、Webサイトの入力フィールドでの自動入力オプションは無効化されます。
- 特定の組み合わせでキーボードのキーを押す
ハードウェアキーボードを使用してセキュリティキーボードを開始
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[セキュリティキーボード]アイコンの表示を設定する方法
セキュリティキーボードのクイック起動アイコンを、Webサイトの入力フィールドに表示するように設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションを選択します。
- [プライバシー設定]ウィンドウで[データ入力保護]をクリックします。
データ入力の保護を設定するウィンドウが表示されます。
- [セキュリティキーボード]ブロックで[Shift+Ctrl+Alt+Pキーを押したときにセキュリティキーボードを表示する]をオンにします。
- セキュリティキーボードのクイック起動アイコンをすべてのWebサイトの入力フィールドに表示するには、[データ入力フィールドにクイック起動アイコンを表示する]をオンにします。
- 特定のカテゴリのWebサイトを開いたときにのみセキュリティキーボードのクイック起動アイコンを表示したい場合は、項目フィールドでセキュリティキーボードのクイック起動アイコンを表示するカテゴリのWebサイトのチェックボックスを選択します。
選択したカテゴリに属するWebサイトを表示すると、セキュリティキーボードのクイック起動アイコンが表示されるようになります。
- 特定のWebサイトでセキュリティキーボードのクイック起動アイコンの表示をオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- [セキュリティキーボード]ブロックで、[除外リストの管理]をクリックして、[セキュリティキーボードの除外リスト]を開きます。
- ウィンドウ下部の[追加する]をクリックします。
- セキュリティキーボードの除外リストに追加するためのウィンドウが表示されます。
- [URLマスク]にWebサイトのアドレスを入力します。
- [範囲]セクションで、セキュリティキーボードのクイック起動アイコンの表示設定を特定のページに適用するかWebサイトのすべてのページに適用するかを指定します。
- [セキュリティキーボードのアイコン]セクションで、セキュリティキーボードのクイック起動アイコンを表示するかどうかを指定します。
- [OK]をクリックします。
[セキュリティキーボードの除外リスト]ウィンドウのリストに、指定した Web サイトが表示されます。
指定したWebサイトを表示するとき、セキュリティキーボードのクイック起動アイコンが設定に従って入力フィールドに表示されます。
コンピューターのキーボードから入力したデータの保護について
コンピューターのキーボードでのデータ入力を保護することで、キーボードからWebサイトに入力されたデータの傍受を回避できます。キーボードでのデータ入力保護をオンにするには、ブラウザーでカスペルスキー プラグインをアクティベートする必要があります。コンピューターのキーボードからのデータ入力保護は、さまざまなWebサイトで設定できます。入力情報の漏洩防止を設定すると、カーソルがあるフィールドの隣に入力情報の漏洩防止がオンになったことを知らせるメッセージが表示されます。既定では、入力情報の漏洩防止は、インターネットコミュニケーション以外の全カテゴリのWebサイトでオンになっています。
データ入力の保護の制限事項
本製品のデータ入力保護機能には次の制限事項があります。
- 入力情報の漏洩防止は、Sandboxieアプリケーションで実行しているブラウザーでは使用できません。
- 個人情報の入力を要求するWebサイトがハッキングされている場合、個人情報がWebサイトから直接侵入者の手に渡るため、入力情報の漏洩防止は個人データを保護できません。入力情報の漏洩防止は次のブラウザーでのみ動作します: Chromium ベースの Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Mozilla Firefox ESR、カスペルスキー プラグインがインストールされて有効になっている Google Chrome。
- 保護機能は次の条件を満たすページに対してのみ動作します。
- URLアドレスのリストに登録されているか、入力情報の漏洩防止を必要とするカテゴリのページ。
- 保護されたブラウザー内でページが開かれている。
- ページがURLの除外リストに含まれていない。
- ページにパスワード入力のフィールドがある:同時に、本製品の設定で[すべてのWebサイトのパスワード入力フィールド]がオンになっている必要があります。
- チェックボックスがオンになっているかどうかを確認するには、[プライバシー設定] - [データ入力保護] - [入力情報の漏洩防止]の順に選択します。
- 保護機能は次の条件を満たすフィールドに対してのみ動作します。
- 入力フィールドが1行で、HTMLタグ "<input>" に対応している。
- 入力フィールドが非表示になっていない: type 属性が "hidden" でなく、表示フィールドの CSS スタイルが "none" でない。
- 入力フィールドの種別がsubmit、radio、checkbox、button、imageでない。
- 入力フィールドが読み取り専用(readOnly)でない。
- 入力フィールドが入力可能(get focus)である。
- 入力フィールドに最大長(maxlength)属性が設定されている場合、最小文字数は3文字以上に設定されている。
- 保護機能は次の場合は動作しません:
- データ入力にIME技術が使用されている。
- 入力フィールドはパスワード入力フィールドでない。
本製品をインストールした後で、コンピューターを再起動する前の期間、本製品はどのアプリケーションに対しても、ユーザーが入力した最初の文字を読み取りません。
問題がある場合は、マイ カスペルスキーからカスペルスキーのテクニカルサポートに詳細な説明を加えてリクエストを送信してください。
マイ カスペルスキーを使用した操作の詳細についてはヘルプを参照してください。
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コンピューターのキーボードから入力したデータの保護を設定する方法
コンピューターのキーボードから入力したデータの保護を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [プライバシー設定]セクションを開きます。
- [データ入力保護]をクリックします。
[データ入力保護の設定]ウィンドウが表示されます。
- [入力情報の漏洩防止]セクションで、[入力情報の漏洩防止をオンにする]をオンにします。
- キーボードから入力されるデータを保護するWebサイトのカテゴリのチェックボックスをオンにします。
- キーボードからのデータ入力の保護を特定のWebサイトでオンまたはオフにするには、次の操作を行います。
- [セキュリティキーボードの除外リスト]をクリックし、[除外リストの管理]ウィンドウを開きます。
- [追加する]をクリックします。
- 入力情報の漏洩防止の除外リストに追加するためのウィンドウが表示されます。
- [URLマスク]にWebサイトのアドレスを入力します。
- このWebサイトでのデータ入力の保護のオプションの1つを選択します([指定したページに適用する]または[Webサイト全体に適用する])。
- このWebサイトでデータ入力の保護により実行する処理を選択します([保護する]または[保護しない])。
- [OK]をクリックします。
[セキュリティキーボードの除外リスト]ウィンドウのリストに、指定したWebサイトが表示されます。このWebサイトを開くと、データ入力の保護がオンになり、設定に従って機能します。
Webサイトの安全性のチェック
本製品を使用すると、リンクをクリックしてWebサイトを表示させる前に、そのページの安全性を確認できます。Webサイトは危険サイト診断を使用してチェックされます。
危険サイト診断は、ChromiumベースのMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxで開かれるWebページのリンクをチェックします。チェックされたリンク先には、次のいずれかのアイコンが表示されます。
– リンク先のWebページはカスペルスキーによって安全と判断されました
– リンク先のWebページの安全性に関する情報がありません
– カスペルスキーによると、リンク先のWebページを使用することにより、ハッカーがコンピューターやファイルに損害を与える可能性があります
– カスペルスキーによると、リンク先のWebページは感染またはハッキングされている可能性があります
– リンク先のWebページはカスペルスキーによって危険と判断されました
リンクについての詳細を示すポップアップウィンドウを表示するには、該当するアイコンにカーソルを合わせてください。
既定では、検索結果のリンク先のみが確認されます。URLのチェックは、Webサイトごとにオンにできます。
WebサイトごとにURLチェックをオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを選択します。
- [セーフブラウジング]をクリックします。
[セーフブラウジングの設定]ウィンドウが表示されます。
- [詳細設定]をクリックし、[セーフブラウジング]の詳細設定を開きます。
- [危険サイト診断]ブロックで[危険サイト診断をオンにする]をオンにします。
- すべてのWebサイトのコンテンツをスキャンするには、[特定のWebサイト以外をすべてチェックする]をオンにします。
- 必要に応じて、[除外リスト]ウィンドウで、信頼するWebサイトを指定します。このウィンドウを開くには、[除外リストの管理]をクリックします。指定されたWebページの内容はスキャンされません。
- 特定のWebサイトのコンテンツのみチェックするには:
- [特定のWebサイトのみをチェックする]をオンにします。
- [特定のWebサイトの設定]をクリックして[特定のWebサイト]ウィンドウを開きます。
- [追加する]をクリックします。
- コンテンツをスキャンするWebページのURLを入力します。
- Webサイトのコンテンツをチェックするかどうかを選択します(ステータスが[有効]の場合、本製品によりWebサイトのコンテンツがチェックされます)。
- [OK]をクリックします。
指定したWebサイトが[特定のWebサイト]ウィンドウのリストに表示されます。本製品はこのWebページのURLをチェックします。
- URLチェックの詳細設定を設定するには、[セーフブラウジングの詳細設定]ウィンドウの[危険サイト診断]セクションで[危険サイト診断の設定]をクリックし、[チェック対象のWebサイト]ウィンドウを開きます。
- すべてのWebページでリンク先の安全性についての通知を受け取るには、[チェック対象のWebサイト]セクションの[すべてのWebサイト]をオンにします。
- URLのWebサイトのコンテンツが特定のカテゴリ(過激な表現、わいせつな表現など)に属するかどうかを表示するには:
- [Webサイトのコンテンツのカテゴリに関する情報を表示する]を選択します。
- コメントに情報を表示するWebサイトのカテゴリの横のチェックボックスをオンにします。
本製品は、指定されたWebサイト上のURLをチェックし、設定に従ってURLのカテゴリに関する情報を表示します。
暗号化された接続を変更する方法
暗号化された接続は、SSLおよびTLSプロトコルを使用して確立します。既定では、メール保護、迷惑メール対策、ネット決済保護、危険サイト診断、Webトラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントからの要求により、本製品がそのような接続をスキャンします。
暗号化された接続を変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを開きます。
- [詳細設定]ブロックで、[ネットワーク設定]をクリックします。
- [ネットワーク設定]ウィンドウで、[暗号化された接続のスキャン]セクションに移動します。
- 暗号化された接続でWebサイトに接続したときに実行する処理を選択します。
- 暗号化された接続をスキャンしない:暗号化された接続をスキャンしません。
- 保護機能の要求に応じて暗号化された接続をスキャンする:危険サイト診断の要求があったときのみ暗号化された接続をスキャンします。既定では、この処理が選択されています。
- 常に暗号化された接続をスキャンする:暗号化された接続を常にスキャンします。
[証明書を表示する]をクリックすると、よく知られているWebサイトに使用されている信頼する証明書のリストが記載されたウィンドウが表示されます。Webサイトの閲覧時に本製品の警告に表示される[信頼する証明書に追加して続ける]をクリックすると、証明書はこのリストに追加されます。リストに証明書を追加すると、Webサイトは信頼済みと認識されます。[信頼するルート証明書]ウィンドウで[追加する]および[削除する]ボタンを使用して証明書を追加または削除することができます。
コンピューター上に複数のユーザーアカウントをお持ちの場合、1つのユーザーアカウントで新しい証明書が追加されると、この証明書はすべてのユーザーの信頼する証明書のリストにも追加されることになります。
- 暗号化された接続のスキャンでエラーが発生したときに実行する処理を選択します。
- 無視する:この処理を選択した場合、スキャンでエラーが発生したWebサイトとの接続を切断します。
- 確認する:Webサイトとの暗号化された接続のスキャンでエラーが発生した場合、通知が表示され、処理を選択できます。
- 無視する:スキャンでエラーが発生したWebサイトとの接続を切断します。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストにWebサイトのアドレスが追加されます。信頼するアドレスの一覧に含まれているWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。このようなWebサイトは[信頼するアドレス]のリンクをクリックして表示できます。
既定では、このオプションがオンです。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストにWebサイトが追加されます。信頼するアドレスの一覧に含まれているWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。これらのWebサイトは[信頼するアドレス]をクリックして表示さる[信頼するアドレス]ウィンドウに表示されます。
- [信頼するアドレス]をクリックして[信頼するアドレス]ウィンドウを開き、次の操作を行います。
- [追加する]をクリックして、暗号化された接続のスキャンから除外するリストにWebサイトを追加します。
- [ドメイン名]にWebサイトのドメイン名を入力します。
- [追加する]をクリックします。
このWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。Webサイトを信頼するアドレスのリストに追加することにより、ネット決済保護、危険サイト診断、Webトラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントでWebサイトをスキャンする機能が制限される場合があることに注意してください。
Wi-Fiネットワークへの保護された通信について
カスペルスキー プラスおよびカスペルスキー プレミアムでのみ利用可能です。
公衆Wi-Fiネットワークは、ぜい弱な暗号化プロトコルや弱いパスワードが使用されているような場合、保護が不十分な可能性があります。安全でないWi-Fiネットワーク上でインターネット購入した場合、パスワードや機密データが暗号化されていないテキストで送信されます。そのような場合、クレジットカード番号などの機密情報がハッカーに傍受され、金銭などを盗み取られてしまうことがあります。
安全性の低いWi-Fiネットワーク使用時の安全のため、お客様が指定する地域に位置する特別に割り当てられたサーバーを経由してVPNをオンにできます。Webサイトからのトラフィックは、初めに割り当てられたサーバーを通り、そのあとで暗号化された安全な接続でお客様の端末へ送信されます。
カスペルスキー VPNの機能を使用するには、カスペルスキー VPNを実行する必要があります。カスペルスキー VPN セキュアコネクションはカスペルスキー プラスの本製品と合わせてインストールされています。
カスペルスキー VPNには、次の利点があります。
- 決済システムや予約サイトの安全な使用:オンライン決済、ホテルやレンタカーの予約などを行う際に、クレジットカード番号がハッカーに読み取られることを防ぎます。
- 個人情報の保護:コンピューターのIPアドレスやお客様の位置情報が特定されることはありません。
- プライバシーの保護:SNSでのプライベートなやりとりが、傍受されたり、盗み見されることを防ぎます。
VPN通信は、ローカルインターネット接続やUSBモデム接続など、その他の種別のネットワーク接続でも使用できます。
既定では、HTTPSプロトコルを使用してWebサイトに接続するように設定されている場合、カスペルスキー VPN セキュアコネクションからはVPNをオンにするよう通知は行われません。
銀行のWebサイト、決済システムのサイト、予約サイト、SNS、チャットやメールのサイトで地域や市を変更すると、詐欺対策システム(オンラインでの金融取引を分析して不正操作の兆候を探すシステム)が動作することがあります。
VPN通信の使用は、各国・地域の法律によって規制される場合があります。VPN通信は、適用される法令に違反しない範囲で、本来の目的でのみ使用できます。
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Wi-Fiネットワークのぜい弱性に関する通知の設定
カスペルスキー VPN セキュアコネクションがコンピューターにインストールされていない場合、本製品はWi-Fiネットワークへの接続と、インターネットにおける安全性の低い通信でパスワードを使用することについての通知を表示します。通知のウィンドウから、接続およびパスワードの送信を許可またはブロックできます。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションをインストールすると、Wi-Fiネットワークへの接続時と暗号化されていないパスワードの送信時に表示される通知に関する設定は、無効になります。Wi-Fiネットワークへの接続に関する通知は、カスペルスキー VPN セキュアコネクションで設定できます。
Wi-Fiネットワークのぜい弱性の通知を設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある
をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを選択します。
- [ファイアウォール]コンポーネントを選択します。
ファイアウォールの設定が表示されます。
- 脆弱なネットワークに接続するときに通知を受信する場合は、[Wi-Fiネットワークのぜい弱性について通知する]をオンにします。通知を受け取らないときは、チェックボックスをオフにします。このチェックボックスは、カスペルスキー VPN セキュアコネクションがコンピューターにインストールされていない場合に使用できます。
- [カテゴリの選択]をクリックしてWi-Fiネットワークのぜい弱性のカテゴリを選択します。関連するぜい弱性を持つWi-Fiネットワークに接続しようとしたとき、本製品は通知を表示します。
- [Wi-Fiネットワークのぜい弱性について通知する]がオンの場合は、通知表示の詳細設定を編集できます。
- [パスワードの送信が保護されていない場合、ブロックして警告する]をオンにして、インターネットで[パスワード]に入力する際に暗号化されていないテキストのパスワードの送信をすべてブロックします。
- [オンにする]をクリックすると、暗号化されていないフォームでのパスワードの送信に関する通知を表示させるために既定の設定に戻します。暗号化されていないフォームでのパスワードの送信に関する通知の表示を以前ブロックしていた場合、それらの通知の表示が再開されます。
保護されたWi-Fiネットワークに接続していると、そのネットワークを信用するかどうか確認する通知が表示されます。次のオプションから1つを選択できます。
- いいえ、外部からコンピューターへのアクセスをブロックします:自分の端末から開始された接続以外のこのネットワークのすべての外部からの接続はブロックされます。インターネットを使用でき、すべてのWebサイトを閲覧できます。このネットワーク上のほかのユーザーはコンピューターのリソースに接続することはできません(例えば、共有フォルダーを含むディスクの内容にアクセスできません)。
- 制限し、共有アクセスのみ許可します:インターネットを使用でき、すべてのWebサイトを閲覧できます。このネットワーク上のほかのユーザーはコンピューター上のリソースへのアクセス権はありませんが、共有が設定されたリソースにはアクセスできます(例えば、共有フォルダーなど)。
- はい、すべてのネットワーク動作を許可します:このネットワーク上のすべての接続が許可されます。インターネットを使用でき、すべてのWebサイトを閲覧できます。このネットワーク上のほかのユーザーは制限なくコンピューターに接続できます(例えば、ディスクの内容にアクセスできます)。
身分証ウォレット
写真入りの身分証や公的な書類、契約書などの重要な文書をコンピューターで保管する際には、セキュリティで保護された状態で保管することをお勧めします。身分証ウォレットはアクセスする際にマスターパスワードの入力が必要となる、暗号化されたファイルです。第三者のアクセスを防止することにより、個人データのセキュリティを保証することができます。
マスターパスワードについて
マスターパスワードは、ウォレットでお客様のデータを暗号化するため、本製品が使用する単一のパスワードです。マスターパスワードは8文字以上に設定し、大文字小文字、数字や特殊文字を含めることを推奨します。
セキュリティ上の理由から、本製品はマスターパスワードを端末に保存せず、クラウド保管領域にも送信しません。マスターパスワードを忘れてしまうと復元できないので、忘れないようにしてください。または、何かに書き留めて安全な場所に保管してください。
暗号化について
本製品では、Advanced Encryption Standard(AES)に基づいた対象暗号化アルゴリズムを使用してデータを暗号化します。Password-Based Key Derivation Function 2(PBKDF2)に基づき、マスターパスワードから鍵が算出されます。AES暗号化方式は、機密情報の保護に広く使用されています。このアルゴリズムに必要となるRAM要件が非常に小さいため、データの暗号化または復号化は数秒で完了します。
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リモートアクセス検知
リモートアクセスアプリケーションは、ネットワーク経由でリモートコンピューターに接続する際に使用される合法のソフトウェアです。リモートアクセスアプリケーションには、TeamViewer、LogMeIn Pro、Remotely Anywhereなどが含まれます。ハッカーはこのようなアプリケーションを悪用して、コンピューターをコントロールしてマルウェアをインストールしたり、お客様のアカウントになりすましたり、盗撮したりすることがあります。
本製品は、コンピューターにインストールされたリモートアクセスアプリケーションを確認して、お客様の端末を第三者がコントロールすることがないよう、このようなアプリケーションを削除するお手伝いをします。
コンピューター上のリモートアクセスアプリケーションを検索するには:
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [個人情報]セクションを開きます。
- [リモートアクセス検知]ブロックで、[表示]をクリックします。
- 表示される[リモートアクセス検知]ウィンドウで、どのリモートアクセスアプリケーションがコンピューター上にインストールされているか確認することができます。
このウィンドウで、次の操作を実行することができます。
- リモートアクセスアプリケーションの隣にある[詳細]をクリックすると、アプリケーションの簡単な説明を表示できます。
- アプリケーションを削除する場合は、アプリケーションの隣のドロップダウンリストから[削除]を選択します。対応するアプリケーションを削除できる[アプリと機能]が表示されます。
- 今すぐにアプリケーションを削除する必要がない場合は、アプリケーションの隣のドロップダウンリストから[無視する]を選択します。アプリケーションは[非表示]グループに追加され、あとで戻って操作を確認することができます。
侵入防止機能がオフになっている場合は、リモートアクセスアプリケーションの検索は動作しません。
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プレミアムサポートサービス
電話を使用したカスペルスキーのプレミアムサポートサービスは一部の地域ではご利用いただけません。プレミアムサポートサービスは、有料ライセンスでのみご利用いただけます。
プレミアムサポートでは、優先的なサポートサービス、サポートのスタッフによるインストールのお手伝い、遠隔からのウイルス削除やコンピューターの状態チェックなどを含む、より安心で便利なサービスをご用意しています。
専門スタッフによるインストールサービス
コンピューターへのインストールに問題があった場合は、お電話をいただければ弊社のスタッフが遠隔からインストールをお手伝いいたします。
- リモート接続でインストールを実行します。
- インストールに問題がないことを確認します。
- 本製品の設定や特性などについて概要をご説明します。
- 製品または実行中のインストールに関する質問に回答します。
- お客様の要望に沿って製品設定を調整します。
- 本製品のインストール、設定に問題がなく、正常に動作していることを確認します。
優先サポート回線
オンラインチャットで優先的にサポートを受けられます。プレミアムサポートへのお問い合わせ時には、優先的にサポートチームにおつなぎいたします。チャットによるサポートには遠隔操作によるサポートも含まれます。
リモートITサービス
当社の製品に関するご質問がある場合、専門スタッフが遠隔でお客様のお問い合わせに対応いたします。
専門スタッフによるウイルスチェックと削除
カスペルスキー製品のインストール前に、端末がウイルスやマルウェアなどに感染してしまっている場合があります。当社の専門スタッフが、カスペルスキー製品がインストールされている端末上のマルウェアを削除します。
PCの状態チェックサービス
当社の専門スタッフが端末のセキュリティ状態やパフォーマンスを詳細に確認します。
カスペルスキーのプレミアムサポートサービスをご利用いただくには、カスペルスキー プレミアムのライセンスを購入した国に割り当てられた電話番号までご連絡ください。
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共存できないソフトウェアをアンインストールする方法
本製品は
があるかどうか定期的に確認します。このようなアプリケーションは共存できないアプリケーションのリストに追加されます。リストの内容を確認して、これらのアプリケーションをどのようにするかを決めてください。このような共存できないアプリケーションはコンピューター上から削除することをおすすめします。削除されない場合、本製品はコンピューターを正常に保護できません。
サードパーティ製品が本製品と共存できない理由の一部は以下の通りです。
- アプリケーションがファイル保護と競合する
- アプリケーションがファイアウォールと競合する
- アプリケーションがスパム対策と競合する
- アプリケーションがネットワークトラフィックの保護を妨げる
- アプリケーションがシークレットストレージと競合する
- アプリケーションがカスペルスキー パスワードマネージャーと競合する
コマンドプロンプトからのアプリケーションの使用
コマンドプロンプトから本製品を操作することもできます。
コマンドプロンプトの構文:
avp.com <コマンド> [設定]
コマンドプロンプトの構文でヘルプを表示するには、次のコマンドを入力します。
avp.com [ /? | HELP ]
このコマンドで、コマンドラインから本製品を管理するときに使用できるコマンドの全リストを取得できます。
特定のコマンドの構文でヘルプを取得するには、次のコマンドのいずれかを入力してください。
avp.com <コマンド> /?
avp.com HELP <コマンド>
コマンドプロンプトでは、アプリケーションのインストールフォルダーから、またはavp.comへのフルパスを指定することで、アプリケーションを参照できます。
本製品の管理機能へのアクセスを保護するために、本製品の設定ウィンドウでパスワードを設定している場合は、コマンドプロンプトからアプリケーションのイベントログ(トレースファイルの作成)を有効または無効にすることができます。
本製品の設定ウィンドウでパスワードを設定していない場合は、コマンドプロンプトからパスワードを作成してイベントログをオンにすることはできません。
コマンドのうちいくつかは、管理者のアカウントでないと実行できないものがあります。
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テクニカルサポートのご利用方法
製品のヘルプや製品の情報源で問題の解決法が見つからない場合、カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。お問い合わせはテクニカルサポートのWebサイトから行えます。
テクニカルサポートにご連絡いただく前に、サポートサービス規約をお読みください。
本製品の使用に必要なライセンスを購入したお客様がテクニカルサポートを利用できます。無料版を使用中の場合、テクニカルサポートを利用できません。
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テクニカルサポートに提出する情報の収集
テクニカルサポートへのお問い合わせの際は、ご使用のオペレーティングシステムの情報を含むレポートの提出をお願いする場合があります。また、トレースファイルの作成をお願いする場合があります。トレースファイルによって、アプリケーションのコマンド実行処理を段階ごとに追跡し、どの段階でエラーが発生したか調べることができます。
製品の機能に関連する問題に対してより適切なサポートを提供するために、診断の進行中にデバッグの設定を一時的に変更していただくようお願いする場合があります。そのためには、次の処理を行う必要があります。
- 広範な診断情報を収集する
- 本製品の個々の機能を、特殊な設定変更によって設定する(これらの設定は、通常のインターフェイスでは設定できないようになっています)
- 診断情報の保管領域と送信に関する設定を再設定する
- トラフィックの読み取りとファイルへのトラフィックの保存を設定する
テクニカルサポートはこれらの処理(順を追った説明、変更に関する設定、スクリプト、コマンドラインの詳細機能、デバッグモジュール、特別なユーティリティなど)を実行するために必要な情報をすべて提供します。そして、デバッグを目的にどんなデータが収集されるかをお知らせします。広範な診断情報が収集されると、ユーザーのコンピューター上に保存されます。収集されたデータがカスペルスキーに自動的に送信されることはありません。
テクニカルサポートの担当者から案内があった場合にのみ、処理を実行するようにしてください。ヘルプで説明されていない方法や、テクニカルサポートが推奨しない方法で設定を変更すると、オペレーティングシステムの動作が遅くなりクラッシュする可能性があります。また、コンピューターの保護レベルが低下し、処理したデータが使用できなくなったり、破損したりする可能性もあります。
サービスデータファイルの内容と保存場所の概要
トレースファイルとダンプファイルは、暗号化されずに、データ記録がオフになってから7日間コンピューターに保存されます。7日経過すると、トレースファイルとダンプファイルは完全に削除されます。
トレースファイルは、フォルダー <ドライブ名\ProgramData\Kaspersky Lab> に保存されます。
トレースファイル名の形式は次のとおりです: KAV<バージョン番号_日付XX.XX_時刻XX.XX_pidXXX.><トレースファイルの種別>.log
トレースファイルには個人情報が含まれることがあります。トレースファイルの内容を表示するには、ファイルをテキストエディター(メモ帳など)で開きます。
パフォーマンスのトレースファイルはWindows Performance Analyzerを使用して表示できます。このツールはMicrosoftのWebサイトからダウンロードできます。
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トレースをオンにする方法
トレースは、カスペルスキーのテクニカルサポートの指示のもとでのみ設定してください。
アプリケーションのトレースとパフォーマンスのトレースをオンにするには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- ウィンドウの下部にある
をクリックします。
[サポート]ウィンドウが表示されます。
- [サポートツール]をクリックして[サポートツール]ウィンドウを開きます。
- カスペルスキーのテクニカルサポートの指示のもとアプリケーションのトレースとパフォーマンスのトレースをオンにして設定します。
- 変更を保存するには、[保存する]をクリックします。
制限と警告
本製品には、いくつかの重大でない動作上の制限事項があります。
特定のコンポーネントの操作とファイルの自動処理における制限
感染したファイルと悪意のあるリンクは、カスペルスキーが作成したルールに従って自動的に処理されます。これらのルールを手動で変更することはできません。ルールは、定義データベースと機能のアップデートに続いて更新できます。ファイアウォール、Webカメラ保護、アプリケーションマネージャー、侵入防止の各機能のルールも、自動で更新されます。
マイ カスペルスキーからデバイスのスキャンを開始した場合、本製品で指定されているルールに基づいて、ファイルは自動で処理されます。デバイスで検知されたファイルは、まい カスペルスキーからの要求に応じて、ユーザーへの確認なしで自動で処理されることがあります。
Kaspersky Security Networkへの接続の制限
操作中に、本製品はKaspersky Security Networkで情報を検索することがあります。Kaspersky Security Networkからデータを読み出せなかった場合は、ローカルの定義データベースに基づいて、本製品が判断します。
システムウォッチャーの機能の制限
クリプター(ユーザーファイルを暗号化するマルウェア)に対する保護には、次の制限があります。
- この機能をサポートするためにシステムの一時フォルダーが使用されます。一時フォルダーのあるシステムドライブのディスク容量が、一時ファイルを作成するのに十分でない場合、クリプターに対する保護は提供されません。この場合、ファイルがバックアップされないこと(保護が提供されないこと)を知らせる通知は、アプリケーションに表示されません。
- 本製品の終了時、またはシステムウォッチャーを無効にしたとき、一時ファイルは自動的に削除されます。
- 本製品を緊急で終了させた場合、一時ファイルは自動的に削除されません。一時ファイルを削除するには、一時フォルダーを手動で削除します。そのためには、[実行]ウィンドウを表示し、[開く]に「
%TEMP%
」を入力します。[OK]をクリックします。 - 暗号化に対する保護は、NTFSファイルシステムでフォーマットされたデータドライブ上にあるファイルにのみ提供されます。
- 1つの暗号化プロセスにつき、復元できるファイル数は50を超えることはできません。
- ファイルに対する編集量は、合計100 MBを超えることはできません。編集量がこの上限を超えているファイルは復元できません。
- ネットワークのインターフェイス経由でファイルが編集された場合、編集内容は監視されません。
- EFSで暗号化されたファイルはサポートされていません。
- 本製品をインストールした後に、暗号化に対する保護を有効にするためにコンピューターを再起動する必要があります。
暗号化された接続のスキャンの制限
スキャンアルゴリズムの実装に関する技術的な制限が原因で、暗号化された接続のスキャンはTLS 1.0プロトコルおよび以降のバージョン(特に、NPNおよびALPN)の特定の拡張子をサポートしません。これらのプロトコルを介した接続には制限がある場合があります。SPDYプロトコルを用いたブラウザーは、接続が確立されているサーバーがSPDYをサポートしていても、SPDYの代わりにTLSプロトコルを通じてHTTPの使用をサポートします。これは接続のセキュリティレベルには影響しません。サーバーがSPDYプロトコルのみをサポートしており、HTTPSプロトコルによる接続を確立できない場合、本製品は確立された接続を監視しません。
HTTP/2プロトコルの拡張を経由して送信されたトラフィックは処理されません。
本製品は、QUICプロトコルでのデータ交換を防止します。QUICプロトコルのサポートがブラウザーでオンになっているかいないかにかかわらず、ブラウザーは標準のトランスポートプロトコル(TLSまたはSSL)を使用します。
本製品は、復号化できる暗号化された接続のみを監視します。本製品は、除外リスト([ネットワーク設定]ウィンドウで[Webサイト]をクリック)に追加されている接続を監視しません。
次の機能は、暗号化されたトラフィックの復号化とスキャンを既定で実行します。
- セーフブラウジング
- ネット決済保護
- 危険サイト診断
ユーザーがGoogle Chromeブラウザーを使用しており、カスペルスキー プラグインが無効になっている場合、本製品は暗号化されたトラフィックを復号化します。
ブラウザーがインターネットではなくローカルキャッシュからWebページまたはその要素を読み込む場合は、本製品はトラフィックを監視しません。
The Batクライアントの暗号化接続のスキャンにおける制限について
The Batメールクライアントは独自の証明書ストアを使用しているため、本製品はクライアントとサーバー間で確立されたHTTPS接続に使用された証明書を信頼済みでないものと判断します。この現象が発生しないようにするためには、The BatメールクライアントでローカルのWindows証明書ストアを使用するよう設定してください。
暗号化された接続のスキャンの除外対象に対する制限
除外リストに追加されたWebサイトとの暗号化された接続をスキャンする際、バナー広告対策や危険サイト診断、Webトラッキング防止などの一部の機能では、暗号化された接続が引き続きスキャンされる場合があります。ネット決済保護およびセーフブラウジングでは、除外リストに追加されたWebサイトはスキャンされません。
バックアップと復元の制限
バックアップと復元には、次の制限が適用されます。
- ハードディスクまたはコンピューターを交換すると、バックアップコピーのオンライン保管領域は使用できなくなります。ハードウェアの交換後にオンライン保管領域への接続を復元する方法については、カスペルスキーのテクニカルサポートサイトにアクセスしてください。
- バックアップ保管領域のサービスファイルを編集すると、バックアップ保管領域にアクセスできなくなる可能性や、データが復元できなくなる可能性があります。
- バックアップはシステムシャドウコピーサービスを介して行われるため、オフラインのOutlookデータファイル(.ost)は設計上、バックアップセットに含まれません。
シークレットストレージ機能の制限事項
ファイルシステム FAT32にシークレットストレージを作成する場合、そのドライブのシークレットストレージのファイルサイズは4GB以下にする必要があります。
保護されたブラウザーモードにおけるルートキットのカーネルメモリスキャンの指定
保護されたブラウザーモードで信頼できないモジュールが検知されると、悪意のあるソフトウェアの検知に関する通知が、新しいブラウザータブで表示されます。これが起こった場合は、ブラウザーを閉じてコンピューターの完全スキャンを実行してください。
クリップボードのデータ保護の指定
本製品は、アプリケーションのクリップボードへのアクセスを次の場合に許可します。
- アクティブウィンドウのアプリケーションが、クリップボードにデータを貼り付けようとしている。現在使用しているウィンドウは、アクティブウィンドウである。
- アプリケーションの信頼できるプロセスが、クリップボードにデータを貼り付けようとしている。
- アプリケーションの信頼できるプロセスまたはアクティブウィンドウによるプロセスが、クリップボードからデータを取得しようとしている。
- 以前クリップボードにデータを貼り付けたアプリケーションのプロセスが、クリップボードからそのデータを取得しようとしている。
感染したファイルの各コンポーネントによる処理の詳細
既定では、駆除できない感染したファイルを本製品で削除できます。既定では、侵入防止、メール保護、ファイル保護などのコンポーネントによるファイルの処理中、スキャンタスクの実行中、およびシステムウォッチャーによるアプリケーションの悪意のある動作の検知時に、削除を実行できます。
Kaspersky Fraud Prevention for Endpointsと一緒に本製品をインストールする場合に特定のコンポーネントに適用される制限
Kaspersky Fraud Prevention for Endpointsと一緒に本製品をインストールした場合、保護されたブラウザーの使用時、次の機能の動作は制限されます。
- フィッシング対策を除くセーフブラウジング
- 危険サイト診断
- バナー広告対策
自動実行プロセスの動作の詳細
自動実行プロセスは、動作の結果をログに記録します。そのデータは「kl-autorun-<date><time>.log」という名前のテキストファイルに記録されます。データを表示するには、[実行]ウィンドウの[開く]に「%TEMP%」と入力し、[OK]をクリックします。
すべてのトレースファイルは、自動実行プロセスの動作中にダウンロードされた設定ファイルと同じパスに保存されます。データは、自動実行プロセスの動作中に保存され、プロセスが終了すると完全に消去されます。データはどこにも送信されません。
Device Guard機能を有効にしたMicrosoft Windows 10 RS4における本製品の制限事項
次の機能の動作が一部制限されます。
- クリップボードの保護
- キーボードやマウスの入力エミュレーター(入力スプーフィング)からのブラウザーの保護
- 遠隔管理アプリケーションからの保護
- ブラウザーの保護(APIによる管理、ブラウザーウィンドウへの危険なメッセージを使用した攻撃からの保護、メッセージキュー管理からの保護)
- ヒューリスティック分析(悪意のあるアプリケーションの起動のエミュレーション)
WindowsでUMCIモードが有効な場合、本製品はデスクトップロッカーを検知しません。
使用許諾契約書とKaspersky Security Networkに関するイベントのWindowsイベントログへの記録
使用許諾契約書に対する同意と不同意、Kaspersky Security Networkへの参加に対する同意と不同意に関するイベントが、Windowsのイベントログに記録されます。
Kaspersky Security Networkによるローカルアドレスの評価の確認における制限
ローカルリソースへのリンクは、Kaspersky Security Networkでスキャンされません。
情報を収集するアプリケーションに関する警告
情報を収集し、その情報の処理を目的に送信するアプリケーションがコンピューターにインストールされた場合、このアプリケーションは、本製品によってマルウェアに分類されることがあります。これを防ぐには、このガイドの説明に従って本製品を設定して、該当するアプリケーションをスキャン対象から除外してください。
アプリケーションのインストールレポートの作成に関する警告
アプリケーションがコンピューターにインストールされると、インストールレポートファイルが作成されます。アプリケーションのインストールがエラーで完了した場合は、インストールレポートファイルは保存されるので、そのファイルをカスペルスキーのテクニカルサポートにお送りください。アプリケーションウィンドウのリンクをクリックしてインストールレポートの内容を表示することができます。アプリケーションが正常にインストールされた場合は、インストールレポートはお使いのコンピューターからすぐに削除されます。
オペレーティングシステムMicrosoft Windows 10 Anniversary Update(RedStone 1)におけるWebカメラ制御の制限
オペレーティングシステムMicrosoft Windows 10 Anniversary Update(RedStone 1)で本製品をインストールした場合、コンピューターを再起動しないとWebカメラのアクセス制限が正しく動作しない可能性があります。
オンラインでのバックアップとバックアップコピーからのデータの復元についての制限事項
本製品のバックアップタスクと復元ツールのデータ復元タスクを同じコンピューター上で同時に実行することはできません。
ファイアウォールの制限事項
制御対象のアプリケーションによってインストールされたローカルの接続は、ファイアウォールでは制御しません。
侵入防止コンポーネントの制限事項
コンピューターにVeraCryptがインストールされている場合、侵入防止機能の動作中に本製品が終了することがあります。この問題を解決するには、VeraCryptを1.19以降のバージョンにアップグレードしてください。
Microsoft Windows 7からMicrosoft Windows 10にアップグレードした後の本製品の初回起動時における制限事項
Microsoft Windows 7からMicrosoft Windows 8 / 8.1、Microsoft Windows 10 / RS1 / RS2 / RS3にアップグレードした場合、本製品には、初回起動時に次の制限があります。
- ファイル保護(リアルタイム保護)のみ実行します。その他の製品コンポーネントは実行されません。
- ファイルおよびシステムレジストリのセルフディフェンスは実行されます。プロセスのセルフディフェンスは実行されません。
- 製品のインターフェイスはコンピューターを再起動するまで利用できません。いくつかの製品コンポーネントは実行されていないこと、また新しいオペレーティングシステムの適合が完了した後にコンピューターの再起動が必要であることについて通知が表示されます。
- タスクバーの通知領域にあるアイコンのコンテキストメニューでは、[終了]のみ利用できます。
- 本製品は通知を表示せず、自動的に推奨される処理を選択します。
オペレーティングシステムをWindows 7からWindows 10にアップグレードしたときのアプリケーションドライバー適用エラーに関する警告
Windows 7をWindows 10にアップグレードすると、本製品のドライバーの適用でエラーが発生する場合があります。ドライバーはバックグラウンドで適用され、進捗に関する通知は表示されません。
ドライバーの適用でエラーが発生した場合、本製品の次の機能を使用できません。
- ファイアウォール
- オペレーティングシステム読み込み中の脅威の検知
- MicrosoftのProtected Process Light(PPL)技術を使用したアプリケーションプロセスの保護
次のいずれかの方法でエラーを修正できます。
- コンピューターを再起動し、通知センターの通知から適用を再開します。
- 製品をアンインストールしてから再インストールします。
スマートホームモニター機能の使用に関する制限事項
システムレジストリでイーサネットネットワークの設定を変更すると、ホームネットワーク機能が検知されたWi-Fiネットワークのリストにイーサネットネットワークを表示し、このネットワークに接続された端末を表示する場合があります。
Mozilla FirefoxブラウザーでHTTPSを使用した通信をスキャンする際の制限事項
Mozilla Firefox 58.x以降のバージョンでは、ブラウザーの設定の編集がプライマリパスワードによって保護されていた場合、本製品はHTTPSプロトコルを使用して転送された通信をスキャンしません。ブラウザーでプライマリパスワードを検知した場合、本製品はナレッジベースへのリンクを含む通知を表示します。ナレッジベースの記事にはこの問題を解決する方法が記載されています。
HTTPSが監視されない場合、次の機能の動作が制限されます。
- セーフブラウジング
- フィッシング対策
- 保護者による管理
- プライバシー保護
- バナー広告対策
- データ入力の保護
- ネット決済保護
Google ChromeまたはMozilla Firefixにおけるカスペルスキー プラグインの制限事項
Malwarebytes for Windowsがコンピューターにインストールされている場合、カスペルスキー プラグインはGoogle ChromeまたはMozilla Firefixでは動作しません。
Microsoft Windows 7 Service Pack 0およびService Pack 1に本製品をインストールする際の例外的な対応
SHA256デジタル署名付きの証明書をサポートしていないオペレーティングシステムに本製品をインストールすると、本製品独自の信頼済み証明書がインストールされます。
カスペルスキー製品機能の自動テストについて
本製品を含むカスペルスキー製品には、製品機能の自動テスト用の特殊なAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)が含まれています。このAPIはカスペルスキーの開発者のみが使用します。
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製品のその他の情報源
ナレッジベースのカスペルスキーのページ
ナレッジベースは、テクニカルサポートサイトにあるセクションの1つです。
ナレッジベースのカスペルスキーのページに、製品の購入、インストール、使用の方法について、役立つ情報、推奨事項、およびよくあるご質問への回答が掲載されています。
ナレッジベースの記事では、本製品だけではなく他のカスペルスキー製品に関連した質問にも回答しています。ナレッジベースの記事に、テクニカルサポートからのニュースが掲載されることもあります。
カスペルスキー製品のフォーラム
フォーラムでは、ユーザーやカスペルスキーのエキスパートからのサポートを受けることができます。
フォーラムでは、これまでに公開されたトピックの閲覧、コメントの書き込み、新しいトピックの作成が可能です。
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外部サービスとの相互作用のためのネットワーク設定
本製品は、次のネットワーク設定を使用して外部サービスと相互に作用します。
ネットワーク設定
アドレス |
説明 |
---|---|
プロトコル: ポート: |
製品のアクティベーション |
プロトコル: ポート: |
定義データベースと機能のアップデート |
プロトコル: ポート: |
本製品はDNSサーバーを使用してTCP/UDP接続を確立するため、本製品の要求にはドメインのアドレスとユーザーのパブリックIPアドレスが含まれることがあります。この情報は、HTTPSを使用している場合にWebリソースの証明書を検証するためなどに必要になります。本製品がパブリックDNSサーバーを使用している場合、データは対応するサービスのプライバシーポリシーに従って処理されます。本製品がパブリックDNSサーバーを使用しないようにする場合は、テクニカルサポートに連絡してプライベートパッチを依頼してください。 |
プロトコル: |
|
プロトコル: ポート: |
定義データベースと機能のアップデート |
プロトコル: ポート: |
Kaspersky Security Networkの使用 |
プロトコル: ポート: |
Kaspersky Security Networkの使用 |
プロトコル: |
インターフェイスでリンクを開く |
個人情報の盗難からの保護サービス
カスペルスキー プレミアムの料金プランには、Iris Powered by Generaliが提供する個人情報の盗難からの保護サービスが含まれています。この企業は、個人情報の盗難対策やサイバー攻撃に対する保護機能を提供するグローバル企業です。
一部の地域では、個人情報の盗難からの保護サービスはご利用いただけません。このセクションで説明するプレミアムサービスはライセンスの所有者にのみ提供されるサービスです。ライセンスの所有者がライセンスを共有したユーザーにはご利用いただけません。
個人情報の盗難からの保護サービス:
一部の地域では、コールセンターはご利用いただけません。
コールセンターの専門スタッフが24時間年中無休で対応し、個人情報の復元と被害拡大の防止をお手伝いします。
- 財布の紛失時のサポート:クレジットカードの紛失時には、カードを無効化させて再発行するために、お客様の銀行に連絡します。運転免許証、パスポートなどの身分証明書の紛失時には、再発行の手続きを開始するために、発行機関に連絡します。
- ローンの案内を制限:事前に承認されたクレジットカードの案内を制限し、お客様の個人情報を保護します。一部のクレジットカードの案内は、個人情報の盗難を目的として送信されている可能性があります。
- 広告メールの名簿リストからの削除:クレジットカードに関するメールや勧誘の電話の数を減らすことができます。こういったメールや電話の一部は、お客様の個人情報の盗難を目的として行われている可能性があります。
- お客様の名義で借入が行われた場合の対策:お客様の個人情報が盗まれた場合、オンラインでリクエストを行い、1年間のあいだ、お客様の名義で行われるすべての借入の申し込みが詐欺でないか確認されるようにすることができます。これにより、盗まれた個人情報が悪用され、第三者によってお客様名義での借入が行われることを防止できます。
- 紛失した文書の復元:お客様や保険に含まれているお客様のご家族などが、個人情報の盗難・詐欺の被害者となってしまった場合、専門スタッフが個人情報の復元をサポートします(警察の通報、限定委任状、および個人情報の盗難の宣誓供述書が完成して提出された後)。ご注意:この機能を利用できるかどうかは、各国・地域の法律によって異なります。
- 債権者との問題の解決、通知、およびサポート:手続きが可能な国・地域においては、銀行の詐欺部門に個別の明細書を添えて連絡し、詐欺の発生ごとに詳細レポートを送信します。各問題の進行状況を随時確認し、訴訟の状況について定期的なステータスレポートを送付してお知らせします。
- 警察、法務当局への通報:個人情報の盗難が発生した場合の警察機関および行政機関への報告、および詐欺行為に関するレポートの債権者への送信をサポートします。
- 医療分野における個人情報の盗難対策サポート:利用可能な地域では、医療保険の情報の盗難の被害者になった場合、お客様の名前で行われた不正な医療請求およびお客様の名前を騙る第三者が不正に受けた医療行為に関連する問題の解決をサポートします。医療、保険金請求、医療記録が確実に修正されるように支援し、必要に応じて社内の医療スタッフを関与させます。
- 旅行先でのサポート:お客様が100マイル以上離れた場所に居るときに個人情報の盗難が発生した場合、航空券、ホテル、レンタカーなどの手配をお手伝いします。
- 緊急時のキャッシング:お客様の⽣活の拠点となっている居住地から100マイル以上離れた場所で個人情報の盗難が発生した場合は、最大500ドルの緊急キャッシングサービスを受けられます。このサービスに関連するすべての費用はお客様の責任となります。このサービスのためには、有効なクレジットカードを所有している必要があります。有効なクレジットカードを提供せずにこのような支払いを受けた場合、お客様に支払いが行われた日から30日以内に、その金額が保険会社によってお客様のクレジットカード会社に対して請求され、お客様がその金額を受領した日から45日以内にお客様はクレジットカード会社に返金することになります。その後、未払い額に対して月額1.5%の利息が発生します。保険会社は、お客様が有効なクレジットカードを所有していない場合、前払い金を拒否する権利があります。
上記サービスを利用できるかどうかは、各国・地域によって異なります。
個人情報盗難保険
個人情報盗難保険を使用すると、個人情報の復元に関連する経済的損害から身を守ることができます。回収費用の払い戻しのために100万米ドルの個人情報盗難保険に加入することで、万が一の場合に備えましょう。
個人情報盗難保険は、Generali Global Assistance, IncのためにGenerali U.S. Branchによって発行されたマスターポリシーの一部として提供されます。ここに明記される条項は、情報提供のみを目的としており、保険契約のすべての条項および例外事項が含まれているわけではありません。保険の内容は一部の地域では提供されない場合があります。保険プログラムの利用者は、契約条項および詳細な保険の内容を実際の保険契約で確認する必要があります。Generali US Branch(New York, NY; NAIC # 11231)は、次の名称で運営されています:Generali Assicurazioni Generali S.P.A.(U.S. Branch) in California、Assicurazioni Generali – U.S. Branch in Colorado、Generali U.S. Branch DBA The General Insurance Company of Trieste & Venice in Oregon、およびThe General Insurance Company of Trieste and Venice – U.S. Branch in Virginia。Generali US Branchは、すべての州およびコロンビア特別区で事業を行うことを許可または認可されています。
上記サービスを利用できるかどうかは、各国・地域によって異なります。これらを利用できるのは有料版のライセンスのみです。
詐欺からの保護
詐欺師はあなたのお金を盗むためにあらゆる手口を使用します。偽の請求書を送りつけたり、偽のオンライン注文の費用を支払うように要求してくるかもしれません。疑わしい請求を受け取った場合はお電話ください。専門スタッフが確認します。
詐欺からの保護には次が含まれます。
- ScamAssist:疑わしい内容のメッセージを受け取った場合、ScamAssistの専門スタッフがメッセージを分析して、詐欺の可能性があるがある場合はお客様にお知らせし、サイバー犯罪者によってお客様の金銭や大切な情報が盗まれる可能性を低減します。
保険サービスのプロバイダーは、詐欺防止および支援サービスでサービスプロバイダーが使用する方法、製品、ツール、またはリソースの可用性、安全性、正確性、または有効性について責任を負いません。詐欺防止および支援の使用は、お客様ご自身の責任において行ってください。
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iChecker
スキャンパラメータ(定義データベースとスキャン設定)が変更されていない場合は、前回のスキャン以降に変更のないオブジェクトを除外することで、スキャンの速度を向上させる技術。各ファイルの情報は、専用の定義データベースに保存されます。この技術は、リアルタイム保護モードとオンデマンドスキャンモードの両方で使用されます。
たとえば、スキャンの結果、「感染していない」と認識された圧縮ファイルがあるとします。この圧縮ファイルに変更が加えられた場合やスキャン設定が変更された場合を除き、次回のスキャンでは、この圧縮ファイルはスキップされます。新しいオブジェクトが追加されたために圧縮ファイルの内容が変わった場合、スキャン設定が変更された場合、または定義データベースがアップデートされた場合、この圧縮ファイルは再びスキャンされます。
iChecker技術に関する注意事項:
- サイズの大きなファイルは、前回のスキャン以降に変更されたかどうかをチェックするよりも、ファイルをスキャンするほうが速いため、この技術の使用は適していません。
- また、サポートしていないファイル形式があります。
Kaspersky Security Network(KSN)
アプリケーションやWebサイトに関する評価の情報がまとめられた、カスペルスキーのクラウドベースの情報基盤。Kaspersky Security Networkから得たデータは、脅威に対するカスペルスキー製品の対応を迅速にするため、保護機能のパフォーマンスを向上させるため、誤検知の確率を低減するために使用されます。
悪意のあるWebサイトの定義データベース
内容が危険と判断されるWebサイトのURLのリスト。カスペルスキーが作成したリストは定期的にアップデートされ、カスペルスキー製品で使用されます。
アップデート
カスペルスキーのアップデートサーバーから取得した新しいファイル(定義データベースや機能)の差し替えや追加の処理。
アップデートパッケージ
定義データベースをアップデートするために設計されたファイルパッケージ。カスペルスキー製品は、カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージをコピーし、自動的にインストールおよび適用します。
ウイルス
自身のコードを追加して別のプログラムに感染するプログラム。ファイルの実行時などに感染します。
オブジェクトのブロック
サードパーティのアプリケーションからオブジェクトへのアクセスを拒否します。ブロックしたオブジェクトの読み取り、実行、変更、削除はできません。
隔離
駆除時に変更または削除したファイルのバックアップコピーを置くための専用フォルダー。ファイルのコピーは特別な形式で保存されているため、コンピューターに対する危険はありません。
カスペルスキーのアップデートサーバー
定義データベースと機能をアップデートするカスペルスキーのHTTPサーバー。
感染したオブジェクト
よく知られた悪意のあるソフトウェアのコードと部分的に完全に一致するコードの一部が含まれるオブジェクト。そのようなオブジェクトにはアクセスしないでください。
感染の可能性があるオブジェクト
既知の脅威を修正したコード、またはその動作から脅威のコードと類似しているオブジェクト。
キーロガー
ユーザーが押したキーに関する情報を隠れて記録するように設計されたプログラム。キーストロークの記録を傍受します。
脅威のレベル
オペレーティングシステムにどの程度の脅威を与えるかを示す指標。脅威のレベルは、次の2つの基準に基づき、ヒューリスティック分析を使用して計算されます。
- 静的条件:アプリケーションの実行ファイルに関する条件(ファイルのサイズ、作成日時など)
- 動的条件:仮想環境でアプリケーションの動作をシミュレーションするときに使用される条件(アプリケーションのシステムコールの分析)
脅威のレベルにより、マルウェアに典型的な動作を検知できます。脅威のレベルが低いほど、オペレーティングシステム内で実行が許可される動作が増えます。
競合するソフトウェア
サードパーティ製のウイルス対策製品、またはカスペルスキー製品で、本製品と共存できないソフトウェア
誤検知
感染していないオブジェクトがウイルスのコードに似たコードを持っているために、誤って感染したオブジェクトとして分類されること。
シークレットストレージ
シークレットストレージは、暗号化形式でファイルを保存できる特別なデータ保管領域です。シークレットストレージに保存されているファイルにアクセスするには、パスワードが必要です。シークレットストレージは、ユーザーのデータへの不正なアクセスを防ぎます。
自己解凍型の圧縮ファイル(パッカー)
解凍プログラムとオペレーティングシステムに対する実行命令を含む圧縮された実行ファイル。
準スパム
はっきりとスパムであるとみなせないが、スパム属性のいくつかを持つメール(特定の種別のメールや広告メールなど)。
信頼グループ
本製品は、アプリケーションまたはプロセスを、デジタル署名の存在、KSNでの評価、開発元の信頼レベル、アプリケーションまたはプロセスにより実行される動作の潜在的危険性の各基準によって、グループに分けます。アプリケーションが属する信頼グループに基づいて、本製品はオペレーティングシステムでアプリケーションが実行する動作を制限できます。
本製品では、次の信頼グループが使用されます:信頼、弱い制限付き、強い制限付き、ブロック。
信頼済みプロセス
リアルタイム保護モードにおいて、ファイル操作をカスペルスキー製品によって制限しないソフトウェアプロセス。信頼済みプロセスで疑わしい動作が検知された場合、そのプロセスは信頼済みプロセスのリストから除外され、動作がブロックされます。
スクリプト
一般に特定のタスクを実行するために開発された小さなコンピュータープログラムまたはプログラムの独立した部分(関数)。多くの場合、ハイパーテキストに埋め込まれたプログラムで使用されます。たとえば、特定のWebサイトを開くと、スクリプトが実行されます。
リアルタイム保護がオンの場合、スクリプトの実行が追跡およびインターセプトされ、スキャンが行われてウイルスの有無が調べられます。スキャンの結果に基づいて、スクリプトの実行をブロックまたは許可できます。
スタートアップオブジェクト
コンピューターにインストールされているオペレーティングシステムとソフトウェアの起動および正常な動作に必要な一連のプログラム。これらのオブジェクトは、オペレーティングシステムの起動時に毎回実行されます。自動実行オブジェクトに特化して感染するウイルスが存在します。こうしたウイルスは、たとえばオペレーティングシステムの起動をブロックします。
スパム
大量に送信される未承諾メール。ほとんどの場合、広告が含まれています。
ぜい弱性
悪意のあるソフトウェアの作成者がオペレーティングシステムまたはアプリケーションに侵入し、その完全性を破壊するという行為のために使用される可能性のあるオペレーティングシステムまたはアプリケーションの欠陥。オペレーティングシステムに多数のぜい弱性があると、システムの信頼性が損なわれます。ぜい弱性を利用して侵入したウイルスがシステム自体、およびインストール済みアプリケーションの動作に障害を起こすためです。
ぜい弱性攻撃
システムまたはソフトウェアのぜい弱性を利用するソフトウェアコード。ぜい弱性攻撃は、ユーザーの知らないうちにコンピューターへマルウェアをインストールするのによく使用されます。
製品のアクティベーション
すべての機能が利用できるライセンスへの切り替え。アクティベーションは製品のインストール中またはインストール後にユーザーが行います。アクティベーションを実行するには、アクティベーションコードが必要です。
セキュリティレベル
各機能に対する設定の事前定義された集まり。
タスク
カスペルスキー製品の機能は、次のようなタスクの形式で実装されます:完全スキャンタスクまたはアップデートタスク。
タスク設定
それぞれの種別のタスクに特有の設定。
定義データベース
カスペルスキーが把握しているコンピューターセキュリティ上の脅威の情報が含まれる定義データベース。データベースの公開時点までの情報が含まれています。定義データベース内のエントリによって、スキャンしているオブジェクトで悪意のあるコードを検知できます。定義データベースはカスペルスキーによって作成され、1時間ごとにアップデートされます。
ディスクブートセクター
コンピューターのハードディスク、フロッピーディスク、その他のデータ記憶領域デバイス上の特別な領域。ディスクのファイルシステムに関する情報とオペレーティングシステムを起動するブートローダープログラムが置かれます。
ブートセクターに感染するウイルスは多数存在し、それらはブートウイルスと呼ばれます。カスペルスキー製品は、ブートセクターをスキャンし、感染が見つかった場合は駆除します。
デジタル署名
ドキュメントまたはアプリケーションに埋め込まれる暗号化されたデータのブロック。デジタル署名は、ドキュメントやアプリケーションの作成者を識別するために使用されます。デジタル署名を作成するには、ドキュメントまたはアプリケーションの作成者は、作成者の識別情報を提供するデジタル証明書を持っている必要があります。
デジタル署名により、データソースとデータの完全性を確認し、偽者からユーザー自身を保護することができます。
トラフィックのスキャン
すべてのプロトコル(HTTP、FTP、他のプロトコル)によって送信されるオブジェクトに対して、定義データベースの最新バージョンからの情報を使用して行われるリアルタイムスキャン。
トレース
デバッグモードでの実行。各コマンドの実行が終了するたびに製品を停止し、このステップの結果を表示します。
ハイパーバイザー
1台のコンピューターで複数のオペレーティングシステムの並列処理をサポートするアプリケーション。
バックアップと復元
コンピューターに保存されているデータのバックアップコピーを作成します。バックアップコピーを作成しておけば、盗難やハードウェアの故障、ハッカーからの攻撃を原因とするデータの紛失を防ぐことができます。
ヒューリスティック分析
カスペルスキーの定義データベースにまだ追加されていない情報に関する脅威を検知する技術。ヒューリスティック分析は、オペレーティングシステムでセキュリティの脅威となるふるまいをしているオブジェクトを検知します。ヒューリスティック分析で検知されたオブジェクトは、感染の可能性があるオブジェクトとみなされます。たとえば、悪意のあるオブジェクトに典型的なコマンドシーケンス(ファイルを開く、ファイルに書き込む)が含まれる場合、そのオブジェクトは感染の可能性があるとみなされます。
ファイル名マスク
ワイルドカードを使用したファイル名の表記。ファイル名マスクで使用される標準的なワイルドカードは「*」と「?」です。「*」は任意の文字数の文字列を表し、「?」は任意の1文字を表します。
フィッシング
ユーザーの機密データへの不正アクセスを目的としたインターネット詐欺の一種。
フィッシングサイトや偽の暗号通貨取引サイトのデータベース
カスペルスキーによってフィッシングサイトであると定義されたURLのリスト。この定義データベースは定期的にアップデートされており、カスペルスキー製品の一部となっています。
プロトコル
クライアントとサーバーの間のやりとりを統制するための、明確に定義されて標準化された一連のルール。よく知られているプロトコルと関連サービスには、HTTP、FTP、NNTPなどがあります。
保護機能
特定の種別の脅威に対する保護を目的として本製品の一部を構成する機能(迷惑メール対策、フィッシング対策など)。各機能は他の機能と比べて独立しており、個別に構成したり外したりできます。
保護されたブラウザー
標準的なブラウザーの専用操作モードは、金融活動やオンラインショッピング向けに設計されました。保護されたブラウザーを使用して、銀行や決済システムのWebサイトで入力する個人情報(口座番号、オンラインバンキングのパスワードなど)を保護します。また、オンラインで支払いを行う際にもその資産を盗難から保護します。
未知のウイルス
定義データベースに情報が登録されていない新しいウイルス。通常、オブジェクト内の未知のウイルスはヒューリスティック分析によって検知されます。これらのオブジェクトは感染の可能性があるオブジェクトに分類されます。
モジュール
該当する製品の主要タスクを実行するためにインストールパッケージに含まれるファイル。実行されるタスクの種別(保護、スキャン、定義データベースおよび機能のアップデート)ごとに対応するアプリケーションモジュールがあります。
ルートキット
オペレーティングシステムへの侵入や悪意のあるソフトウェアの痕跡を隠すために開発されたプログラムまたはプログラムのセット。
Windowsベースのシステムでは、一般にルートキットとは、システムに侵入し、システム機能(Windows API)をインターセプトするプログラムを言います。低レベルのAPI機能のインターセプトと変更はメインメソッドであり、この種のプログラムはシステム内での自分の存在を完全に隠すことができます。そのうえ、ルートキットは、ディスクに格納されたプロセス、フォルダー、ファイルの存在のみならず、ルートキットの構成に記述されている場合はレジストリキーの存在も隠すのが一般的です。多くのルートキットは、システムに独自のドライバーとサービスをインストールします(それらも「不可視」です)。
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サードパーティ製のコードに関する情報
サードパーティ製のコードに関する情報は、本製品がインストールされているフォルダー内にあるファイル「legal_notices.txt」に記載されています。
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商標に関する通知
登録商標とサービスマークに関する権利は各所有者に帰属します。
Adobe、Acrobat、ReaderはAdobeの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Apple、macOS、App Store および Safari は、Apple Inc. の米国およびその他の国・地域における商標です。
Dropboxは、Dropbox, Inc.の商標です。
Google、Google Chrome、Google Play、Chromium、SPDY、YouTubeおよびAndroidは、Googlec LLCの商標です。
Intel、Celeron、およびAtomは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
IOSは、Cisco Systems, Inc.およびその子会社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
JavaおよびJavaScriptは、Oracleおよびその子会社における登録商標です。
Linuxは、米国およびその他の国におけるLinus Torvalds氏の商標です。
LogMeIn ProおよびRemotely AnywhereはLogMeIn, Inc.の商標です。
Mail.ruはMail.ru LLCの商標です。
Microsoft、Windows、Windows Mail、Internet Explorer、Outlook、PowerShell、Bing、Skype は Microsoft グループ企業の商標です。
Mozilla、Thunderbird、およびFirefoxは、Mozilla Foundationの商標です。
VMwareは米国およびその他の法域におけるVMware, Inc.の商標または登録商標です。
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QRコードをスキャンした場合にパスワードが送信されるサービスの一覧
AndroidでQRコードをスキャンすると、お使いのスマートフォンで本製品をアクティベートするためのワンタイムパスワードがGoogle PlayとAppsFlyerに送信されます。
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予備のアクティベーションコードでのアクティベーション
予備のアクティベーションコードを適用するには、[次へ]をクリックします。
ライセンスの有効期限がまだ切れていない場合、以前に本製品をアクティベートするために使用していたアクティベーションコードを別のコンピューターに適用することができます。
アクティベーションをキャンセルするには、[キャンセル]をクリックします。
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[アクティベーションコードの入力]ウィンドウ
他のカスペルスキー製品用のアクティベーションコードです
このウィンドウは、入力したアクティベーションコードが別のアプリケーション用のものである場合に表示されます。今すぐに、または本製品のライセンスの有効期間が終了したあとに、このアプリケーションの使用を開始できます。
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DNS over HTTPSによる保護を設定する方法
Webサイトの名前をアドレスバーに入力すると、ブラウザーからDNSサーバーに要求が送信されます。DNSサーバーは、要求されたWebサイトのIPアドレスを判別します。データは、通常の暗号化されていないテキストプロトコルを使用してコンピューターからDNSサーバーに転送されます。ユーザーがアクセスしたWebサイトに関する情報は、侵入者によって傍受され悪用される可能性があります。これを防ぐには、この情報を安全なHTTPSプロトコルを介して転送する必要があります。このような要求を受信して分析するサーバーは、DNS over HTTPS(またはDoH)サーバーと呼ばれます。
本製品は、Mozilla Firefoxブラウザーで使用されているDoHサーバーに関するデータを自動的に受信します。本製品でDoHサーバーを手動で追加している場合、このDoHサーバー経由でDNSデータを転送するには、このサーバーをMozilla Firefoxのブラウザー設定に追加する必要があります。DoHサーバーの設定方法については、Mozilla Firefoxのヘルプを参照してください。
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[復元されたファイルを保存する場所の選択]セクション
アクティベーションエラー
アクティベーションが失敗しました。ナレッジベースで問題に関する情報を確認するには、[原因と解決方法]をクリックします。
他の製品への切り替え
移行ウィザードを実行するには、[次へ]をクリックします。移行ウィザードは、入力されたアクティベーションコードに該当する製品(カスペルスキー スタンダードまたはカスペルスキー プラス)をインストールします。
カスペルスキーのライセンスの有効期間が終了していない場合は、別のコンピューターにカスペルスキーのアクティベーションコードを適用することができます。
カスペルスキー スタンダードまたはカスペルスキー プラスへの移行をキャンセルするには、[キャンセル]をクリックします。
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入力したアクティベーションコードが定期購入用ではないことを確認してください
予備のアクティベーションコードとして指定したコードが定期購入用ではないことを確認してください。本製品を定期購入で使用するための支払いは、定期購入に申し込んだ時点で回収されます。本製品用の定期購入をすでにお申し込みいただいていた場合、現在のライセンスで本製品を使用しないでください。代わりに、定期購入用のアクティベーションコードで本製品をアクティベートしてください。
ライセンスの有効期間が終了するまで、本製品をアクティベートするために使用していたコードを別のコンピューターに使用できます。
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ホームネットワークとして定義したネットワークが公衆ネットワークだった
カフェなどで公衆Wi-Fiネットワークに接続している場合、データは暗号化されずに転送されます。つまり、パスワード、ログイン名、メッセージ、その他の大事な情報が第三者からアクセスできる状態になっていることを意味します。メールアドレスはスパムの送信に使用される可能性があり、SNSの情報は操作される可能性があります。
ホームWi-Fiネットワークも脅威にさらされます。例えば、WPA2プロトコルは暗号鍵再インストール(KRACK)攻撃でハッキングされる可能性があります。
Wi-Fiネットワークへの接続時には、次の推奨事項に留意してください。
- ファイアウォールがインストール済みでオンになっていることを確認してください。この保護機能はネットワークトラフィックをスキャンし、ネットワーク攻撃からコンピューターを保護します。
- ファイアウォールは次のカスペルスキー製品の一部として含まれています:カスペルスキー、カスペルスキー インターネット セキュリティ、Kaspersky Anti-Virus、Kaspersky Total Security、Kaspersky Security Cloud、およびカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ。
- セキュアなHTTPS接続を使用してください。ブラウザーのアドレスバーに緑またはグレーの鍵アイコンが表示されていることを確認してください。
- VPNを使用して通信を保護してください。端末にカスペルスキー VPN セキュアコネクションをインストールして、インターネット接続時には常にセキュアコネクションをオンにしてください。
- Windowsを使用している場合は、接続する公衆サービスすべてでファイルとプリンターの共有サービスをオフにしてください。手順については、Microsoftのサポートサイトを参照してください。
- 可能であれば、公衆Wi-Fiネットワークの代わりにモバイルデータ通信を使用してください。
ホームネットワークでWPSが使用可能になっている
WPSを使用する目的は、Wi-Fiネットワークへの接続を簡略化するためです。WPSはルーターにパスワードなしで接続する際に使用できます。ルーターの設定でWPSを無効にしておくことをお勧めします。
ルーターのインターフェイスは製造元、モデル、ファームウェアのバージョンにより異なります。ルーターの設定を詳しく確認するには、お客様が使用しているルーターのマニュアルを参照してください。ユーザーガイドは、ルーターと一緒に梱包されていることが多くあります。または、その端末の製造元のWebサイトからダウンロードすることができます。
以下では、TP-Link TL-WR841Nルーターの設定の例を示します。
WPSを無効にするには:
- ブラウザーのアドレスバーにルーターのIPアドレスを入力します。
ルーター設定のWebインターフェイスの認証ページが表示されます。ルーターのIPアドレスは、端末の下部およびユーザーガイドに記載されています。
- 認証ページで、ログイン名とパスワードを入力します。ログイン名とパスワードを変更したことがない場合は、ルーターの下部に記載されているものを入力します。
- ルーターの設定ページで、[ワイヤレス] - [WPS]セクションの順に選択します。
- [無効にする]をクリックします。
ホームネットワークがパスワードで保護されていない
パスワードを設定しないと、Wi-Fiネットワークは誰もがアクセスできる状態になります。強度の高いパスワードを設定することで、第三者がネットワークにアクセスする可能性を回避できます。強度の高いパスワードを作成する際の推奨事項については、こちらの内容を参照してください。
ルーターのインターフェイスは製造元、モデル、ファームウェアのバージョンにより異なります。ルーターの設定を詳しく確認するには、お客様が使用しているルーターのマニュアルを参照してください。ユーザーガイドは、ルーターと一緒に梱包されていることが多くあります。または、その端末の製造元のWebサイトからダウンロードすることができます。
以下では、TP-Link TL-WR841Nルーターの設定の例を示します。
パスワードを作成するには:
- ブラウザーのアドレスバーにルーターのIPアドレスを入力します。
ルーター設定のWebインターフェイスの認証ページが表示されます。ルーターのIPアドレスは、端末の下部およびユーザーガイドに記載されています。
- 認証ページで、ログイン名とパスワードを入力します。ログイン名とパスワードを変更したことがない場合は、ルーターの下部に記載されているものを入力します。
- ルーターの設定ページで、[ワイヤレス] - [ワイヤレス セキュリティ]セクションの順に選択します。
- [WPA/WPA2] – [Personal]の順に選択します。
- [ワイヤレス パスワード]フィールドで、Wi-Fiパスワードを作成して入力します。
- [保存]をクリックします。
ホームネットワークに一般的なSSIDが使用されている
パスワードをハッキングする方法の1つに、レインボーテーブルと呼ばれるものがあります。侵入者は、一般的なSSIDで合致したことのある大量のパスワードを含む、レインボーテーブルと呼ばれる特殊なテーブルを使用します。SSIDとパスワードがこのテーブルで見つかると、侵入者はネットワークを簡易的に復元する特殊なソフトウェアを使用することができるようになります。
ホームワイヤレスネットワークの安全性を向上するため、一般的でないSSIDを使用してください。
ルーターのインターフェイスは製造元、モデル、ファームウェアのバージョンにより異なります。ルーターの設定を詳しく確認するには、お客様が使用しているルーターのマニュアルを参照してください。ユーザーガイドは、ルーターと一緒に梱包されていることが多くあります。または、その端末の製造元のWebサイトからダウンロードすることができます。
以下では、TP-Link TL-WR841Nルーターの設定の例を示します。
Wi-Fiネットワークの名前を編集するには:
- ブラウザーのアドレスバーにルーターのIPアドレスを入力します。
ルーター設定のWebインターフェイスの認証ページが表示されます。ルーターのIPアドレスは、端末の下部およびユーザーガイドに記載されています。
- 認証ページで、ログイン名とパスワードを入力します。ログイン名とパスワードを変更したことがない場合は、ルーターの下部に記載されているものを入力します。
- ルーターの設定ページで、[無線] - [基本設定]セクションの順に選択します。
- [無線ネットワーク名]フィールドで、Wi-Fiネットワークの名前を決めて入力します。
- [保存]をクリックします。
ホームネットワークにぜい弱な暗号化アルゴリズムが使用されている
ぜい弱な暗号化アルゴリズムが使用されているネットワークを使用していると、第三者にデータを読み取られる可能性があります。ホームネットワークに接続した際、ぜい弱な暗号化アルゴリズムが使用されていることに関するメッセージが表示された場合は、暗号化種別をより安全なものに変更してください。ワイヤレスネットワークでは、WEP、TKIP、WPA、WPA2(AES/CCMP)などの暗号化種別が使用されることが多くあります:
主な違いは提供する保護レベルです。弊社は、安全性の観点からWPA2を推奨しています。
ルーターのインターフェイスは製造元、モデル、ファームウェアのバージョンにより異なります。ルーターの設定を詳しく確認するには、お客様が使用しているルーターのマニュアルを参照してください。ユーザーガイドは、ルーターと一緒に梱包されていることが多くあります。または、その端末の製造元のWebサイトからダウンロードすることができます。
以下では、TP-Link TL-WR841Nルーターの暗号化の設定の例を示します。
ワイヤレスネットワークで異なる暗号化種別を使用するには:
- ブラウザーのアドレスバーにルーターのIPアドレスを入力します。
ルーター設定のWebインターフェイスの認証ページが表示されます。ルーターのIPアドレスは、端末の下部およびユーザーガイドに記載されています。
- 認証ページで、ログイン名とパスワードを入力します。ログイン名とパスワードを変更したことがない場合は、ルーターの下部に記載されているものを入力します。
- ルーターの設定ページで、[ワイヤレス] - [ワイヤレス セキュリティ]セクションの順に選択します。
- [WPA/WPA2] – [Personal]の順に選択します。
- [認証種別]フィールドで、[WPA2-PSK]を選択します。
- [暗号化]フィールドで、[AES]を選択します。
- [保存]をクリックします。
ホームネットワークに強度の低いパスワードが使用されている
個人情報や機密情報を保護するため、強度の強いパスワードを使用することをお勧めします。パスワードを設定しないアカウントは作成しないでください。
強度の高いパスワードの要件
- パスワードは少なくとも8文字以上で設定してください。Windowsを使用している場合、オペレーティングシステムの設定で、指定されているパスワードの最小文字数が8文字以上であることを確認してください。
- パスワードには大文字小文字、数字、スペースおよび特殊文字が含まれている必要があります。例:oNQZnz$Hx2
パスワードには次の内容を含めないでください。
- 第三者が簡単に推測しうる個人情報。例としては、苗字や名前、誕生日などです。
- 分かりやすい、もしくは単純な単語、文章、熟語、および簡単に推測できる文字列の連続など。例:password、parol、abcd、qwerty、asdfg、1234567など。
パスワード生成のテクニック
- パスワードを作成する際のアルゴリズムを考えます。例としては、お気に入りの詩や言い回しを取り入れたりすることです。アルファベットの大文字小文字でその詩や言い回しを書き出してみましょう。そしてその一部を見た目の似た数字や特殊文字と次のように置き換えてみます:@_R0s3 bY_a#y Ot#er n@mE w0u1c|_$me11 as_sVV3Etなど。
- パスワード生成機能を使用します。カスペルスキー パスワードマネージャーを使用すると、複雑なパスワードを作成して強度を確認し、安全に保管することができます。また、カスペルスキー パスワードマネージャーのブラウザー拡張機能をインストールして、Webサイトの入力フィールドに自動入力することもできます。
パスワードを変更する頻度
パスワードは3か月ごとの変更をお勧めします。
パスワードの保管
- パスワードを他人に見せたり、送信したりしないでください。
- パスワードを紙などに書いて、第三者が閲覧できる状態においたりしないでください。
- パスワード管理ソフトやブラウザーに組み込まれたパスワード保管機能を使用してください。
- アカウントごとに一意なパスワードを使用してください。同じパスワードを使い回すと、侵入者が1つのアカウントのパスワードを割り出した際に別のアカウントまでアクセスできるようになってしまう可能性があります。
マイクへのアクセスがブロックされているソフトウェアのウィンドウ
このウィンドウはマイクのアクセスをブロックしたアプリケーションを表示します。
お子さまによる本製品の使用について
お客様のコンピューターにカスペルスキー セーフキッズをインストールして使用している場合、お子さまは本製品を使用してカスペルスキー セーフキッズをオフにすることができます。これを避けるためには、パスワードを指定して、本製品の設定をお子さまが使用できないようにしてください。
カスペルスキー セーフキッズのお子さまのプロファイルにリンクされているアカウントでオペレーティングシステムにログインした場合、本製品は次の通知を表示しなくなります。
- セキュリティニュースに関する通知
- オペレーティングシステムでぜい弱な設定を検知した場合に関する通知
- Wi-Fiネットワークに接続している現在の端末に関する通知
- 自宅のWi-Fiネットワークに接続している端末に関する通知
- Webサイトに入力されたパスワードの強度が不十分であることに関するブラウザー通知
- Webサイトに入力したパスワードが、以前に別のWebサイトに入力したものであることを知らせる通知
通知をオンにするには、[設定] - [インターフェイス]の順に開いた画面で[お子さまのアカウントで通知を表示する]をオンにします。
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権限
次の製品設定は、ユーザーまたはグループによる変更に対してパスワードで保護できます。操作の横にあるチェックボックスが選択されている場合は、ユーザーまたはユーザーグループがその操作の実行を許可されていることを意味します。
本製品の設定 |
製品のメインウィンドウ、[設定]ウィンドウ、通知センターおよび通知内で製品設定を変更します。 アプリケーションのトレースをオンまたはオフにします。 |
バックアップと復元の管理 |
バックアックと復元ジョブの作成、編集および削除を行います。 |
お子さまの保護の管理 |
ホスト侵入防止機能を使用してカスペルスキー セーフキッズの開始をブロックしたり、本製品を終了したり、保護機能をオフにするよう本製品を設定したりします。 カスペルスキー セーフキッズのダウンロード、インストールまたは開始時にはパスワードは要求されません。 |
本製品の終了 |
本製品を終了します。 |
本製品の削除 / 変更 / 修復 |
本製品を削除、変更、修復します。 |
ライセンスの削除 |
アクティベーションコードまたは予備のアクティベーションコードの削除または変更。 |
レポートの表示 |
[レポート]ウィンドウを開きます。 |
保護機能の停止 |
[設定]ウィンドウで保護機能をオフまたはオンにします。 |
問題解決 / 変更のロールバック
分析中に検知されたオペレーティングシステムの問題の解決の進行状況が表示されます。問題が解決されるまで、時間がかかることがあります。
最初のステップで[変更項目のロールバック]を選択した場合、Windows設定診断ウィザードは、前のステップで選択した処理をロールバックします。
[ライセンス情報]ウィンドウ
このウィンドウには、製品に関する次のライセンス情報が表示されます。
- ライセンスのステータス
- ライセンスの有効期間終了までの残りの日数
- 1個のライセンスを使用できる端末の台数
- アクティベーション日
- ライセンスの有効期限
選択したWebサイトに対するVPNの設定方法
特定のWebサイトに対してVPNを設定するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 本製品のメインウィンドウで
をクリックします。
- [設定] - [Webサイト]の順に選択します。
- [設定]をクリックします。
[Webサイト接続用のルール]ウィンドウが表示されます。
- [除外するWebサイトのリスト]ブロックで、[設定]をクリックします。
[除外するWebサイトのリスト]ウィンドウが表示されます。
- [追加する]をクリックして、Webサイトのカテゴリに対して指定される設定から除外するWebサイトのリストにWebサイトを追加します。
[Webサイトを追加する]ウィンドウが表示されます。
- [Webサイトのアドレス(URL)]に、Webサイトのアドレスを入力します。
- [Webサイトにアクセスしたときの動作]セクションから、このWebサイトにアクセスしたときに実行する操作を指定します。
- VPNをオンにする:指定したWebサイトにアクセスすると、VPNがオンになります。たとえば、よく利用する銀行のWebサイトを開いた際に適用するVPNのルールを設定しておくことができます。この設定は、[Webサイト接続用のルール]ウィンドウの[保護されていない銀行のサイトを閲覧するとき]セクションで[何もしない]が選択されている場合にも適用されます。
- [VPNサーバーを選択]ドロップダウンリストから、このWebサイトにアクセスするときに VPN 通信を確立して経由する地域および都市を選択します。このWebサイトに対して選択したVPNの経由地域または都市と、このWebサイトが属するカテゴリに対して選択したVPNの経由地域または都市が異なる場合、このWebサイトへの接続は、このWebサイトのカテゴリに対して選択した地域または都市ではなく、このWebサイトに対して選択した地域または都市を経由して確立されます。
- このWebサイトにアクセスした際、VPNがオンになったことを通知で受け取る場合は、[オンになったときに通知する]をオンにします。
- 何もしない:指定したWebサイトへのアクセス時には、VPNはオンになりません。
- VPNをオンにする:指定したWebサイトにアクセスすると、VPNがオンになります。たとえば、よく利用する銀行のWebサイトを開いた際に適用するVPNのルールを設定しておくことができます。この設定は、[Webサイト接続用のルール]ウィンドウの[保護されていない銀行のサイトを閲覧するとき]セクションで[何もしない]が選択されている場合にも適用されます。
- [追加する]をクリックします。
HTTPSプロトコルを使用してWebサイトに接続する場合、VPNはオンになりません。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションのヘルプに戻る。
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Webサイトのカテゴリに対するVPNの設定方法
既定では、ブラウザーでWebサイトを開くとき、カスペルスキー VPNは保護された通信を確立しません。カスペルスキー プラスまたはカスペルスキー プレミアムがお使いのコンピューターにインストールされていて、かつアクティベートされている場合、複数のWebサイトのカテゴリに対してVPNがオンになるように設定できます。例として、ネット決済サイトやSNSなどにアクセスする際に、VPNをオンにするよう設定することができます。
Webサイトのカテゴリに対するVPNの設定
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 本製品のメインウィンドウで
をクリックします。
- [設定] - [Webサイト]の順に選択します。
- [設定]をクリックします。
[Webサイト接続用のルール]ウィンドウが表示されます。
- Webサイトのカテゴリを選択します。
- 銀行のサイト:このカテゴリには、銀行のWebサイトが含まれます。
- 決済システムのサイト:このカテゴリには、決済システムのWebサイトが含まれます。
- オンラインストア:このカテゴリには、決済システムが組み込まれたオンライン小売店のWebサイトが含まれます。
- SNSサイトこのカテゴリには、SNSのWebサイトが含まれます。
- 選択したカテゴリのWebサイトを閲覧したときに実行する処理を選択します。
- VPNをオンにする:このカテゴリのWebサイトへのアクセス時に、VPNをオンにします。
- 確認する:このカテゴリのWebサイトへのアクセス時に、本製品はVPNをオンにするかどうかをユーザーに確認します。ブラウザーのウィンドウで適切な処理を選択し、[今後も同じ処理をこのWebサイトに適用する]をオンにします。このWebサイトを閲覧するたびに、選択した処理が実行されます。チェックボックスをオフにすると、選択した処理が1時間記憶されます。
- 何もしない:このカテゴリのWebサイトへのアクセス時に、本製品はVPNをオンにしません。
- [VPNサーバーを選択]がオンの場合、[VPNをオンにする]ドロップダウンリストから、このWebサイトにアクセスするときに VPN 通信を確立する地域を選択します。
- そのカテゴリのWebサイトにアクセスした際、保護された通信がオンになったことを通知で受け取る場合は、[オンになったときに通知する]をオンにします。
既定では、HTTPSプロトコルを使用してWebサイトに接続するように設定されている場合、カスペルスキー VPN セキュアコネクションからはVPNをオンにするよう通知は行われません。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションのヘルプに戻る。
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侵入防止
[アプリケーション]セクションでは、管理中のアプリケーションの数が表示されます。
[動作状況モニター]セクションに、現在実行中のアプリケーションとプロセスの数に関する情報が表示されます。CPUの負荷、RAMの容量、ドライブの空き容量、ネットワークの動作のグラフが表示されます。
[リソース]タブ
このタブでは、システムリソースまたはユーザーリソースを選択し、それらのリソースに対するアプリケーションのアクセス権を設定できます。
[ライセンス]ウィンドウ
ウィンドウ上部に、ライセンスの詳細が表示されます。
- ライセンスのステータス
- ライセンスの有効期間終了までの残りの日数
ライセンスの有無および使用している製品バージョンのプロパティに応じて、本ウィンドウに表示されるライセンスに関連する処理のボタンが異なる可能性があります。ここでは、既定で表示されるボタンについて説明します。
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証明書のインストール
証明書の自動インストールの進行状況が表示されます。処理の完了には時間がかかる場合があります。
ユーザーのコンピューターにインストールされているブラウザーを検索し、証明書をWindowsの証明書ストアに自動的にインストールします。
証明書のインストール中に、Windowsのセキュリティ警告が画面に表示され、証明書のインストールを確認するよう促される場合があります。
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[ネットワークの動作]セクション
ウィンドウの下部にはネットワークトラフィックが図示され、リストで選択されたプロセスの送受信トラフィック量が示されます。この図はトラフィック量をリアルタイムで反映します。トラフィック量は、キロバイト単位で表示されます。
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ネットワークアダプターのルールを追加する際の留意事項
ネットワークアダプターと特定のTTLのルールの許可ルールを作成するときに、ルールがアプリケーションの拒否ルールと競合することがあります。たとえば、アプリケーションが強い制限付きのグループに属する場合に、ネットワークアダプター(またはTTL)に許可パケットルールを作成しているにもかかわらずネットワークのアクセスがブロックされることがあります。
このネットワークアダプター経由でネットワークに接続しようとするすべてのアプリケーションに作用する許可ルールを設定するには、次の優先度順の上位から下位までのルールを作成する必要があります(パケットルールの一般的なリストでは、優先度は上から下で優先度の高いものから低いものへと決定されます)。
- 選択したネットワークアダプターの許可ルール。
- すべてのほかのネットワークアダプターの拒否ルール。
- ネットワークアダプターを指定しない許可ルール。
TTLを使用したネットワークアダプターに作用する許可ルールを設定するには、次の優先度順の上位かr下位までのルールを作成する必要があります。
- 特定のTTLの値に対する許可ルール
- TTLの値が225の拒否ルール
- TTL値を指定しない許可ルール
ネットワーク接続の切断
アクティブなネットワーク接続の監視中に、コンピューターをシャットダウンするか、または保護を停止する場合、これらの接続の切断に関する通知が画面に表示されます。これは、アプリケーションを正しく終了させるのに必要です。10秒後に自動的に、または[はい]をクリックすることにより、切断が実行されます。切断されたほとんどの接続は、まもなく復旧します。
ダウンロードマネージャーを使用せずにファイルをダウンロードしているときに接続が切断されると、データ転送は中断されます。ファイルをダウンロードするには、ダウンロードプロセスを最初からやり直す必要があります。
接続の切断はキャンセルできます。キャンセルするには、通知ダイアログボックスで、[いいえ]をクリックします。アプリケーションは継続して実行されます。
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VPNの詳細設定について
VPNの詳細設定は、お使いの端末にカスペルスキー プラスまたはカスペルスキー プレミアムがインストールされている場合に利用可能です。
VPNの詳細設定に含まれる機能は次のとおりです。
- 次のWebサイトのカテゴリにアクセスした際にVPNをオンにする
- 銀行のサイト
- 決済システムのサイト
- オンラインストア
- SNSサイト
- 地域または都市の自動変更設定(VPNの設定で各Webサイトのカテゴリに対して異なる地域または都市を指定している場合、異なるカテゴリのWebサイト間で移動するときに、地域を変更するかどうかを指定できます)
- 除外するWebサイトのリスト(アクセスする頻度が高いWebサイトなど、個別のWebサイトに対するVPNの設定)
カスペルスキー VPN セキュアコネクションのヘルプに戻る。
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本製品の通知ウィンドウ
Windowsのタスクバーの通知領域では、製品に関するイベントを通知して注意を促します。
このような通知が表示されたときは、提示された処理のいずれかを選択してください。既定では、カスペルスキーが推奨する処理が選択されており、その処理を選択するのが最適です。
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登録と認証
既存のマイ カスペルスキーアカウントにログインする場合、次の内容がウィンドウに表示されます。
マイ カスペルスキーアカウントの作成中、ウィンドウには次の項目が表示されます。
カスペルスキーからお届けする製品情報やお得なキャンペーン情報などのメール配信を希望する
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[不明なアプリケーションの信頼グループ]ウィンドウ
このウィンドウには、既存のグループに追加できなかったアプリケーションの許可グループが表示されます。信頼グループを選択し、[保存する]をクリックします。ほかのグループに追加できなかったアプリケーションは、指定したグループに追加されます。
既定では、これらのアプリケーションは[弱い制限付き]グループに追加されます。
[ブロックするアプリケーションと許可するアプリケーション]ウィンドウ
オペレーティングシステムの設定の変更を許可またはブロックするアプリケーションのリストが表示されます。リストが空の場合は、オペレーティングシステムの設定の編集をどのアプリケーションにも許可またはブロックしていないことを意味します。
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[隔離]ウィンドウ
本製品は、Windowsストアのアプリを駆除しません。スキャンの結果、あるアプリが危険であると示された場合、そのアプリはコンピューターから削除されます。Windowsストアのアプリが削除された場合、そのバックアップは作成されません。削除されたオブジェクトを復元するには、オペレーティングシステムに含まれるリカバリツールを使用するか(詳細はコンピューターにインストールされているオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください)、Windowsストアからアプリをアップデートする必要があります。
[過激な表現]ウィンドウ
このウィンドウには過激な表現の一覧が表示されます。これらの単語がメッセージ内に存在する場合、本製品はこのメッセージをスパムとしてフラグを付けます。
[アプリケーションマネージャーの設定]ウィンドウ
新しいアプリケーションをインストールするとき、追加のプログラムのチェックボックスを自動でオフにする。追加のプログラムをインストールしようとすると警告する
アップデートの検索方法 /スケジュール
この表では、アプリケーションアップデーターおよびアプリケーションマネージャーのスケジュールをコントロールする設定について説明します。
設定 |
説明 |
---|---|
アップデートの検索方法(アプリケーションアップデーター) 分析の実行 (アプリケーションマネージャー) |
自動:内部設定に基づいてタスクを24時間に1度実行します。 毎分 / 毎時 / 毎日 / 毎週 / 毎月 / 指定した時刻:分単位で指定可能な、指定したスケジュールに基づいてタスクを実行します。これらのオプションが選択されている場合、[本製品の起動からタスク開始までの時間N分]を使用できます。 本製品の起動後:本製品の開始後、[開始する時間:<N>分]で指定された時間待機してからタスクを実行します。 アップデート後:新しいアップデートパッケージをダウンロードしてインストールした後にタスクを実行します。 |
コンピューターがオフの場合、アップデートの検索を翌日に実行する (アプリケーションアップデーター) コンピューターがオフの場合、オブジェクトの分析を翌日に実行する (アプリケーションマネージャー) |
コンピューターの電源がオフになることでソフトウェアのアップデートの検索またはオブジェクトの分析がスキップされた場合、コンピューターの電源がオンになった後にタスクを実行します。 このチェックボックスは次の実行方法のうちどれかが選択された場合に表示されます:毎日 / 毎週 / 毎月 / 指定した時刻。 |
スクリーンセーバーが有効、またはコンピューターがロックされているときにのみソフトウェアのアップデートを検索する (アプリケーションアップデーター) スクリーンセーバーが有効、またはコンピューターがロックされているときにのみオブジェクトの分析を実行する (アプリケーションマネージャー) |
本製品は、コンピューターを使用した作業が終わってからタスクを実行します。つまり、ユーザーの作業中にタスクによってシステムリソースが占有されないようにするということです。 このチェックボックスは[アップデート後]が選択されているときに表示されます。 |
アップデートの設定
設定 |
説明 |
---|---|
定義データベースのアップデートのスケジュール |
このリンクをクリックすると、アップデートの実行方法を選択できる[定義データベースのアップデートのスケジュール]ウィンドウが開きます。 自動:特定の頻度でアップデート元のアップデートパッケージを検索するアップデートタスクの実行方法です。ウイルスが大規模に発生した場合はチェック頻度が増え、終息するとチェック頻度が減ります。新しいアップデートパッケージが検出されると、コンピューターにダウンロードされインストールされます。 手動で開始:このタスク実行方法では、手動でアップデートタスクを実行できます。 毎分 / 毎時 / 毎日 / 毎週 / 毎月 / 指定した時刻 / 本製品の起動後:事前に設定したスケジュールに基づいてアップデートタスクを実行する方法です。このアップデートタスクの実行方法を選択しても、手動でアップデートタスクを実行することもできます。 |
アップデート元の選択 |
アップデート元のリストを表示します。 アップデート元は、アプリケーションがアップデートされたデータベースやモジュールをダウンロードできるパブリックHTTPまたはFTPサーバーまたは共有フォルダー(ローカルまたはネットワーク)です。 既定では、アップデート元のリストにはカスペルスキーのアップデートサーバーが含まれます。その他のアップデート元をリストに追加することができます。 複数のアップデート元がリストから選択された場合、本製品はアップデートパッケージをダウンロードできる利用可能なアップデート元に到達するまでクエリを送り続けます。 |
定義データベースをアップデートするユーザー |
リンクをクリックすると、特定のユーザー権限を選択してデータベースのアップデートを実行できるウィンドウが開きます。 既定では、アップデートタスクはオペレーティングシステムに登録されたユーザー名で実行されます。ユーザーがアクセス権を持たない(アップデートパッケージのある共有フォルダーなど)、またはプロキシサーバー上で設定済みの認証を持たないアップデート元からもアップデートが可能です。本製品の設定で、必要な権限を持つユーザーを指定してアップデートタスクを実行することができます。 |
[レポート]ウィンドウ
次の機能を使用して、レポートを使いやすく管理できます。
- 日付でフィルターする
- セルの値でフィルターする
- イベントのレコードのテキストで検索する
- 各レポートの列でリストをソートする
- レポートで表示される列の順番を変更したり整える
レポート内では、次のイベントの重要度レベルが使用されます。
情報メッセージ:通常は重要な情報を含まない情報イベントです。
警告:本製品の実行中に発生した重要な状況に関する情報を含む、注意が必要なイベントです。
緊急イベント:本製品の実行中に、本製品の実行に影響する、またはユーザーのコンピューターの保護レベルに影響するぜい弱性の問題が発生したことを示す重要性の高いイベントです。
[レポートを保存する]をクリックして、レポートをテキストまたはCSV形式で保存できます。
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ZIPファイルまたはフォルダーの選択
一部の地域ではカスタムのデザインテーマを使用できません。
テーマを選択する際には、次の制限がありますので注意してください。
- 次の場合、本製品では選択したテーマを使用できません。
- アーカイブ内のファイルに、標準テーマのものとは異なるフォルダー構造内の名前またはパスがある
- アプリケーションウィンドウのテキストを保持しているアーカイブファイルが破損している
- テーマは、本製品の特定のバージョン用に設計されており、他のバージョンまたは他のアプリケーションには適用できません。本製品を新しいバージョンにアップグレードするか、他のアプリケーションを上書きインストールすると、テーマは標準テーマに変更されます。
代替テーマの選択時に問題が発生し、規定の方法を使用して標準テーマをインストールできない場合は(例:フォントが背景とマージされ、必要な管理要素が区別できないため、[インターフェイス設定]ウィンドウで[カスタムのデザインテーマを使う]をオフにできない)、本製品を再インストールしてください。
入力情報の漏洩防止の除外リストの追加 / 編集ウィンドウ
[範囲]セクションで、セキュリティキーボード機能の例外ルールを適用する範囲を指定できます。
[入力情報の漏洩防止]セクションで、選択したWebサイトまたはWebページでコンピューターのキーボードからのデータ入力を保護するかどうかを指定できます。
セキュリティキーボードの除外リストの追加 / 編集ウィンドウ
[範囲]セクションで、セキュリティキーボードのアイコン表示の設定がWebサイト全体に適用されるか指定したページに適用されるかを設定できます。
[セキュリティキーボードのアイコン]セクションで、指定したURLマスクにマッチするページでセキュリティキーボードのアイコンを表示するかどうかを設定できます。
プロキシサーバーの設定
Web カメラとマイクの管理
[Webカメラの設定]で、次の設定を変更できます:
[マイクの設定]で、次の設定を変更できます:
[パスワードによる保護]ウィンドウ
[パスワードの変更または削除]は、本製品の機能へのアクセスを保護するパスワードが以前から設定されている場合に表示されます。
[パスワードの適用先]セクションでは、パスワードで保護するアプリケーション管理機能の一部を指定できます。
スキャン設定
この表には、完全スキャン、簡易スキャン、カスタムスキャン、コンテキストメニューからのスキャン、インスタントスキャンを制御する設定が表示されます。
設定 |
説明 |
---|---|
セキュリティレベル |
本製品のスキャンには、さまざまな設定のセットがあります。本製品に保存されているこれらの設定のセットはセキュリティレベルと呼びます。
|
脅威の検知時の処理 |
感染したファイルの駆除または削除を試みる前に、あとでオブジェクトを復元または駆除する必要が生じる場合に備えて、バックアップが作成されます。 |
スキャン範囲の編集 (コンテキストメニューからのスキャンの設定では利用できません) |
リンクをクリックすると、本製品がスキャンできるオブジェクトの一覧が表示されます。スキャンの種別(完全スキャン、簡易スキャンまたはカスタムスキャン)ごとにさまざまなオブジェクトが一覧で表示されます。 オブジェクトをリストに追加したり、追加したオブジェクトをリストから削除したりできます。 スキャンからオブジェクトを削除するのに、リストからオブジェクトを削除する必要はありません。オブジェクト名の隣にあるチェックボックスをオフにするだけです。 |
スキャンスケジュール (コンテキストメニューからのスキャンの設定では利用できません) |
手動で開始:都合の良いときに手動でスキャンを開始できる実行方法です。 カスタム:事前に設定したスケジュールに基づいてスキャンタスクを実行するモードです。このスキャン実行方法を選択しても、手動でスキャンタスクを実行することもできます。 |
スキャンの実行方法を選択 |
リンクをクリックすると、特定のユーザー権限を選択してスキャンを実行できるウィンドウが開きます。 既定では、スキャンタスクはオペレーティングシステムに登録されたユーザー名で実行されます。保護範囲には、ネットワークドライブやその他特定のアクセス権限を必要とするオブジェクトが含まれることがあります。本製品の設定で、必要な権限を持つユーザーを指定してスキャンタスクを実行することができます。 |
ファイル種別 |
本製品は拡張子なしのファイルを実行ファイルとして扱います。また、スキャン対象として選択したファイルは、その種別に関係なく常にスキャンされます。 すべてのファイル:この設定を選択すると、本製品は例外なくすべてのファイルをスキャンします(すべての形式および拡張子)。 ファイル形式でファイルをスキャン:この設定を選択すると、本製品は のみをスキャンします。ファイル内の悪意のあるコードを検索する前に、ファイル形式(TXT、DOC、EXEなど)を決めるために、内部ヘッダーが分析されます。また、特定の拡張子を持つファイルも検索します。拡張子でファイルをスキャン:この設定を選択すると、本製品は感染の可能性があるファイルのみをスキャンします。ファイル形式はファイルの拡張子を基に決定されます。 |
新規作成または更新されたファイルのみスキャン |
新規ファイルまたは最後にスキャンされたときから変更があったファイルのみスキャンします。これにより、スキャンを実行する時間を短縮できます。このスキャン方法は、単一ファイルおよび複合ファイルの両方に適用されます。 |
オブジェクトの最大スキャン時間:<N>秒 |
単一のオブジェクトのスキャン時間を制限します。特定の時間が経過すると、本製品はファイルのスキャンを停止します。これにより、スキャンを実行する時間を短縮できます。 |
アーカイブをスキャン |
ZIP、GZIP、BZIP、RAR、TAR、ARJ、CAB、LHA、JAR、ICEおよびその他のアーカイブをスキャンします。本製品はファイルの拡張子だけでなく、ファイル形式でもスキャンします。 |
配信パッケージをスキャン |
このチェックボックスで、サードパーティの配布パッケージのスキャンをオンまたはオフにできます。 |
Microsoft Office形式のファイルをスキャン |
Microsoft Office形式のファイルをスキャンします(DOC、DOCX、XLS、PPTおよびその他のMicrosoft形式のファイル)。Office形式のファイルにはOLEオブジェクトも含まれます。 |
メール形式をスキャン |
このチェックボックスで、メール形式およびメールデータベースでファイルをスキャンするオプションをオンまたはオフに設定します。 本製品は、コンピューターにMicrosoft Outlook x86メールクライアントを持つ場合のみMicrosoft Outlook、Windows Mail、Microsoft Outlook ExpressおよびEMLメールファイル形式のみを完全スキャンします。 このチェックボックスをオンにすると、メール形式のファイルが解析されてスキャンされ、各コンポーネント(本文、添付ファイル)のウイルスが解析されます。 オフにすると、メール形式のファイルが単一オブジェクトとしてスキャンされます。 |
パスワードで保護されているアーカイブをスキャン |
このチェックボックスをオンにすると、パスワードで保護されている圧縮ファイルがスキャンされます。圧縮ファイル内のファイルがスキャンされる前に、パスワードを要求するメッセージが画面に表示されます。 このチェックボックスをオフにすると、パスワードで保護されている圧縮ファイルのスキャンがスキップされます。 |
大きな複合ファイルをスキャンしない ファイルの最大サイズ |
このチェックボックスをオンにすると、指定したサイズ以上の複合ファイルはスキャンされません。 このチェックボックスをオフにすると、すべてのサイズの複合ファイルがスキャンされます。 圧縮ファイルから解凍されたサイズの大きいファイルはこのチェックボックスのオンオフに関係なくスキャンされます。 |
ヒューリスティック分析 |
現在のカスペルスキー製品のデータベースを使用して識別できない脅威を検知する技術です。未知のマルウェアや、既知のマルウェアプログラムの改変を含むファイルを検知することができます。 悪意のあるコードをスキャン中に、ヒューリスティック分析機能は実行ファイル内の命令を実行します。ヒューリスティック分析が実行する命令の数は、ヒューリスティック分析内で指定されたレベルに準じます。ヒューリスティック分析のレベルは、脅威の検索の徹底具合、オペレーティングシステムのリソースへの負荷、ヒューリスティック分析に必要な時間のバランスを見て設定します。 |
iSwift |
この技術は、NTFSファイルシステムを使用したコンピューターに向けて、iCheckerを発展させたものです。 iSwiftには制限があります。ファイルシステム内の特定のファイルの場所と結びついている点と、NTFSファイルシステム以外では使用できない点です。 本製品を新しいバージョンにアップグレードする際、以前オフにしていた場合でも、すべてのスキャン種別に対してiSwiftがオンになります。 |
iChecker |
特定のファイルをスキャン対象から除外することで、スキャンの高速化を可能にします。本製品の定義データベースの公開日、前回ファイルがスキャンされた日、スキャン設定に対して行われたあらゆる変更を考慮に入れた、特別のアルゴリズムを使用して、ファイルをスキャン対象から除外します。iCheckerには制限があります。大容量のファイルには向かない点と、本製品が認識する構造を持ったファイル(EXE、DLL、LNK、TTF、INF、SYS、COM、CHM、ZIP、RAR)にのみ適用する点です。 |
リムーバブルドライブのスキャンの設定
設定 |
説明 |
---|---|
リムーバブルドライブの検出時の操作 |
|
リムーバブルドライブの最大サイズ |
このチェックボックスをオンにすると、本製品は指定した最大サイズ以下のすべての外付け端末をスキャンします。 オフにすると、本製品はすべてのサイズの外付け端末をスキャンします。 |
スキャン進捗ウィンドウを表示する |
このチェックボックスをオンにすると、本製品は外付け端末のスキャンの進捗を別のウィンドウおよびスキャン実行中のウィンドウに表示します。 |
スキャンタスクの停止をブロックする |
このチェックボックスをオンにすると、スキャン実行中のウィンドウで外付けデバイススキャンの[停止する]ボタンが利用できなくなります。 |
バックグラウンドスキャンの設定
バックグラウンドスキャンをオンにすると、本製品はバックグラウンドスキャンを実行します。バックグラウンドスキャンは、通知を表示せずにスキャンを自動で実行するスキャンモードです。完全スキャンなどほかの種別のスキャンよりリソース消費が少ないスキャンです。このモードでは、本製品はシステムメモリ、システムボリューム、ブートセクターおよびスタートアップオブジェクトをスキャンし、ルートキットを検索します。
コンピューターがバッテリーを使用している場合、コンピューターがアイドル状態であってもバックグラウンドスキャンは実行されません。
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アプリケーションぜい弱性スキャンの設定
設定 |
説明 |
---|---|
検索範囲を編集 |
リンクをクリックすると、[アプリケーションぜい弱性スキャンの範囲]ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、アプリケーションのぜい弱性を検知するためにスキャンされるオブジェクトの一覧が含まれています。 オブジェクトをリストに追加したり、追加したオブジェクトをリストから削除したりできます。 スキャンからオブジェクトを削除するのに、リストからオブジェクトを削除する必要はありません。オブジェクト名の隣にあるチェックボックスをオフにするだけです。 |
検索スケジュール |
手動で開始:アプリケーションぜい弱性スキャンを都合の良いタイミングで手動で開始できる実行モードです。 カスタム:事前に設定したスケジュールに基づいてスキャンタスクを実行するモードです。このスキャン実行方法を選択しても、手動でスキャンタスクを実行することもできます。 |
バナー広告対策の設定
[カスペルスキー関連サイト]ウィンドウ
カスペルスキーのWebサイトや、カスペルスキーの広告を掲載するパートナー企業のWebサイトのリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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迷惑メール対策の詳細設定
[スパムと判定する]セクションでは、スパムを認識するために使用するメールフィルターの厳密な条件を設定できます。
悪意のあるURLのデータベースに登録されているURLが含まれるメール
[スパムでないと判定する]セクションでは、スパムではないメールを認識するために迷惑メール対策が使用する条件を定義できます。
[メールに対する処理]セクションでは、迷惑メール対策により「スパム」または「準スパム」と判定されたメールの件名に追加するラベルを指定できます。
メールの件名にラベルを挿入[!! SPAM](スパムと判定した場合)
メールの件名にラベルを挿入[?? Probable SPAM](準スパムと判定した場合)
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[許可するメールアドレス]ウィンドウ
ネット決済保護の設定
[ネットバンキングおよびネット決済サイトへの初回アクセス時]セクションでは、銀行または決済システムのWebサイトに初めてアクセスするときに本製品が実行する処理を選択できます。
[詳細]セクションでは、ネット決済保護の詳細な設定を指定できます。
ネット決済保護ウィンドウから起動するブラウザー 通常使うブラウザー
64ビット版のWindows 8、Windows 8.1、Windows 10では、ブラウザーを保護するためにハードウェアの仮想化が使用されます。
セーフブラウジングの設定
設定 |
説明 |
---|---|
セキュリティレベル
|
本製品には、セーフブラウジングを実行するさまざまな設定のグループがあります。本製品に保存されているこれらの設定のセットはセキュリティレベルと呼びます。
|
脅威の検知時の処理 |
[設定] - [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の順にクリックして表示される[推奨される処理を自動的に実行する]がオンの場合、このオプションを利用できます。
|
スキャン方法 悪意のあるWebサイトのデータベースでWebアドレスをチェックする
|
リンクをスキャンして悪意のあるリンクのデータベース内で確認し、Webサイトが拒否リストに登録されているかどうかを確認できます。この悪意のあるリンクのデータベースは、カスペルスキーによって作成されたものです。これは本ソフトウェアの配布キットに含まれており、定義データベースとともにアップデートされます。 |
アドウェアを含むWebサイトのデータベースでWebアドレスをチェックする |
例としては、インターネットでの検索クエリを広告サイトにリダイレクトするソフトウェアがあります。これにより、入力した検索クエリに最も関連性の高いWebリソースではなく、広告サイトが表示されます。 |
コンピューターや個人データに損害を与える目的で犯罪者に使用される可能性があるWebサイトのデータベースでWebアドレスをチェックする |
このカテゴリの例としては、システム管理者によるトラブルシューティングに合法的に使用されているリモート管理ツールがあります。犯罪者は、このようなツールを気付かれないようにユーザーのコンピュータにインストールし、そのコンピュータにアクセスして犯罪目的に使用する可能性があります。 本製品はWebページのリンクをクリックしてアプリケーションをダウンロードすることを許可します。リンクの単一使用は例外です。コンピューターやデータに損害を与える目的で犯罪者に使用される可能性のある合法なアプリケーションをダウンロードすることはできません。 |
ヒューリスティック分析を使用する |
現在のカスペルスキー製品のデータベースを使用して識別できない脅威を検知する技術です。未知のマルウェアや、既知のマルウェアプログラムの改変を含むファイルを検知することができます。 ウイルスやその他の脅威を持つアプリケーションがないかWebトラフィックをスキャンしている間、ヒューリスティック分析は実行ファイルの命令を処理します。ヒューリスティック分析が実行する命令の数は、ヒューリスティック分析内で指定されたレベルに準じます。ヒューリスティック分析のレベルは、脅威の検索の徹底具合、オペレーティングシステムのリソースへの負荷、ヒューリスティック分析に必要な時間のバランスを見て設定します。 |
フィッシング対策 フィッシングまたは偽の暗号通貨取引サイトのデータベースでWebアドレスをチェックする(一部のライセンスでは[フィッシングサイトのデータベースでWebアドレスをチェックする]) |
このフィッシングサイトや偽の暗号通貨取引サイトのデータベースには、フィッシング攻撃に使用された既知のWebアドレスが含まれています。カスペルスキーは、国際的な組織である Anti-Phishing Working Group から得たアドレスでこのリストを補完しています。フィッシングサイトや偽の暗号通貨取引サイトのデータベースは本ソフトウェアの配布キットに含まれており、本製品の定義データベースとともにアップデートされます。 |
ヒューリスティック分析を使用する |
現在のカスペルスキー製品のデータベースを使用して識別できない脅威を検知する技術です。フィッシングリンクのデータベースにURLが登録されていなくても、フィッシングを検知することができます。 |
危険サイト診断をオンにする |
危険サイト診断は、ChromiumベースのMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxで開かれるWebページのリンクをチェックします。チェックされたリンク先には、次のいずれかのアイコンが表示されます。
リンクについての詳細を示すポップアップウィンドウを表示するには、該当するアイコンにカーソルを合わせてください。 |
特定のWebサイト以外をすべてチェックする 除外リストの管理 |
このオプションを選択すると、[除外リスト]で表示されるものを除くすべてのWebサイトのリンクをスキャンします。 [除外リスト]をクリックすると[除外リストの管理]ウィンドウが開きます。 |
特定のWebサイトのみをチェックする 特定のWebサイトの設定 |
このオプションを選択すると、[特定のWebサイト]で表示されるWebサイトのリンクのみをスキャンします。 [特定のWebサイト]をクリックすると[特定のWebサイトの設定]ウィンドウが開きます。 |
危険サイト診断の設定 |
|
Webサイトのカテゴリ |
[Webサイトのコンテンツのカテゴリに関する情報を表示する]がオンになっていると、そのWebページが表示されるカテゴリ(たとえば暴力やアダルト)に属しているかどうかを示すコメントをリンクに追加します。 警告が必要ないカテゴリは、チェックボックスを外します。 |
信頼する Web サイトに登録したURLのトラフィックはスキャンしない |
このチェックボックスをオンにすると、信頼するURLのリストにあるWebページやWebサイトのコンテンツはスキャンされません。信頼するURLのリストには、特定のWebページやサイトのアドレスを追加することも、Webページやサイトのアドレスマスクを追加することもできます。信頼するWebサイトのリストは、[信頼する Web サイト]からリンクをクリックして開く[信頼する Web サイト]ウィンドウで利用可能です。 |
[カスペルスキー関連サイト]ウィンドウ
カスペルスキーおよびその協力企業のWebサイトのリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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ネットワーク攻撃防御の設定
ネットワーク攻撃防御はオペレーティングシステムの起動時に開始され、受信ネットワークトラフィックを追跡してネットワーク攻撃の兆候がないか確認します。ユーザーのコンピューターでネットワーク攻撃の試行が検知された場合、攻撃元のコンピューターとのネットワーク接続をブロックします。現在既知の種別のネットワーク攻撃の説明および無効化する方法については本製品の定義データベースに指定されています。ネットワーク攻撃防御で検知できるネットワーク攻撃のリストは、製品データベースおよびモジュールがアップデートされたタイミングでアップデートされます。
ネットワーク攻撃防御の設定
設定 |
説明 |
---|---|
ポートのスキャンおよびネットワークフラッディングを攻撃として扱う |
ネットワークフラッディングは企業のネットワークリソース(Webサーバーなど)を対象とした攻撃です。 この攻撃は、ネットワークのトラフィック処理能力を超える大量のトラフィックを送信するものです。結果として、ユーザーは企業のネットワークリソースにアクセスできなくなります。 ポートスキャンはUDPおよびTCPポートおよびコンピューターのネットワークサービスをスキャンする攻撃です。この攻撃は、より危険な種類のネットワーク攻撃を行う前に、コンピューターのぜい弱性レベルを判定しています。ポートのスキャンは、ハッカーがコンピューターのOSを判断し、OS特定の攻撃を行うためにも使用されます。 このトグルをオンにすると、ネットワーク攻撃防御はポートのスキャンおよびネットワークフラッディングをブロックします。 |
攻撃元コンピューターをブロックする時間 N 分間 |
トグルがオンの場合、ネットワーク攻撃防御は攻撃元のコンピューターをブロック対象リストに追加します。これにより、ネットワーク攻撃防御は攻撃元のコンピューターのネットワーク接続を指定した期間初回のネットワーク攻撃検知時にブロックし、今後同じアドレスからネットワーク攻撃を受けた場合に備えて、ユーザーのコンピューターを自動的に保護します。攻撃元コンピューターは最低でも1分間ブロック対象リストに追加されます。最大期間は32,768分です。 |
除外リストの管理 |
このリストには、ネットワーク攻撃防御がブロックしないIPアドレスが記載されます。 この除外リストに登録されたIPアドレスからのネットワーク攻撃に関しては、情報を記録しません。 |
侵入防止の設定
Kaspersky Security Network(KSN)からアプリケーションルールを読み込む
既存のグループに追加できなかったアプリケーションの信頼グループ
<PRODUCT>より前に開始したアプリケーションの信頼グループ
[Web行動追跡]ウィンドウ
Web行動追跡のリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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[互換性のないWebサイト]ウィンドウ
カスペルスキーの情報を基に、データ収集をブロックすると正常に動作しない可能性があるWebサイトのリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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[広告事業者]ウィンドウ
広告の目的でユーザーのオンラインでの行動を追跡している広告事業者のリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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[Web解析ツール]ウィンドウ
ユーザーのオンラインでの行動を追跡し解析しているWeb解析ツールのリストが表示されます。
リストはカスペルスキーによりまとめられ、アップデートされます。リストは、定義データベースと機能がアップデートされるときに自動でアップデートされます。
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メール保護の設定
設定 |
説明 |
---|---|
セキュリティレベル |
本製品では、メール保護を実行するさまざまな設定のセットを使用します。本製品に保存されているこれらの設定のセットはセキュリティレベルと呼びます。
|
脅威の検知時の処理 |
|
保護範囲 |
保護範囲 には、機能の実行中にチェックするオブジェクトが含まれます: 送受信メッセージまたは受信メッセージ。 お使いのコンピューターを保護するためであれば、受信メッセージだけをスキャンする必要があります。送信メッセージのスキャンをオンにすると、感染ファイルが圧縮ファイルで送信されることを防ぐことができます。また、オーディオやビデオなど、特定の形式のファイルが送信されることを防ぐ必要がある場合は、送信メッセージのスキャンをオンにします。 |
POP3、SMTP、NNTP、IMAPトラフィックをスキャンする |
このチェックボックスで、POP3、SMTP、NNTPおよびIMAPプロトコルで送信されるメールトラフィックのスキャンをオンまたはオフにできます。 |
Microsoft Outlookアドインに接続
|
このチェックボックスをオンにすると、POP3、SMTP、NNTPおよびIMAPプロトコルで送信されるメールトラフィックをMicrosoft Outlookに統合されたアドオンを使用してスキャンします。 Microsoft Office Outlookアドインを使用してメールをスキャンする場合、Exchangeキャッシュモードを使用してください。Exchangeキャッシュ モードおよびその使用方法について詳しくは、Microsoftのナレッジベースを参照してください。 |
ヒューリスティック分析 |
現在のカスペルスキー製品のデータベースを使用して識別できない脅威を検知する技術です。未知のマルウェアや、既知のマルウェアプログラムの改変を含むファイルを検知することができます。 悪意のあるコードをスキャン中に、ヒューリスティック分析機能は実行ファイル内の命令を実行します。ヒューリスティック分析が実行する命令の数は、ヒューリスティック分析内で指定されたレベルに準じます。ヒューリスティック分析のレベルは、脅威の検索の徹底具合、オペレーティングシステムのリソースへの負荷、ヒューリスティック分析に必要な時間のバランスを見て設定します。 |
添付のMicrosoft Office形式のファイルをスキャン |
Microsoft Office形式のファイルをスキャンします(DOC、DOCX、XLS、PPTおよびその他のMicrosoft形式のファイル)。Office形式のファイルにはOLEオブジェクトも含まれます。 |
添付のアーカイブのスキャン |
ZIP、GZIP、BZIP、RAR、TAR、ARJ、CAB、LHA、JAR、ICEおよびその他のアーカイブをスキャンします。本製品はファイルの拡張子だけでなく、ファイル形式でもスキャンします。 |
次のサイズより大きいアーカイブをスキャンしない |
このチェックボックスをオンにすると、メッセージに添付されたアーカイブのサイズが指定した値を超える場合に、そのアーカイブをスキャン対象から除外します。チェックボックスをオフにすると、メッセージに添付されたあらゆるサイズのアーカイブをスキャンします。 |
アーカイブのチェックを次の時間制限する |
このチェックボックスをオンにすると、メッセージに添付された圧縮ファイルのスキャンにかける時間が指定した時間に制限されます。 |
添付ファイル |
添付ファイルのフィルターは送信メッセージには適用できません。 フィルタリングをオフにする:このオプションを選択すると、メッセージに添付されたファイルはフィルタリングされません。 選択した種別の添付ファイルの名前を変更する:このオプションを選択すると、指定した種別の添付ファイルの拡張子の末尾の文字をアンダースコアに置き換えます(たとえば、「attachment.doc_」など)。このため、ファイルを開くには、ユーザーがファイルの名前を変更する必要があります。 選択した種別の添付ファイルを削除する:このオプションを選択すると、メッセージに添付された特定の種別のファイルを削除します。 ファイルマスクリスト内で、メールメッセージから名前を変更または削除する添付ファイルの種別を指定することができます。 |
[ネットワークのプロパティ](アダプター)ウィンドウ
[新しいネットワークの接続時]セクションでは、このアダプターを使用する新しい接続を検出したときに、ファイアウォールが実行する処理を選択できます。
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システムウォッチャーの設定
[ぜい弱性攻撃ブロック]セクションでは、ぜい弱性を持つアプリケーションが実行ファイルを実行する際のアプリケーションの処理を設定できます。
[不正ロック対策]セクションでは、画面をロックするマルウェアの動作を検知した場合に実行する処理を設定できます。デスクトップロッカーは悪意のあるソフトウェアの一種です。画面やキーボードをロックしたり、タスクバーやショートカットへのアクセスをブロックしたりすることにより、コンピューターでのユーザーの操作を制限します。デスクトップロッカーは、オペレーティングシステムの復元用の代金を要求する場合があります。不正ロック対策により、指定した組み合わせでキーを押してデスクトップロッカーを閉じることができます。
ファイル保護の設定
設定 |
説明 |
---|---|
セキュリティレベル
|
本製品では、ファイル保護を実行するさまざまな設定のセットを使用します。本製品に保存されているこれらの設定のセットはセキュリティレベルと呼びます。
|
脅威の検知時の処理 |
感染したファイルの駆除または削除を試みる前に、あとでオブジェクトを復元または駆除する必要が生じる場合に備えて、バックアップが作成されます。 |
ファイル種別
|
すべてのファイル:この設定が有効な場合、すべてのファイル(すべての形式と拡張子)が例外なくスキャンされます。 ファイル形式でファイルをスキャン:この設定を選択すると、本製品は感染の可能性があるファイルのみをスキャンします。ファイル内の悪意のあるコードを検索する前に、ファイル形式(TXT、DOC、EXEなど)を決めるために、内部ヘッダーが分析されます。また、特定の拡張子を持つファイルも検索します。 拡張子でファイルをスキャン:この設定を選択すると、本製品は感染の可能性があるファイルのみをスキャンします。ファイル形式はファイルの拡張子を基に決定されます。 |
保護範囲の編集 |
このリンクをクリックすると、ファイル保護によってスキャンされるオブジェクトのリストが含まれる[ファイル保護の保護範囲]ウィンドウが表示されます。 オブジェクトをリストに追加したり、追加したオブジェクトをリストから削除したりできます。 スキャンからオブジェクトを削除するのに、リストからオブジェクトを削除する必要はありません。オブジェクト名の隣にあるチェックボックスをオフにするだけです。 |
ヒューリスティック分析 |
現在のカスペルスキー製品のデータベースを使用して識別できない脅威を検知する技術です。未知のマルウェアや、既知のマルウェアプログラムの改変を含むファイルを検知することができます。 悪意のあるコードをスキャン中に、ヒューリスティック分析機能は実行ファイル内の命令を実行します。ヒューリスティック分析が実行する命令の数は、ヒューリスティック分析内で指定されたレベルに準じます。ヒューリスティック分析のレベルは、脅威の検索の徹底具合、オペレーティングシステムのリソースへの負荷、ヒューリスティック分析に必要な時間のバランスを見て設定します。 |
新規作成または更新されたファイルのみスキャン |
新規ファイルまたは最後にスキャンされたときから変更があったファイルのみスキャンします。これにより、スキャンを実行する時間を短縮できます。このスキャン方法は、単一ファイルおよび複合ファイルの両方に適用されます。 |
アーカイブをスキャン |
ZIP、GZIP、BZIP、RAR、TAR、ARJ、CAB、LHA、JAR、ICEおよびその他のアーカイブをスキャンします。本製品はファイルの拡張子だけでなく、ファイル形式でもスキャンします。 |
配信パッケージをスキャン |
このチェックボックスで、サードパーティの配布パッケージのスキャンをオンまたはオフにできます。 |
Microsoft Office形式のファイルをスキャン |
Microsoft Office形式のファイルをスキャンします(DOC、DOCX、XLS、PPTおよびその他のMicrosoft形式のファイル)。Office形式のファイルにはOLEオブジェクトも含まれます。 |
大きな複合ファイルをスキャンしない 対象ファイルの最大サイズ |
このチェックボックスをオンにすると、指定したサイズ以上の複合ファイルはスキャンされません。 このチェックボックスをオフにすると、すべてのサイズの複合ファイルがスキャンされます。 圧縮ファイルから解凍されたサイズの大きいファイルはこのチェックボックスのオンオフに関係なくスキャンされます。 |
複合ファイルをバックグラウンドで展開する 対象ファイルの最小サイズ |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はファイルをスキャンする前に指定した値より大きい複合ファイルにアクセスできるようにします。この場合、複合ファイルの解凍とスキャンはバックグラウンドで実行されます。 指定された値より小さいサイズの複合ファイルには、これらのファイルを解凍してスキャンした後にのみアクセスできます。 このチェックボックスをオフにすると、サイズに関係なくすべての複合ファイルは解凍してスキャンした後にアクセスできるようになります。 |
スキャンモード
|
スマートモード:オブジェクトに対する処理の分析に基づいて、オブジェクトをスキャンします。たとえば、Microsoft Office文書を使用する場合は、最初に開いたときと最後に閉じたときにファイルをスキャンします。ファイルを上書きする中間の処理では、スキャンされません。 ファイルのアクセス時と更新時にスキャン:オブジェクトを開こうとするときまたは修正しようとするときにオブジェクトをスキャンします。 ファイルのアクセス時にスキャン:オブジェクトを開こうとする際にのみオブジェクトをスキャンします。 ファイルの実行時にスキャン:オブジェクトを実行しようとする際にのみオブジェクトをスキャンします。 |
iSwift
|
この技術は、NTFSファイルシステムを使用したコンピューターに向けて、iCheckerを発展させたものです。 iSwiftには制限があります。ファイルシステム内の特定のファイルの場所と結びついている点と、NTFSファイルシステム以外では使用できない点です。 本製品を新しいバージョンにアップグレードする際、以前オフにしていた場合でも、すべてのスキャン種別に対してiSwiftがオンになります。 |
iChecker
|
特定のファイルをスキャン対象から除外することで、スキャンの高速化を可能にします。本製品の定義データベースの公開日、前回ファイルがスキャンされた日、スキャン設定に対して行われたあらゆる変更を考慮に入れた、特別のアルゴリズムを使用して、ファイルをスキャン対象から除外します。iCheckerには制限があります。大容量のファイルには向かない点と、本製品が認識する構造を持ったファイル(EXE、DLL、LNK、TTF、INF、SYS、COM、CHM、ZIP、RAR)にのみ適用する点です。 |
除外リスト |
スキャンの対象から除外されたオブジェクトです。 除外対象を指定するには、[除外リスト]ウィンドウの[除外リストの管理]をクリックします。 |
ファイル保護の一時停止 |
指定した時間または特定のアプリケーションと一緒に動作しているときに一時的または自動的に操作を停止します。 [ファイル保護の一時停止]をクリックして設定できます。 |
AMSI保護の設定
設定 |
説明 |
---|---|
アーカイブをスキャン |
ZIP、GZIP、BZIP、RAR、TAR、ARJ、CAB、LHA、JAR、ICEおよびその他のアーカイブをスキャンします。本製品はファイルの拡張子だけでなく、ファイル形式でもスキャンします。 |
配信パッケージをスキャン |
このチェックボックスで、サードパーティの配布パッケージのスキャンをオンまたはオフにできます。 |
Microsoft Office形式のファイルをスキャン |
Microsoft Office形式のファイルをスキャンします(DOC、DOCX、XLS、PPTおよびその他のMicrosoft形式のファイル)。Office形式のファイルにはOLEオブジェクトも含まれます。 |
大きな複合ファイルをスキャンしない ファイルの最大サイズ |
このチェックボックスをオンにすると、指定したサイズ以上の複合ファイルはスキャンされません。 このチェックボックスをオフにすると、すべてのサイズの複合ファイルがスキャンされます。 圧縮ファイルから解凍されたサイズの大きいファイルはこのチェックボックスのオンオフに関係なくスキャンされます。 |
個人情報の制限に関するレポート
ウィンドウの上部にユーザー名が表示されます。ユーザーの動作はこのウィンドウで報告されます。
選択したユーザーによるキーワードの使用や転送しようとした個人データに関する情報を、それぞれ確認できます。
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保護者による管理の除外リスト
このウィンドウでは、保護者による管理の設定からの除外リストを作成できます。除外リストに追加されたWebサイトに影響するアクセス設定は、カテゴリによってWebサイトをブロックする場合([選択したカテゴリのWebサイトへのアクセスをブロックする])と、すべてのWebサイトをブロックする場合([すべてのWebサイトへのアクセスをブロックする])のどちらにも適用されます。
たとえば、[インターネットコミュニケーション]カテゴリのWebサイトへのアクセスを許可しながら、www.example.comを除外リストに追加してアクセスをブロックすることができます。この場合、example.comソーシャルネットワークを除くすべてのソーシャルネットワークへのアクセスが許可されます。また、すべてのWebサイトをブロックしながら、アクセスを許可するメールWebサイトを除外リストに追加することもできます。この場合、ユーザーはオンラインメールのWebサイトへのアクセスだけが許可されます。
[アプリケーション使用制限]ウィンドウ
このウィンドウで、選択したアプリケーションの使用時間の制限を適用できます。
[平日]セクションで、平日のアプリケーションの使用時間を制限できます。
[週末]セクションで、週末のアプリケーションの使用時間を制限できます。
[休憩時間]セクションでは、1日の中でアプリケーションへのアクセスを定期的にブロックする時間を設定できます。
[使用時間]セクションでは、アプリケーションの使用時間のテーブルが表示されます。このテーブルを使用して、1週間の中でアプリケーションを使用するスケジュールを時間ごとに設定できます。
アプリケーションの使用のレポート
ウィンドウの上部にユーザー名が表示されます。ユーザーの動作はこのウィンドウで報告されます。
アプリケーションの使用のレポートでは、指定した時間帯における、選択したユーザーアカウントのアプリケーションの起動に関する情報を確認できます。
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ブロックするゲームのカテゴリ
このウィンドウでは、コンテンツに応じてゲームをブロックするかどうかを選択できます。ゲームコンテンツの分類(チェックボックス)は、PEGIまたはESRBのレーティングに対応します。レーティングシステムの種別は、お住まいの地域に応じて自動的に選択されます。また、必要に応じて、保護者による管理の設定で手動で選択することもできます。
カテゴリの横のチェックボックスをオンにすると、そのカテゴリに含まれるゲームがブロックされます。
カテゴリの横のチェックボックスをオフにすると、そのカテゴリのゲームの起動が許可されます。
ゲームコンテンツに対応したすべてのカテゴリが許可されれば、ゲームの起動が許可されます。
全体の統計
ウィンドウの上部にユーザー名が表示されます。ユーザーの動作はこのウィンドウで報告されます。
[コンピューターの制限]セクションで、選択したユーザーのコンピューター使用時間やコンピューターの使用状況のレポートを表示したり、保護者による管理の設定を行ったりできます。コンピューターの使用時間のレポートに、指定した期間のコンピューターの使用統計が表示されます。既定では、過去24時間の統計が表示されます。
[アプリケーション]セクションには、選択したユーザーが最近使用したアプリケーションの詳細が表示されます。指定した期間のアプリケーションの使用統計がアプリケーションの使用状況のレポートに表示されます。既定では、過去24時間の統計が表示されます。
[インターネット]セクションには、Webサイトへのアクセスの統計とWebサイトにアクセスしていた時間のレポートが表示されます。ブロック対象のWebサイトにアクセスしようとしてブロックされた回数の合計も表示されます。
インターネット使用時間のレポートに、指定した期間のWebリソースの閲覧統計が表示されます。既定では、過去24時間の統計が表示されます。
[個人情報の制限]セクションには、個人情報を転送しようとする試みをブロックした回数に関する情報が表示されます。
指定した期間の統計がコンテンツ管理レポートに表示されます。既定では、1週間の統計が表示されます。
インターネットの使用レポート
ウィンドウの上部にユーザー名が表示されます。ユーザーの動作はこのウィンドウで報告されます。
インターネットの使用レポートでは、選択したユーザーが指定の期間に閲覧したWebサイトに関する情報を確認できます。
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コンピューター使用のレポート
ウィンドウの上部にユーザー名が表示されます。ユーザーの動作はこのウィンドウで報告されます。
コンピューター使用のレポートでは、選択したユーザーアカウントの、指定した期間のコンピューターの使用に関する情報を確認できます。
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コンピューターの保護
本製品は、ウイルスやネットワーク攻撃、フィッシング詐欺、個人データの不正流出、その他のサイバーセキュリティの脅威から包括的に保護します。包括的な保護を提供するために、本製品には様々な機能や保護コンポーネントが備えられています。
脅威はその種別ごとに専用の保護コンポーネントで処理されます。保護機能は、オンまたはオフにしたり、設定を編集したりできます。
セキュリティ機能による常時保護に加え、定期的にコンピューターのウイルスや他の悪意のあるソフトウェアをスキャンしてください。たとえば、定期的なスキャンの実行により、保護機能が検知しなかった悪意のあるソフトウェアを検知、対処し、拡散を防ぐことができます。
本製品を最新の状態に保つため、定義データベースと機能は定期的にアップデートする必要があります。
ファイル保護
ファイル保護は、コンピュータのファイルシステムをウイルスの感染から保護します。この機能は、オペレーティングシステムの起動時に開始され、コンピューターのメモリに常駐し、コンピューターおよび接続されたすべてのドライブで開いているすべてのファイル、保存されているすべてのファイル、起動されているすべてのファイルをスキャンします。本製品は、ファイルへのアクセスを確認し、ファイルをスキャンして既知のウイルスや他の悪意のあるソフトウェアに感染していないか調べます。ファイルが感染していない場合、または製品で正しく駆除された場合にのみ、ファイルへのアクセスが可能です。何らかの理由により、ファイルを感染駆除できない場合、そのファイルは削除されます。同時に、ファイルのコピーが隔離に移動されます。削除されたファイルが存在した同じ場所に、そのファイルと同じ名前の感染したファイルが存在する場合、最新のファイルのコピーのみが隔離に保存されます。同じ名前の以前のファイルのコピーは保存されません。
ネットワーク攻撃防御
ネットワーク攻撃防御はオペレーティングシステムの起動時に開始され、受信ネットワークトラフィックを追跡してネットワーク攻撃の兆候がないか確認します。コンピューターへの攻撃が検知されると、攻撃元コンピューターからのすべてのネットワーク動作をブロックします。
セーフブラウジング
セーフブラウジングは、コンピューターを危険にさらすWebサイトのスクリプトが実行されないかどうか確認し、ブロックします。また、すべてのWebトラフィックを監視し、危険なWebサイトへのアクセスをブロックします。
メール保護
メール保護は、コンピューターの受信メールと送信メールをスキャンします。危険なオブジェクトが含まれていない場合にのみ、メールを読めるようになります。
ファイアウォール
ファイアウォールは、ローカルネットワークおよびインターネットを安全に使用できるようにします。ファイアウォールは、アプリケーションルールとパケットルールを使用して、すべてのネットワークの動作をフィルタリングします。
ファイアウォールは、カスペルスキー スタンダード、カスペルスキー プラス、およびカスペルスキー プレミアムの料金プランでのみ利用可能です。
システムウォッチャー
システムウォッチャーは、アプリケーションの悪意のある動作などによって変更されたオペレーティングシステムの変更をロールバックします。
このコンポーネントは次を含むマルウェアからコンピューターを保護します。
- ぜい弱性攻撃
- デスクトップロッカー
- データを暗号化するエンクリプター
- クリプトジャッキング
- データを暗号化、またはファイルやシステムへのアクセスをブロックして、ファイルを元の状態に戻すための身代金を要求するランサムウェア
この機能をオフにしないでください。
フィッシング対策
本製品を使用して、フィッシングサイトへのアクセスから保護します。フィッシングサイトとは、銀行、決済システム、暗号通貨取引プラットフォームまたはその他の正規のWebサイトに似せて作成された詐欺サイトです。表面上の見た目のみで正規のWebサイトとフィッシングサイトを見分けることは困難です。フィッシングサイトにアクセスすると、パスワード、クレジットカード、およびその他の大切な個人データが盗難される恐れがあります。
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プライバシークリーナー / 変更のロールバック
このウィンドウでは、オペレーティングシステム上のユーザーの活動の履歴の消去の進捗状況を表示します。消去処理には時間がかかる場合があります。操作履歴を削除するには、コンピューターの再起動が必要な場合があります。
最初のステップで[変更項目のロールバック]を選択した場合、プライバシークリーナーウィザードは、前のステップで選択した処理をロールバックします。
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コンピューターリソースの消費
設定 |
説明 |
---|---|
推奨される処理を自動的に実行する |
このチェックボックスをオフにすると、主要な製品機能は対話モードで動作します。これは、ファイル保護、セーフブラウジング、メール保護、システムウォッチャー、侵入防止の設定で[手動で選択する]が選択されている場合、本製品が検知したオブジェクトに対して行う処理の決定をユーザーに求めること意味します。 このチェックボックスがオンの場合、本製品はカスペルスキーが定義するルールに基づいて操作を自動で選択します。 |
悪意のあるツール、アドウェア、オートダイヤラーおよび疑わしい圧縮ファイルを削除する |
このチェックボックスがオンの場合、悪意のあるツール、アドウェア、オートダイヤラーおよび疑わしい圧縮ファイルを自動で削除します。 この機能は、[推奨される処理を自動的に実行する]をオンにすると使用できます。 |
バッテリーセーバー |
このチェックボックスをオンにすると、省エネモードがオンになります。スケジュールされているタスクは延期されます。必要に応じて、スキャンタスクとアップデートタスクを手動で実行できます。 |
ゲームモード |
このチェックボックスをオンにすると、ゲームのプレイ時またはフルスクリーンモードでのアプリケーションの実行時に、スキャンタスクとアップデートタスクを実行せず、通知を表示しません。 |
サイレントモード |
このチェックボックスをオンにすると、ビデオ通話やビデオ鑑賞時にイベント通知は表示されません。 |
CPUおよびディスクに高い負荷がかかっている場合に、コンピューターのスキャンを延期する |
スケジュールされたタスクが実行されると、CPUとディスクサブシステムの負荷が増加し、他のアプリケーションのパフォーマンスに影響します。 チェックボックスをオンにすると、負荷が増大したことを本製品が検知した場合、スケジュールされたタスクを一時的に停止し、ユーザーアプリケーションのためにオペレーティングシステムリソースを解放します。 |
オペレーティングシステムのぜい弱な設定をスキャンする |
このチェックボックスがオンの場合、本製品は自動的にオペレーティングシステムのぜい弱な設定を検索します。 |
コンピューターの起動時に<PRODUCT>を起動する(推奨) |
チェックボックスをオンにすると、オペレーティングシステムの読み込み後に本製品が起動し、セッション中にコンピューターを保護します。 チェックボックスをオフにすると、オペレーティングシステムの読み込み後、ユーザーが手動で起動するまでは本製品は起動しません。コンピューター保護がオフになるため、ユーザーデータが脅威にさらされる可能性があります。 |
特別な駆除技術を使用する(システムリソースを大量に消費します) |
チェックボックスをオンにすると、オペレーティングシステムでの悪意のある活動の検知時に、ポップアップ通知が画面に表示されます。この通知で、本製品は特別な駆除を実行するようユーザーに通知します。ユーザーがこの方法に同意すると、本製品はこれらの脅威を駆除します。特別な駆除手順が完了すると、本製品はコンピューターを再起動します。特別な駆除には大量のコンピューターリソースが必要になるため、他のアプリケーション処理速度が低下する可能性があります。 本製品がアクティブな脅威を検知している間、オペレーティングシステムの機能の一部が使用できないことがあります。オペレーティングシステムで使用できなかった機能は、特別な駆除が完了し、コンピューターが再起動した後に使用できるようになります。
|
PCの処理速度向上の方法を自動で検索する |
このチェックボックスをオンにすると、コンピューターの処理速度を向上させる方法が自動的に検索されます。 |
セルフディフェンスをオンにする |
このチェックボックスをオンにすると、本製品によってハードディスクのアプリケーションファイル、メモリプロセス、システムレジストリエントリの改竄や削除が防止されます。 |
遠隔操作用アプリケーションによる<PRODUCT>の設定の変更を許可する |
この設定がオンになっている場合、信頼済みの遠隔操作用のアプリケーション(TeamViewer、LogMeIn Pro、Remotely Anywhereなど)で、本製品の設定を変更できます。 信頼されていない遠隔操作用のアプリケーションは、この設定がオンの場合でも、本製品の設定を変更できません。 |
外部からのシステムサービスの管理をオンにする |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はアプリケーションサービスのリモートコンピューターからの管理を許可します。リモートでアプリケーションサービスを管理しようとすると、Microsoft Windowsタスクバーのアプリケーションアイコン上に通知が表示されます(通知サービスがオフになっている場合を除く)。 |
ダンプへの書き込みをオンにする |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はクラッシュ時にダンプを書き出します。 このチェックボックスをオフにすると、本製品はダンプを書き出しません。また、コンピューターのハードディスクから既存のダンプファイルを削除します。 |
ダンプおよびトレースファイルの保護をオンにする |
このチェックボックスをオンにすると、ダンプファイルまたはトレースファイルの書き込みをオンにしたユーザーの他に、システム管理者およびローカル管理者にもダンプファイルへのアクセス権が付与されます。トレースファイルには、システムおよびローカルの管理者のみがアクセスできます。 このチェックボックスをオフにすると、すべてのユーザーがダンプファイルとトレースファイルにアクセスできるようになります。 |
脅威と除外リスト
設定 |
説明 |
---|---|
検知するオブジェクトの種別 |
本製品は、ウイルスやワーム、トロイの木馬やアドウェアのようなさまざまな種別のオブジェクトを検知します。詳細については、ウイルス百科事典を参照してください。 次の種別のオブジェクトの検知をオフにすることができます。
|
除外リストの管理 |
このリンクをクリックすると、スキャンの除外リストのある[除外リスト]ウィンドウが開きます。信頼するオブジェクトとは、本製品が特定のオブジェクトについてウイルスなどの脅威のスキャンを実行しないときに、オブジェクトが満たす必要のある一連の条件によって定義されます。 一覧に含まれているオブジェクトの追加、編集、および削除が可能です。 オブジェクトの追加または編集ウィンドウで、スキャンから除外される(本製品がスキャンしない)オブジェクトの条件を定義できます。
リストからオブジェクトを削除する代わりに、オブジェクトの追加または編集ウィンドウで、オブジェクトのステータスを[無効]に変更することができます。無効になると例外は適用されません。 |
信頼するアプリケーションの指定 |
信頼するアプリケーションのリストを表示します。本製品は信頼するアプリケーションのファイルおよびネットワークの活動を監視せず(悪意がある可能性のあるものも含む)、システムレジストリへのクエリも監視しません。 リスト内で信頼するアプリケーションの追加や編集、削除が可能です。 アプリケーションが信頼するリストに登録されていても、本製品はそのアプリケーションの実行ファイルやプロセスのウイルスやその他の脅威をスキャンします。実行ファイルやプロセスをスキャンしない場合は、除外リストにアプリケーションを追加してください。 信頼するアプリケーションの追加または編集時に、[信頼するアプリケーション]ウィンドウで、信頼するアプリケーションの動作の監視に使用するルールを指定できます。 [信頼するアプリケーション]ウィンドウでは次のルールを使用できます。
[無効]ウィンドウで、アプリケーションのステータスを[信頼するアプリケーション]にすると、本製品はそのアプリケーションを信頼するアプリケーションとして認識しません。このように、実際の一覧からアプリケーションを削除しなくても、信頼するアプリケーションの一覧から一時的に特定のアプリケーションを除外できます。 |
信頼するシステムの証明書ストア |
信頼するシステム証明書ストアの1個が選択されている場合、本製品は信頼するデジタル署名を持つアプリケーションをスキャンから除外します。本製品は、このようなアプリケーションを自動的に信頼済みグループに割り当てます。 [使用しない]が選択されている場合、本製品はアプリケーションが署名されているかどうかにかかわらずスキャンします。本製品は、このアプリケーションがコンピューターに与える危険のレベルに応じて、アプリケーションをいずれかの信頼グループに配置します。 |
ネットワーク設定
設定 |
説明 |
---|---|
従量制接続時に本製品によるデータ通信量を抑制する |
このチェックボックスをオンにすると、インターネット接続が制限されているときに本製品のネットワークトラフィックを制限します。本製品は、高速モバイルインターネット接続を制限されているネットワーク、Wi-Fi接続を無制限のネットワークとして、それぞれ判断します。 ネットワークにかかる費用の対策は、Windows 8以降を実行中のコンピューターで動作します。 |
Webページと連携するためWebトラフィック内にスクリプトを埋め込む |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はWebページと連携するためのスクリプトをWebトラフィック内に埋め込みます。このスクリプトは、次の保護機能が機能するために必要です:ネット決済保護、Webトラッキング防止、バナー広告対策、危険サイト診断。 |
DNS over HTTPS(DoH)をサポートする |
このチェックボックスをオンにすると、HTTPS経由で送信されたDNSデータが適切に処理されます。 このチェックボックスはオフにしないでください。 |
DoHサーバーの管理 |
このリンクをクリックすると、ブラウザーでDNSデータを転送するDoHサーバーを手動で追加できるウィンドウが表示されます。DNS over HTTPS(DoH)の概要とDoHサーバーを追加する方法については、こちらで参照できます。 |
監視対象のポート |
すべてのネットワークポートを監視する:メール保護、迷惑メール対策、セーフブラウジングにより、コンピューター上で開いているすべてのポートを監視します。 選択したネットワークポートを監視する:メール保護、迷惑メール対策、セーフブラウジングにより、コンピューター上の選択されたポートを監視します。[選択する]リンクをクリックして表示される[ネットワークポート]ウィンドウで、監視対象のネットワークポートを指定できます。また、特定のアプリケーションを指定して、アプリケーションが使用するすべてのネットワークポートの監視をオンにすることもできます。
|
ネットワークポート |
メールやWebトラフィックの転送に通常使用されるポートの一覧は、本製品の配信キットに組み込まれています。既定では、この一覧に含まれているポートを通過するトラフィックを監視します。一覧にポートを追加したり削除したりできます。 [ステータス]が[有効]に設定されているポートは、そのポートを通過するトラフィックが監視されます。[ステータス]が[無効]のポートは、通過するトラフィックが監視されません。[編集する]をクリックして、ウィンドウ内でステータスやその他のポート設定を変更できます。 |
暗号化された接続のスキャン |
SSLプロトコルでの暗号化された接続のスキャンには次のモードを選択できます。
|
暗号化された接続のスキャンのエラーが発生した場合 |
このドロップダウンリストから、Webサイトの暗号化された接続のスキャンでエラーが発生したときに実行する処理を選択できます。
|
スキャンエラーが発生したドメイン |
接続時にエラーが発生してスキャンができなかったドメインのリストです。これらのドメインのアドレスは、悪意のあるオブジェクトのデータベースを使用してチェックされています。 |
信頼するアドレス |
このリンクをクリックすると[信頼するアドレス]ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、セーフブラウジングおよび危険サイト診断機能の例外として追加したWebサイトの一覧が含まれています。 |
信頼するアプリケーション |
信頼するアプリケーションの一覧です。本製品の動作中、信頼するアプリケーションのアクティビティは監視されません。アプリケーションのどの種別のアクティビティを監視しないかを選択できます(例:ネットワークトラフィックはスキャンしない、など)。環境変数および「 |
SSL 2.0プロトコルでの接続をブロックする(推奨) |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はSSL 2.0プロトコルで確立されたネットワーク接続をブロックします。 このチェックボックスをオフにすると、本製品はSSL 2.0プロトコルで確立されたネットワーク接続をブロックせず、これらの接続経由で送受信されるネットワークトラフィックを監視しません。 |
EV証明書を使用したWebサイトへの暗号化された接続を復号化する |
EV(Extended Validation)証明書は、Webサイトの信頼性を示すためのもので、接続のセキュリティを向上させます。ブラウザーでは、EV証明書のあるWebサイトはアドレスバーに鍵のアイコンが表示されます。ブラウザーのアドレスバーが緑色に表示されることもあります。 このチェックボックスをオンにすると、本製品はEV証明書を使用しているWebサイトの暗号化された接続を復号化して監視します。 このチェックボックスをオフにすると、本製品はHTTPSトラフィックの通信内容にアクセスできません。そのため、HTTPSトラフィックは「 EV証明書を持つWebサイトを初めて開く場合は、このチェックボックスがオンかオフかにかかわらず暗号化された接続は復号化されます。 |
プロキシサーバーの設定 |
クライアントコンピューターのユーザーによるインターネット接続で使用されるプロキシサーバーの設定です。本製品では、特定の保護コンポーネント(定義データベースやソフトウェアモジュールのアップデートに使用するものを含む)に対してこの設定が使用されます。 プロキシサーバーの自動設定のために、本製品ではWPADプロトコル(Web Proxy Auto-Discovery Protocol)が使用されます。このプロトコルを使用してプロキシサーバーのIPアドレスを判別できない場合、本製品は、Microsoft Internet Explorerのブラウザー設定で指定されているプロキシサーバーアドレスを使用します。 |
選択された証明書を使用してMozilla製品内で暗号化された接続をスキャンする |
このチェックボックスをオンにすると、本製品はMozilla FirefoxブラウザーおよびThunderbirdメールクライアントでの暗号化されたトラフィックをスキャンします。Webサイトによっては、HTTPSプロトコルでアクセスする際にブロックされる可能性があります。 Mozilla FirefoxおよびThunderbirdで通信をスキャンするには、暗号化された接続のスキャンをオンにする必要があります。暗号化された接続のスキャンがオフになっていると、Mozilla FirefoxおよびThunderbirdでは暗号化されたトラフィックがスキャンされません。 本製品はカスペルスキーのルート証明書を使用して復号化したり暗号化したトラフィックを分析します。カスペルスキーのルート証明書を含む証明書ストアを選択することができます。
|
製品設定の管理
設定 |
説明 |
---|---|
インポート
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CFG形式のファイルから設定を抽出し、適用します。 |
エクスポート
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CFG形式のファイルに現在の設定を保存します。 |
復元する
|
カスペルスキーの専門スタッフが推奨する製品設定をいつでも復元できます。この設定が復元されると、すべての保護機能のセキュリティレベルが[最適]に設定されます。 |
ファイアウォール
設定 |
説明 |
---|---|
Wi-Fiネットワークのぜい弱性について通知する |
このチェックボックスをオンにすると、Wi-Fiネットワークでぜい弱性が検知されると通知が表示されます。 このチェックボックスは、カスペルスキー VPN セキュアコネクションがコンピューターにインストールされていない場合に使用できます。 [パスワードの送信が保護されていない場合、ブロックして警告する]をオンにすると、インターネットでパスワードフィールドに入力する際に、暗号化されていないテキスト形式のパスワードの送信はすべてブロックされます。 [カテゴリの選択]をクリックすると、[カテゴリ]ウィンドウが開き、Wi-Fiネットワークのぜい弱性の種別を指定できます。指定したぜい弱性があるWi-Fiネットワークに接続しようとすると、警告が表示されます。 |
自分のネットワークに接続している端末を表示する |
このチェックボックスをオンにすると、スマートホームモニターがオンになり、動作します。 |
FTPのアクティブモードでのランダムポートへの接続を許可する |
このチェックボックスをオンにすると、FTPのアクティブモードへの切り替えがホスト接続で検知されたとき、ランダムポートでのコンピューターへの接続が、ファイアウォールにより許可されます。 |
システムがシャットダウンするまでファイアウォールをオフにしない |
このチェックボックスがオンの場合、ファイアウォールはオペレーティングシステムが完全にシャットダウンするまで動作を停止しません。 |
処理を手動で選択できない場合、ネットワーク接続をブロックする |
オンにすると、本製品のインターフェイスが読み込まれていない場合も、ファイアウォールは停止しません。 |
アプリケーションルール |
このボタンをクリックすると、[アプリケーションネットワークルール]ウィンドウが表示され、このウィンドウにはアプリケーションとアプリケーショングループのネットワーク動作の制御に関する情報が表示されます。 侵入防止は、アプリケーションとアプリケーショングループのネットワークルールに従ってアプリケーションのネットワーク動作を制御します。 [ネットワーク]列のセルのメニューからアプリケーションとアプリケーショングループのネットワーク動作の権限を設定できます。メニューの項目は侵入防止のルールで説明されています。 行のコンテキストメニューの[詳細とルール]を選択して、アプリケーションとアプリケーショングループのネットワークルールの設定に移動できます。 |
パケットルール |
このボタンをクリックすると、[パケットルール]ウィンドウが表示され、既定では、このウィンドウにはMicrosoft Windowsオペレーティングシステムで動作しているコンピューターのネットワークトラフィックを最適に保護するために、カスペルスキーが推奨する設定済みのネットワークパケットルールがリスト表示されます。 ネットワークパケットルールはアプリケーションに関係なく、ネットワークパケットに制限を加えるために使用します。このルールにより、選択したデータプロトコルの、特定のポートを通じた、受信ネットワークトラフィックと送信ネットワークトラフィックが制限されます。 ネットワークパケットルールの優先度は、アプリケーションのネットワークルールよりも高くなります。 パケットルールの追加または編集時に、次の設定を指定できます。
リモートまたはローカルポートの範囲を「
ルールを簡単に追加するには、ウィンドウ下部いあるドロップダウンリストの事前定義済みのテンプレートを選択します。 |
使用可能なネットワーク |
リンクをクリックするとファイアウォールが検知したネットワーク接続のリストが表示される[ネットワーク]ウィンドウが開きます。 リストでは、[ネットワーク種別]セル内のメニューを使用してネットワークの種別(パブリック、信頼済みまたはローカル)を変更できます。ネットワークの行をダブルクリックすることで開く[ネットワークプロパティ]ウィンドウでネットワーク設定を編集できます。 既定では、種別[パブリック]がインターネットに割り当てられます。ネットワーク種別またはその他のインターネット設定は変更できません。 [ネットワークプロパティ]ウィンドウで、次のネットワーク設定を編集できます。
|
アプリケーションルール/グループルール
設定 |
説明 |
---|---|
ファイル ([アプリケーションルール]ウィンドウ内のみ) |
アプリケーションおよびアプリケーションの実行ファイルに関する参照情報。本製品は、アプリケーションに関する情報をアプリケーションの実行ファイルおよびKaspersky Security Networkから受け取ります。 |
ファイルとシステムレジストリ |
システムレジストリキーとオペレーティングシステムの動作に関連するファイルまたは個人データへのアクセスのルール。 関連する表の列のセル内のメニューを使用することで読み取り、書き込み、作成および削除操作移管する個別のアクセス設定。メニューの項目は侵入防止のルールで説明されています。 |
権限 |
オペレーティングシステムのリソースおよびプロセスへのアクセス権、開始権限。[操作]列のセル内のメニューを使用してアクセス権を設定できます。メニューの項目は侵入防止のルールで説明されています。 |
ネットワークルール |
本製品により適用されたアプリケーションまたはアプリケーショングループのネットワーク動作を規制するルール。 既定では、この表にはカスペルスキーの専門家が推奨する定義済みのアプリケーションネットワークルールが表示されます。事前定義済みのネットワークルールは削除または編集することはできません([権限]列の操作の変更は除きます。可能な操作の説明については侵入防止のルールのセクションを参照してください)。 ルールの追加または編集時に、次の設定を指定できます。
リモートまたはローカルポートの範囲を「
ルールを簡単に追加するには、ウィンドウ下部いあるドロップダウンリストの事前定義済みのテンプレートを選択します。 |
除外リスト ([アプリケーションルール]ウィンドウ内のみ) |
アプリケーションをスキャンから除外するために本製品が使用するルールを選択できます:
|
履歴 ([アプリケーションルール]ウィンドウ内のみ) |
アプリケーションの開始または を割り当てるなど、アプリケーションに対して行われた操作に関する参照情報。 |
侵入防止のルール
ルールとは、アプリケーションがさまざまなカテゴリのオペレーティングシステムのリソースや個人データに対して実行した操作に対応して侵入防止が実行する操作のセットです。
侵入防止はアプリケーションの操作に対して、次のように対応します。
- 継承:侵入防止がアプリケーションに対して割り当てたステータスに従って指定したルールを適用することにより、侵入防止はアプリケーションの操作に対応します。
既定では、この応答が適用されています。既定では、侵入防止はアプリケーションに対して割り当てたステータスからアクセス権を継承します。
アプリケーションのルールを編集すると、アプリケーションのルールはアプリケーションに割り当てられたステータスに対するルールよりも高い優先度が設定されます。
- 許可する:侵入防止はアプリケーションの操作の実行を許可します。
- ブロック:侵入防止はアプリケーションの操作の実行をブロックします。
- 手動で選択する:[設定] - [パフォーマンス設定] - [コンピューターリソースの消費]の下の[推奨される処理を自動的に実行する]がオフの場合、侵入防止はユーザーに決定するよう求めます。オンの場合、操作は自動で選択されます。どのような操作が選択されるかについて詳しくは、本製品のウィンドウの補足情報を参照してください。
- イベントを記録:侵入防止はレポートにアプリケーションの動作と応答に関する情報を記録します。侵入防止が実行したその他のアクションに加えて情報も追加されることがあります。
データ入力の保護の設定
設定 |
説明 |
---|---|
可能な場合はハードウェアを仮想化する |
このチェックボックスをオンにすると、保護されたブラウザーの動作でハードウェアの仮想化(ハイパーバイザー)が使用されます。ハイパーバイザー技術を使用して、クリップボードやフィッシングを使用して個人情報を取得しようとする高度なマルウェアから保護します。このチェックボックスは、本製品が64ビット版Windows 8、Windows 8.1、Windows 10にインストールされている場合に表示されます。 ハードウェア仮想化とその動作に関して詳しくは、このリンクをクリックしてください。 |
ハードウェアの仮想化による保護機能
|
入力情報の漏洩防止機能は、Webサイトの閲覧時にキーボードから入力したデータが犯罪者に不正に読み取られることを防止します(詳細については、入力情報の漏洩防止機能のセクションを参照してください)。 キーボードから入力されるデータを保護するWebサイトのカテゴリのチェックボックスをオンにします。 [除外リストの管理]をクリックして、WebサイトのカテゴリにかかわらずセキュリティキーボードをオンまたはオフにするWebサイトのリストを作成できます。除外を追加する際にはマスクを使用できます。 |
セキュリティキーボード |
スパイウェアとして分類されるアプリケーションの多くは、スクリーンショットを撮影する機能を備えています。スクリーンショットは、詳細な分析を行ってユーザーの個人情報を盗む目的で侵入者に転送されます。セキュリティキーボードは、入力された個人情報をスクリーンショットを用いて傍受しようとする試みから保護します。(詳細については、セキュリティキーボードについてを参照してください。) セキュリティキーボードを利用できるようにするには、本製品のインストール後にコンピューターを再起動する必要があります。 セキュリティキーボードは次の方法で使用することができます。
[セキュリティキーボードの除外リスト]ウィンドウで[除外リストの管理]をクリックし、Webサイトのカテゴリにかかわらずセキュリティキーボードのクイック起動アイコンの表示をオンまたはオフにするWebサイトのリストを作成できます。除外を追加する際にはマスクを使用できます。 |
強度の高いパスワードを作成するヒントを表示する |
チェックボックスがオンの場合、ブラウザーにパスワードを初めて入力する際に本製品がパスワードの強度を確認してユーザーに通知します。 |
同じパスワードを使用するリスクからの保護
|
強度の高いパスワードが求められるWebサイト(SNSなど)でのパスワードの入力時には、本製品はパスワードの使い回しを防ぐ機能をオンにするよう促します。 [複数のWebサイト上で同一パスワードを使用した際に警告する]をオンにすると、パスワードの使い回し防止の機能がオンになります。同じパスワードの使用を防ぐWebサイトのカテゴリを選択することができます。これらのカテゴリには銀行や決済システムのWebサイト、SNS、メールサービスのWebサイトが含まれます。 [保存したデータを消去]をクリックして以前に保存されたパスワードをすべて削除することができます。 |
|
|
[バックアップと復元]ウィンドウ
[オンライン保管領域]セクション
オンライン保管領域を使用するには、Webサイト「dropbox.com」にログインします。[OK]をクリックすると、dropbox.com のログインページが自動で開きます。
[サポート]ウィンドウ
[カスペルスキーのテクニカルサポート]セクションには、カスペルスキーのテクニカルサポートサービスに連絡する際に必要となる情報が表示されます(製品のバージョン、定義データベースおよび機能の公開日時、オペレーティングシステムのバージョン、およびライセンスの識別ID)。
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[復元されたファイルはすでに存在しています]ウィンドウ
保護者による管理の使用
保護者による管理により、ユーザーがローカルコンピューターやネットワーク上で行う操作を監視できます。インターネットリソースとアプリケーションへのアクセスを制限し、ユーザーの活動に関するレポートを表示できます。
コンピューターやWebリソースにアクセスする未成年者の数はますます増加しています。コンピューターやインターネットの利用には、子供たちにとって数多くの問題と脅威が存在します。
- チャットルーム、ゲーム、オンラインショップ、オークションなどにアクセスすることによる時間やお金の浪費
- アダルト、過激思想、武器、薬物乱用、暴力行為などの表現を含む、大人を対象としたWebサイトへのアクセス
- 悪意のあるソフトウェアに感染したファイルのダウンロード
- 長時間のコンピューターの使用による健康被害
- 仲間を装って、年少者から本名、住所、家族の不在時間帯などの情報を入手しようとする不審者との接触
保護者による管理を利用すると、コンピューターやインターネットがもたらすリスクを減らすことができます。そのために、次の機能を使用して管理を行います。
- コンピューターおよびインターネットの使用時間の制限
- 許可またはブロックするゲームとアプリケーションのリストの作成、および許可するアプリケーションの一時的な使用制限
- 許可またはブロックするWebサイトのリストの作成、および不適切な内容を含むWebサイトのカテゴリの選択的ブロック
- 検索エンジンによるセーフサーチモードをオンにする(疑わしいコンテンツが含まれるWebサイトへのリンクは検索結果に表示しない)
- インターネットからのファイルのダウンロード制限
- 特定の個人情報の送信のブロック
保護者による管理の機能は、コンピューター上の各ユーザーアカウントに対して個別に設定できます。ユーザーが、オペレーティングシステムのローカルアカウントとMicrosoftユーザーアカウントなど2つのアカウントを使用している場合、保護者による管理はMicrosoftユーザーアカウントに対して設定する必要があります。
また、監視対象のユーザーの動作について、保護者による管理のレポートを確認できます。
時間帯が変更された場合、または夏時間が開始または終了した場合、コンピューターおよびインターネットの使用とゲームおよびアプリケーションの起動には、次のルールが適用されます。
- 時間帯の変更によって日付が変わらない場合、ブロックまでの残り時間が変更されずカウントダウンが継続します。夏時間の開始または終了にも同じルールが適用されます。
- 時間帯の変更によって日付が前後する場合、ユーザーが使用した時間がゼロにリセットされ、ブロックまでのカウントダウンが再開されます。
保護者による管理の設定に進む
保護者による管理の設定に移動するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- [セキュリティ]セクションを開きます。
- [保護者による管理]ブロックで、[オンにする]をクリックします。
- 保護者による管理の設定へのアクセスがパスワードで保護されていない場合、ユーザーはパスワードの設定を求められます。次のいずれかのオプションをオンにします。
- 保護者による管理の設定へのアクセスをパスワードで保護するには、次の操作を行います。
- [パスワード]および[パスワードの確認]に入力して、[続行]をクリックします。
- [パスワードの適用先]ウィンドウで、[パスワードの作成]をクリックします。
- [パスワードの入力]ウィンドウで、パスワードを確認し、[ログイン]をクリックします。
- パスワードで保護されたアクセスを希望しない場合は、[スキップ]をクリックして、保護者による管理の設定を続けます。
[保護者による管理]ウィンドウが表示されます。
- 保護者による管理の設定へのアクセスをパスワードで保護するには、次の操作を行います。
- ユーザーを選択し、[制限の設定]をクリックして、保護者による管理の設定ウィンドウを開きます。
コンピューターの使用の制御
保護者による管理により、ユーザーのコンピューターの合計使用時間を制限できます。コンピューターへのアクセスをブロックする時間の長さ(制限する時間)、および1日あたりのコンピューター使用時間の制限を指定できます。平日と週末で異なる制限を指定できます。
コンピューター使用の時間制限を設定するには、次の操作を行います。
- 保護者による管理の設定ウィンドウに移動します。
- 保護者による管理の設定ウィンドウで、[コンピューター]セクションを選択します。
- コンピューターへのアクセスをブロックする時間帯を指定するには、[平日]セクションと[週末]セクションの[ブロック開始時刻:<N> 終了時刻:<N>]をオンにします。
- [ブロック開始時刻]の横のドロップダウンリストで、ブロックを開始する時刻を指定します。
- [終了時刻]ドロップダウンリストで、ブロックを終了する時刻を指定します。
ユーザーのコンピューターへのアクセスは、指定した時間、ブロックされます。
- テーブルを使用してコンピューターの使用スケジュールを設定することもできます。テーブルを表示するには、
をクリックします。
ユーザーのコンピューターへのアクセスは、テーブルで指定したカスタムブロックされます。
- 1日のコンピューターの合計使用時間の制限を設定するには、[平日]セクションと[週末]セクションで[1日あたりのアクセス可能時間:<N>時間]をオンにし、チェックボックスの横のドロップダウンリストから時間を選択します。
ある1日のコンピューターの使用時間の合計が指定した長さを超過すると、ユーザーのコンピューターへのアクセスはブロックされます。
- コンピューターを使用中のユーザーが休憩するように設定するには、[休憩時間]セクションの[ブロック間隔:<時間> 時間:<期間>]をオンにし、チェックボックスの横のドロップダウンリストから間隔(例:1時間ごと)と長さ(例:10分間)を選択します。
- ウィンドウ上部のトグルスイッチを[管理がオンになっています]
にします。
指定された設定に従ってユーザーのコンピューターへのアクセスがブロックされます。
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インターネットの使用の制御
保護者による管理を使用することにより、インターネット使用時間を制限したり、特定のカテゴリのWebサイトまたは指定したWebサイトへのユーザーのアクセスをブロックしたりできます。また、インターネットから特定の種別のファイル(圧縮ファイルや映像ファイルなど)をダウンロードするのをブロックできます。
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ゲームとアプリケーションの起動の制御
保護者による管理を使用して、ユーザーの年齢に応じてゲーム起動を許可したりブロックしたりできます。また、指定したアプリケーション(ゲームやIMクライアントなど)の起動をブロックしたり、そのようなアプリケーションの使用時間を制限したりできます。
ユーザーの年齢にふさわしくない内容のゲームをブロックする方法
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メッセージの内容の監視
保護者による管理を使用することにより、ユーザーのメッセージを監視して、指定した個人情報(氏名、電話番号、銀行の口座番号など)をユーザーが挿入しようとしたときに、それをブロックすることができます。
ユーザーの操作履歴レポートの表示
保護者による管理によって制御されている各ユーザーアカウントの操作履歴のレポートにアクセスし、管理対象のイベントをカテゴリごとに分けてレポートできます。
制御するユーザーアカウントの動作レポートを表示するには、次の操作を行います。
- 保護者による管理の設定ウィンドウに移動します。
- ユーザーを選択し、[レポートの表示]をクリックしてレポートウィンドウに移動します。
- 関連する制限の種別(インターネットなど)のセクションで[詳細]をクリックして、監視した処理に関するレポートを表示します。
ユーザーの監視した処理に関するレポートが表示されます。
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使用許諾契約書について
使用許諾契約書は、ユーザーとAO Kaspersky Labとの間で交わされる契約であり、製品の使用条件が定められています。
製品の使用を開始する前に、使用許諾契約書の条項をよく読んでください。
製品のインストール時に使用許諾契約書の同意を確認することにより、使用許諾契約書の条項を受諾したものとみなされます。使用許諾契約書の条項に同意しない場合は、本製品のインストールを取り消します。本製品はご使用いただけません。
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機能制限モードについて
以下の表に、本製品の機能が制限されているときに使用できる機能と使用できない機能を示します。「機能制限モード」列の値が「○」の場合、その機能は機能が制限されていても使用できます。「機能制限モード」列の値が「×」の場合、その機能は使用できません。詳細情報は「制限」列に記載します。
機能制限モードの場合の機能
機能 |
制限 |
機能制限モード |
---|---|---|
ウイルススキャン |
|
○ |
定義データベースと機能のアップデート |
重要なアップデートが利用可能な場合のみ。 |
× |
アプリケーションのぜい弱性スキャン |
|
○ |
セーフブラウジング |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
ファイル保護 |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
メール保護 |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
システムウォッチャー |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
ファイルのKaspersky Security Networkによる評価の確認 |
|
× |
データ入力の保護 |
|
× |
システム修復 |
本製品のインターフェイスからレスキューディスクをダウンロードできます。 |
○ |
脅威と除外リスト |
|
○ |
ネットワーク設定 |
|
○ |
レポートと検疫 |
|
○ |
アプリケーションの表示設定 |
|
○ |
ゲームモード |
|
× |
サイレントモード |
|
× |
侵入防止 |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
ファイアウォール |
|
○ |
ネットワーク攻撃防御 |
|
○ |
迷惑メール対策 |
|
○ |
バナー広告対策 |
|
○ |
ネット決済保護 |
|
× |
Webトラッキング防止 |
|
○ |
プライバシークリーナー |
|
× |
スマートホームモニター |
|
× |
Web カメラとマイクの管理 |
|
Windows 7、8 ○ / Windows 10、11 × |
ネットワークモニター |
|
○ |
アプリケーションマネージャー |
|
× |
パスワードマネージャー |
|
○ |
ファイルシュレッダー |
|
○ |
シークレットストレージ |
以前作成したシークレットストレージのデータへのアクセスのみ利用可能です。 |
× |
バックアップと復元 |
以前作成したバックアップコピーからのデータの復元のみ利用可能です。 |
× |
アプリケーションアップデーター |
|
× |
PCクリーナー |
|
× |
コンピューターの速度向上 |
|
× |
カスペルスキー VPN |
|
○ |
データ流出チェッカー |
|
× |
Windows設定診断 |
|
○ |
クイック起動 |
|
× |
ぜい弱設定スキャン |
|
× |
重複 |
|
× |
サイズの大きなファイル |
|
× |
使用されていないアプリケーション |
|
× |
ハードドライブ状態モニター |
|
× |
動作状況モニター |
|
× |
バッテリーセーバー |
|
× |
ストーカーウェア検知 |
|
× |
不要アプリインストーラー診断 |
|
× |
アドウェアクリーナー |
|
× |
AMSI保護 |
|
○(Windows 10、11 のみ) |
設定の管理 |
|
○ |
製品設定のパスワードによる保護 |
|
○ |
コンピューターリソースの消費設定 |
|
○ |
履歴 |
|
○ |
推奨項目 |
|
○ |
保護者による管理 |
レポートの表示のみ可能 |
× |
テクニカルサポートへの問い合わせ |
|
○ |
フィッシングについて
フィッシングとは、ユーザーの機密データへの不正アクセスを目的としたインターネット詐欺の一種です。フィッシングはメールやその他の経路を使用して拡散されます。
メールは、銀行、ISP、オンラインショップ、電子決済システム、その他を装った偽の通知であることがあります。このようなメールを使用して、詐欺師はログイン情報の変更を促したり、製品やサービスに関した情報を入手できるような招待状で虚偽表示を使用して偽のWebサイトに誘導してユーザーを陥れようとします。
このようなフィッシングメールを疑わない受信者は、これらのリンクをたどり、知らないうちに会社のWebサイトに酷似したフィッシングサイトにアクセスしていることがあります。
インターネットの利用中には検索エンジン内のリンクなど、その他の方法でもフィッシングサイトにアクセスしてしまうことがあります。
一般的に、詐欺師の目的は多岐にわたることが多くあります。彼らの目的の 1 つに、ユーザーの暗号通貨資産用アカウントのログイン情報やその他の登録データ、銀行の口座番号やクレジットカードの詳細などの重要なデータを公開させることがあります。ユーザーが詐欺サイト上でWebフォームにこのような情報を入力した結果、詐欺師が金銭情報にアクセスできるようにしてしまうことになります。フィッシングリンクをクリックして損害を受ける例として、コンピューターがウイルスやマルウェアに感染させされてしまうことも挙げられます。
詐欺メールやや詐欺サイトの認識
詐欺(フィッシング)メールやWebサイトは、一見して疑うべきところはないように見えます。本物に見える企業ロゴや実際の問い合わせ用の電話番号があるとユーザーは安心して警戒心が薄くなる傾向があります。メールには企業の実際のWebサイトへのリンクが含まれていることがありますが、肝心のフィッシングリンクはユーザーを犯罪者のWebサイトに誘導することがあります。
次の兆候がある場合はフィッシング詐欺の可能性を警戒する必要があります。
- 実在する正当な企業のWebドメインとフィッシングサイトのドメインが酷似していても、よく確認すると、ドメイン名にわずかな違いがある。たとえば、企業のオフィシャルサイトのドメイン名が「www.example.com」だったとして、フィッシングサイトは「www.login-example.com」となっている、もしくはピリオド(.)やダッシュ(-)がスラッシュ(/)を置き換えて「www.example.com/personal/login」が「www.example.com.personal.login」や「www.example.com-personal.login」などとされていることがあります。メール本文には企業の実際のドメインアドレスが表示されていても、ユーザーがリンクをクリックして表示されるブラウザーのアドレスバーには別のドメインが表示されることがあることにご注意ください。
- メール本文に「Dear user」や「Hello」など、個人やアドレスを特定しない形式が使用されている。
- メールやWebサイトで使用されている画像が粗かったり、本文にタイプミスや文法がおかしいところがある。
- メールの受信者に対して、すぐにリンクをクリックして個人データを確認したり、メール本文のフォームにデータを入力するように促している。メールには、アカウント停止やハッキングの疑い、または個人データの損失の脅威についての内容が記載されていることがあります。
フィッシングのチェック
本製品はメールやWebサイトにフィッシングサイトへのリンクが含まれているかどうかをチェックします。定期的に更新される、フィッシングサイトや偽の暗号通貨取引サイトのデータベースでリンクを確認します。
追加の保護として、チェック中にカスペルスキーはヒューリスティック分析を使用し、クエリをKaspersky Security Network (KSN)クラウドサービスに送信します。Kaspersky Security Networkには、カスペルスキーのデータベースにまだ追加されていない最新のフィッシングサイトに関する情報が含まれています。KSNが受け取ったデータは、ウイルスラボの社員がリアルタイムで分析します。
フィッシングサイトのリンクをクリックしてしまった場合は、拡張機能のカスペルスキープラグインを使用してKaspersky Security Networkに報告することができます。
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プロファイル
端末をマイ カスペルスキーに接続する
ライセンスの管理、異なる端末でのライセンスのアクティベート、および遠隔からの端末の保護にマイ カスペルスキーアカウントが必要になります。マイ カスペルスキーアカウントを使用すると、アカウントに接続して本製品をインストールしているすべての端末のステータスを表示したり、ライセンスを管理したり、安全な場所にアクティベーションコードを保管することができます。
ライセンス情報
ここには、お使いの製品に適用されているライセンスに関する一般的な情報が表示されます。ライセンスのステータス、有効期限までの残り日数、自動更新の状態、およびライセンス所有者の名前(お客様が所有者出ない場合)を確認できます。
ライセンスで実行できるその他の処理を表示するには、をクリックします。ライセンスとその状態によって、選択できる処理は異なります。
他の端末を保護
ここでは、ライセンスで保護できる端末数、現在保護している端末数を確認できます。また、新しい端末の保護を開始することもできます。端末をマイ カスペルスキーアカウントに接続している場合は、本製品の実行中はこの情報が更新されます。
ライセンスで保護できる端末数は料金プランと使用許諾契約書の既定により異なります。
ボタン()をクリックして次のいずれかの操作を行います。
ライセンスによっては、保護できる端末の合計数に関する一般的な情報のみが表示されることがあります。
ソリューションの紹介
このページでは、カスペルスキーのソリューション、またはパートナーのソリューションを紹介します。ここでは、お客様のニーズに対応したソリューションの購入、以前に購入した製品とサービスの閲覧、ライセンスのステータスの確認、製品のインストール、手順のマニュアルの確認が可能です。
[購入する]をクリックすると、選択したソリューションに関する詳細情報の確認や、購入の確定が可能なオンラインストアのページへ移動します。購入に関する情報、およびアクティベーションの手順が記載されたメールがお客様に送信されます。
購入したライセンスは、マイ カスペルスキーアカウントで管理できます。