プロセスの開始
プロセスを開始タスクを使用してリモートからファイルを実行できます。たとえば、コンピューターの設定ファイルを作成するユーティリティをリモートから実行したりすることができます。次に、ファイルの取得タスクを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールで作成されたファイルを受け取ります。
EDR Optimum のタスクは、Web コンソールおよび Cloud コンソールで設定できます。EDR Expert のタスク設定は Cloud コンソールのみで使用可能です。
[プロセスを開始]タスクを作成するには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、 [デバイス] → [タスク]をクリックします。
タスクのリストが表示されます。
- [追加]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。
- タスクの設定を指定します:
- アプリケーションドロップダウンリストで、Kaspersky Endpoint Security for Windows (12.6)を選択します。
- [タスク種別]から[プロセスの開始]を選択します。
- [タスク名]に簡潔な内容を入力します。
- [タスクを割り当てるデバイスの選択]ブロックで、タスク範囲の指定方法を選択します。
- タスク範囲の指定方法に応じて、対象デバイスを選択します。[次へ]をクリックします。
- タスクの実行に使用するユーザーアカウントの認証情報を入力します。[次へ]をクリックします。
既定では、Kaspersky Endpoint Security はタスクをシステムユーザーアカウント(SYSTEM)として開始します。
- [終了]をクリックしてウィザードを完了します。
タスクのリストに新しいタスクが表示されます。
- 新しいタスクをクリックします。
- タスクのプロパティウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション設定]タブを選択します。
- プロセスの開始コマンドを入力します。
現在のフォルダー(既定)にある「
conf.txt
」というファイルにコンピューターの設定に関する情報を保存する「utility.exe
」と言うユーティリティを使用する場合を想定します。ユーティリティはC:\Users\admin\Diagnostic\
フォルダーにあります。.設定ファイルはC:\Users\admin\Documents\Configuration
フォルダーに保存する必要があります。次の値を入力します:- 実行コマンド –
C:\Users\admin\Diagnostic\utility.exe
- コマンドライン引数(省略可能) –
/R conf.txt
- 作業フォルダーのパス(省略可能) –
C:\Users\admin\Documents\Configuration
- 実行コマンド –
- コンピューターのプロパティウィンドウで、[スケジュール]タブを選択します。
- タスクのスケジュールを設定します。
このタスクでは Wake-on-LAN は使用できません。コンピューターの電源がオンになっていて、タスクを実行できることを確認してください。
- [保存]をクリックします。
- タスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [開始]をクリックします。
この結果、Kaspersky Endpoint Security はコマンドをサイレントモードで実行し、プロセスを開始します。[実行結果]のタスクのプロパティでタスクの結果を確認できます。