定義データベースのアップデートタスク実行中のディスク I/O の最適化
定義データベースのアップデートタスク実行中のディスク I/O の最適化
定義データベースのアップデートタスクの実行中に、アップデートファイルが保護対象デバイスのローカルディスクに保存されます。アップデートタスクの実行中に、メモリの仮想ドライブにアップデートファイルを保存することで、保護対象デバイスのディスク I/O サブシステムに関する負荷を軽減できます。
この機能は、Microsoft Windows 7 以降のオペレーティングシステムで使用できます。
定義データベースのアップデートタスクの実行中にこの機能を使用すると、余分な論理ドライブがオペレーティングシステムに表示されることがあります。この論理ドライブは、タスクの完了後にオペレーティングシステムから削除されます。
定義データベースのアップデートタスクの実行中に、保護対象デバイスのディスク I/O サブシステムに関する負荷を軽減するには:
- アプリケーションコンソールツリーで、[アップデート]フォルダーを展開します。
- [定義データベースのアップデート]サブフォルダーを選択します。
- [プロパティ]フォルダーの結果ペインで、[定義データベースのアップデート]をクリックします。
[タスクの設定]ウィンドウが開き、[全般]タブが表示されます。
- [ディスク I/O 使用の最適化]セクションで、次の設定を定義します:
- [ディスク I/O の負荷の低減]をオンまたはオフにします。
- [最適化に使用するメモリ(MB)]で、メモリのボリューム(MB 単位)を指定します。オペレーティングシステムは、タスクの実行中にアップデートファイルを保存するために、指定されたメモリのボリュームを一時的に割り振ります。既定のメモリのサイズは 512 MB です。最小のメモリのサイズは 400 MB です。
ディスクサブシステムの最適化機能を有効にして定義データベースのアップデートタスクを実行している時に、機能に割り当てられたメモリの量に応じて、次の問題が発生する可能性があります:
- 値が小さすぎる場合、割り当てられたメモリの量が定義データベースのアップデートタスクを完了するのに不十分である可能性があり(最初のアップデート中など)、それによってエラーが発生した状態でタスクが終了します。
この場合、ディスクサブシステムの最適化機能でメモリの割り当てを増やしてください。
- 値が大きすぎる場合、定義データベースのアップデートタスクの開始時に、選択したサイズの仮想ドライブをメモリに作成することができません。ディスクサブシステムの最適化機能が自動的に無効になり、定義データベースのアップデートタスクが最適化機能なしで実行されます。
この場合、ディスクサブシステムの最適化機能でメモリの割り当てを減らしてください。
- 値が小さすぎる場合、割り当てられたメモリの量が定義データベースのアップデートタスクを完了するのに不十分である可能性があり(最初のアップデート中など)、それによってエラーが発生した状態でタスクが終了します。
- [OK]をクリックします。
設定の内容が保存され、次回のタスク開始時に適用されます。
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