オンデマンドスキャンタスクの既定の設定
オンデマンドスキャンタスクでは、次の表の既定の設定が使用されます。ローカルのシステムオンデマンドスキャンタスクとカスタムオンデマンドスキャンタスクを設定できます。
オンデマンドスキャンタスクの既定の設定
設定 | 既定値 | 説明 |
---|---|---|
スキャン範囲 | ローカルのシステムタスクとカスタムタスクに適用されます:
| スキャン範囲を変更することができます。スキャン範囲は、隔離のスキャンおよびアプリケーションの整合性チェックのシステムタスクでは設定できません。 オペレーティングシステムの起動時にスキャンタスクは、インストール後に自動的に作成されます。既定では、[通知のみ]モードが適用されます。この場合、 Kaspersky Embedded Systems Security for Windows をデバイスに導入した後、スキャン中にシステムサービスに問題が検知されなければ、オペレーティングシステムの起動時にスキャンタスクを有効にできます。本製品が重要なシステムサービスを感染したオブジェクトまたは感染している可能性のあるオブジェクトとして検知した場合、[通知のみ]モードを使用すると、その理由を突き止めて問題を解決する時間が与えられます。推奨処理を実行モードが適用されている場合は、[駆除。駆除できない場合は削除]処理が呼び出されます。駆除またはシステムファイルの削除により、オペレーティングシステムの起動に重大な問題が発生する可能性があります。 |
セキュリティ設定 | スキャン範囲全体の共通の設定で、[推奨]セキュリティレベルに対応します。 | 保護対象デバイスのファイルリソースリストまたはツリーで選択したフォルダーに対して、次の操作を実行できます:
後で異なるフォルダーに使用するためのテンプレートとして、選択したフォルダーのセキュリティ設定グループを保存できます。 |
ヒューリスティックアナライザーを使用する | 簡易スキャン、オペレーティングシステムの起動時にスキャン、カスタムタスクでは中の分析レベルで使用されます。 隔離のスキャンタスクでは高の分析レベルで使用されます。 | ヒューリスティックアナライザーを有効または無効にできます。また、分析レベルを設定できます。隔離のスキャンタスクの分析レベルは変更できません。 ヒューリスティクスアナライザーは、アプリケーションの整合性チェックおよびベースラインに基づくファイル変更監視タスクでは使用されません。 |
信頼ゾーンを適用する | 適用されます(隔離のスキャンタスクには適用されません)。
| 選択したタスクで使用できる一般的な信頼するオブジェクト。 |
スキャンに KSN を使用する | 適用されます。 | Kaspersky Security Network のクラウドサービスのインフラストラクチャを使用して、デバイスの保護を改善することができます。 |
特定の権限を使用したタスク開始の設定 | タスクがシステムアカウントで起動されます。 | 隔離のスキャンタスクとアプリケーションの整合性チェックタスクを除き、すべてのシステムオンデマンドスキャンタスクとカスタムオンデマンドスキャンタスクに対して、特定のアカウントの権限を使用して開始の設定を編集できます。 |
バックグラウンドモードでタスクを実行する(優先度「低」) | オフ | オンデマンドスキャンタスクのレベルの優先度を設定できます。 |
タスク開始スケジュール | ローカルシステムタスクに適用されます:
新しく作成されたカスタムタスクでは使用されません。 | スケジュールによるタスクの開始を設定できます。 |
スキャンの実行の登録とデバイスの保護ステータスの更新 | デバイスの保護ステータスは、簡易スキャンを実行したタイミングで週単位で更新されます。 | 簡易スキャンの実行の登録は、次の方法で設定できます:
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