レジストリアクセス監視ルールの作成と設定

2023年10月25日

ID 223006

レジストリアクセス監視ルールは、[レジストリアクセス監視ルール]ブロックにリストされている順序で適用されます。

Web プラグインを使用してレジストリアクセス監視ルールを作成および設定するには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
  2. 設定するポリシー名をクリックします。
  3. 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]タブを選択します。
  4. システム監査]セクションを選択します。
  5. レジストリアクセス監視]サブセクションで、[設定]をクリックします。

    表示される[レジストリアクセス監視]ウィンドウで、[レジストリアクセス監視の設定]タブを開きます。

  6. レジストリアクセス監視ルール]ブロックで、[追加]をクリックします。

    レジストリアクセス監視ルール]ウィンドウが表示されます。

  7. 範囲内のレジストリへのアクセスを監視する]フィールドに、サポートされているマスクを使用してパスを入力します。

    ルールの作成時は、ルートキーにサポートされているマスクを使用しないでください。
    HKEY_CURRENT_USER などのルートキーのみを指定するか、HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーのみを指定すると、指定された子キーのアドレス指定に関する大量の通知が生成され、システムパフォーマンスに問題が生じます。
    HKEY_CURRENT_USER などのルートキー、または HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーを指定し、[ルールに基づき操作をブロック]モードをオンにすると、システムは OS の機能に必要なキーの読み取りや変更ができずに応答できなくなります。

  8. 選択した監視領域の[処理]タブで、必要に応じて処理のリストを設定します。
  9. ルールが監視するレジストリ値を指定します:
    1. 管理対象の値]タブで、[追加]をクリックします。

      レジストリ値のルール]ウィンドウが開きます。

    2. 対応するフィールドに、レジストリ値マスクを入力します。
    3. 管理対象の操作]ブロックで、レジストリ値に対して実行されたどの操作をルールによって監視するかを選択します。
    4. OK]をクリックして、変更内容を保存します。
  10. 必要に応じて、信頼するユーザーを指定します。
    1. 信頼するユーザー]タブで、[追加]をクリックします。
    2. ユーザー名]を入力するか[セキュリティ識別子(SID)をグループ Everyone に設定]をクリックし、選択した処理の実行を許可するユーザーを定義します。
    3. OK]をクリックして、変更内容を保存します。

    既定では、Kaspersky Embedded Systems Security for Windows においては信頼するユーザーリストに記載されていないすべてのユーザーを信頼しないユーザーとして取り扱い、重要なイベントを生成します。信頼するユーザーの場合、統計が収集されます。

  11. レジストリアクセス監視ルール]ウィンドウで、 [OK]をクリックして変更を保存します。

設定されたレジストリアクセス監視ルールは[レジストリアクセス監視]ウィンドウの[レジストリアクセス監視ルール]ブロックに表示されます。

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