既知の問題と制限

2023年9月12日

ID 207065

Kaspersky Endpoint Security には、次の問題と制限があります:

  • 情報を収集し、処理する目的でその情報を送信するアプリケーションがコンピュータにインストールされている場合、そのアプリケーションは Kaspersky Endpoint Security によってマルウェアに分類されることがあります。これを防ぐには、このガイドの説明に従って Kaspersky Endpoint Security を設定して、該当するアプリケーションをスキャン対象から除外してください。
  • 本製品の機能設定は、設定情報ファイルを編集することで変更できます。
  • Kaspersky Security Center で、管理対象デバイスのプロパティにローカルタスクが重複して表示される場合があります。
  • ローカルのアップデートタスクのアップデート元を変更すると、アップデートタスクが自動的に実行できなくなります。
  • ユーザ宛てのセミコロン(;)を含むメッセージを設定したコンピュータの再起動タスクを管理コンソールを使用して開始すると、タスクは完了したと表示されますが、ユーザーには Mac の再起動が要求されません。
  • Safari のネットワークトラフィックを本製品のスキャンから除外するには、次のパスを除外リストに追加する必要があります:
    • /System/Library/Frameworks/WebKit.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.WebKit.Networking.xpc/Contents/MacOS/com.apple.WebKit.Networking
    • /System/Library/Frameworks/WebKit.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.WebKit.WebContent.xpc/Contents/MacOS/com.apple.WebKit.WebContent
    • /System/Library/PrivateFrameworks/SafariShared.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.Safari.SearchHelper.xpc/Contents/MacOS/com.apple.Safari.SearchHelper
    • /System/Library/Frameworks/webkit2.framework/versions/a/xpcservices/com.apple.webkit.networking.xpc/contents/macos/com.apple.webkit.networking
  • Google Chrome のネットワークトラフィックをスキャンから除外するには、次のパスを除外リストに追加する必要があります:
    • /Applications/Google Chrome.app/Contents/Frameworks/Google Chrome Framework.framework/Versions/<バージョン番号>/Helpers/Google Chrome Helper.app/Contents/MacOS/Google Chrome Helper
  • Kaspersky Security Center Web コンソールと Cloud コンソールを使用して Kaspersky Endpoint Security ポリシーのポリシープロファイルを作成した後、設定がクライアントコンピュータに正しく適用されていることを確認する必要があります。
  • FileVault ディスク暗号化をポリシーの設定で有効にすると、管理者権限を持つユーザがシステム設定から Mac の起動ディスクを復号化できるようになります。
  • プロキシサーバのオプション変更は、本製品を再起動しないと適用されません。
  • 信頼されない証明書を持つ Web サイトに Safari が接続できない場合があります。その場合、その Web サイトを除外リストに追加するか、別のブラウザを使用してください。
  • Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Endpoint Security 11.2 以降をリモートでアンインストールすると、本製品の機能拡張がコンピュータのメモリに残る場合があります。この後、まれに、Kaspersky Endpoint Security のインストール時にフルディスクアクセスの許可に関する問題が発生する場合があります。この場合、ローカルで本製品をアンインストールし、再インストールすることを推奨します。
  • Rosetta を必要とするアプリケーションが、Kaspersky Endpoint Security が実行されているとインストールされない場合があります。この問題を解決するには、Kaspersky Endpoint Security を終了し、アプリケーションの再インストールを試行してください。

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