ファイル変更監視ルールの作成と設定

2023年10月25日

ID 149514

アプリケーションコンソールを使用してファイル変更監視ルールを作成および設定するには:

  1. アプリケーションコンソールツリーで、[システム監査]フォルダーを展開します。
  2. ファイル変更監視]サブフォルダーを選択します。
  3. ファイル変更監視ルール]フォルダーの結果ペインで、[ファイル変更監視]をクリックします。

    ファイル変更監視ルール]ウィンドウが表示されます。

  4. ファイル変更監視範囲のパスを次のいずれかの方法で指定します:
    • 標準の Microsoft Windows ダイアログを使用してフォルダーまたはドライブを選択する場合:
      1. ウィンドウの左側にある[参照]をクリックします。

        Microsoft Windows 標準の[フォルダーを参照]ウィンドウが表示されます。

      2. ファイル変更を監視するフォルダーを選択します。
      3. OK]をクリックします。
    • 手動で監視範囲を指定する場合、サポートされているマスクを使用してパスを追加します:
      • <*.ext> - 場所に関係なく、拡張子 <ext> を持つすべてのファイル
      • <*\name.ext> - 場所に関係なく、名前 <name> と拡張子 <ext> を持つすべてのファイル
      • <\dir\*> - フォルダー <\dir> にあるすべてのファイル
      • <\dir\*\name.ext> - フォルダー <\dir> とそのすべてのサブフォルダーにある、名前 <name> と拡張子 <ext> を持つすべてのファイル

    手動で監視範囲を指定する場合、パスが次の形式であることを確認してください:<ボリューム文字>:\<マスク>。ボリューム文字がない場合、Kaspersky Embedded Systems Security for Windows は指定した監視範囲を追加しません。

  5. 追加]をクリックします。

    ファイル変更監視ルール]ウィンドウの左側のリストに監視範囲が表示されます。

  6. 必要に応じて、信頼するユーザーを指定します。
    1. 信頼するユーザー]タブで、[追加]をクリックします。

      Microsoft Windows 標準の[ユーザーまたはグループの選択]ウィンドウが開きます。

    2. 選択した監視範囲内のファイルに対する操作の実行を許可するユーザーまたはユーザーグループを選択します。
    3. OK]をクリックします。

    既定では、信頼するユーザーリストに記載されていないすべてのユーザーが信頼しないユーザーとして取り扱われ、重要なイベントが生成されます。信頼するユーザーの場合、統計が収集されます。

  7. ファイル操作マーカーの設定]タブで、必要に応じて、監視するファイル操作マーカーを指定します:
    1. 次のマーカーに基づいてファイル操作を検出する]をオンにします。
    2. 使用可能なファイル操作のリストで、監視する操作の横にあるチェックボックスをオンにします。

    既定では、使用可能なすべてのファイル操作マーカーが考慮されます。[認識可能なすべてのマーカーに基づいてファイル操作を検出するオプションがオンになっています。

  8. 選択した範囲のすべてのファイル操作をブロックする場合は、[選択した範囲のすべてのファイル動作を検知しブロックする]をオンにします。
  9. ファイルの変更後にファイルのチェックサムを計算するには:
    1. チェックサムの計算]セクションで、[可能な場合、ファイルの変更後にファイル最終版のチェックサムを計算する。 チェックサムは実行ログに表示されますチェックサムは実行ログに表示されます]をオンまたはオフにします。
    2. アルゴリズムを使用してチェックサムを計算する]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
      • MD5 ハッシュ
      • SHA256 ハッシュ
  10. 必要に応じて、ファイル操作の監視を除外するフォルダーまたはドライブを追加します:
    1. 除外の設定]タブで、[除外された監視範囲を検討する]をオンにします。
    2. 参照]をクリックします。

      Microsoft Windows 標準の[フォルダーを参照]ウィンドウが表示されます。

    3. フォルダーまたはドライブを選択します。
    4. OK]をクリックします。
    5. 追加]をクリックします。

    指定したフォルダーまたはドライブが除外リストに表示されます。

    また、ファイル変更監視範囲の指定に使用されたのと同じマスクを使用して、除外する監視範囲を手動で追加することもできます。

  11. 保存]をクリックします。

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ファイル変更監視ルールのエクスポートとインポート

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