レジストリアクセス監視ルールの作成と設定

2023年10月25日

ID 223002

レジストリアクセス監視ルールは、[レジストリアクセス監視ルール]ブロックにリストされている順序で適用されます。

管理プラグインを使用してレジストリアクセス監視ルールを作成および設定するには:

  1. Kaspersky Security Center の管理コンソールツリーで[管理対象デバイス]フォルダーを展開します。
  2. アプリケーション設定を編集する管理グループを選択します。
  3. 選択した管理グループの詳細ペインで、次のいずれかを実行します:
  4. 次のいずれかを行います:
    • ポリシーでファイル変更監視ルールを作成している場合は、[システム監査]セクションの[レジストリアクセス監視]ブロックで[設定]をクリックします。

      表示される[レジストリアクセス監視]ウィンドウで、[レジストリアクセス監視の設定]タブを開きます。

    • ローカルタスクのレジストリアクセス監視ルールを作成している場合は、ジストリアクセス監視のプロパティウィンドウで、[設定]セクションに移動します。
  5. レジストリアクセス監視ルール]ブロックで、[追加]をクリックします。

    レジストリアクセス監視ルール]ウィンドウが表示されます。

  6. 指定した範囲に対するルール有効化の条件を指定]フィールドに、サポートされているマスクを使用してパスを入力します。

    ルールの作成時は、ルートキーにサポートされているマスクを使用しないでください。
    HKEY_CURRENT_USER などのルートキーのみを指定するか、HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーのみを指定すると、指定された子キーのアドレス指定に関する大量の通知が生成され、システムパフォーマンスに問題が生じます。HKEY_CURRENT_USER などのルートキー、または HKEY_CURRENT_USER\* などのすべての子キーのマスクを持つルートキーを指定し、[ルールに基づき操作をブロック]モードをオンにすると、システムは OS の機能に必要なキーの読み取りや変更ができずに応答できなくなります。

  7. 追加]タブで、必要に応じて処理のリストを設定します。
  8. ルールが監視するレジストリ値を指定します:
    1. レジストリ値]タブで、[追加]をクリックします。

      レジストリ値のルール]ウィンドウが開きます。

    2. 対応するフィールドに、レジストリ値マスクを入力します。
    3. 管理対象の操作]ブロックで、レジストリ値に対して実行されたどの操作をルールによって監視するかを選択します。
    4. OK]をクリックして、変更内容を保存します。
  9. 必要に応じて、信頼するユーザーを指定します。
    1. 信頼するユーザー]タブの[追加]のコンテキストメニューで、信頼するユーザーを追加する方法を選択します。

      ユーザーまたはユーザーグループの抽出]ウィンドウが開きます。

    2. 選択した動作の実行を許可されているユーザーまたはユーザーグループを選択します。
    3. OK]をクリックして、変更内容を保存します。

    既定では、Kaspersky Embedded Systems Security for Windows においては信頼するユーザーリストに記載されていないすべてのユーザーを信頼しないユーザーとして取り扱い、重要なイベントを生成します。信頼するユーザーの場合、統計が収集されます。

  10. レジストリアクセス監視ルール]ウィンドウで、[OK]をクリックします。

設定されたレジストリアクセス監視ルールは、[レジストリアクセス監視 / レジストリアクセス監視のプロパティ]ウィンドウの[レジストリアクセス監視ルール]ブロックに表示されます。

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