ファイアウォールルールの作成と設定

Web プラグインを使用してファイアウォールルールを作成および設定するには：

1. Kaspersky Security Center Web コンソールのメインウィンドウで、［デバイス］→［ポリシーとプロファイル］の順に選択します。
2. 設定するポリシー名をクリックします。
3. 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、［アプリケーションの設定］タブを選択します。
4. ［ネットワーク活動の管理］セクションを選択します。
5. ［設定］ブロックの［ファイアウォール管理］をクリックします。

   ［ファイアウォール管理］ウィンドウが開きます。

6. アプリケーションの受信ファイアウォールルールを作成、設定します。
   1. ［アプリケーション（インバウンド接続）］タブを選択します。
   2. ［追加］をクリックします。
   3. ウィンドウの右側で、［ルールを使用］をオンにしてルールを有効にします。
   4. ［ルール名］で、編集したルールの名前を入力します。

      ルールの名前は、文字の大文字と小文字に関係なく、予約名「All」「ICMPv4」「ICMPv6」と一致してはなりません。受信ネットワーク接続のすべてのルールのリスト内で一意である必要があります。

   5. ［ルールの動作］リストから、次のいずれかを選択します：
      • 許可：このオプションをオンにすると、アプリケーションの受信ネットワーク接続を許可します。
      • ブロック：このオプションをオンにすると、アプリケーションの受信ネットワーク接続をブロックします。
   6. ［アプリケーションパス］フィールドでルールを設定するアプリケーションの実行可能ファイルへのパスを手動で指定します。
   7. ［ルール適用範囲］フィールドで、ネットワークアドレスを指定します。ルール設定に従って、指定されたネットワーク アドレスからの受信接続が監視されます。

      IPv4 アドレスのみ使用できます。

   8. ［OK］をクリックしてルールを保存します。
7. ポートの受信接続用のファイアウォールルールを作成して設定します。
   1. ［ポート（インバウンド接続）］タブを選択します。
   2. ［追加］をクリックします。
   3. ウィンドウの右側で、［ルールを使用］をオンにしてルールを有効にします。
   4. ［ルール名］で、編集したルールの名前を入力します。

      ルールの名前は、文字の大文字と小文字に関係なく、予約名「All」「ICMPv4」「ICMPv6」と一致してはなりません。ポートの受信ネットワーク接続のすべてのルールのリスト内で一意である必要があります。

   5. ［ルールの動作］リストから、次のいずれかを選択します：
      • 許可：このオプションをオンにすると、ポートへの受信ネットワーク接続を許可します。
      • ブロック：このオプションをオンにすると、ポートへの受信ネットワーク接続をブロックします。
   6. ［ローカルポート］ブロックで、ポートまたはポート範囲を指定します。
      

      受信ネットワーク接続の場合は、ローカルデバイスのポートまたはポート範囲を指定します。

      送信ネットワーク接続の場合は、リモート デバイスのポートまたはポート範囲を指定します。

      ポート番号として使用可能な値は 1 ～ 65535 です。

      使用可能なポート範囲は 1 ～ 10、20 ～ 30000、および 1 ～ 65535 です。

      Windows XP はポート範囲をサポートしていません。したがって、 ルール範囲内の Windows XPデバイスの場合、指定された範囲の最初のポートにのみルールが適用されます。

   7. 受信接続を制御する種類のプロトコル（TCP / UDP）を選択します。
   8. ［ルール適用範囲］フィールドで、ネットワークアドレスを指定します。ルール設定に従って、指定されたネットワーク アドレスからの受信接続が監視されます。

      IPv4 アドレスのみ使用できます。

   9. ［OK］をクリックしてルールを保存します。
8. アプリケーションの受信ファイアウォールルールを作成、設定します。
   1. ［アプリケーション（アウトバウンド接続）］タブを選択します。
   2. ［追加］をクリックします。
   3. ウィンドウの右側で、［ルールを使用］をオンにしてルールを有効にします。
   4. ［ルール名］で、編集したルールの名前を入力します。

      ルールの名前は、文字の大文字と小文字に関係なく、予約名「All」「ICMPv4」「ICMPv6」と一致してはなりません。送信ネットワーク接続のすべてのルールのリスト内で一意である必要があります。

   5. ［ルールの動作］リストから、次のいずれかを選択します：
      • 許可：このオプションをオンにすると、アプリケーションの送信ネットワーク接続を許可します。
      • ブロック：このオプションをオンにすると、アプリケーションの送信ネットワーク接続をブロックします。
   6. ［アプリケーションパス］フィールドでルールを設定するアプリケーションの実行可能ファイルへのパスを手動で指定します。
   7. ［ルール適用範囲］フィールドで、ネットワークアドレスを指定します。ルール設定に従って、指定されたネットワーク アドレスからの送信接続が監視されます。

      IPv4 アドレスのみ使用できます。

   8. ［OK］をクリックしてルールを保存します。
9. ポートの送信ファイアウォールルールを作成、設定します。
   1. ［ポート（アウトバウンド接続）］タブを選択します。
   2. ［追加］をクリックします。
   3. ウィンドウの右側で、［ルールを使用］をオンにしてルールを有効にします。
   4. ［ルール名］で、編集したルールの名前を入力します。

      ルールの名前は、文字の大文字と小文字に関係なく、予約名「All」「ICMPv4」「ICMPv6」と一致してはなりません。ポートの送信ネットワーク接続のすべてのルールのリスト内で一意である必要があります。

   5. ［ルールの動作］リストから、次のいずれかを選択します：
      • 許可：このオプションをオンにすると、ポートへの発信ネットワーク接続を許可します。
      • ブロック：このオプションをオンにすると、ポートへの発信ネットワーク接続をブロックします。
   6. ［リモートポート］ブロックで、ポートまたはポートの範囲を指定します。
   7. 受信接続を制御する種類のプロトコル（TCP / UDP）を選択します。
   8. ［ルール適用範囲］フィールドで、ネットワークアドレスを指定します。ルール設定に従って、指定されたネットワーク アドレスからの送信接続が監視されます。

      IPv4 アドレスのみ使用できます。

   9. ［OK］をクリックしてルールを保存します。
10. ［ファイアウォール管理］ウィンドウで［OK］をクリックします。

新しい設定は、実行中のタスクにすぐに適用されます。設定を変更した日時は、システム監査ログに保存されます。