仮想マシンテンプレートへの Light Agent のインストールについて

2024年1月25日

ID 98763

Light Agent は、永続的および非永続的な仮想マシンの作成に使用される仮想マシンテンプレートにインストールできます。

非永続仮想マシンのテンプレートにインストールする場合は、非永続仮想マシン上で Light Agent の動作を最適化できる設定を構成することを推奨します。

  1. Kaspersky Security Center ネットワークエージェント設定を構成することを推奨します。
    • Kaspersky Security Center を使用してネットワークエージェントをインストールする場合は、ネットワークエージェントインストールパッケージのプロパティウィンドウの[詳細設定]セクションで次の設定を指定する必要があります:
      • VDI の動的モードを有効にします
      • VDI の設定を最適化します
    • コマンドラインを使用してネットワークエージェントをインストールする場合は、次の設定を含む応答ファイル(TXT 形式)を使用する必要があります:
      • KLNAGENT_VM_VDI=1
      • KLNAGENT_VM_OPTIMIZE=1

      ネットワークエージェントのインストールの詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

  2. Kaspersky Security ソリューションの一部として Light Agent for Linux として使用される Kaspersky Endpoint Security for Linux アプリケーションの設定を構成することを推奨します。
    • Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Endpoint Security for Linux をインストールしている場合(詳細については、Kaspersky Endpoint Security for Linux のヘルプを参照してください)、次の設定を指定する autoinstall.ini 設定ファイルをアプリケーションインストールパッケージに含める必要があります。
      • KSVLA_MODE=yes
      • VDI_MODE=yes
    • コマンドラインを使用して Kaspersky Endpoint Security for Linux をインストールする場合(詳細については、Kaspersky Endpoint Security for Linux のヘルプを参照してください)、インストール完了後、初期構成モードに応じて次のように設定を指定する必要があります:
      • 初期構成スクリプトを実行し、[アプリケーション使用モードの指定]および[VDI 保護モードの有効化]ステップで「yes」と入力します。
      • 初期設定ファイルに次の設定を指定して、初期構成を自動モードで実行します:
        • KSVLA_MODE=yes
        • VDI_MODE=yes

インストール中に、指定された設定が非永続仮想マシンのテンプレートに構成されている場合、このテンプレートから作成された非永続仮想マシンは次のように最適化されます:

  • 非永続仮想マシンに必要のない Kaspersky Security Center 機能、つまりソフトウェア、ハードウェア、脆弱性、および必要なアップデートに関する情報の受信は無効になります。
  • このテンプレートから作成された仮想マシンでは、保護対象仮想マシンを再起動する必要のあるアップデートがインストールされません。再起動が必要なアップデートを受信すると、仮想マシンにインストールされている Light Agent は、仮想マシンテンプレートをアップデートする必要があるというメッセージを Kaspersky Security Center に送信します。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。