Windows デバイスからのデータ消去
2024年8月16日
ID 228145
Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールから、ユーザーの Windows デバイスへリモートでのデータ消去コマンドを送信できます。
この機能は、Kaspersky Endpoint Security Cloud Pro を使用可能なライセンスで Kaspersky Endpoint Security Cloud をアクティベートした場合にのみ使用できます。
データ消去の設定に応じて、次のデータの一部またはすべてをリモートから消去できます:
- ドキュメント
OS 標準のドキュメントフォルダーおよびそのサブフォルダーにあるファイル。
- Cookie
ユーザーが閲覧した Web サイトからブラウザーが保存したデータのファイル(ユーザーの認証データなど)。
- デスクトップ
OS 標準のデスクトップフォルダーおよびそのサブフォルダーにあるファイル。
- Internet Explorer の一時ファイル
Internet Explorer の動作に関連する一時ファイル(Web ページのコピー、画像、メディアのファイルなど)。
- 一時ファイル
コンピューターにインストールされたアプリケーションの動作に関連する一時ファイル。たとえば、 Microsoft Office アプリケーションは、ドキュメントのバックアップコピーを含む一時ファイルを作成します。
- Outlook ファイル
Outlook メールクライアントの動作に関連するファイル:データファイル(PST)、オフラインデータファイル(OST)、アドレス帳ファイル(OAB)、個人アドレス帳ファイル(PAB)。
- ユーザープロファイル
オペレーティングシステムのローカルユーザーアカウントの設定が保管されるファイルとフォルダーのセット。
デバイスからデータを消去するには:
- Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールを起動します。
- [デバイス]セクションを選択します。
[デバイス]セクションには、Kaspersky Endpoint Security Cloud に追加されたデバイスのリストが含まれています。
- デバイス名のリンクをクリックします。
デバイスに関する詳細情報が表示されたページが開きます。ページの左側には、デバイスで使用可能なコマンドのボタンを含む[コマンド]リストが表示されます。
- [データの消去]をクリックします。
- 表示される[<デバイス名>からのデータ消去]ウィンドウで、データ消去の設定を指定します:
- 消去する方法:
- 完全に削除
ファイルがランダムデータで上書きされます。削除後のデータの復旧が、実質的に不可能になります。
- 単純な削除
オペレーティングシステムのリソースを使用してファイルが削除されます。手動でごみ箱のファイルを削除する動作と同様に、ごみ箱が空になります。
- 完全に削除
- 消去する対象:
- すべての標準フォルダー
上に記載したすべてのデータが削除されます。
- カスタムフォルダー
削除する特定のファイルを選択します。
- すべての標準フォルダー
- 消去する方法:
- [消去]をクリックします。
- 表示される[データの消去]ウィンドウで、[確認]をクリックしてデータ消去を確定します。
指定したデータが選択したデバイスから消去されます。