ArcSight Forwarding Connector 設定でのカスタム ArcSight ユーザーの指定

2024年4月11日

ID 173055

このセクションでは、ArcSight Forwarding Connector 設定でカスタム ArcSight ユーザーを指定する方法について説明します。

ARB パッケージを ArcSight にインポートすると、FwdCyberTrace ユーザーが Kaspersky CyberTrace Connector グループ内に作成されます。このユーザーアカウントは、ArcSight Forwarding Connector が使用するためのものです。代わりに別のユーザーアカウントを使用できます。その場合は、FwdCyberTrace ユーザーと Kaspersky CyberTrace Connector グループを削除することを推奨します。カスタムユーザーは Forwarding Connector タイプを持つ必要があります。

ArcSight ESM から Kaspersky CyberTrace サービスにイベントを転送するためのカスタム ArcSight ユーザーアカウントを作成するには:

  1. ArcSight Console を実行します。
  2. Navigator]ペインで[Resources]タブを選択します。
  3. ドロップダウンリストを開き、[Users]を選択します。
  4. ツリービューで、カスタムユーザーアカウントがあるユーザーグループを選択します。

    このユーザーアカウントを、このユーザー専用に作成した別のユーザーグループに入れることを推奨します。

  5. ツリービューでグループエントリを右クリックして、[Edit Access Control]を選択します。

    ArcSight の[Edit Access Control]メニュー項目。

    アクセスの設定の編集

  6. Inspect/Edit]ペインで[Events]タブを選択します。
  7. Add]をクリックします。
  8. 次のイベントフィルターを選択します:
    • CyberTrace forwarding events

      これは、ハッシュ、URL、IP アドレスを含んだイベントが対象のフィルターです。

    ArcSight でイベントフィルターを選択しています。

    イベントフィルターの選択

  9. ArcSight Forwarding Connector をインストールまたは再構成します。

    ArcSight Forwarding Connector を再構成する手順は、このセクションの以下で説明します。

ArcSight Forwarding Connector を再構成するには:

  1. 現在の作業ディレクトリを %FORWARDING_DIR%/current/bin に変更します。

    %FORWARDING_DIR% は、ArcSight Forwarding Connector がインストールされているディレクトリです。

  2. runagentsetup.sh スクリプトを実行します。
  3. Modify Connector]を選択し、[Next]をクリックします。

    ArcSight で[Modify Connector]を選択しています。

    コネクターの変更

  4. Modify connector parameters]を選択し、[Next]をクリックします。

    ArcSight で[Modify connector parameters]を選択しています。

    コネクターのパラメータの変更

  5. ArcSight パラメータ、およびカスタムユーザーアカウントの資格情報を指定して、[Next]をクリックします。

    ArcSight の[Modify simple parameters]ウィンドウ。

    ArcSight Source Manager のパラメータの指定

  6. Next]→[Finish]の順にクリックして、[Connector Setup]ウィンドウの項目を確定します。

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